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お久しぶりです!たまいちです。このブログを書いていたのは会社を辞めた頃まででした。今年で3年目になりますね。半年くらいぼぉーっとしていたりほとんどボランティアみたいな仕事をしているうちにようやく昨年の8月に個人事業から法人成りしました。今は、マインドマップとフォトリーディングの公認インストラクターとして、神田昌典さんと一緒に仕事をしていたりします。【マインドマップ】と【フォトリーディング】公認講師 玉川一郎のページブログはメインはこちらで書いていますのでよかったら覗いてやってください。マインドマップ&フォトリーディング楽しく教えてます今まで交流していただいた皆様ともまた機会がありましたらお会いしたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。たまいち
2009年07月03日
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来年からの食事摂取基準では、よく過剰症が心配されるビタミンAに関して、従来の上限値がレチノール当量1,500μg(約5,000IU)だったのに対し、今回はほぼ倍の3,000μg(約10,000IU)になりました。これはかなりの量ですから、通常のサプリメントの摂取でこの量を超えることは少ないでしょう。また従来、ベータカロチンがビタミンAの代わりになり、しかも過剰症にならないとされてもてはやされてきました。ところが今回の食事摂取基準では、ベータカロチンはその12分の1しかレチノール当量として計上されません。つまりベータカロチンでビタミンAを摂取しようとしたら、ビタミンAで摂取した場合の12倍もとらなければいけないことになります。結局ベータカロチンにビタミンAの役割を期待するのは、少々無理があるというわけです。ちなみにタンパク質の目標上限値として1日体重1kg当約2g程度に相当する数値が示されました。この量までは危険性が低く、これ以上を摂取しても有用性が低いといいます。これまで1kg当約1g必要だから、70g摂取している日本人はタンパク質が足りていると言われてたわけですが、2g必要な人もいるとすれば、140gとらないといけないわけです。これはタマゴにして約20個分に相当します。無論その場合はカロリーオーバーになる可能性も高くなるので、ローカロリーのプロテインパウダーを利用することも役立つかもしれません。これまで栄養摂取に関しては、医師や栄養士など専門家に相談することが第一と考えられてきました。もちろん今後も専門家に相談することは非常に大切なことでしょう。しかしいくら相談をしたとしても、あなた自身の本当に必要な栄養素の量は、誰も確信を持って言うことはできず、また誰もその数値に責任をとることはできないのです。そのことを明確に示したのが、今回策定された2005年版日本人の食事摂取基準ではないでしょうか。特に病気の患者においては、自分自身の必要量を自分で模索しなければなりません。あなたの病気には誰も責任が取ることができないのです。今まさに病人の自己責任時代が到来したといえます。
2004年12月26日
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厚生労働省では安易なサプリメントの使用に警鐘を鳴らすために、今回も「上限値(UL)」という数値を設定しました。上限値が決められたのは、ナイアシン、ビタミンB6、葉酸、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンD、ミネラルのほとんどです。ビタミンEの上限値は600~800IUに定められていますが、これまで過剰症は報告されてきませんでした。ところが最近、衝撃的なニュースが報道されました。ビタミンEの大量摂取で寿命が短くなると言う研究が発表されたそうなのです。この研究では1966~2004年まで、欧米と中国で主に高齢者を対象にした実験が行われました(約13万6000人)。その結果、1日400IU以上摂取すると、8年間の追跡期間の死亡率がビタミンEを取ってない人にくらべて、なんと10%も高かったとされるのです。この論文が発表されて以降、サプリメントの危険性を声高に主張する意見が増えてきています。でも冷静に考えてください。これまでビタミンEの研究論文ははたしていくつあったと思われますか。おそらく数千の単位でしょう。その中で有害性を主張した論文はたった一つしかないのです。今回の食事摂取基準を策定するにあたって、厚生労働省の研究チームでは15,000の原著論文を検討したといいます。その中で検討の価値があると思われたのは約半分の8,000で、実際に有用と判断されたのはたった100しかなかったそうです。つまり科学的に有用な研究と言うのは150件に1つしかなかったのです。新しい論文が発表されるたびにテレビや雑誌等のマスコミでもてはやされることが多いですが、それが本当に役に立つかどうかは、少なくともさらなる150以上の研究を待つ必要があるのではないでしょうか。
2004年12月18日
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食事摂取基準の続きです。非常に正確に、科学的に、注意深く作られたのが今回の数値ですが、実はこれには大きな限界があります。この数値が有効なのは、日常において、自由に生活している、健康な人に限られるというのです。つまり、栄養改善がもっとも必要とされるはずの「病人」には、原則としてこれらの数値を使うことができないということです。では病人はどれだけとればいいのでしょうか。普通の人の正確な数値すらわかっていないのに、数限りなくある病気の個々の患者において正確な数値が出せるわけもありません。管理栄養士は病院でもこれらの数値を使用して病院食を作るわけですが、それが正しいのかどうかは、現時点では科学的に証明することはできません。あくまで「健康になったらこの栄養で足りるはずなんだが・・・」というきわめて不確かな食事しか病院で食べることはできないのです。病気が体内の代謝を異常にするものである以上、栄養素の必要量も異常になるはずです。また病気によって食事の量そのものが減少することが多いのを考えると、通常の食事では栄養素が充足しない可能性は高いのではないでしょうか。すると、ある種の患者に対してはサプリメント(による栄養素の追加)が有効であるという主張も、まんざら否定しきれるものではなくなってきます。
2004年12月17日
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栄養素の個々人の「真」の必要量は算出できない。その見地からまとめられたのが2005年版日本人の食事摂取基準です。ただ、正確な数値は出ないまでも、数多くの研究によってある程度妥当性が高い数値が算出されている栄養素はいくつかあります。タンパク質、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンA、マグネシウム、ナトリウムなどがこれにあたります。そこでこれらの栄養素に関しては、あらたに「推定平均必要量(EAR)」と「推奨量(RDA)」が策定されました。推定平均必要量とは、日本人の50%が必要量を満たすと推定される1日の摂取量。推奨量とは、日本人の97.5%が必要量を満たすと推定される1日の摂取量。いずれもあくまで「推定される」摂取量であることに注目してください。つまり、これらの数値をクリヤーした食生活をしていても、やっぱり不足する可能性は否定できないということなんです。さらにEARやRDAを出すほどに科学的根拠が明確でない栄養素も実は少なくありません。n-6系やn-3系の脂質や、食物繊維、ビタミンE、ビタミンD、ビタミンK、カルシウム、リン、カリウムがこれにあたります。これらの栄養素に関しては「目安量(AI)」が制定されました。目安量とは、日本人が良好な栄養状態を維持するのに十分な量とされるが、あくまで経験的なもので、科学的に証明されたものではありません。その他飽和脂肪酸やコレステロール、炭水化物など、目安量すら出せないほど研究が進んでいないものには、当面の目標として「目標量(DG)」のみが決められました。今回の基準に関して策定委員の話を聞いたんですけど、「今後この基準が大幅に変わることはおそらくないだろう」と非常に自信をもっていました。これは人間と言う存在の特性に基づいた「考え方」であって、数値よりもこの考え方を身につけて欲しい、と主張されていました。
2004年12月16日
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日本人は一日の平均タンパク質摂取量が約70gで、所要量を満たしており理想的な食生活と言われてきました。しかしその「所要量」はいったい誰が決めたのでしょうか。人間のタンパク質の所要量を調べるには、窒素出納試験という調査を行う必要があります。これは非常に難易度の高い調査で、過去100年間にこの調査のサンプルになったのは世界でたった154人しかいません。しかもこの154人は大学や研究機関の男子学生が中心。つまり今の世界で所要量と考えられているタンパク質の一日摂取量は、世界中の、20代の、健康な、男子の、学生の、きわめて特殊性の高い、154人だけの所要量だったのです。これをもって、世界中のあらゆる人に共通するものであると断言するのは、科学的見地から言って無理がありますね。これはタンパク質に限った話ではありません。脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなど、体に必須な栄養素の多くにおいて、万人に適用できる一定の正確な基準値を作ることは事実上不可能なのです。このような事実に基づいて、厚生労働省は11月、2005年4月(平成17年度)から2010年3月(平成21年度)までの5年間に使用する新しい日本人の食事摂取基準を決定しました。これまで栄養摂取の基準となっていた日本人全般に適用する「所要量」の概念は廃止され、あらたに個人差(個体差)に着目した確率論の考え方が導入されたのです。
2004年12月15日
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ちょっと前の話になりますが、11月にひさびさにハワイに行ってきました。っていっても遊びじゃないよ。州立ハワイ大学で栄養学の研修を受けてきたんです。アメリカと言えばサプリメントの先進国。日本では今サプリメントがブームになっています。この間もビタミン様物質「コエンザイムQ10」(CoQ10)が大人気で注文が殺到、健康食品のネット販売サイト「ケンコーコム」は11月22日、約6000人分の注文をキャンセルしたそうです。製造元の大塚製薬から納入まで2年かかる、と言われたんですよね。コーキューテンなんかアメリカではとっくに昔から普通に売られているサプリメントですよ。ハワイのサプリメントショップに行ったときには僕が日本人だと見ると「コーキューテン?メラトニン?日本人みんなそれ買ってくよ」と声をかけられました。買いませんでしたけど。さてそれだけ日本とアメリカではサプリメント事情が違うわけで、アメリカではいまサプリメントとか栄養についてどのように考えているか、大変興味があったんです。全体として講義内容はすばらしく、3大栄養素からビタミン、ミネラルのそれぞれ、日本食の利点など、大変広い範囲にわたってていねいにわかりやすく講義してもらえました。なによりもビックリしたのがその教授のサプリメントの選び方です。「私はアメリカのサプリメントは選ばない。イタリアとかドイツ、オーストラリアのサプリメントを使う」というのです。こんなにサプリメントが豊富で種類が選べるのになぜ?と思って質問してみました。「なぜアメリカのサプリメントを選ばないのですか?」アメリカではサプリメントの販売に関する法律があって、明確な健康被害が多数発生しない限り、そのサプリメントの販売を制限することができないようになっているそうなんです。だからアメリカではサプリメントの質がまるでわからない。表示通りに栄養素が入っているかも不安。それを使って健康被害が起きるんじゃないかと不安。健康被害が起きたらすぐに訴訟を起こして賠償金を取れるように、アメリカ人は大メーカーのサプリメントを選ぶしかないそうなんです。それではアメリカでは売れない小さなメーカーのサプリメントはどうするか。日本に持ってくるんですよ。日本で「アメリカで最高のサプリメント」とか言えばばんばん売れちゃう。かつて日本でもパソコンが売れるようになったとき、学校や企業はアメリカでは売れなくなった旧型のパソコンを押し付けられたことがありましたが、これと同じ状況がサプリメントにも起きているのではないでしょうか。むしろ日本のほうが栄養の考え方においてかなり進んできています。来年より厚生労働省の「食事摂取基準」が新しくなることをご存知でしょうか。これが非常に画期的な内容なんです。これまではビタミンCの所要量は100mgとされていました。来年からはこれが根底から変わります。人間には個体差があって、個々人の所要量を正確に把握することはほとんど不可能である。だからこれだけ摂っていれば安心という所要量を算出することはできない。だから来年からは「所要量」という言葉が消滅します。かわりに出てくるのが「推定平均必要量」と「推奨量」という数値。これだけの量を摂取していれば、50%の確率で日本人が所要量を満たしているのが推定平均必要量。97.5%の確率で満たしているのが推奨量。いいですか、これからは厚生労働省も医師も栄養士もあなたの食べているものの量が正しいかどうかを責任とってくれないんですよ。まさに分子栄養学の個体差の考え方そのものであり、自分の健康に責任をもつという青春大学の理念そのものが、いよいよ国家の方針になってきたのです。私は今、少し興奮しているんですよ。
2004年12月14日
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ソニーの携帯ゲーム機が発売になって、売り切れとか行列とか話題になってますね。僕も小物電子機器は大好きで「欲しいオーラ」たっぷり状態です。けどね、これってほぼ完全にPDA、特にソニーのクリエVZ90とかぶるんです。特に動画のエンコーダーなんか共通だし。どーせゲームやっていると時間なくなっちゃうし、使わないメカの殿堂入り必死(笑)最近は買う自由じゃなくて、買わない自由がないなー。本当は情報を封鎖するといいんだけど、しばらく情報封鎖しているといざ新しいもの買おうとすると、まるでわからない浦島太郎状態になっちゃう。たとえばハードディスクDVDレコーダーなんて、知らないで今から買おうとしたらあふれる情報の中でどうすればいいかわかんないだろうな。というわけで、結局は「買わない」と自分の気持ちに無理強いするんじゃなくて、情報を見るひまがない、買うひまがないくらいに、ちゃんと毎日の小さな大事なことをやろうと思うたまいちでした。
2004年12月13日
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僕は文房具が大好きです。特に手帳には目がない。これまでに使ってきた「紙の」手帳は・・・・能率手帳・タイムシステム・SD手帳・マンダラート手帳・TF式能率手帳・超整理手帳そしてPDA、いわゆる「電子の」手帳は・・・・ザウルスPI-5000・カラーザウルス・PalmPilot(機種名忘れた)・ザウルスMI-E1、MI-E21・リナックスザウルスSL-C700、SL-C760・Tungsten C (T/C)・クリエ TG50、TH55、VZ90(C760、T/C、TG50、TH55、VZ90はまだ保有中)紙の手帳はoutlookの月間スケジュールをプリントアウトして超整理手帳に挟み込む形でめちゃ快適になってかなり落ち着きました。問題なのはPDAの方。なんとかして1機種に絞りたい!このままではノートパソコン持ち歩いた方が軽いよぉ(笑)ところがそれぞれに癖があるんだよな。T/C・・・◎長所:動作がめちゃ速い、キーボードが打ち易い、とにかく使いやすい×短所:ちょっぴりボディが太め、メモリースティックレコーダーで録画したビデオが見られない、必須ソフトの「ホロスコープ占星術」「ぷよぷよフィーバー」が使えない、PHSがつなげないTG50・・・◎長所:キーボードがまあ使える、ジョグダイヤルが使いやすい、がんばればPHSもつなげる。ブルートゥースが使える、軽くて薄い、動作もまあまあ速い×短所:メモリーが少ない!どうしようもなく少ない!!宝石ゲーム最新版インストールしたらまるで動かない、タッチペンを下から入れるのでしょっちゅう落とすし無くすしTH55・・・◎長所:画面が広くてきれい、メモリーもまあまあ×短所:キーボードがない!僕にはこれが致命的、あと動作がめちゃ遅いのも悲しいVZ90・・・◎長所:画面が気絶するほどきれい、メモリーいっぱい、動作もまあまあの速さ、PHSが使える、ビデオなんか見た日にゃ誰もがびっくり×短所:重い、太い、キーボードがない、太陽光の下では見づらいC760・・・これはPDAというよりパソコンそのもの。良くも悪くも。そういうわけで、現在はTG50とVZ90がふらついています。TG50でメモリーが多くさえなれば、これと心中できるのにな~。
2004年12月12日
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コンタクトレンズについて以前書きました。最初は使い捨てソフトレンズすらも痛くて怖くて入れるのに時間がかかっていました。それでも凝り始めると止まらない性格でして。よりハッキリした視界を求めて、乱視矯正用の使い捨てでないソフトレンズを購入。これが視界は悪くないんだけど、目が疲れる。飲みにいって午前様になったときなんか、もやがかかったみたいでまるで見えなくなっちゃう。そこでいよいよハードレンズにチャレンジ。い・た・い・・・けれど、ソフトで慣れてきたせいか我慢できないほどじゃないねぇ。よっし、痛いけど慣れるまでがんばろ~。というわけでだいぶ慣れてきましたけど、やっぱりハードって付けているのがうっとうしくて、ちょくちょく付け直したり、外したりしているうちにさっそく片目のレンズをなくしちゃいました。おとといも酔っ払って外したら、右目と左目がわかんなくなっちゃって、これから店に行って調べてもらわないといけません。うーん、だんだん面倒くさくなってきた。いっそのこと手術しちゃおうか???
