走ったり、食べたり、歩いたり

走ったり、食べたり、歩いたり

2004.01.27
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昨日、社労士事務指定講習教材が届いた。

社労士実務経験がない者にとっては、避けて通れないものなので仕方ないけど、ダンボール箱を開けていかにも無味乾燥な感じでさびしかった。
せめて、テキストのデザイン、もうちょっと明るい風合いにすればよかったのに・・・

でも、中身は面白そう。
「労働社会保険実務総論」として、適用編・給付編と分かれている。
受験生時代のテキストと言えば、労働基準法から始まって安全衛生法・労災・雇用・・・・と各法律ごとに区分されているのだが、実務は全く違う。
適用編でいえば、会社設立・事業開始から始まり採用・従業員の退職・会社解散・事業終了で終わる。

実際、実務の世界ではさまざまな法律が雑多に入り混じり動いているのだから、各法律で区分けして考えること自体ナンセンスな話なのだ。

法律ごとに分かれているのは、あくまでも受験勉強の便宜上に過ぎない、ということを改めて感じた。



学校出て、就職すれば労働基準法・安全衛生法。仕事中ケガすれば労災法。カゼひいて病院にいけば健康保険法。退職すれば雇用保険法。そして歳取れば、国民年金法・厚生年金保険法。保険料の支払いは徴収法。
就職しなくても、自営でもほぼ同じこと。

とにかく人のいるところ、社労士の仕事あり。という風に考えることができる。

そういう意味ではこの「労働社会保険実務総論」のテキストは、実に味わい深いものかも。

・・・・それにしても、面接指導はカンベンして欲しいなぁ。あの時期4日連続休めるサラリーマンってそんなにいないよ。でも、それを経ないと「社労士」と名乗れない。
この4日間だけはケガも病気もできない。
そう考えると、この面接指導はサラリーマンから開業社労士になるための「踏み絵」的行事かもしれない。

会社に事情を説明して、4日間休暇を取ったらそれは即ち勤務社労士になるしかないだろう。まさかその後、サッサと辞めるのは難しいよね。
逆に開業しようと決めているなら、その前に会社を辞めるしかないだろう(僕がそうだけど)。

うーん。面接指導=踏み絵 案外正解かも。

開業するには、それだけ心して掛かれよ、という全国社労士会連合会側の配慮というふうに解釈しておこう。





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Last updated  2004.01.27 20:13:50
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