ユウ君パパのJAZZ三昧日記

ユウ君パパのJAZZ三昧日記

PR

カレンダー

カテゴリ

カテゴリ未分類

(0)

JAZZ

(2494)

落語

(335)

将棋

(155)

家事

(118)

私の小説集

(22)

趣味

(93)

映画

(30)

読書

(42)

子育て

(610)

グルメ

(41)

プロフィール

syoukopapa

syoukopapa

2023.02.26
XML
カテゴリ: 将棋






藤井聡太王将に羽生善治九段が挑戦する、第72期ALSOK杯王将戦七番勝負。第5局は2月25日・26日、島根県大田市でおこなわれ、101手で藤井王将が勝利。七番勝負で3勝目をあげ、王将位初防衛に王手をかけた。

羽生さんが優勢から勝勢に成りそうな局面は幾つもあった。

まずは、藤井君の41手目 ▲4五桂に対する羽生さんの次の1手。

ここで羽生さんが△3七歩とすれば、藤井君は▲2九銀と引くしかなく△2七歩成が厳しいかと思った。しかし、▲6五桂△3八歩成▲8三角△6二金▲5三桂左成△同金▲6一飛を羽生さんが読んでいて、これは不利で羽生さん△3七歩を見送り。実戦は42手目 △2七歩成。



藤井君の81手目 ▲3五銀に対する羽生さんの1手も分岐点。実戦は△3三桂として、藤井君の寄せで羽生玉が2一に玉を逃げるスペースが出来て、かつ、4五の桂を守る意味もあって良さそう。しかし、藤井君は△3三桂に代えて△2九飛を恐れていた。寄せの手順になった時、藤井君の▲2六桂を防いだ攻防の手にも△2九飛はなっている。次に△8四角で詰みと竜取りを狙って厳しかった。




最後の岐路は87手目 ▲5四桂打の後の羽生さんの次の1手。ここは△5七銀と王手に打ち込みたかった。以下、▲5七同銀△同桂成▲同玉△8四角で王手竜取り。このまま羽生さん勝利とは簡単にはいかないが、本譜よりは優った。実戦は羽生さんが△5一銀打と受けに回ったが、ここで銀を手放したのが大きく、一気に形勢は藤井君に傾く。ここからは羽生さんにチャンスは無かった。










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023.02.28 16:16:36


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: