ユウ君パパのJAZZ三昧日記

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syoukopapa

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2023.11.21
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カテゴリ: 落語







3夜連続だったが、今日の千秋楽のみ何とか参戦出来た。

「もぐら泥」は5日前に萬橘さんが兼好さんとの2人会で演じたネタ。萬橘さんは大汗かいて大熱演だったが、一之輔さんはイイ感じで力が抜けて「軽い」けれど余韻が素敵。マクラの銀杏おじさん、一之輔さんのお父さま、一之輔少年のエピソードが胸に迫る。

ネタおろし「按摩の炬燵」。どこか地方の高座で試験的にやったそうだが、御愛嬌。「按摩の炬燵」は喬太郎さんの十八番らしいので、一之輔さん喬太郎さんに稽古を付けてもらったか。米市さんと番頭の徳ちゃんとの小さい頃からの友情が隠し味。

大晦日のさださんの両国国技館のライブで「芝浜」を演じるのを談春さん経由で依頼されたエピソードも一之輔さんらしい味付けで楽しかった。

トリのネタは一之輔さんの十八番「柳田格之進」。

5代目古今亭志ん生師匠や10代目金原亭馬生師匠は以下のように終わりの辺りのクダリを以下のように演じていたと思う。

格之進の来訪時、まだ娘おきぬは身請けされていない。碁盤を斬った後、格之進はどうやって50両を用意したのかを明かす。源兵衛は急いでおきぬを身請けし、おきぬも「父上がよろしければわたくしは何も申すことはございません。」と万屋を許す。

番頭の徳兵衛とおきぬはいつの間にか恋に落ち夫婦となる。格之進は元通りに万屋と交誼を結び、徳兵衛とおきぬの間にできた男子に柳田家の跡目を相続させる。

この演じ方では、父である柳田格之進と自分を地獄の底に落とした番頭の徳兵衛とおきぬが「くっ付く」ので、おそらく一之輔さん、「どうも納得がいかない」と思ったか、変えて来た。今日の演じ方の方がしっくり。

現状に満足せず、只管(ひたすら)工夫を重ねる一之輔さん。見逃せない。

2023/11/21(火) 春風亭一之輔独演会 春秋三夜 2023秋 第三夜@よみうり大手町ホール
のっぺらぼう 与いち
もぐら泥 一之輔
按摩の炬燵 一之輔

~仲入り~

柳田格之進 一之輔














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最終更新日  2023.11.22 12:45:38


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