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今日も今日とて秘書生活。私にも夏休みがもらえるみたいです。JJが来たら夏休み取ろう!夏休みがあること自体すごい!前はお盆は稼ぎ時だったもの。今日はまたダンディな新聞記者さんが来て、ママンの掲載記事の確認と、インタビューにきたそうです。インタビューはあらかじめ質問をもらっていてママンは朝4時に私をたたき起こし、いろいろ書いていたんですがねえ、ママン・・娘のこの2年の働きっぷりを褒めた?ねえ、ママン・・・ダンディ記者さんは、この娘のことは褒めてた?・・・って聞いたらママン「(笑)」しかもヨダレたれてる!!ちょっとー、もっと褒めてくれてもいいんじゃないの?たとえば、ママンが車椅子で生活していた頃、部屋に蚊が出たので避難して、床で寝ていたら、夜中、ママンが柵にしがみついてアクロバットしながら断末魔を叫んでいたのを救ったこととか!!たとえば、ママンが下痢になって、おしりパットしかなくて7枚も敷いて一枚ずつ抜いてプロ並みの対応をしたとか!いや、これだって命救ってるって!いろんな患者さんとこに行ったことも救急車を呼んだことにも優るとも劣らぬ娘の武勇伝じゃないか!!・・・って言ったらさ、ママン「(笑)×(笑)笑いすぎ。 涙が耳に入る~~~!!」もっと娘も売り込んでくれよ。・・・あたしもダンディにもてたいよ(笑こないだ風呂上りに素っ裸で「ママ!見て!この大胸筋!ジム効果?」と聞いたら「・・・骨。」と言われた。褒めて伸ばしてくれ!ママン!
2007.06.14
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今朝、母が分けわかんないものをインストールしてしまいパソコンを今お掃除してあげたらママン、爆睡。テレビも音楽もない静かな時間が流れています。さっきまでラピュタとかトトロとか聞いてたんだけど私がモムチャンダイエット本のDVDを見ていたのでそして直ぐ飽きたので、音楽もなし。時計の音と呼吸器の音、あと車の音だけ。家の中いつも騒がしいのは自分だったんだなあと思う瞬間。ママンはここんとこ記事とインタビュー記事に追われて毎朝4時から5時くらいに私を起してはパソコンを起動させて、なんかカチカチ打ってました。かと思ったらメールの返信。そんでワタクシ、ちょっとキレました。「娘には指示だけかい!オートマティカリーに介護受けてんのかい!」月水金土はごみの日よ。8時半には食管水入れたいじゃない。何時に寝るの?寝てから寝るのよ?今日は車椅子乗ったんだったら、なんかないの?どんな一日だったのよ?近所の人のほうがママンのことよっぽど知ってるわよ!ところがママン、私の言うことは文句にしか聞こえなかった模様で「あんたの時間も考えてる!介護負担を減らせばいいんでしょう!」そうじゃないんだ。そうじゃない。介護時間なんかいいんだよ。これからゆっくり一緒にやってくんだから。そうじゃなくて、2人きりで生活してるんだからあたしだけが楽しくやればいいんじゃないんだよ。二人で生活しているんだってことを忘れないでほしいんだよ。介護は仕事じゃないんだよ。ママンはすぐには分からなかったけど分かってくれました。ちょっと涙ながしながら「ママンが焦っていたんだね」と言ってくれました。いつかの自分を見ているようでした。24時間介護体制を作るのはある意味、ママンには愛かもしれないけど、24時間介護体制は私にとっては親離れと子離れなのだ。まだ車椅子が初心者でせっかくの仙台公演のドラリオンにはいけませんが友達のむろむろがDVDを貸してくれたのでママンと一緒に見ました。ママン超感動。せっかくなので椅子の上でドラリオンしてみました。ママン超爆笑。やっとインタビュー記事が終わったのでママンはその後記事を記者さんに送ろうとしました。「もう、笑わせないでよ。●●さん(記者さん)・・」ああ、メールすんのね?「●●さん におくって」うんうん。お疲れ。長かったね~。明日は寝坊してね~。・・・・・変換。「●●さん 200000000って」ママン絶句!そして爆笑!震えで打てなくなるほど爆笑。ママンの同窓生からの色紙も読んでまったりな一日を過ごしました。考えてもみればこの家に響いている声は私だけなのだ。でもそうだっけ?って感じなのだ。それがいいのだ。腹がよじれるほど笑うのがいいのだ。ママンの記事は終わった。段々、自分の言葉になってきたね。私に見せてから送ろうとするけど、そんなことはもうしなくても大丈夫なのだ。
