ユウ君パパのJAZZ三昧日記

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syoukopapa

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2023.02.26
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カテゴリ: 将棋






藤井聡太王将に羽生善治九段が挑戦する、第72期ALSOK杯王将戦七番勝負。第5局は2月25日・26日、島根県大田市でおこなわれ、101手で藤井王将が勝利。七番勝負で3勝目をあげ、王将位初防衛に王手をかけた。

羽生さんが優勢から勝勢に成りそうな局面は幾つもあった。

まずは、藤井君の41手目 ▲4五桂に対する羽生さんの次の1手。

ここで羽生さんが△3七歩とすれば、藤井君は▲2九銀と引くしかなく△2七歩成が厳しいかと思った。しかし、▲6五桂△3八歩成▲8三角△6二金▲5三桂左成△同金▲6一飛を羽生さんが読んでいて、これは不利で羽生さん△3七歩を見送り。実戦は42手目 △2七歩成。



藤井君の81手目 ▲3五銀に対する羽生さんの1手も分岐点。実戦は△3三桂として、藤井君の寄せで羽生玉が2一に玉を逃げるスペースが出来て、かつ、4五の桂を守る意味もあって良さそう。しかし、藤井君は△3三桂に代えて△2九飛を恐れていた。寄せの手順になった時、藤井君の▲2六桂を防いだ攻防の手にも△2九飛はなっている。次に△8四角で詰みと竜取りを狙って厳しかった。




最後の岐路は87手目 ▲5四桂打の後の羽生さんの次の1手。ここは△5七銀と王手に打ち込みたかった。以下、▲5七同銀△同桂成▲同玉△8四角で王手竜取り。このまま羽生さん勝利とは簡単にはいかないが、本譜よりは優った。実戦は羽生さんが△5一銀打と受けに回ったが、ここで銀を手放したのが大きく、一気に形勢は藤井君に傾く。ここからは羽生さんにチャンスは無かった。










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最終更新日  2023.02.28 16:16:36


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