シネマ大好き!

シネマ大好き!

2008年01月07日
XML
テーマ: 映画鑑賞(893)
カテゴリ: 邦画-2007年


鑑賞No:01475
製作:2007年
監督:根岸吉太郎
出演:竹内結子/古田新太/松本花奈

芥川賞作家・長嶋有のデビュー作の映画化。内気な少女と男勝りの女性・ヨーコとの交流を描く。
夏休みのある日、母親が家出した薫の家に“ヨーコ”なる女性がやってくる。
快活で男勝りでタバコも吸うこの破天荒な女性は神経質な母親とは正反対の女性だったが、次第に薫はヨーコに魅力を感じ、心を開いていく・・・。

竹内結子が出演する映画・ドラマはほとんど観たことがなかったが、私が抱いていたイメージとは違う役柄を好演していたように思った。
父親が少しヤバイ商売に手を出していたことから、どんな展開になっていくのかちょっとワクワクしながら観ていたが、大きな事件には発展せず、終始ヨーコと薫の交流に主軸をおいた、ほのぼの?とでも言うべきか、嫌な気分にならず最後まで観れたのはとてもよかった。
この夫婦とヨーコとの三角関係には相当の修羅場があったと思うが、詳しくは描かれていない。ラストにちょっと女同士の争いはあるが・・・。そういえば、父親役の古田新太の台詞のなかで、「争うごとや難しいことは嫌いだ」といった内容のものがあったが、その映画自体、難しいことや争いごとがあるにもかかわらず、あえてあまり触れないように感じた。ゆえに最初、ヨーコが登場した際も、父親とヨーコの関係が分からず、もやもやした気持ちで観ていた。
だが結果的に、映画全体としては爽やか感が残る良作となっていたように思う。
薫役の松本花奈も内気な少女を好演しており、ラストの父親との別れのシーンで、内気な少女が精一杯自分の気持ちを表現するかのように父親に頭突きをするところはジーンときた。



《裏話》
映画そのものの裏話ではないが、映画の中で「コーラを飲むと歯が溶ける」という台詞のシーンは、「あった、あった」と思わず相槌を打った。
そういえば昔、コカ・コーラを訪問した際に、担当の方からこの話が出て、「本当にコーラを飲むと歯が溶けると思っている人が多いんですよ。決してそんなことはありませんから・・・。」と本気で話していた。相当な風評被害を受けているんだな、と少し気の毒になりました。
ちなみに、コカ・コーラを訪れる来客には瓶でコカ・コーラを出すそうです。コップに注がずに瓶ごと出すのは一見失礼と思われがちだが、コカ・コーラ側としてはコカ・コーラは瓶で飲むのが一番で、最も美味しい状態で飲んでもらうためにそうしているようです。
この話も随分昔の話ですが、今では缶やペットボトルが増え、瓶のコカ・コーラってあまり見なくなりましたが・・・。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年01月07日 04時37分42秒
コメント(2) | コメントを書く
[邦画-2007年] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

バックナンバー

2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月
2025年06月
2025年05月
2025年04月
2025年03月
2025年02月

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

踊る大捜査線 歳末特… New! ジャスティン・ヒーさん

りらっくママの日々 りらっくままハッシー!^o^さん
お気楽タクシー日記 hy3de8さん

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: