7~8年前に扱ったのが最後だったでしょうか…
《紗》の雨コート地。
京・西陣で織られていた撥水加工の施されたコート地です。
その生地でフルレングスコートをお仕立て下さったお客様の着姿が本当に素敵で…
つい最近、同じ雨コートをというご要望を頂きました❗
早速、いつもの問屋さんに問い合わせましたところ… 最近見ませんねぇ 😅
その他数軒の問屋さんも答えは同じ…無いのです。
行き着いたところが「あのコート地、西陣ではもう織っていないようです」
うゎ~無いとなると余計に欲しくなる…何とかお客様の要望に答えたい…
西陣界隈でもう一度探して頂くことに。
そして…やっと有りました~これです!
これっきり! という機屋さんの在庫を送って頂けました。
世に出ずにいた織難有りのB反も含めてこれだけで終わりとか。
感謝 感激
この紗と言う織物は、動きが加わると陰影が出たり、時にはハレーションを起こしたりして…光と影の不思議な世界が現れます✨
それがまた魅力のひとつ。
どれだけの透け感か、鯉文様の長襦袢地に重ねてみました。
表面 黒無地
裏面 白色の経縞
薄くて軽くて、しかも撥水加工。
梅雨時や蒸し暑い時期のコート素材として 最適と言えます。
この紗のように、一昔前ならば普通に流通していたものが、知らず知らずのうちに姿を消していく、
本当に素晴らしいものなのに…残念です。
是非、実物を店頭でご覧になって下さいね。
ご来店をお待ちしています🎵
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