2004年07月08日
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ピーターパンの映画を観た。この映画は僕にとって辛い映画だった。なぜって、自分がピーターパンそのものであったこと。そしてフックはピーターパンの現実世界での行く末を暗示していることに気づいたからだ。ピーターパンは誰よりも楽しいことを沢山知っている。でも彼は大人にならない。人との深い結びつきを拒絶する。回りの人は大人になって彼と遊ぶのを止める。だから彼は孤独だ。もしも彼が遊びを手放さないまま大人になったとしたら、彼はフックになる。フックには手下はいるが孤独だ。年老いて楽しいことがなにもなくて寂しい。だからピーターパンはフックと闘い、大人になるのを拒む。それはまさに人を愛さず、少しでも見た目を若くしたがり、遊び続ける自分そのものじゃないか。僕はピーターパンのままでいいのだろうか…。(これは4/30にお台場のシネマ・メディアージュで観た直後にPDAに書いた感想です)
2004年06月08日
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久々に更新してみました!
2004年06月06日
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よくよく見たら1ヶ月も書いてない!ごめんね~。ネタはいっぱいあるから、また再開しますね。どうぞお楽しみに。
2004年04月09日
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この間、僕の出身高校のスキャンダルが新聞報道されました。予備校に大学受験者の氏名を教え、その見返りに金品を授受していたというのです。都立高では12校が情報提供を行って3~4万円の図書券を受け取っていたとのこと。現校長は高潔な方で、指導力も優れていて、いい人だと思っていたのにショックでした。その後、直接校長に事情を伺ってさらにビックリしました。大手予備校は12校どころか、東京都内の294校はもちろん、日本全国のほとんどの高校から情報提供を受けて、謝礼に1校3~4万円分の図書券を送っていたというのです。そして東京都の高校で図書券を送り返してきたところは4~5校しかなかったそうです。つまり、東京都の調査に対して、まじめに真実を話した、あるいは事実を把握していた高校が、294校中たった12校しかなかったということになります。母校では校長が指揮をとって実態を調査し、それを誠実に報告していました。僕はその態度を誇りに思います。だけどこの新聞報道を見ただけでは、あたかもうちの高校が他にくらべてモラルが低いように受け取られてしまいます。真実を語る者が損をし、偽る者が得をする。それを作っているのはマスコミと、それを支える無責任な声です。マスコミは一時の話題性から断片的な事実を報道して、その結果責任を負うことはありません。客観的に双方の立場からしっかり調査すれば、こんなことにはならないのに。最近政治家の秘書給与疑惑が頻繁に出てきますが、常に権力者の利益に反する人が狙い打ちにあっています。やっていることが悪くないとは言いませんが、あたかも自転車の無灯火を検挙して、ひき逃げ自動車を見逃しているようなものです。真の教育改革はマスコミの意識改革から始める必要があるのではないでしょうか。学校の先生よりもマスコミの方がよっぽど影響力があるのですから。まあそれも問題だけど。
2004年03月05日
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僕の食生活って、しょっちゅう大幅に変更されるんです。小学生の頃は偏食が激しくて、一時期は塩むすびか、海苔しか食べられませんでした。中学生になると、もー毎日肉ばっか。肉以外のものはおかずと認めず。おでんとかおかずに出た日にゃ暴れていました(苦笑)高校時代には理屈っぽさに拍車がかかって、「他の人が食べているものを食べられないわけはない」と考えて、ようやくほとんど偏食がなくなりました。けれどもやっぱりおかずの主役はお肉!会社に入ってからは、なにしろマクドナルドだからね。時間不規則で面倒だから、1食はたいていマックで、もう1食はビール飲みながらモスバーガーか友達と居酒屋って感じ。30歳で転職してから、日本酒の味を覚えて、またまた食生活が変化。日本酒って、刺身とか和食と一緒に飲むと、味わいがとてつもなく膨らむんです。それはもう別物です。何を飲んでいても、刺身がでたらその瞬間に飲み物を日本酒に変えます。というわけでそれまでの肉ばっかから、魚もかなり好きになってきました。2年前くらいにもまたまた変化。NHKの朝ドラで「ほんまもん」っていうのを見ていると、肉魚をつかわない精進料理が出てきました。それがめちゃくちゃ美味しそう。折りしも某セミナーで講師がベジタリアンで、野菜の効能をたっぷり聞かされたもんだから、野菜料理に関心が湧いてきて。一時期はほぼ完全なベジタリアン状態でした。ベジタリアンになると持久力とかはついて、身体も軽くなって、いいことが沢山あったんだけど、マイナス面もあったんだよね。皮膚がかさかさになったり、筋力や筋肉は落ちたりで、身体はスリムでも顔とかはむしろ老けちゃった。それで今はというと、肉も魚も野菜も果物もそれぞれしっかり食べる、きわめてバランスのよい食生活になってきました。それで表題のように、豚丼でも食べちゃうわけです。ところで吉野家の豚丼なんですけど、これ、けっこうイケますよ。他のチェーンの豚丼と比べると、肉は脂がきれいに落ちていてあっさり、煮込み方がいいのか牛丼の牛並にやわらかい。知らないで食べれば、牛丼と間違える人もいるんじゃないかな。ただしツユがすこし多めなんで、普通でツユダク状態です。おそらくツユを多めにすることで風味を牛丼に近づけているんだと思う。今度はツユヌキで頼んでみようかな。ちなみに牛鮭定食ならぬ豚鮭定食も登場していました。僕としては牛よりも豚のほうに栄養的価値(安全性?)を見出すので、牛丼が復活しても豚丼の方を選んじゃうかもしれません。
2004年03月03日
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去年の10月くらいに見逃して以来、5ヶ月たってようやく観に行くことができました、マンマ・ミーア!by劇団四季。えっとね、ミュージカル見たことない人、演劇を見たことがない人、観に行かないほうがいいです。あなたは確実にミュージカル中毒になってしまいます。いや、それくらいすごい舞台です。数多くのABBAの名曲が、演劇の中で違和感なく日本語に翻訳されて、それにとどまらず明瞭な歌声とメリハリのあるダンスで彩られています。ライオンキングと比べても、悪いけどこっちのほうがはるかに上。こんなに興奮できて、感動できて、ビックリできるのは、本当に劇団四季の劇の上でしか味わえないんじゃないだろうか。これを知らない人は、現代の日本に生きてきて、とっても大きなものを見逃しているんじゃないだろうか。そこまでの感動です。東京以外にお住まいの方、へたなセミナー行くくらいだったら、新橋へ行ってマンマ・ミーア!をご覧なさい。知識はあなたを変えません。感動があなたを変えます。ちょっと興奮気味の大感動たまいちでした。絶対再度、再三、観に行きます!!!
2004年02月25日
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苗場の二日目は昨日とはうって変わって快晴です。一緒に行った姉に「どうせスキーも1回しかやったことないんだったら、スノーボード覚えちゃったら?」と言ったら本人その気になって、スノボースクールに申し込んで入っちゃいました。僕は昨日止まっていたゴンドラに乗って頂上まで行きました。もともとスノボーでは大抵の斜面は平気なんです。ところが昨日スクールでかなりフォームを直されたもんで、まだ形が固まっていなくて、ちょっとビクビク。半日で疲れちゃいました。姉のスクールはお昼で終わったので感想を聞いたら「コーチは自分ができるかもしれないけど、それを初心者に教えるのが下手だった」というので、午後は姉のコーチについてあげました。スノボーといったら、僕的にはいちばん大切なのは転び方だと思うんです。上手く転べれば、ターンやブレーキができなくても、ある程度まで付いて行くことができます。転び方が下手だと、それこそあっという間に脳震盪と手首の打撲でスノボーが嫌いになっちゃう。それなのにスクールでは転び方教えないっていうんです。止まり方も「こうやればいいんです」と上手く止まって見せただけで、だれも出来るようにならない。そこで僕はまず転び方を教えました。次に右側でずりずり、左側でずりずり、すべるというよりもずらす方法を教えました。要するにスキーで言うボーゲンみたいなものですね。これで長い斜面でもとりあえず降りられるようになったので、いよいよリフト乗りにチャレンジ。無事に乗り降りできて、下まで降りてくることができました。午前中には味わえなかった爽快感、達成感を味わってもらって「3000円のスクールよりもお前の方がずっと教えるのがうまい」とのこと。スノボーを自分でやる技術と、スノボーを人に教える技術は、違うってことですね。僕はスノボーを教えたのは初めてだったけど、日ごろセミナーで指導しているし、前にマクドナルドで働いていたときには、社内のトレーニングコンテストで優勝したこともあるんだもの。ただね、ターンのやり方を教えるいい方法が思いつかなくて困っちゃいました。誰か、まったくの初心者にスノボーのターンをどうやって教えたらいいか、教えてもらえません?
2004年02月24日
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朝早くから新幹線に乗って苗場スキー場にやってきました。ユーミンのSurf&Snowコンサートに参加するためです。このコンサートは毎年開かれており、今年で24回目。ユーミンファンの僕としては何年も前から「今年こそ」と思っていながら、仕事に追われて参加できませんでした。今年はなんと、先にこのツアーに申し込んでしまい、後から会社のスケジュールを立てました。おかげで初参加が実現です。しかも苗場プリンスホテルのゲレンデ側のいいツインの部屋をとって、どんなすてきな人と過ごせるかと思って楽しみにしていたところ、平日に休める人がいなくて、悲しいかな姉との夢のないツアーになりました。出発の時は東京はとってもいい天気で、ぽかぽか暖かくて、こりゃ絶好の日和だと思ってトンネルを越えると、そこはブリザード。数メートル先が見えないほどの大雪でした。姉は小学校以来スキーもやったことがなかったほどなので、これほどの大雪ではゲレンデに出ることすらできず。僕は10年来のスノーボーダーですからがんばって滑っていました。本番は夜9時からのユーミンのコンサート。長蛇の列に並んで会場に入るとそこはあたかもライブハウスのようなこじんまりした舞台。普通の舞台では数万人の観衆がいるのに、本日は会場一杯に入っても千人ちょっと。その中で見たユーミンは、いまだかつてなかったほど間近で、なんだかプライベート・パーティーに来たような、とっても親しげな雰囲気。自分もユーミンと友達になったかのような気持ちになりました。3回もアンコールに応えてくれて、「来年また会いましょう」というユーミンに、「来年も必ず来るからね」と心の中で返事をしてきました。
2004年02月23日
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なぜに今ごろ劇団四季?と思うでしょうが、とっても悲しい理由があります。昨年のユーミンのコンサート、シャングリラⅡを横浜アリーナで観に行こうとしたときのこと。彼女(当時)と新横浜で待ち合わせて、僕は東京駅から新幹線で一駅乗っていこうとしました。ホームに着くと今しも発射寸前。走って走ってようやく間に合った。ところがふと悪い予感を感じて、社内の電光掲示板を見てみると「この新幹線の停車駅は、名古屋、京都、新大阪・・・」え・え・えぇ~!!!のぞみが新横浜止まるくらいだから、ひかりだったら確実に新横浜に止まると思った僕が間違っていました。もうどうしようもありません。携帯で彼女に「どうしても行けない用ができた。ごめんなさい」とメールを打ちました。深呼吸をして、気を落ち着けて、読書でもしようと思ったけれども、自分のあまりの愚かさで、アドレナリン出まくり。どうしても震えが止まりません。名古屋へ着いてから、逆コースに乗り換えて、いまさら新横浜へ行っても間に合わないので、東京駅へ。その往復の時間が、自分にとって長かったこと。普通だったら新幹線乗るとすぐに寝ちゃうのに、このときは一睡もできませんでした。負けず嫌いの僕は、どうやっても、この見逃したシャングリラⅡを上回るような「何かすごいイベント」に彼女を連れて行かないと気がすまない。それで考えに考えて、たどり着いたのが劇団四季の『ライオンキング』だったのです。もちろん舞台はとってもすばらしかったのですが、それ以来、新幹線恐怖症になったことは言うまでもありません。※僕の親友にして師匠の一人、とってもすてきな後藤芳徳さんからメッセージが届きましたので、ご紹介します。●緊急告知でございます。アマゾンキャンペーンを行いたいと思っております。ついに この度 ウチの若い者の本である「刑務所で楽しく過ごす方法」 成甲書房が出版されました。アマゾンキャンペーンを『2月25日0時から26日の12時まで』行いたいと考えております。ぜひとも ご協力お願いします。●もちろん おもしろ、おかしい内容も含んでおりますが実は、この本には幾つかの秘密がございます。●他の刑務所本との決定的な違いは(1)本当に、これから刑務所に入る人にとって各段階ごとにやらなければならない具体的な内容が書いてある。(2)刑務所で短期間で1級受刑者になった八王子与太郎が究極の人間関係対処法を書いている。(3)この本を読んだら結局犯罪者は減ってしまう。ハートウォーミングな本である。●また非常に大きな秘密があります。八王子与太郎の50%は 後藤芳徳です。残念ながら刑務所に入ったのはボクではありません。今までの人生で何度も刑務所に入りそうというチャンスに恵まれながら忙しいとか、シャバ気が出たなどと、その機会を活かし切れませんでした。それが彼が入る前から知り合い、まさに刑務所に入ってしまうという瞬間から出てくるまで、そのプロセスにアドバイスもしてきたり出てきてからも彼の人生をサポートしてきました。 ●そして4月頃から発足予定の『ビジネス幼稚園』にも彼の刑務所入り、この「刑務所で楽しく過ごす方法」の制作は甚大な影響を及ぼしました。●刑務所に入る人間の大半は金を稼げない、少々稼いでいてももう少し金が必要な事態が起きてしまうことが犯罪に手を染めることになります。●彼らやウチラの水商売や風俗の業界に参入する子達の多くが「商い」を学び、(1)楽しみながら人を喜ばせながら、お金を稼ぐ方法の存在を知る。(2)それを自分がマスターできそうだと思える。のならば彼らの多くは犯罪に手を染めません。そして風俗に来なくて済むのです。自分の天職だと思って水商売や風俗で働いている子は何の問題もありません。しかし彼女たちの多くは 身内を助けるために業界入りを決意します。●同等の金額を楽しみながら稼げる他の選択肢を知るならば彼女達も風俗の門を叩かないのです。●だけど彼ら、彼女たちの多くは学歴を持ちません。その彼ら、彼女たちに「商い」を教えるには従来の全ての方法は難し過ぎるのです。●でもビジネスでは新しい画期的な方法を知らなければ成功しないわけではないと成功者は皆知っています。本当に必要なのは基礎的なことを「本当に理解している」そして「本当に実践できる」ことなのです。●他の学者さん、コンサルタントさんは皆さん 新しいノウハウなど『上に向かいます●でもボクはあえて『下に向かいます』本当に大切なエッセンスを更に噛み砕き、それを風俗に来る子達に教えたい。犯罪に手を染める直前の人達に教えたい。●それも我慢を強いるのではなく「こっちの方が楽しいぜ!」そして「こっちの方法なら自分のことを好きになれるぜ!」ということを伝えたいのです。●犯罪に手を染める人のかなりの割合、そして風俗に来てしまう子の多くは、その結果「自分のことが嫌いになります」●今の日本は長くから言えば敗戦後、日本人が日本人を嫌いになることを押し付けられる教育を受け続けてきました。まぁ、この話は長くなるので別の機会にします。●結局他人に喜んでもらい自分も楽しんで お金という非常にエネルギーの強いものを手に出来るのであれば「自分のことを好きになる人が増えるのではないでしょうか」●また会社の社長さんの多くが良い本を見つけても、そして頭で分かっても社員の協力が得られないので業績が変わらない、内部の社員からの助けが得られないなどで苦しんでいます。●これも「ビジネス幼稚園」の構想によって今までの方法では理解してもらえなかった社員も巻き込むことができるのではないかとの思いもあります。●それらの構想の大きな切っ掛けの一つである今回の本。●キャンペーンは2月25日からです。●なお、この文書は転送自由ですのでメルマガ発行者さんや楽天日記の主催者さんなどにも送っていただき皆様のご協力が得られると幸いです。
2004年02月22日
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話題の映画、観てきました!僕はこのシリーズ大好きなんです。実は中学生のとき、つまり20年前に、原作の『指輪物語』を全部読んだんですよね。その後アニメになったのも見たんですが、これはあんまり面白くなかったし、途中で終わっちゃった。今回の映画化で懐かしくて、観てみるとなんと、ほとんどストーリーを覚えていませんでした(苦笑)おかげで先の展開がわからなくて、たっぷり楽しめましたよ。そして今回見た『王の帰還』とにかく時間が長いのを覚悟しました。上映時間は予告編コミで3時間40分!!!いつもだったら映画を観るときは水分を補給しないといけないんです。エコノミークラス症候群みたいになる。同じ姿勢で狭いところにいると、1時間で体から80ccの水分が失われるそうです。3時間40分だったら、300ccくらいはなくなっちゃうわけで。でも途中でトイレに行ったらもったいない。そこで開始の3時間前くらいから水を飲まず、上映中にはペットボトルで水分を補給しながら観ました。おかげで尿意は催さないで、しっかり映画に集中できました。で感想。これは面白いよ。ぜんぜん長く感じない。あえて言うと、大クライマックスで、「これでおわったぁ」と思ったときからエピローグが30分続きます。知らない人はこれが長いと思うかもしれないけど、原作ではさらに別の話が展開していたから、僕としてはこれでもまだ足りなかったりする。それでも普通の映画が「あとはお好きにご想像ください」というところを、徹底的に描ききったあたりは満腹感がしっかりあってよろしかったです。それと、この映画、絶対映画館で観てください。これを家でビデオやDVDで観たら、どうしたって途中で食事をしたり、トイレ行ったり、中断するでしょう。でも一気に観たからこそ体験できる感動が、この映画にはあります。これはね、もはや映画じゃありません。体験型のアミューズメントなんだと思ったな。クライマックスにつぐクライマックス。画面にくぎ付けになりながら、そこから逃れられない極限状態。それを味わうことができました。上映している間は、月に1回は見に行こうと、心に決めたたまいちでした。
2004年02月21日
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僕はコンタクトレンズが嫌いです。臆病者なんで、目に指を入れることがどうしても、耐えられない。15年位前にコンタクトを作ったとき、片目に入れるのに15分、両目に入れて30分かかってしまった。しかも付け終わると疲れ果ててしまって、目はゴロゴロでなお疲れる。それで結局1週間もつけないで止めてしまいました。裸眼で視力は0.3~0.4くらいなので、別に付けなくてもそれほど不自由は感じません。映画を見に行ったり、自動車の運転をするときだけは、メガネをかけます。それでいいと思っていました。ところが最近、状況が変わったんです。年末にBSデジタルのテレビチューナーを入手しました。するとハイビジョンの放送が見れるじゃありませんか。ウチにはハイビジョンのテレビがなかったので、年が明けてから、ハイビジョンプロジェクター、ハイビジョンテレビ、ハイビジョン録画できるD-VHS、5.1サラウンド再生できるオーディオアンプを揃えてしまいました。これがもう、極楽です。もともとホームシアター作るのが夢だったんですけど、ハイビジョンを100インチスクリーンで、しかも5.1サラウンドで見ていると、下手な映画館よりもはるかに興奮できます。ところがここで問題が発生しました。画面の解像度は高くても、目の解像度が追いつかないんです。目が悪いと、ハイビジョンも普通の放送も見分けがつかない(苦笑)仕方ないからメガネして見るんだけど、たまに映画見ながら寝ちゃうから、メガネが壊れちゃうことも。会社の同僚に相談したら、今のコンタクトはかなり良くなっているから、試してみたらどうかという。そこで彼の紹介でコンタクトを付けてみました。僕が買ったのは使い捨てのソフトレンズです。びっくりしました。ほとんど違和感を感じません。装着にかかる時間も、前の半分、両眼で15分(それでも長いけど)付け始めてから今日で4日目。初めて5分で付けられました。小さな一歩だけど、やっぱりピントがあっているって言うのは気持ちいいです。僕は乱視が強いんで使い捨てレンズでは矯正しきれません。この使い捨てレンズで慣れたら、ハードレンズもチャレンジしてみようかな、ってくらいの気分になっています。
2004年02月20日
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今ふとテレビを見たら、ジャパネットタカタの番組をやっていた。そのテロップを見てのけぞってしまった。「ジャパネット番組●●周年企画 消費税込みキャンペーン」す、す、すごいです。何がすごいかって?だって4月からは法律で内税表示が強制になるから、すべての値札は消費税込になるんですよ。つまり4月から消費税込み価格を出したら当たり前。今、この時期に消費税込み価格を出したら、なんとびっくりキャンペーン。この経営感覚には脱帽しました。高田社長、とてつもない経営センスをもった社長ですね。
2004年02月19日
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昨年中はご支援、ご声援、ありがとうございました。2003年は自分としてはここ数年の中でも特に激動の年でした。さまざまなセミナーや講演会で勉強し始めた2002年もインパクトがありましたが、そこで学んだものを形にし、さらに継続するということは非常に難易度が高く、しかも小手先ではかなわないものであることを実感した一年でした。今年はさらにその学びを深め、人生の大輪の花を咲かせるべく、がんばっていきたいと思います。どうぞ今年もよろしくお願いします。たまいち こと 玉村一郎
2004年01月01日
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久しぶりに風邪をひきました。先週の週末にうちのセミナーがあって、途中から熱っぽくなってきたんです。最近はほとんど風邪ひかなくなっていたんですが、ちょっと前に友人の葬儀があって精神的に不安定になっていたところ、急に冷え込んできたからでしょうね。いつものようにアスピリン飲んで、ビタミンCを1日1万ミリグラムぐらい飲んで、暖かくしていたおかげでようやく治ってきました。今回は油断で風邪をひいてしまいましたが、それでも食事がおいしく食べられたことが早く回復した理由だと思います。病気を完全に防ぐことは難しいかもしれませんが、病気になっても回復する力を養うことはできるのです。やはり日頃の健康管理が大切だと実感しました。
2003年12月17日
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博多で講演をして帰ってくると、事務局のスタッフから教えられました。「シロちゃん(ハムスター)今朝死んじゃった…」そっかぁ。昨日までは元気に葉っぱ食べていたのにな。でもね、僕はシロちゃんの姿を見て、とってもたくさんのことを教えてもらったよ。夏に大きな腫瘍ができていたのがわかったとき、毛もばさばさになって、動かなくなっていくシロを見て、もうこれで終わりだと思った。それが抗酸化剤をあげたら見事に毛並みが戻ってきて、元気も出てきた。腫瘍はその後、お腹から足、喉へ転移。それなのに毛並みは信じられないくらい、ほおずりしたくなるくらい、真っ白できれい。食欲も旺盛。今度は目に来た。右目が徐々に白くなっていく。白内障が起きている。また毛並みも落ちてくる。これでもうだめか、と思いつつも、今度はビタミンCとビタミンAをあげたら、またまた復活。目の色は完全に元に戻り、毛並みもさらにふさふさ。最後にシロちゃんの遺体にお別れをしましたが、真っ白ふさふさの毛で、やすらかな顔で、眠るようでした。実はシロちゃん、3年くらい生きたかな?と思っていたら、よくよく計算してみたら3年11ヶ月、ほとんど4年間生きていました。普通2年、長くて3年といわれたハムスターが、病気にかかっていながら4年近くも生きたなんて、まさしく奇跡です。動物には、生命には、かならず寿命があります。人によっては若くして寿命が尽きることもあります。けれども、その寿命の中、どのように生きるのか。どのように終わりを迎えるのか。最後の最後まで美しく、元気に生きたシロちゃんを見て、僕も寿命の長短ではなく、最後までこのように生きられたらいいなと思いました。
2003年12月06日
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実はまだ生きています。す・ご・い!!!それでも症状は少しずつ進んでいて、右目が白内障になって白くなってきました。白内障はビタミンCの不足と関係しているので、ジュースを作って飲ませました。それと目の健康はビタミンAが関係しているので、錠剤を開けてなめさせました。最初はそれでも目が悪くなり、だんだん目が開かなくなり、毛もばさばさになってきたので「さすがに寿命だものな」とあきらめていながらも栄養を上げ続けたら、なんと!目が開いてきて、目の白さがだんだん消えてきて、毛も再びふさふさになったではありませんか。うちのハムスター、なんかスーパーネズミみたい。
2003年11月19日
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先日、西研究所主催のMGジュニア・セミナーに参加してきました。これは何かというと・・・ビジネスゲームの一つ。昭和51年に西順一郎がソニーCDIで開発。経営教育の手法。チ-ムで行なうのでなく、「一人経営」型をとる。そのため、負荷は大きいが、効果も抜群である。(西研究所HPより http://www.nishiken.jp/ )よくわかりません? 最近「金持ち父さん」に載っていたキャッシュフローゲームが有名ですが、あれをもっと日本の会社経営の実務にあわせたものと言っていい・・・のかな。実はキャッシュフローゲームの方をやったことがないのでわかりません。内容は300万円の資本金で会社経営を5期やって、利益がいくらあがるか、自己資本比率がどれくらいになるか、それらを競うゲームです。結果は・・・あとちょっとのところで自己資本が当初の資本金に及びませんでしたが、初回にしては立派と言っていただけました。二日間参加してみて、とっても面白かったです。もともとゲームって好きだし。P/LやB/Sを実際に作っていく経験は大変参考になりました。竹田ランチェスター理論からいうと、経理や財務、つまり「資金」が経営に与える影響は7%しかありませんから、はっきり言ってこれまで完全に 無 視 していました。けれどもゲームを通じて分かったのは、たかが7%、されど7%ということ。例えば業績が年に7%上がったとしたら、複利計算で2年で14%、3年で22%、4年で31%もあがることになります。いくらマーケティングが上手くても、そうそうクリーンヒットは打てないもので、失敗続きのこともたくさんあります。そのときほぼ計算が出来る資金対策をしっかりやっていくことは、会社を安定運営させるために、きわめて大切なんだろう。それを悟りました。でも、僕のような会計の知識のない者は、いったいどうやって勉強していけばいいんだろう。そう思っていたときに、友人の松井さんがピッタリの本を書いてくれました。★★★『3びきのこぶたと学ぶやさしい会計』キャンペーンのお知らせ★★★経営者になるために最低限の会計の知識が必要だということはご存知ですね?でも、会計を勉強する時間がないと嘆いている方にこの本を書いてみました。専門書のように難解な文字は使わず、誰でも読めるような内容にしました。それでいて、しっかり会計の基本を学ぶことができます。→ http://planetblue.co.jp/ しかも、今日明日、17日~18日にこの本をアマゾンで買うと、松井さんからたっぷりプレゼントがもらえてしまう!!17・18日の2日間に、『3びきのこぶたと学ぶやさしい会計』を予約した場合、以下の特典があります。【特典1】『アリがキリギリスに教えるB/S、P/Lの作り方(仮題)』(非売品:PDFファイル)をプレゼント。【特典2】『3びきのこぶたと学ぶやさしい会計』の解説CDを1,000円(送料込・税別)でご提供 (キャンペーン後は、3,000円(送料込・税別)で販売予定) 【特典3】『儲かる会社の作り方』をあわせてご購入していただいた人、あるいはすでに持っている人には、『何を管理していいのかわからない人のための経営管理強化7つのポイント』の解説CDを2,000円(送料込・税別)でご提供(キャンペーン後は,5,000円(送料込・税別)で販売)。 (松井さんHPより http://planetblue.co.jp/ )特に僕が欲しいのはCDだなぁ。いつも通勤の車の中でセミナーや勉強のCDやテープを聴いているんだけど、とってもいい勉強方法だと思います。このCDを車で聴くことができたら、あっという間に会計に詳しくなっちゃうかも。というわけでさっそく僕は申し込んでしまいました。皆さんも急いでどうぞ!
