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| 針ノ木小屋で少し長めの休憩をとりつつ、軽く腹ごしらえを済ませました。小屋から針ノ木岳までは、高度差300m近くの急勾配を辿ることになります。足腰は雪渓歩きで少々ヘタレ始めていますが、まだ6kmの深いアップダウン込みの歩きが残っています。標高2700mを越した辺りから、登山路の脇にポツリポツリとコマクサ(上画像)が目に付くようになりますが、荒地の岩場が続くこともあって、他にはめぼしい花には逢えませんでした。 針ノ木岳
(2821m)にはコースタイムをかなり上回って12:11に到着しました。 次のスバリ岳へは一旦150mほど下って、その後100mほど上り返すことになります。針ノ木からの下りは、かなり急勾配のガレ場が続きます。うっかり浮き石や玉石を踏もうものなら、滑落事故に繋がりかねないところなので油断はできません。これを何とか無事に通過して、続いて100mの岩場を登ります。 スバリ岳 (2752m)に向けての登りコースは特段危険な箇所はなく、何とかコースタイム通りの1時間でこなして、13:15山頂に着きました。ここまで来ると眼下に黒部ダム湖のほぼ全体像が目に入るようになります(下画像)。ただ上空は厚い雲に覆われていて、正面に対峙している筈の立山連峰は頭を雲の中に隠していました。 この日午後に差し掛かって歩いた辺りが、今回の縦走の本題・白花コマクサの群落地だったのですが、情けないことにその場所の特定に失敗し、再会することができずに通過してしまいました。痛恨のチョンボです。さて、コースはまだ4km以上残っているので戻って再確認する訳にもいかず、5分ほどの小休止の後、次に向かうことにしました。 |
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