今日の石橋静河さんの朗読は「不思議」、「私と小鳥と鈴と」、「明るい方へ」、「このみち」の4篇。
20回まではいかないかもしれないが、静河さんの朗読は15回程度、繰り返し拝聴。一字一句、心に沁みた。みすゞさんの人生は恵まれた境涯ではなかったが、未来の光明を何とか見出そう、他の方にも見出して欲しいという願いに溢れる。
「こだまでしょうか(こだまでせうか)」は東日本大震災の際のCM映像で紹介。
3回を通して、金子みすゞは「雪の結晶」についての随筆を書いた中谷宇吉郎的な物理学者のような視点で世界、生きるもの、事象の自然の不思議と神秘に目を瞠って驚く、瑞々しい感性が溢れる詩を書いた方と感じた。
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