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老猫の呼気静かな時胸に手を当てて鼓動を確かめてみる
親ばかか我が家の猫が一番と密かに思う猫カフェの中
老犬と同じくらいに年をとる老婆はゆっくり引き綱を引く
飼い主に軽々抱かれ病院のソファーにいる犬白濁した目よ
頑なに手術の付き添い拒む父近くて遠い百キロの距離
終電で帰れば夫は高いびき起こさぬように化粧を落とす
慣れぬ酒飲めば夫は頭皮まで紅に染め呂律回らず
総選挙行なわれし日はチャンネルを次々と変え夜は更けゆく
次々と患者呼ばれて待合にひとり残りぬ迷子のように
3月号は出来過ぎの6首掲載。久々のことに舞い上がってしまった。
1首から3首目はうちの猫のこと。ときどき死んだように動かないことがあり、思わずゆすってしまうこともある。もう15歳だし覚悟はしなくてはならないけど、やはりまだまだ長生きしてほしい。
4首と5首…そんな我が家の老猫も病院通いが多くなった。行くとよぼよぼのお年寄りがやはりよぼよぼの犬を連れてきている。一目で白内障とわかる犬が多い。
6首目は去年の暮、父が腎臓結石の手術をした時のこと。心臓の時はさすがに心細かったらしいが、石ぐらいなんでもないから来なくていいと言われてしまった。まあ、まま母様も付いていることだし無理行くわけにもいかなかったがちょっぴりさびしかった。
7首目はジャイアンツファンのお仲間と飲んだ時のこと。いつも行くネイルサロンのオーナーに飲み会の話をしたらおだてられて、ついついお金を払ってフルメイクしてもらってしまったのだ。だんなに見られたら嫌味の一つも言われそうだったが、寝ていてくれてたのでそそくさと化粧を落とした(笑)
8首目、だんはな飲むとすぐに赤くなる…頭皮というのはようするに「はげている」という意味も込めたのだがわかってくれただろうか。
10首目。私の通う神経内科はそれこそアルツハイマーとかパーキンソン病とか神経に係わる病気がメインなので診察時間も長い。待たされるのはわかっているが持ち合い室に2人とか3人になってくるとなんだか待たされて疲れているのか泣きたくなるのだ…
ということでたまには特選欄にも選ばれないとやる気ダウンが激しい私。これでしばらく頑張れそう。
新年のご挨拶~O先生賞のこと 2014年01月02日 コメント(8)
コスモス6月号掲載・非掲載短歌 2013年08月14日 コメント(4)
コスモス5月号掲載・非掲載短歌 2013年07月13日 コメント(7)