2003年11月14日
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実はここ数日、うちの親父のメルマガをたくさんの方が紹介してくださって、とっても嬉しく思っています。本当にこの楽天の付き合いって素晴らしいですね。いつも紹介してもらってばかりいるので、今日は親友のメルマガを紹介してしまいましょう。この社長さんは、ズバリ人たらしの名人です。有益な経営セミナーとあれば九州でも東京でも時間を惜しまずに出かけてきて、ちゃっかり今をときめく有名コンサルタントの方々と接近戦でつながってしまいます。もちろんセミナー中毒で仕事が上手くいかない部類の方ではありません。自らの事業は極めて順調に発展され、すでに自分がいなくても自動で動くほどのシステム化が完成しているわけです。僕は彼と数多くのセミナーや講演会でお付き合いするうちに、人脈が莫大に広がってしまいました。その中にはビジネスに直結している人も少なくありません。その平成の人たらし、楽天日記でもお馴染みの新和歌山名物さんがついにメールマガジンを創刊しました。かくいう僕も読者の一人として楽しみにしています。お薦めです。******************************************************************** ■愛の“バタ・貧”脱出大作戦!! 雨が降ればずる休み。給料以上のローン返済。 女なし、友達なし、家族の信用まるでなしの根性なし。 でも…いまは 美人社員4名と、アルバイト150人に慕われる社長になれました。 そのきっかけは…ひとつの覚悟をしたからです。 私はある日突然「天」からその覚悟を要求されました。 「死」と引き換えに・・・。 □11月5日創刊号 → http://www.mag2.com/m/0000120044.htm ********************************************************************
2003年11月12日
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うちの会社で飼っているハムスターのおなかに大きながんができてしまいました。まるでお腹に赤ちゃんがいるんじゃないかと間違えるほどの大きさです。このハムスターはシルバードワーフハムスターって言って、普通のハム太郎に比べるとかなり小さい。けれども愛嬌があってとっても可愛いんです。特にうちの子シロちゃんはおでぶさんで、歩くときもお腹が地面に張り付いてしまいますので、「ぺたぺたぺた」って感じで超スローです。通常寿命は2~3年らしく、すでにシロちゃんは2年たっているから、がんがなくても寿命です。ふさふさだった毛並みも次第にばさばさになってきて、まさに命が枯れていく感じでした。どうせだったら、いろいろ試してみようと、自分が日ごろ食べている抗酸化サプリメント(活性酸素除去系)を餌に混ぜ、水は伊豆下田の観音温泉の飲泉水をあげました。するとどうでしょう、なんか元気なんです。へぇー、末期でも元気になれるんだ。感心していましたら、なんだか徐々に毛並みが戻ってくるんです。腫瘍もだんだん小さくなってくる。実は大きながんが見つかったのは8月の終わりのことだったのですが、それから2ヶ月たった現在、シロちゃんはぴんぴんしています。というか、むしろがんになる前より毛並みはやわらかくふさふさ。がんも残ってはいるけど、もう大きくなっていません。なにしろ千円くらいで買えるハムスターですから、がんになったって病院に連れて行くわけにもいきません。点滴だけで数千円かかってしまいますから。けれども病院に行かないのに、食事と水の改善だけで、がんが克服っていうか、元気を取り戻す姿を目の当たりにして、まさしく自然治癒力の威力を思い知らされました。それと同時に、恐ろしい事実を動物病院の先生に教えてもらいました。ペットががんにかかるのはペットフードの問題が大きいと。ペットフードは、流通時間が長いので、少なくとも問屋さんで3ヶ月は保存できるように、保存料をたっぷり入れている。餌を手作りに変えたり抗酸化剤を食べさせるだけでがんが治ることが非常に多いそうです。人間の食べ物はどうでしょう。見た目の良さ、保存のしやすさ、加工のしやすさ、それを追求している私たちの食べ物は、もしかするとペットフードよりもよっぽど悪いのかもしれませんね。
2003年10月29日
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昨日錦糸町の西武デパートで靴を買おうと物色していたら、突然ククッという感じで腰に違和感が。「まずい、こりゃギックリ腰になったときの兆候だ」なんとかその場をごまかして希望の靴を買って帰宅。帰ってからかなり違和感が拡大してきたのでファミリーのマッサージチェアーでぶるぶる。DVDで映画『青の炎』見ながらせきずい活性法(うちの療法)を実施して、だいぶ楽になりました。朝起きてみると痛みはそれほどでないんだけど、腰が伸びない。ずっと前かがみになっちゃうんです。どうしようかなぁ。今朝は東京辰巳国際プールでひと泳ぎしてから会社に行くつもりだったのですが悩みました。でも腰痛にはプールはいいので、リハビリのつもりで行ってきました。最初の100メートルは腰が伸びないせいでキックが打てず。そろそろって感じでようやく泳いでいました。それから徐々に腰が伸びて普通になってきたので、思い切ってバタフライで100メートルやったらまあいい感じ。1000メートル泳いで上がった頃には腰が伸びるようになっていました。前に『腰痛は怒りだ!』という本で、腰痛の時には動ける限り動け、って書いてあったのをそのまま実践したことになりましたが、なるほど、効果はあるもんですね。でもまだ腰は不安定なんで、らくらくインカネーションさんに会いに行かなきゃ・・・。
2003年09月30日
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玉ちゃんことうちの親父との出会いは多くの方に驚くほどのインパクトをもたらしたみたいです。しかしまぁ、なんというか、僕がすっかり影が薄くなっていません?(苦笑)------------------------------------------------------スーパーメッセンジャー 平野秀典さんの日記(時々写真付)波乱万丈の人生を生きてきた本物の迫力を漂わせながら、「本当に70歳?」と居合わせた全員がびっくりしたほどの、若さとパワー。たくさんの学びと、感動がありました。詳しくは、メルマガに書きます。紅白狙える実績と話題性がありますので、お楽しみに。(以下は↓の日記コーナーへ)http://www.withe.ne.jp/~hirarin/ ------------------------------------------------------らくらくインカネーションさん日記<湯島にタマちゃん出没?>いやぁ、驚いた。ビデオで見て、想像はしてたんだけど。迫力が違う。なにって?いや、タマちゃんですよ。楽天仲間、たまいちさんのお父様。ほんの5分か10分くらい、お顔拝見のつもりが…。(以下は↓) http://plaza.rakuten.co.jp/11rakuraku/diaryold/20030924/ ------------------------------------------------------エナジー牧場さん日記<玉ちゃんファンクラブ>手はその人の年齢を表すと言いますが、玉ちゃんのは20歳台位しか見えません!『ウッソーーーーー!!』シワひとつなく、ツヤツヤで綿みたいでフワ~ッとしててチャーミング。思わず、自分の手をマジマジと眺めました。こんなシワシワの手はアカン!手は大切やなぁ。もっと手入れしなきゃ!と反省しました。(以下は↓)http://plaza.rakuten.co.jp/energyfarm/diary/#2003-09-25 ------------------------------------------------------(ここからは元の日記)昨日の朝、エナジー牧場さんから携帯に電話が入りました。「わたしねー、明日から東京いくんやけど、なんとか玉ちゃんにあえへんかな?」「はい、僕だったら大丈夫ですよ」「ちゃうちゃう、玉さんやのうて、玉ちゃんやがな」僕でない玉ちゃんというのは、実はうちの親父のことでした。うちの親父は言うまでもなく青春大学の学長、つまり僕の会社の創業オーナー経営者。それも飛び切りのパワフル人間なんです。高校時代から電気屋を始めていて、すでに当時学校の先生にお金を貸してあげていたほど。その後カラーテレビがまったく普及していなかったとき、今のプラズマディスプレイよりも高価だったときからカラーテレビ小売販売日本一を13年間独占。会社を2回倒産させた後に今の青春大学を創業。すでに28年間。無借金経営だから銀行がいくら倒産しようとどこ吹く風。おやじがすごいのは事業だけではありません。心中未遂3回、空襲や台風などで26回死にかけた経験を持つ。最初の結婚は相手が出て行き、次の妻(僕の母)は交通事故で死別。もう打ち止めと思ったら、まだ結婚しない息子(僕のこと)を尻目に63歳にしてできちゃった結婚。32歳離れた僕の妹を作っちゃった。ナチュラルハイジーンもせず、毎日浴びるほど飲みまくりながら、体力・持久力・精力は圧倒的。いまだに月に27日間夜のお勤めを実施中(見たわけじゃないけど)。さらに昨年70歳を機に日本クラウンから新曲『男富士』で歌手デビュー。「いいかげん年寄りの道楽」と思っていたら本気で歌手活動を展開し、DAM、孫悟空など主要なカラオケに曲が入り、オリコン演歌・歌謡曲ランキングで先々週25位、先週27位、今週22位と「うそっ」という感じで信じられない大躍進。夢は来年の紅白歌合戦にトリで出ることだというのです。玉ちゃんプロフィールはこちら↓http://www.seishun.com/profile.html その玉ちゃんに生で会いたいというのがエナジー牧場さんの希望でした。いろいろ経緯があったのですが、親父が「よろこんでお会いしましょう」というので、エナジー牧場さんが青春大学にやってきました。それがお一人ではなく、らくらくインカネーションさん、ひらりん、煙んパスさん、八木さん、愛の教育王さん(でよかったっけかな)などそうそうたるメンバーがこぞって一緒にやってきたのです。最初は「10分でもいいから」ということで玉ちゃんが出てきたのですが、なにしろ経営の話が大好きな玉ちゃん。カラーテレビ日本一の秘訣、青春大学創業の理念、中高年に元気を出させるための歌手デビュー、みんなを喜ばせるための玉ちゃんファンクラブなど、話は止まらない止まらない。しまいには前日のステージのビデオテープを皆さんに公開。エナジー牧場さんは感動の涙で真っ赤になっていました。最後はCDと本にサインをして、記念の写真を撮って、2時間ものトークが終わりました。終了後も興奮冷めやらず、上野の居酒屋で懇親会を開きました。皆さんが口々に言うのは、玉ちゃんの精神性の高さでした。「玉さん、お父さんに負けとるでぇ」「お父さんと一緒だと、玉村さんが地味に見える」とか。僕は身近すぎるので今更驚くことはありませんが、皆さんに喜んでもらえて、めちゃくちゃ嬉しい夜でした。
2003年09月23日
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楽天でも静かな話題となっているセブンカード・スタッド・ポーカーにややはまっています。簡単に紹介すると、通常のポーカーが5枚で役を作るところ、セブンカードではその名の通り7枚配られます。そのうち任意の5枚で役を作るわけですから、単純に考えれば高い役ができやすいはず。ところがここにひねりがあって、7枚のうち4枚がオープンとなって他のプレイヤーに公開されています。その4枚で手役の高低を「想像」し、「恐怖」を乗り越えてチップをかけていくわけです。オープンされている4枚が強い手札だったら、むしろ勝つことは難しい。だって他のプレイヤーが降りてしまうから。オープンされている4枚がばらばらで役にならないように見えても、見えない3枚によって、4カードやフルハウスができている可能性があります。それをチップのかけ方によって読みあうのが、このゲームの醍醐味なのです。マージャンや通常のポーカーでは、自分の手役をいかに作るかが勝つためのポイントなのに対し、セブンカードでは手役は必ずしも決定打ではありません。相手をいかに降りさせるか、あるいは降りさせずにチップを積み上げさせるかがポイント。つまり完全な心理戦なのです。ある意味、これは日本人のもっとも苦手とする部分かもしれません。日本人はまじめに良い商品を作ることを第一に考え、工業立国を成し遂げてきました。それに比べて今の欧米は、良い商品を作ることでは必ずしも勝負をかけていません。それよりもいかに悪い商品を相手に買わせるかがポイントで、それが良い悪いの問題ではなく、それこそが彼らの商売なのでしょう。そのような土壌の違いというか、考え方の違いが、同じギャンブルでも心理戦の少ないマージャンなどを楽しむ日本人と、心理戦を主体とするセブンカードのようなゲームを楽しむ欧米人との違いになっているようで実に面白いと思います。セブンカードに関しては、らくらくインカネーションさんのご紹介で知ることになりました。実際にやってみると非常にエキサイティングで面白かったです。ただ残念なことに日本ではこのゲームは知っている人が非常に少なく、なかなか遊ぶことができません。仕方なくプレステで出ているTHEカード2というソフトで寂しく練習している毎日。ゲームとしてはまあ面白いんだけど、コンピューター相手では心理戦にならないんですよね。というわけでもっとたくさんの皆さんに知ってもらいたいなということで、関心がある方はらくらくインカネーションさんの楽天ホームページをご覧になることをおすすめします。らくらくインカーネーションさんのHPhttp://plaza.rakuten.co.jp/11rakuraku/ セブンカードのページhttp://plaza.rakuten.co.jp/11rakuraku/005000
2003年09月21日