2007.06.11
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書き込みだったり掲示板で交流のあるピーナッツさん姉妹が新幹線に乗ってやってきた!カナダで買ったダボダボのパンツに、ちょっと破れかけたTシャツ(しかも中古)で母に呼び止められるほど、髪はぼさぼさで、近くのメガネ屋まで迎えに行くとびっくりするような、美しい姉妹がそこにいらっしゃいました。秘書モード全開にすればよかった・・・・・。漫画にするんだったらあたしは二頭身で、彼女達はぶち抜きの八頭身だ!速攻「高級住宅地だね」と言われたよ!築30年、雨漏りすること数知れず!水道管は何度も穴開くし、外階段には板が差し込んだままで腐っていたのに!モデルハウス時代のパンフには「夏涼しく冬暖かい家」と書いてあるのに、本当は「春寒くて、夏涼しくて、秋寒くて、冬極寒の家」なのに!!田舎だからね・・・家はね。初対面だけど、私の状況をかなり(ある意味親以上に)理解してるので「JJと長いよね~」といわれるとドキドキしますね。ママンも「初対面とは思えなかったねえ」なんて後になって言ってましたがそんな美人姉妹と、呼吸器をつけるまでのことやらもともとの母の性格やら、いろいろ話しました。なんだか、まだ呼吸器をつけてらっしゃらないお母様とリンクする部分があるみたい。話し方がお母様そっくりだって!もう、これでもかって言うほどいうほどにママンにほめ言葉をくれました。調子に乗りそうだ!でも、娘が明るいって、ホントすごい力になると思うのよ。こうやって、動けない母に代わって、いろんな人に会って、道しるべになってやりたくなるもんなのよ。ところが母って言うもんは、「すごいことをやらせようとしている・・」とか「娘が社会勉強をしている。偉い。」とか思うものなのよ。不思議なもんで、我が家だって、1月にやっと元の母に戻り始めたのだ。戻れば早いよ。増えるわかめみたいだよ。戻ったときに、道に迷わないように、絶対娘がやったことも、最初は無駄なんじゃとか思ってもちゃんと、後から効いてくるのよ。それが人脈だったりするのよ。信じることってやっぱ大事だな。自分に。きっと、ピーナッツさんたちのお母さんもうちのママンと同じような道をたどってこのまま家族で進んでいけばきっとハッピーが待っているような気がする。そういう娘のお母さんだもん。今日言われて気づいたんだけど「呼吸器つけて後悔したときなんて言ったらいいか」という話。うちはたまたま母がつけるって言ってつけたせいか「あんたが決めたんだろう!」とはねのけたね・・(笑あんだけ「つけるものだって思ってるから!」とか言ってたのに考えると、なんて冷たい娘(笑しかしALSの娘さんってどうも他人とは思えないのよね。不思議なことに。愛音ちゃんもそうだったし、なずなちゃんもそうだったし(もうすぐ会えるね~楽しみだ)んで、内なるエネルギーをバリバリ感じるのよ。娘は強い。私にはレモン茶と、クッキーをお土産に母には私もほしい素敵なカチューシャをもらいました。なかなか似合う。最初はママン、ちゃんと鏡で見れてなかったようで「美輪様みたい?」とか言ってたんですが後になって、明るくして見せたらかなりのお気に入り。今月半ばに某大学の集まりに行くときに装着決定!写真担当愛音くん、よろしく頼む!お二人が帰ったあと「素敵な姉妹だったねー」という母に「しっかりしたおねえちゃんがほしい!生んでくれ!」と言ったら今度は姉がやってきてまた、結婚式の招待者で母と揉めていた(笑せっかくカチューシャがあるので、6月半ばのお出かけのために服を選んでみました。サイズがLとかLLなので「女は海~♪」と言いながら、なぜか私が試着。娘も母もおしゃれで行きたいじゃない?ママンが「どうせ靴は隠れるからいいか」と言うので箪笥の奥に眠っている私の秘密道具を出してみた。赤い靴下。ママン笑いが止まりません。おしゃれおしゃれ~。これも撮ってね、愛音君!
2007.06.03
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