シネマ大好き!

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2008年01月04日
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テーマ: 映画鑑賞(893)
カテゴリ: 邦画-2007年


鑑賞No:01470
製作:2007年
監督:澤田鎌作
出演:香取慎吾/内村光良/伊藤淳史/深津絵里

2006年1月からTV放送された人気ドラマの映画化。
「西遊記」の中で最も有名な強敵、金角・銀角が登場するエピソードを描いている。
天竺を目指す三蔵法師と孫悟空・沙悟浄・猪八戒の一行は砂漠の中にある街に立ち寄る。そこで勇猛な姫・玲美から、妖怪大王の金角・銀角によって亀にされた両親を助けて欲しいと懇願される。
一行は金角・銀角退治のため、彼らが潜む臥龍山に向かうが・・・。

正月に子供と一緒に観るには最適の映画。何も考えずにボォーと観るのがお勧め。
TV版はじっくり観たことはなかったが、子供たちがTVで観ているのを何気に見たことはあったので、キャラクターに違和感は感じなかった。
なお、評価点は大人の観点と子供の観点の中間で評価しています。(大人的には少し甘い評点、子供的は少し辛い評点というところでしょうか?)

SFXにはそれなりにお金をかけているのか、まずまず見ごたえのある映像で満足でした。またストーリー的にも、西遊記で一番面白いエピソードを持ってきたらしく、これもまずまずでした。軽いタッチが多いのも、TV版からの流れなのか?子供向けとしてみた場合はいいノリなのかなという感じでした。
全体的に見て感じたのは、まさに「水戸黄門」だなということ。三蔵法師が黄門様で、悟空・沙悟浄が助さん格さん、猪八戒がうっかり八兵衛といったところ?
悪巧みをするお代官様・悪徳商人が金角・銀角で、黄門様一行に助けを求める町娘が玲美という感じでしょうか?(ピッタリ水戸黄門に当てはまります)
妖怪同士の対決なので、妖術を駆使した対決かと思いきや、対決シーンの大半は殺陣というのもこんな感想を抱かせる一因でした。(唯一決定的に違うのは、お決まりの印籠で「控えお~ろ~」がないこと!?)
前半のにせ三蔵法師一行にも笑えた。キャスト的にも良かったので、欲を言えばもう少し絡んで欲しかった。



《裏話》
玲美の父が治める虎誠(フーチェン)の王宮前広場のシーンは、中国・横店にあるオープンセットで撮影している。ここのセットは広大で、330ヘクタールある敷地に13の建物があり、撮影はこのうちの一つを使って行われている。(後方の塔のみCGで製作した他はすべて実物)
ちなみにこのオープンセットは2002年に製作された「HERO」の撮影のために作られたもの。





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最終更新日  2008年01月04日 11時51分10秒
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