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この間、あるセミナーで「価値観の入れ替え」という演習を実施しました。非常に興味深い内容だったので紹介します。人はその価値観によって、あらゆる行動と、その結果が変ってくる。価値観とは「感じたい感情」と定義される。たとえば「愛情」を感じたいとすれば、恋人や家族を大切にする。「有能」を感じたいとすれば、仕事や使命を全うすることをがんばる。これらの感情は誰もが感じたいと思うものだけど、これにはランクがある。「愛情」が「有能」よりも上位にランクインする人は、仕事よりも家族や恋人を大切にする。「有能」が「愛情」よりも上位にランクインする人は、家族や恋人よりも仕事を優先する。そこでこのセミナーでは、今の自分の価値観を認識し、これからなりたい自分、やりたいことをできる自分に合わせて、価値観それぞれのランク付けを変えるという作業を実施する。実施した7つのステップ1.現在の自分の価値観(感情)をリストアップ2.現在の価値観(感情)のランク付け3.現在の価値観(感情)のルール確認例えば、僕の価値観の3番目は「勝利」ではどういうルールで勝利を感じることが出来るかと言うと、誰にも非難されない方法で、正々堂々と、相手に勝利して、その勝利が価値あるもので、賞賛されて、なおかつ負けた相手から恨まれないで、むしろ尊敬されたり、友情を深めるようなとき、僕は「勝利」を感じる。4.自分がこれからやり遂げたいこと、夢、経験したいことをリストアップ5.それを全部やり遂げる人の価値観をリストアップ6.その価値観のランク付け7.新しい価値観のインストールそれで自分はどうなったかというと・・・新しい価値観をインストールしようと思ったら、結局もとの価値観に戻ってしまいました。自分がやりたいことに合わせて価値観を変えるっていうのは、なんか違うと感じたんです。人にはそれぞれ使命っていうか、役割みたいなものがあるって、最近よく感じます。その使命や役割はどこから出てくるのかと言うと、まさしく自分の持っている価値観から生まれてくると思います。やりたいことを探すのもいいけれど、やりたくなくてもやらねばならないこと、自分がやる役割、使命があることをしっかりとやるのって、とっても大切じゃないでしょうか。たとえば僕は、いま父の会社にいます。もちろん楽しいことばかりじゃない。なんでこんな苦しいことを耐えなければならないんだと思うこともしばしば。でも、だからといって、父の会社を飛び出して「自分のやりたいこと」をひたすら追求してよいでしょうか。僕にはこの父の子として生まれたことの、役割っていうのがあると考えます。この時代、日本のこの場所に、生まれたこと、生きていることの意義があると感じます。その役割をまっとうしたとき、本当に自分の生きがいに溢れた人生があるのではないでしょうか。そしてその役割はどこから生まれてくるかと言うと、自分の今の価値観じゃないかと思います。僕は「正々堂々」と「勝利」することに高い価値を感じるという価値観があります。これを認識できたことは今回のセミナーできわめて有益でした。しかしこれを変えようとは思わないし、変えたら自分ではなくなってしまう。僕は自分の価値観が誇りです。僕の価値観は厳しいものではありますが、だからこそ自分の今の人生、今の考え方があるのだと思うのです。
2003年09月18日
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この一週間。自分にとってはあまりにも多くのことがありすぎました。それで何から書いていいのやら...。また気持ちがまとまったらお話することもあるかもしれません。それまでは心機一転して、また皆さんの参考になるような内容をご紹介してこうと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いします。
2003年09月10日
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風邪の原因はウイルスではない。もしも風邪の原因がウイルスであるとしたら、風邪の流行する時期は毎年気候の変動によって変ってくるはずである。ところがアメリカでは11月から12月にかけて、日本では1月から2月にかけて、風邪のピークがやってくる。ウイルスはカレンダーを持っているのか?実はウイルスがいくらあっても、風邪になどかからないのである。風邪の原因は暴飲暴食である。アメリカでは10月31日にハロウィーン、11月の第4週に感謝祭、そして12月のクリスマスで暴飲暴食のピークがやってくる。日本では12月に忘年会、クリスマス、年越し、新年会と年末から年始にかけて暴飲暴食のピークがやってくる。暴飲暴食により、身体は消化活動に総動員され、免疫力が極めて低下する。免疫力の低下の時期と風邪の流行は一致するのだ・・・。このような説を唱えている人がいます。これは風邪の予防はまず生活習慣を正すことから、という意味で、きわめて興味深い内容だと思います。抗菌グッズや殺菌消毒で一所懸命病原菌を排除しようとしても、生活習慣が乱れていたら予防にならないのです。ただし、これはあくまで仮説です。起こっている現象は説明できますが、じゃあウイルスによる他の疾患、たとえばエイズはどうなのか、という疑問が湧いてきます。ウイルスは病気の原因ではないのだから、エイズもまたウイルスが原因ではない、と主張しています。エイズが特に流行しているのはアメリカと、アフリカなどの発展途上国。それはアメリカの場合は麻薬の汚染がひどく、免疫力を極度に低下させているから。アフリカなどの発展途上国は、衛生環境が劣悪で免疫力を極度に低下させているからである。その証拠に、麻薬が少なく、衛生環境がしっかりしている日本では、エイズはほとんど流行していない。というのが彼の主張です。しかしそれは間違いです。日本のHIV感染者は今年6月29日現在で3,876人となっています。アメリカでは10万人を突破していますから、はるかに少ない数値であることは間違いありません。しかしこの数字にはウソがあります。僕の友人に大きな病院で病理を担当している医師がいます。彼から直接聞いた話ですが、病院では内密に一般の患者のHIV検査を実施しているそうです。これは医師の自衛策としてのことであり、HIV感染であれば手技などに注意を払わなければならなくなるからです。それによると、患者が知らないHIV感染は非常に多い。特に10代、20代の女性の数が非常に多い。彼の病院での比率から言うと、大都市だけで4~5万人感染者がいると推定されるそうです。そして本人が申し出ない限りHIV検査結果を告知することはありませんので、彼女達は自分が感染者だということを知りません。そして自分が感染者であることを知らずに結婚し、子供を産んでいくことになります。アメリカの10万人に追いつくのは既に時間の問題だそうです。現時点では本人がHIV検査をしないかぎり感染者の正確な数字はわかりません。本人が知るのは、エイズが発症した後。HIV感染からエイズ発症までの潜伏期間は約10年と言われます。僕がこの話を医師から聞いたのが2年ほど前のことですから、問題は8年後でしょう。夫婦での性交渉であっても安心はできません。援助交際は10代20代の若者と40代50代の中年が中心です。もしもパートナーに隠れて援助交際をしていたとしたら・・・。日本人だから感染しない?感染するのは特別な人? 不衛生な人? 薬物注射をやっている人?感染するのは自分以外の人だと考えて、正しいことをやっていると安心しきっているあなたは、いつかエイズの犠牲者になるかもしれません。エイズから身を守る方法は、正しい知識を身につけることです。
2003年09月03日
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★最初にお知らせ&お願いをば。僕の友人で、とっても変な男がいます。彼は頭がよく、知識も豊富なのに、先天的な欠陥があります。それは笑えないジョークが大好きだということです。しかも真面目にやらなければいけないときに突然前触れもなく壊滅的ギャグが飛んでくるので、その場の雰囲気を一瞬にしてパニックに陥れる症状が出ています。その彼が、今度こそ真面目に更正し、世のため人のために役に立つことをしようと今夜、メルマガを発行することになりました。どうぞ彼が真人間になるために、皆様の暖かい応援をお願いします。(あのー、本人に怒られてしまいました。結構真面目な人でした。冗談はもっと分かりやすくしなければダメだとちょっと反省。ごめんなさい)---------------------------------------------------------------≪悪習慣をぶっ飛ばせ!なりたい自分になる法則≫ 酒・煙草・食べ過ぎなど、悪習慣が自分の思い通りにコントロールできるようになれば、なりたい自分になれる第一歩が踏み出せます。独立ナビゲーターが贈るメルマガを読んで、自分の望む本当の成功を手に入れよう!http://www.mag2.com/m/0000115361.htm---------------------------------------------------------------ここからが本題。『ライフスタイル革命』(フィット・フォー・ライフ)の内容はナチュラル・ハイジーンとも呼ばれています。この食生活のポイントは、制約がきわめて少ないことだといいます。つまり前回書いたように1.肉や魚と、穀類等炭水化物とを、同時に食べない。肉と野菜、穀類と野菜、といった組み合わせにする。2.午前中は果物以外は食べない。夜8時以降も食事はしない。3.これを守っている限り、食べる量はあまり気にしなくていい。これだけで身体が劇的に変わるというのです。1.については前回、その根拠が医学的裏付けに乏しいことを書きました。今回は2と3について考察してみましょう。・ナチュラル・ハイジーンの考え方では、人間は食べ物を食べるとそれを消化しなければならない。・消化したらそれを身体の組織やホルモン等に役立てる、つまり同化しなければならない。・同化したら使えなかったカスが出てくる。これを排泄(異化)しなければならない。・これら摂取と消化、同化、排泄(異化)、それぞれには大きなエネルギーを必要とする。・したがって同化や異化の時間に摂取や消化をすれば、同化や異化のプロセスが邪魔される。つまり自然治癒力の低下や、日常的活動エネルギーの低下が起きる。・午前中は身体は異化のプロセスを実施しているので、それを邪魔しないためには、食べても消化の負担にならないものがいい。・果物は消化に15分しかかからず、消化の負担が極めて少ないので、朝に食べるのには最適である。・摂取、同化、異化のプロセスがしっかり行われれば、カロリーを気にする必要はあまりない。・朝は果物でお腹がすいたら、また好きなだけ果物を食べればよい。これがナチュラル・ハイジーンの考え方です。ところがこの部分、私には納得できないところがあります。一番の疑問点は、これを実施している人のなかで、まるでお腹がしぼまず、太鼓腹のまま、むしろ最近太ってきたように見える人がいたことです。可能性はいくつかあります。まずはその人がナチュラル・ハイジーンを守っていない可能性。でもさすがにこの人はナチュラル・ハイジーンをセミナーで指導している人なので、まるでやっていないなんてことはないでしょう。中には「きのこの山のチョコレートを食べまくっていた」「ハーゲンダッツアイスクリームが大好き」とか言っている人もいましたが、あくまで僕は自分で確認したものだけでお話させていただきます。僕はむしろ、この人はナチュラル・ハイジーンを過信しすぎていたために、肥満体になっているのではないかと考えています。この人の食生活を見せてもらったことがあります。朝ご飯は果物と野菜のジュースだけをとっているとのことで、目の前でそのジュースを作って見せてもらいました。それはそれはすごい量でした。メロンにスイカ、にんじん、パイナップル、ほうれん草、セロリなどを次々にジューサーに放り込み、最終的にできたジュースの量は大きなボウルに一杯。2リットル分くらいになりますでしょうか。これを毎朝飲むというのです。ここで単純な足し算をしてみましょう。2リットル分の生果物野菜ジュースは、どれくらいのカロリーがありますか?ためしにコンビニで100%ジュースのカロリーを調べてみました。りんごジュースで200ml 96キロカロリーありました。これが2リットルだったと仮定すると、およそ960キロカロリーになります。朝食をほぼ果糖オンリーで1000キロカロリー食べていたら、1日の総カロリーコントロールはきわめて難しくなります。もちろんこの上に間食でチョコレートやアイスクリームを食べていたら論外もいいところ。つまりこの人が太っているのは、単なるカロリーオーバーだと考えられます。通常はナチュラル・ハイジーンで太ることはあまり見受けられません。しかしもともと理論立てに無理が見られるので、その無理がある理論を過信して徹底させてしまったところに、問題が起きたのでしょう。僕はナチュラル・ハイジーンを自分の身体で実験してきて、効果がある部分と効果がない部分をだいたい確認できてきました。●朝は野菜と果物の「生」ジュースで「適度」に飲むだけにする。●毎食時、大き目の生野菜をメニューに加える。生野菜が加わるとかさが増えるので、自然と食事の総量、すなわち総カロリーが低く抑えられる。●生野菜が充分に食べられないときはカロリーはオーバーにならないように注意する。この三つで充分です。食べ合わせは気にしていません。食べる時間も夜なんか12時過ぎることがありますが、何の関係もなく減量してしまいました。ただし果物には注意が必要です。グレープフルーツなど南洋系の果物が身体を冷やすと言うのは本当でした。足が冷えてとってもつらくなります。僕の場合はりんごなど寒冷地でとれる果物を中心にしたら冷えが起きにくくなりました。このように、ナチュラル・ハイジーンは医学ではなく民間健康法であることを忘れず、ご自身の身体で確認しながら、自分にあった食生活を探すための参考意見だと考えていくことをお勧めします。
2003年08月31日
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キングベアー出版が出している『ライフスタイル革命』という本があります。これは原題をフィット・フォー・ライフといいます。ライフスタイルというよりも、食生活の改善を提唱したもので、この内容を実践している方は、特にベジタリアンの方に多いようです。実際にこの方法を実践すると、多くの方に同傾向の変化が訪れます。●体重が劇的に減る●持久力がつく●エネルギッシュになるこの本の提唱内容は、決して難しいものではありません。1.肉や魚と、穀類等炭水化物とを、同時に食べない。肉と野菜、穀類と野菜、といった組み合わせにする。2.午前中は果物以外は食べない。夜8時以降も食事はしない。3.これを守っている限り、食べる量はあまり気にしなくていい。大まかに言うとこの二つだけです。もちろんベジタリアンになれば、それが理想とされます。ところがこの方法をとっていると、実は副作用があります。●エネルギッシュにはなるが、力は弱くなる人がいる。●頬がこけてくる人がいる。●皮膚からうるおいがなくなる人がいる。●やせずにおなかが出たままの人がいる。その原因はどこにあるのでしょう。今回はまず1から見ていきます。1の主張の理論立てはこのようになっています。野菜を食べると、消化するのに3時間かかります。炭水化物を食べると、消化するのに4時間かかります。肉魚を食べると、消化するのに6時間かかります。ところが肉魚と炭水化物を組み合わせて食べると、消化にかかる時間は8時間になります。消化とは大量にエネルギーを消耗する活動なので、消化に時間がかかると体力が消耗する。そこで消化を早めるためには、肉魚と炭水化物の組み合わせを排除する。肉魚と炭水化物を組み合わせるとなぜ消化が遅くなるのか。肉魚を消化するには、酸性の胃液が必要である。炭水化物を消化するには、アルカリ性の胃液が必要である。この二つを同時に食べれば、酸性の胃液とアルカリ性の胃液がぶつかって中和される。したがって消化はできなくなる。これは一見正しいように見えますが、正確さをきわめて欠いています。まず胃液は何を食べようが、酸性しかありえません。胃液とは、胃が分泌する3つの成分が交じり合ったもの。 第1の成分が、胃酸。 胃酸は、強い酸性の塩酸で、胃に入った食べ物の腐敗を防止します。 食べ物を消化、分解するのが第2の成分、ペプシン。消化酵素であるペプシンは、胃酸と反応し活性化。胃に入った食べ物をどんどん溶かします。ペプシンは特に酸性の環境において活躍します。 そして、胃液を構成する3つ目の成分が、粘液。 粘液は胃の粘膜に貼り付き、胃酸とペプシンに、胃そのものが溶かされないよう、守っているのです。 胃のペーハーは1~3.5。つまり強酸性です。胃の中でお粥状にドロドロにされた食べ物を分解するのは腸の働きです。腸ではアルカリ性の消化液が分泌され、すい臓と肝臓から送られたすい液や胆汁、それに腸液などの作用によって、栄養素を分解します。炭水化物はブドウ糖や果糖などの単糖類へ。タンパク質はアミノ酸はペプチドへ。脂肪は脂肪酸とグリセリンへと完全に消化されます。そして簡単な分子にまで分解されて、小腸絨毛から吸収されます。腸のペーハーは7~8。つまり中和状態または弱アルカリ性です。このように何を食べようが、胃の中は酸性、腸の中は弱アルカリ性になります。この二つは同じ消化器内で中和されて無効になることはありえません。 『ライフスタイル革命』の翻訳者はこの著者の誤認を指摘し、胃の中で中和という現象は起こらないが、食べあわせによる消化時間の変化は確かに起きるので、結論には間違いがない、と注釈を入れています。理論立てが間違っていて、結論だけ正しいというのであれば、フィット・フォー・ライフのメソッドはあくまで経験則に基づく民間療法レベルのものであって、医学的に証明されたものではないということになります。もちろんそれならそれでかまいません。しかし結果がすべてであるならば、結果が出ない人に対して、この食生活を勧めることは慎重であるべきではないでしょうか。現にこの食生活をして肥満体が解消できなかったり、力が弱くなった人、顔色が悪くなった人の場合には、無理にこのメソッドを続けることは危険を伴っているように思います。
2003年08月29日
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初回の講習で自社の戦略を業績拡大から業務充実へ変更したことは日記に書いた通り。これだけの大きな変化を感じてしまったからには、否応にも2回目に期待がかかります。言葉にしてみるならば初回が「どれどれお手並み拝見」だったのが、2回目は「参りました。もっと知りたいよぉ」ってな感じでしょうか。2回目で興味が湧いたのが社長の役割でした。社長の役割は4つある。1.目標・戦略作り2.仕組み・教育3.戦術リーダー4.戦術担当ところが社員の人数によって社長がやってはいけない仕事がある。社員数14人以上30人までは、4をやってはいけないという。僕も昨年から権限委譲を進めて、徐々に自分の戦術作業を減らしてきました。でもそれじゃ足りなかった。うちは20人前後の会社だから、社長は戦術作業をやっちゃいけなかったんです。僕としては、仕事は自分でやった方が早いです。ニュースレターも、自分で書いた方が、はるかに早く、はるかに高いクオリティで書くことができます。でも自分がやっていたら、他にやれる人が育つことはありません。自分しかやれなければ、ちょっと忙しくなったらニュースレターは後回しになってしまう。その業績へのインパクトは大きなものです。つまり社長は戦術作業をやらなくてもいいのではなくて、やってはならなかったのです。そこで2回目の講習を受けた翌日、自分がつくろうと思っていたパンフレットをスタッフにやらせることにしました。自分が電話をかけて交渉しようと思っていた業者には、スタッフに電話をかけて調整させました。すると、あれれ? スタッフは仕事をもらって嫌そうな顔をするかと思ったら、楽しそうに仕事をして、嬉しそうに僕に報告をしてくるのです。僕は今まで、自分が得意な仕事、やりたい作業をすることによって、スタッフの仕事へのやりがい、スタッフの成長のチャンスを奪っていました。そこでこれまで断片的に仕事の指示をしていたのを改め、それぞれの部署とのミーティング時間を決めました。なんとなく社内が生き生きとしてきたような気がします。一番喜んでいるのは僕ではなく、きっとうちのスタッフだと思います。社長の仕事って、顧客だけでなく、スタッフにも喜びを運んでくることなんですね。
2003年08月23日
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いまや楽天日記で話題の人、上原氏主催の東京ランチェスター戦略社長塾に参加してきました。これもまた有名な関東ランチェスターNo.1の西村先生をファシリエーターとしてお迎えしての貴重な講座です。私は前々からランチェスター経営の竹田先生より直接ビデオやテープを勧められて、ランチェスター戦略についてはいろいろ勉強してきたつもりでした。当然今回の戦略社長塾で講義されたことも知識としては知っていたつもりでした。講義の最中も、いちいち内容にうなずきながら、それでいて心の中では「うんうん、知っているよ」と言い続けていたんです。全二回の講座のうち、初回が終わった段階では「今更知っていることを繰り返してどうなるんだろう」という疑問があったことは否めません。無駄じゃないけど、それほどインパクトのある講座ではなかったよなと。ところが結果が違った!!!8/7に初回の講座を受けて翌日の午前中には自社の戦略が180度変ってしまったのです。それまでの自社の戦略。自分としてはここ2年ほどの間に、目標設定や決断、感情のコントロール、リーダーシップ、コミュニケーションなどのモーティベーション系の勉強と、顧客獲得のためのマーケティング系の勉強を、集中的に学んできました。僕は前職がマクドナルドのマネージャーを社員として10年近く勤めてきましたので、マネージメントはそれなりに自信がありました。けれどマーケティングはほとんど会社がやっていました。だから自分の最大の欠点がマーケティングだったのです。それがこれらの勉強によって欠点が改善されてきたと同時に、会社の業績が急上昇しました。マーケティングと目標設定と決断のスキルを持ってすれば、自分の思うがままの業績を目指し、実現させることができる。そう考えて、実は今年度の自社の業績目標は対前年300%に設定していました。ところがその目標を実現すべく画策していると、それまで見えなかったいろいろな問題が噴出してきたのです。これまでと質の違う顧客が増えてきたために、まったく異質のクレームの発生。絶対自信を持っていたはずの商品に対するクオリティのクレーム。拡大する業務に対応するため、それまでのアットホームな社内の雰囲気から、管理官僚的なシステムの必要性の増大。それでもこれらを拡大のための課題と考え、自分のモーティベーションを高め、マスト思考によってどうにか乗り越えようとがんばってきました。つらくても、それはマスト思考の欠如だ、これが自社が大きくなるためのステップだと言い聞かせてきたのです。それが初回の講義を聴いて、翌朝出社したときに思ったんです。「まてよ、これって、自分が求めるような会社になるのか?」って。本当に僕が求める会社とは、顧客に喜ばれ、従業員が生きがいをもって働き、高収益を上げながら、社会的に高い存在意義を認められるような、そんな会社です。業績が拡大しても、人事管理、財務管理、品質管理など管理コストの増大によって必ずしも収益性は高くなりません。そして今よりも何倍も忙しくなります。それに商品の乱売によってクオリティは確実に下がっていきます。それが企業の進化論だという人もいますけど、私の目的は売り逃げすることではありません。永続的な社会的意義の高い企業を育てることです。今の顧客を裏切って、どうして社会が意義を感じてくれるでしょう。それまでもやもやと感じていた違和感がようやく言葉になりました。だから方向を変えることにしたのです。業績拡大から、内容充実へ。うちの会社は健康セミナーがメイン。これまではセミナー参加者を増やすことが大切でした。これからはセミナー参加者に深い満足を感じていただくことを一番重視します。「本気で健康づくりをしたいのなら、日本でもっともハイグレードなセミナーは青春大学だ」そう誰でもがトップオブマインドに上がるような、そんな会社作り、セミナー作りを目指していきます。マーケティングの戦術でたくさんの方々とのコミュニティは作りつづけていきます。今は青春大学のレベルが不足して受講してくれない人も、内容が充実していけばおのずと理解されるようになっていくに違いありません。業績は無理に小手先で伸ばさない。会社としてのクオリティをアップさせることによって、身の丈の業績を上げて行こう。そのように考えました。これまで勉強してきたモーティベーション系、マーケティング系の戦術を使えば業績拡大は可能です。だからそのような勉強にばかり目を向けていました。そういう視点から見ると竹田ランチェスター戦略は手ぬるいように感じていました。ところが会社のクオリティを上げるという視点から見ると、竹田ランチェスター戦略は本当に宝物のような輝きを持っていることに気づいたのです。だから翌日の午後、ケニーさんと仕事の話をしたとき、開口一番僕が言った言葉が「戦略を180度変えることにしました」無論、ケニーさんが賛成してくれたことは言うまでもありません。どんなによい勉強であっても、自分のレベルとタイミングが合わないと役立てることができない。それを実感させられました。
2003年08月20日
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いよいよ最終日だけれど、朝の寝覚めはちょっとつらい。前の晩、甲板のジャグジーで4時まで話し込んでいたからです。同じツアーの仲間とかれこれ3時間強。一番長く入っていた人は11時からだというからなんと5時間! いやー人間って意外とふやけないものなんですね(笑)あんまりたくさん話したからもう何んだったか忘れてしまいました。夫婦で参加した50代の先輩はこのたびの最中に奥さんを朝晩愛したという。もう元気ばりばり。見事なものです。そのうち2時ごろには後藤さんも乱入。ジャグジーの横に椅子を持ってきて、湯に入りもせずに語ってくれる。後藤さんは本当に引き出しが多い人で、僕がもっとも敬愛する人物の一人です。愛の話、経営の話、心理学の話、自己啓発の話、それぞれ生の声を裸づきあいで語り合う。身体にジャグジーの泡が当たり、空に月とまばらな星を見、船の揺れを感じながら、貴重な友との語らいを楽しむ。いやー、思い出ってこうやって作るんだなぁ。まさに至福の一時でした。
2003年08月18日
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旅行三日目。一日船上で過ごす。夜には熊野の大花火大会を船上で観覧。現地の人に聞いたら、熊野の花火大会は新潟の長岡とならんで超一級の花火があがるそうです。隅田川と同じ1万発であったとしても、内容が違う。隅田川は街中にあるので最大でも八寸玉くらいしか上げられない。それが熊野では最大級の三尺玉があがる。しかも岩山のすそに打ち上げ用の筒を設置しているから、音が違う。普通の花火がモノラルだとすれば、熊野はサラウンドに喩えられる。実際に見てみると、玉の違いは一目瞭然。なにしろ花火の大きさがすごい。さらに大きく花と開いたあと、長時間にわたってしだれ柳が燃え続ける。これは三尺玉でないと到底実現できないそうです。もちろん音も腹に響き渡る重低音。凄さを堪能しました。ただし最高の花火大会と感じられたかというと、実は今ひとつでした。というのは、最大級の花火が打ち上げられると言っても、それは全体のごく一部で、残りは普通の花火。ところが最大級の花火があまりにも大きいため、花火に近づくことができないのです。そのため普通の花火は音が小さく聞こえてしまうので、かえってちゃちに感じてしまいます。これに比べると、今月はじめにフォレスト出版の企画で参加した東京江東区砂町花火大会はすごかった。実は砂町って僕の生まれた町で、ごく普通の下町でしかありません。都心からも少し離れて千葉に近いところです。でもそれがよかったんです。都心を離れているせいで隅田川よりも大きな花火が上げられる。その大きな花火に屋形船で間近まで近づくことができる。すると音がすごい。花火が炸裂する音は身体の奥底を振動させてあたかもマッサージチェアーに乗っているかのごとく。さらにさらに、花火が炸裂する音だけじゃなく、ひゅるひゅるとあがっていく音まで完全に聞こえる。その臨場感は圧倒的です。これはビジネスに通じます。いくらすごいクオリティを用意したとしても、大きな舞台で勝負しようとすると、最上級のものでないかぎり他と比べて低く見られてしまう。さらに遠隔戦、つまり売る側のパーソナリティーが見えないほど遠く離れていると、そのありがたさが半減してしまう。つまりいかに顧客に近づくか。いかに他と比較できない市場を創造するか。そこに成功のポイントが隠されているように思います。これはおまけ。実はこの旅行でひとつ失敗したことがあります。それは携帯電話でネットにアクセスする手段を持ってこなかったことです。いつもザウルスSL-C760にPHSのエッジを挿して持ち歩いていますから、その快適な環境に慣れきっていました。ところが船の旅ではPHSはほとんどまったくと言っていいほど使えません。せめて八丈島に上陸したら使えるかと思ったのですが、エッジどころかau の携帯電話すらまるでつながらない。さすがドコモだけはバリバリ使えたらしく、大変悔しい思いをしました。インターネットへのアクセス手段を失ってみて、実感したことがあります。それは自分がいかに日ごろインターネット中毒だったのかということです。インターネットがなければやれることはたくさんあります。本も2冊読破できました。シアタールームでマトリックスを見ました。マジックショーを楽しみました。友と5時間も語り続けました。その時間がいかに充実していたことか。読みたい本もある。見たい映画もある。それなのに読めないでいる、見れないでいるのは、インターネットで時間を浪費しているからだったのです。かといってインターネットは便利だし、面白いし、それをストイックに制約することはなかなか難しいと感じています。だからこそ船の旅が貴重なんです。飛行機も悪くないのですが、すぐに目的地に到着するし、オーストラリアのように丸一日かかるようなところへ行ったとしても、動けるスペースが限られている。電車も同じ。パソコンや読書もできなくはないけど、あまり適した環境じゃないですね。だから電車や飛行機の中で過ごす一番有益な方法は、眠ることだと思っています。そういうわけで、今までは豪華客船の旅なんて、お金がかかって、時間もかかって、無駄が多いように感じていましたが、むしろその不便さにメリットがあることに気づきました。今年の年末にはグアム・サイパン10日間の旅が40万円超で企画されているのでいってみたいな。けれども一人じゃさすがに寂しいんで、誰か一緒に遊んでくれないかなぁ。
2003年08月17日
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旅行二日目は八丈島観光ツアーでした。八丈島を訪れたのは今回が初めてです。人口9千人程度の割には、結構産業が充実していました。たとえば花束を作るときに添えるフェニックスの葉っぱ。あれの9割、金額にして約19億円が八丈島産だなんてこと、ぜんぜん知りませんでした。植物園では食虫植物のウツボカズラの仲間を見ました。小さいとき、図鑑で食虫植物を見るのが大好きで、いつかモウセンゴケやウツボカズラを実際に見たいと願っていたのですが、とうとうその夢が実現しました。ビジネスとして考えると、本来八丈島のように交通の便の悪いところでは、地続きの地域に比べて産業は不利なはずです。なのに八丈島は設備も結構整備されていて遠隔地の廃れた感じがありません。警察署なんか新築中で、かなり立派な建物が作られている最中でした。これは八丈島には、他の地域にはない特徴があり、それを生かしているからでしょう。八丈島の特徴はその気候風土です。日本はほとんどが温帯性気候ですが、八丈島は亜熱帯性気候で、年間に晴れる日が数十日しかないといいます。その気候は植物に特徴的な傾向を生み出しています。亜熱帯性気候の植物が手に入る場所としては、むしろ八丈島は近い場所になるわけです。つまり一見不利な条件であるように見えてその不利な条件がむしろ優位性に変わることがわかります。実はこのことは、最近僕が仕事上で直面している問題の解決策を示唆しています。今年の5月より施行された健康増進法という法律があります。その広告ガイドラインがこれから今年の後半にかけて行政により適用されるのですが、この内容が健康食品やダイエット食品の業者にとってめちゃくちゃ厳しいんです。その一部を挙げると・・・●体験談は、抜粋を認めない。不利な部分を含めて全部掲載すること。●動物実験の結果を表示することは認めない。すべて人間が経口で摂取した結果を掲載すること。●業者の連絡先が書いてある書籍、小冊子はすべて広告とみなし、薬事法で厳しく取り締まる。その他たくさんあるんですが、わかりやすく言うと、今皆さんが雑誌で見ている小さな会社の健康食品やダイエット食品広告は、ほとんどが違法になるのです。この法律は、まぎらわしい広告、誤解を誘うような広告、それもサプリメントなど健康維持にかかわるものから消費者を守ろうという意図で作られたものです。この広告によって悪質な業者を摘発しようという意図はわかるのですが、結果としてまじめにやっている中小の健康関連企業に大打撃を与えることになります。これまで中小の健康関連企業はブランド力がない代わりに、独自の研究成果や体験者の声など広告の差別化によって大企業と戦ってきたわけですが、これからは中身の表現には差をつけられません。つまりブランド力だけの勝負となりますので、中小企業は大企業に歯が立たなくなります。うちが広告を出している健康雑誌などは、そのほとんどの広告が掲載できなくなり、雑誌の存続そのものが危機に立たされているそうです。僕はこの危機、圧倒的に不利な条件を、むしろ歓迎します。もともと健康食品にしても健康産業にしても、薬や医療器具じゃないんですから、効能を謳うこと自体間違っていたのです。症状や病気を治すには専門の医師のアドバイスを受けることは当たり前。でもいくら治療をしても、体力がない人、気力がない人は病気が治りません。最後は身体の治癒力や体力の勝負。病気を治すことは医師の専門かもしれませんが、病気を治療しただけで健康になれるわけではない。健康づくり、元気づくりは医師の専門ではありません。それこそが健康産業が担うべき役割ではないでしょうか。これまで健康産業は医療と競合関係にありました。国家資格を持っている医師に対抗していたのですから、非常に不利な勝負でした。これからは医療、医師と競合するのはやめること。そして健康づくりの土俵で各企業が切磋琢磨していくことこそが、本当の意味で消費者を保護することになると思います。健康産業はこれまで医療まがいのまがいもの業界でした。これからは消費者に真に求められる元気づくり産業が誕生するのです。
2003年08月16日
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今、飛鳥クルーズの線上にいます。今日から四日間の旅行です。日記を再開してすぐなのですが、ちょっと書けなくなるかもしれません。帰ってからしっかり書きますので楽しみにしていて下さいね。続報です。豪華客船3泊4日の優雅な旅初日。夕食が終わってからパブへ。飛鳥に乗って十数年のマジシャン斉川豊久が僕たちのテーブルへ来てトランプマジックを披露してくれます。よくマジックショーでトランプマジックやっても「そんなのフツーじゃん」とバカにしていました。ところが目の前50センチ先で繰り広げられるマジックはすごい。「ゆっくりやりますからね」と超スローモーションで指定したカードを真中にはさんだ直後一番上へ移っているっていうのは、ちょっと不気味。というか気持ち悪いです。あれじゃ魔女狩りの時代だったら確実に火あぶりの刑です。一緒に見ていた後藤よしのりさんが声のトーンを一段上げて叫んでいました。「あれはですねー、マジックをやるのが面倒くさくなって、超能力を使ってしまったんですよー。きっと。いやマジで」そんなわけないでしょ!!!(笑)ここで思い出したのが最近売れている養老孟子の『バカの壁』の一節。----------------------------------------- 「話してもわからない」ということを大学で痛感した例があります。イギリスのBBC放送が制作した、ある夫婦の妊娠から出産までを詳細に追ったドキュメンタリー番組を北里大学薬学部の学生に見せた時のことです。(中略) ビデオを見た女子学生のほとんどは「大変勉強になりました。新しい発見が沢山ありました」という感想でした。一方、それに対して、男子学生は皆一様に「こんなことは既に保健の授業で知っているようなことばかりだ」という答え。同じものを見ても正反対と言っても良いくらいの違いが出てきたのです。(中略) つまり、自分が知りたくないことについては自主的に情報を遮断してしまっている。ここに壁が存在しています。これも一種の「バカの壁」です。 このエピソードは物の見事に人間のわがまま勝手さを示しています。同じビデオを一緒に見ても、男子は「全部知っている」と言い、女子はディテールまで見て「新しい発見をした」と言う。明らかに男子は、あえて細部に目をつぶって「そんなの知ってましたよ」といっているだけなのです。 私たちが日頃、安易に「知っている」ということの実態は、実はそんな程度なのだということです。-----------------------------------------僕もトランプマジックなんてよく「知っている」し「ありふれたもの」だと思っていました。でもそれを目の前で繰り広げられたとき、この現象を説明できる理論も、この現象を自分で起こす方法も、まるで知らないことに気づきました。その意味で、自分が身体を運んで、体験を広げると言うことは、とても大きな意味がある。毎日を忙しさにかなまけて同じパターンの繰り返しで過ごす人と、積極的に新しいパターンを体験しようとする人には、大きな差が生まれてくるのではないでしょうか。
2003年08月15日
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僕は出し惜しみが下手な人間です。なにか上手くいったりすると、ついついそのやり方を教えたくなっちゃう。以前マクドナルドで働いていたとき、スーパーファミコンの「ぷよぷよ」ってゲームが流行りました。簡単に言うと対戦型のテトリスみたいなものです。僕は凝り始めると止まらないタイプなんで、攻略本を買い、ノートにまとめ、練習し、ついには誰にも負けないレベルまで到達しました。バイトの高校生とやっても連戦連勝。いやー愉快愉快。あんまり一人勝ちだと面白くないんで、負けた子たちに必勝法を伝授しました。自分で言うのも何ですけど、僕は教えるのが上手い。みるみるうちに子供たちは上達し、僕は「ぷよぷよ教授」と呼ばれました。ところが技を教えてしまえば、あとは反射神経の世界。すっかり子供たちの方が上手くなっちゃって、まるで勝てなくなってしまいました。実は同じことを未だにやっているのが僕です。うちの会社では市民健康講座という学校説明会を全国で開いています。ここでは商品販売いっさいなし。講座の申し込みもいっさい受けず。それでいて最大で参加者の68.8%が後日申し込んでくると言う、奇跡のような説明会です。僕は他のセミナーなどで知り合った方に小冊子とこの講座の案内を差し上げています。友人はお客になってもらうつもりはあまりありません。それよりもビジネスとして、これだけ反応率の高い講座を教えたい。だから参加してくれた知人には、なんとこの講座の裏舞台、進行シナリオや、運営チェックリスト、集客用のセールスレターなどをこっそりプレゼントしちゃいます。以前ある有名な健康関係の仕事をやっていて、本もベストセラーになっている社長さんが参加したとき「玉ちゃん、同業者にこんなに秘密をばらしちゃダメだよ」としかられてしまいました。僕もばかだよなと思っていたのですが、この間『斎藤一人の絶対成功する千回の法則』という本を読んだとき、次のようなフレーズがありました。----------------------------------------------- 世の中には「バランスの法則」という真理があります。 たとえば、自分がお金持ちになったとします。その人は、おそらくお金持ちになる方法を知っているはずです。 いっぽう、漢方薬を月間四〇〇万円分売ることのできる人がいたとします。その人は、四〇〇万円分売る方法を知っているはずです。 この二人は、これから何をすれば豊かで幸せになるのでしょうか。それは、自分たちが知っている方法を他の人に教えることです。 豊かになるどころか、じつは、人に教えていかないと、いつかかならず失敗してしまいます。(中略) なぜ自分の知恵を渡さなければならないか。 それは、自分にとって使いみちのない知恵を人に教えないというのは、貧乏臭いからです。 貧乏臭い人間は、かならず貧乏になります。 自分には無用と思えるものを、もったいないからと抱え込んでいるような人は、その重みで貧乏の底に沈んでいくからです。-----------------------------------------------うーん、深い。これを読んで僕は嬉しくなってしまいました。これからはいくら自分のノウハウを人に伝えられるかが勝負です。もともと他の人が欲しくなるようなノウハウを持っていなかったら成功するわけがありませんものね。余談になりますが、ちょっと拍手が少ないと「そんなんじゃ教えてやんねーよ」という人もいますね(笑)斎藤一人さん流に言うと、その人は素晴らしいです。だってそれでもまだお金に困っていないわけですから、これから態度を変えるだけでもっとお金持ちになれるでしょう。貧乏の底に沈む前に気づけば、ですが。
2003年08月14日
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2ヶ月ぶりの日記となりました。皆さんおひさしぶり!!今日から健康・美容にかかわらず、たまいちが日々考えたことを書いていくことにしました。どうしてもテーマを絞ると仕入れが必要になって、仕事で忙しくなると書けなくなっちゃうんです。もちろんこれからも健康・美容関係の情報は随時(少なくともこれまで以上の頻度で)提供していきますので、どうぞ楽しみにしていてください。さてさて、それでは今日思ったことを・・・僕は経営者の仲間といろいろなセミナーに参加しています。その中で「マスト思考」というのを学びました。MUST=絶対につまり何かをやろうと思ったとき、「できればやりたい」「うまくいったらいいな」ではなく、「絶対にやるんだ」「死んでもやるんだ」と決断してやること。それが成功者の秘訣だというのです。これはとっても素晴らしいメソッドだと思います。現に僕もこのマスト思考でいくつもの業績を挙げてきました。ところがマスト思考には落とし穴があります。絶対にやろうと決断した目標が、本当に自分の目的に適ったものかどうかという点。もしも間違った目標をマスト思考でやりとげようとしたとき、もしくはやり遂げてしまったとき、大きな反作用、大変な問題が起きてしまうことがあります。一つの例をあげましょう。ランチェスターの法則の話でよく出てくる名前に陶山訥庵という方がいます。彼は対馬藩の大臣で、自給自足を目指した農地改革を行ったのですが、最大の敵がせっかくの農作物を人が食べる前に食べるのが8万頭もいた猪たち。殲猪令を出し、冬から春にかけての農閑期に島内の農民を総動員して、猪狩りを実施。島を9分割し、境界を土の壁、さらに仕切垣を作って猪を追いつめ、鉄砲でズドン。1年に一区画ということで、9年かけて8万頭あまりの猪を撲滅したんです。これはランチェスターの法則からいうと、地域戦略の成功例といえましょう。ところが後日談があります。それまでは農作物が猪の攻撃に耐えられるような太さになるよう、栽培したあと十分な休閑期間を取っていたんです。ところが猪がいなくなって休閑期間を短縮すると、耕作期間が長くなり、地力の低下で収量ダウン。森が減ったので、雨が降ると洪水、土砂崩れ等々。猪が居なくなってから20年後には、最悪の事態になったそうです。つまり、猪を撲滅するという戦術目標はマスト思考で実現できたのですが、本当の戦略目標である自給自足の実現からは、むしろ遠ざかってしまったかも??ベストセラーになった『7つの習慣』という本には、はしごの掛け違えという話が載っています。いかに一所懸命はしごを上ったとしても、間違った場所にはしごを掛けてしまったら、決して目的地に到着することはできない。これは健康でも、そして経営でもよくあることのように、感じます。ある健康法を学び、それをマスト思考で徹底的にやるのはいい。でもある程度がんばったら、一歩離れて自分を見つめることが重要です。・自分の状態は本当に良いのか・むしろ悪くなった部分もあるのではないか・どの部分が自分に合っていて、自分に合わない部分はどこか特に健康法の分野では、かつてもてはやされた健康法が、しばらくたつとむしろ有害であることが判明することがよくあります。たとえばリノール酸信仰。リノール酸はコレステロールを減少させるともてはやされましたが、今ではリノール酸の過多は善玉コレステロールと呼ばれるHDLまでも減少させたり、アレルギーやアトピーを誘発する可能性がわかってきています。物事には反作用があります。例えば抗がん剤。抗がん剤はある程度強くないと効果がありませんが、抗がん剤には副作用もあります。一つの種類の抗がん剤を多くすると、その副作用も強くなってくる。そこでいくつか副作用の違う薬を組み合わせると、副作用が分散し、全体として抗がん剤をたくさん投与することができる。健康法も同じではないでしょうか。今わかっている健康法にはもちろんメリットがあります。でも効果がある健康法であればあるほど大きなデメリットがある可能性を否定できません。だから一つにこだわらないこと。良いものをいくつか組み合わせて、自分なりに取り入れていくことが大切だと思います。本当はこの話は、自分の会社や、ある会社の戦略をみながら考えたことなんですが、性分ですね。どうしても健康に結び付けてしまいました。というわけで経営の話はまた後日。
2003年08月13日
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私たちの身体には、3つのエネルギータンクがあります。1.脂肪2.筋肉3.細胞1.脂肪脂肪は1グラムで9キロカロリーのエネルギーを発生させます。60kg・体脂肪率25%の人は13万5千キロカロリー分のエネルギーを蓄えていることになります。脂肪をエネルギーに変えるには、最低でも10分~15分かかります。つまり今すぐ動かなければならないとき、例えばライオンに追いかけられたときには間に合いません。でも蓄積量が多いので、緊急性のない運動、トライアスロンや長距離走、登山など、継続的に力を発揮しなければならない場合に役立ちます。2.筋肉筋肉のグリコーゲンにはブドウ糖が蓄えられています。ブドウ糖は1グラムで4キロカロリーのエネルギーを発生させます。一般の人はブドウ糖を約500グラムしか貯蔵できないといわれています。つまり2000キロカロリー分しかないのです。でも脂肪と違ってすぐにエネルギーに変えることができるので、すぐにパワーを発揮することができます。ですから格闘技や武道、中距離走など、短時間の激しい運動に役立ちます。3.細胞それぞれの細胞にはクレアチニンリン酸が蓄えられています。クレアチニンリン酸はきわめて爆発的にエネルギーを発生させます。でもあっという間に底をついてしまうので、ほんの数秒間しか持ちません。50メートル走のように数秒間の勝負の場合は、3のクレアチニンリン酸が役に立ちます。この3つを比較してみると、驚くべき事実が現れてきます。「激しい運動で燃えるのはクレアチニンリン酸とブドウ糖である!」「激しい運動をいくらしても、脂肪は燃えない!」あなたがこれまでいくら運動をしても痩せなかったのは、運動が激しすぎたからだったかもしれません。汗をダラダラ流して、息も絶え絶えゼイゼイさせて、体中が筋肉痛になりながら、脂肪はほとんど燃えていなかったのです。脂肪を燃やす運動には二つの条件があります。1.ウォーミングアップの軽運動を10分~15分実施してから運動を始める。2.心拍数を一定レベル以下に抑える。上限の心拍数は年齢で決まってきます。上限心拍数の算出方法はいくつかありますが、トライアスロンで多く採用されているマフェトン理論をご紹介します。180-年齢=上限心拍数たとえば私は今39歳ですから、180-39=141 で、141が上限心拍数になります。つまり脈拍が141を超えたら脂肪は燃えなくなってしまうわけです。下限はそれほど気にしなくてもいいのですが、とりあえずこの数字から10を引いて131としておきましょう。131から141の脈拍で運動することが、一番脂肪を燃やす方法です。運動は激しくなくても、というか、激しくない方が痩せる。これに適した運動はジョギング、水泳、ウォーキングなどです。どうですか?だいぶ気が楽になったのではないですか?
2003年06月24日
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巨人の星っていう漫画、アニメをご存知ですか。「おーもーいーこんだーら、試練のーみーちぃーをー」このフレーズと一緒に、汗水流してうさぎ跳びをしている星飛雄馬の姿を思い浮かべるのは私の年代くらいでしょうか。星のように激しい運動をしても、実はそれほどダイエットには効果はありません。というよりも、運動そのものの消費カロリーでは、ダイエットは難しいのです。だってこの間書いたように、フルマラソンを走ったとしても300gくらいしか脂肪は減少しないのですから。運動そのものではダイエットに役立たない。まずこの大原則を覚えてください。「じゃあやせる運動なんてないんじゃないの??」ところが、あるんです。●それは、汗をかくような運動ではありません。●それは、息が切れるような運動ではありません。●それは、翌日に筋肉痛になるような運動ではありません。むしろ、その正反対をやってください。●うっすらと汗をかく程度で運動を止める。●息が切れてきたら、休む。●筋力は極力使わない。これが痩せる運動の原則です。運動の種類は30分くらい継続できるものを選んでください。ジョギングでも、水泳でも、登山でも、ウォーキングでもかまいません。これを1回30分、週に3回だけ実施してください。フルマラソンをやってもやせなかったあなたの体が3ヵ月後にはウソ!ってくらいウエストが細くなりしかもリバウンドせず、理想体型が維持できるようになります。不思議でしょ?でもこれは、最先端の運動理論によって、立派に証明されたことなのです。これから、その不思議な仕組みと、具体的な運動の工夫についてお伝えしていきます。
2003年05月13日
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およそ二年程前、私の体重は68キロありました。今の私の体重は56キロ。身長が163センチですからBMIに照らし合わせるとほぼ標準体重といえます。この二年間に起こったことは私にとって衝撃的でした。まずなぜ太ったのか。それまで電車で通勤していたのが、車で通勤するようになったのがきっかけでした。ずっと63キロくらいで安定していたのが、見る見るうちに増えてあっという間に68キロに。さすがにこれはマズイと思って運動を始めました。それが水泳でした。週に1回、東京辰巳の国際プールで泳ぐことにしました。大学のとき水泳サークルに入っていたので、泳ぎ始めるとどんどん速くなりました。毎回記録を更新するのが楽しみでした。ところがそれだけ泳いでいるのに、体重が減らない。????これが前々回に書いたように、運動のカロリー消費の限界です。では運動は役に立たないのか?というと、そうではありません。現に私は12キロ減量しているじゃありませんか!運動にはやり方があるのです。いよいよそのポイント、体型を改善する運動のやり方について次回公開します。ご期待ください。
2003年05月09日
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最近は仕事をしているか、研修に参加しているかばかりで完全オフってのはほとんどないんですけど今日はめずらしくのんびり完全オフを楽しみました。午前中は24時間風呂の機械の中の砂利洗浄。24時間風呂って、肺炎のレジオネラ菌が危ないとか言って一気にはやらなくなったけれど、そもそも肺炎にかかるのは抵抗力が落ちているときであって菌というよりも自分の体調に問題があるときです。一般の温泉や浴場で感染例はあるものの24時間風呂での感染例は報告されていないんです。(私の知っている限りですけど)それに一人暮らしで風呂好きの私としては24時間風呂がない生活は考えることができません。朝起きて、眠気まなこのままザブーとお湯に漬かる快感。ところが最近お湯がきれいにならないと思って空けてみたらそこはヘドロの塊でした。ひゃー。えっちらおっちら洗って再び作動させたら勢いよくお湯が流れてあっという間に浴槽がきれいに。午後は銀座へデパートめぐりをして、マリオンで映画『シカゴ』を観ました。この映画はこの間のアカデミー賞をいっぱい取ったやつで気になっていたんです。ただ、シカゴという題名といい、ミュージカルであることからなんとなく「つまらないかも」と思っていました。ところが観てビックリ!これ、めちゃ面白いです。ミュージカルの概念が変わってしまいました。ストーリーはなんてことありません。1920年代のアメリカ、シカゴで、女性ダンサーが不倫相手を殺した。その彼女が収監されて、裁判にかけられていく。そこに汚職看守や悪徳弁護士、ライバルがからんでくる話。面白いのは、その主人公の彼女の心境というか心の中の葛藤がそのまま観客へ向けての舞台になっているということ。うまくいえないんだけど、ミュージカルにありがちの、それまでドラマを演じていた役者がいきなり踊って歌を歌い始めるというような不自然さがないんです。さっそく帰ってきてからTSUTAYAでCD買ってきちゃいました。歌詞を読みながら聴くと、映画のシーンが蘇ってきます。この間ロードオブザリング2を観たときも思いましたがこういう映画こそテレビやDVDじゃなくって映画館でちゃんと観なければ後悔するんですよね。感動と感激と驚きに満ちたよい一日でした。
2003年05月08日
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身体が痩せるための方程式はきわめてシンプルです。A(消費カロリー)>B(摂取カロリー)この不等式が成り立っていけば、身体は痩せます。だったら摂取カロリーを減らしていけば、どんどん身体は痩せるはずですよね。ところが、食事を減らしても、痩せない!不思議ですね。でもこれって、ぜんぜん不思議じゃないんです。A(消費カロリー)っていうのがポイント。この数値は、変動するんです。消費カロリーは三つの要素があります。1.基礎代謝2.活動代謝3.特異動的作用によるエネルギー消費まず1の基礎代謝。これは年齢、体格、そして身体の筋肉量によって変動します。筋肉が1kg減ると基礎代謝は80キロカロリー減少すると言われます。だいたい食事を減らすと、真っ先に減少するのが筋肉です。健康状態を維持しながら1ヶ月で減らせる脂肪の量はせいぜい5kgが限度。それ以上体重が減った場合は、筋肉が減ったと考えられます。5kg筋肉が減れば基礎代謝は400キロカロリー減少することになります。それだけ食べる量をさらに減らさないとならないこと、おわかりですね。2の活動代謝は言うまでもなく運動エネルギーのことです。実は運動は脂肪を燃焼させる力は意外なほど小さいんです。たとえばフルマラソン走ったとしても、脂肪の減少は300g程度でしょう。とてもじゃありませんが、1の基礎代謝の目減りをカバーすることは無理。3の特異動的作用によるエネルギー消費というのは食事をすることそのものによって消費されるエネルギーのこと。つまり食事も立派な運動の一種なわけで、食事を減らすということはそれだけ運動しなくなることにもつながります。このように、食事を減らすダイエットは、同時に基礎代謝を減少させ、特異動的作用によるエネルギー消費も減少させます。最初は1500キロカロリーの食事で体重が減ったとしてもだんだんそれだけでは痩せなくなり1000キロカロリーに減らしてもまだ痩せないそういう身体になってしまうのです。ですから食事は単純に減らすのではなく、その質や食べ方を変えることが、本当のダイエットにつながります。その具体的な方法はまた今度・・・
2003年05月07日
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