シネマ大好き!

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2009年04月12日
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テーマ: 映画鑑賞(893)
カテゴリ: 邦画-2008年



製作:2008年
監督:窪田崇
出演:松田翔平/塚本高史/山田孝之/金井勇太

<4/10~ DVDレンタル開始>

間瀬元朗の人気コミックの映画化。
国民に生命の価値を再認識させることを目的とする国家繁栄維持法により、18歳から24歳の中から0.1パーセントの人が否応なく死を迎える世界。公務員の藤本は、この法律によって死を迎える人にイキガミと呼ばれる死亡予告書を配達していた。しかし、死を迎える彼らの最後を目の当たりにした藤本は、この制度への疑問が芽生えてきていた・・・。

映画は大きく3つのエピソードから構成されている。
1つめは、路上で歌っていたコンビのうち、一人がスカウトされデビューすることに。しかし初のテレビ出演の日が死亡予定日だったという話。2つめは、政治家の母に嫌悪し、引きこもりになった息子にイキガミがくる話。3つめは、事故で両親を失った兄と全盲の妹のもとに、兄宛にイキガミがくる話。
3つのエピソードはそれぞれ独立していて、特に関連性はない。ただし、3つのエピソードには共通してイキガミの配達人として松田翔太演じる藤本が登場する。
最近はこの手の映画のように、非現実的で奇想天外、不条理な世の中の設定が多いが、それも先行きの読めない社会情勢への不安から来るものなのか?映画的には設定として面白いが、あくまで映画の世界として観ないと楽しめない。ラストは何の解決もなく、スッキリ感にはほど遠いが、国家繁栄維持法に疑問を感じる藤本に対して、笹野高史演じる藤本の上司が囁く「時が来たら・・・」というセリフに、続編の匂いがプンプンしたように思う。





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最終更新日  2009年04月12日 07時53分53秒
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