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うちの息子の保育園話といえば、
毎朝、 泣く。
そして、保育園 嫌い。
これに尽きていましたが、ここのところだいぶ慣れてきたようで、ほんとかうそかわかりませんが、
「がっこう(=保育園)、たのしいよ」
なんてうそぶくまでになりました。
当初は大嫌いだったプールも実は単なる食わず嫌い、
息子特有の “最初はとりあえず否定から入る” というそれだったらしく、
今じゃ先生が「もう上がりなさーい」と言ってもまだまだ水中で遊び続けるほどの河童っぷり。
母やれやれ、といったところです。
しかし、あんなに嫌がっていた保育園なのに、近頃なぜにかくも楽しく通うようになったのか。
保育園という環境に慣れたから?
N君はじめお友達ができたから?
はい、それもそうでしょうが、そうです、皆様お察しのとおり、奴には保育園に
好きなコができた
のであります。
その子の名前はきなこちゃん。(仮名)
息子と同じ年中クラスにいるふっくらほっぺが可愛い女の子です。
奴は最近、新しいマスコットを手にすると
「これ、きなこちゃん、って名前にしちゃう?」
寝る前になんかお話でもするぅ?と聞くと
「じゃぁ、きなこちゃんのお話する?」
挙句の果ては、パジャマをわざと裏返して着ながら
「うふ、うふ、今日もきなこちゃんの夢見るんだ~」
※私が以前、寝巻を裏返しに着ると好きな人の夢が見れる、という民間信仰?を伝授した
・・・どんだけ!
以下、就寝前に親子で交わされたきなこちゃんに関する会話。
息子「○○くんはね、大人になってもきなこちゃんと仲良くするの。
ママとKちゃんのように。」
※Kちゃんは学生時代からの私の一番の仲良し。今でも月イチくらいで遊びに来てくれてガールズトークバトルを交わしています。
私「へー、それはいいね。(ママとパパみたいに、と言わないところが的を得てるな。。。)」
私「じゃ、○○くんは車が好きだから、きなこちゃんと一緒にドライブとか行けばいいじゃん。」
息子「うん、そうだね。ドライブに行って・・・川に落ちちゃったらどうしよう!」
私「(なぜそういう展開に??)・・・川のそばにはいかないほうがいいね。
じゃ、どこ行く?」
息子「うーーーん・・・・・(5秒思案後)、 鬼が島! 」
なぜっ???
私「・・・そういう危険なところに女の子連れて行くのはどうかね。。。」
息子「あ、そっかー。じゃ、駐車場に車を停めて、そこできなこちゃん待っててね、って言うの。」
私「待っててもらって、あんたはどこ行くの?」
息子「お花を摘んできてあげるの」
いや~ん、ロマンチック~~~
私「いいなー、いいなー、ママも一緒にドライブ行きたいなーーー」(本心)
息子「ママも一緒に行っていいよ。ママにもお花あげる。」
私「まじ?まじ?」
息子「きなこちゃんにお花を5本あげるの。ママには・・・」
私「マ、ママにはっ??」 ドキドキドキ
息子「ママには6本あげる」
まじ、まじーーーーーっ???
プラス1、プラス1、きなこちゃんより1本多く獲得ーーー!!わーいわーい
息子「ママのほうがいっぱいだヨ
」
実はその前の日、息子が
「きなこちゃんとママに10本ずつお花あげる」
と言うのを聞いてちょっと不満げだった母のことを彼はよぉーっく覚えていたのでした。
気を遣わせたのぅ、息子よ。
しかしま、息子のこのきなこちゃんLove妄想、なんかすでに思春期レベルに達していませんかね?!
自分のことを思い起こせば、小学生くらいまでは一応好きなコというのはいたものの、
あくまでも女同士で話をするときに名前を挙げるというレベルで、家に帰ってまでその子のことを想像するなんてことはしませんでした。
彼と一緒にお出かけしてー、とか、彼の夢を見るんだ~なんて発想は中高生以降だったような気がするなぁ~
しかし、聞くところによると今は幼稚園児でもカップルがいるそうで、全体的におませさんになっているのでしょうか??
とにかく、ママ大好き、ママだけ大好き!だった息子、いよいよママ以外の存在に関心を向けるようになってきました。
「好ぅき」 「大好ぅき」 とチューしていた親子の蜜月タイムもそろそろ終わりかな。。。
息子の初恋、母の失恋、なーんてな。
確実に成長していく息子、鬼が島に咲く (マニアックな)
花を喜んでくれるすてきな女の子に、
いつか本当に出会えますように!