シネマ大好き!

シネマ大好き!

2009年04月04日
XML
テーマ: 映画鑑賞(891)
カテゴリ: 洋画-2008年



製作:2008年
監督:フェルナンド・メイレレス
出演:ジュリアン・ムーア/マーク・ラファロ

<4/3~ DVDレンタル開始>

ある日、車を運転していた日本人男性が視力を失い、交差点で立ち往生することに。彼は親切を装った泥棒に無事家まで送り届けられるが、車は持ち去られてしまう。彼は妻に連れられ病院で診察を受けるが原因は分からなかった。やがて各地で彼と同様の失明者が続発し、感染者として強制収容が始まる。その中にたった一人、感染を逃れて“見ること”ができる女がいた・・・・・。

設定は面白い。ただ、この映画は視力を失う原因や対処についてはあまり言及していない。みんなが視力を失った状態になった時に、人はどういう行動をとるかというところに視点が置かれている。そこでは本来その人が持っている人間性が剥き出しになり、理性は影をひそめ本能が中心となってくる。
収容所内での武器による支配者に観ていて憤りを感じ、主人公グループを中心とした弱者に同情するも、結局目が見えるという優位性を持つ主人公もしょせんは自己利益に走る本性を後半見せる。
これが人間かと悲しくなるが、このような現実に直面すると自分もそうなるだろうと思われ、ますます自己嫌悪に陥ってしまう映画である。
ラストの終り方には不満が残る一作。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年04月04日 09時00分59秒
コメント(4) | コメントを書く
[洋画-2008年] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

バックナンバー

2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月
2025年06月
2025年05月
2025年04月
2025年03月
2025年02月

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

約束のネバーランド New! ジャスティン・ヒーさん

りらっくママの日々 りらっくままハッシー!^o^さん
お気楽タクシー日記 hy3de8さん

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: