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| 山行2日目の歩きはまだまだ続きます。 鷲羽岳
を後にして、この日最後のピーク・ワリモ岳に向かいます。この区間は120mほど下り、続いて90mほど登ることになります。コースはガレ場、岩場の混在した急斜面で、歩行に当っては気が抜けません。この区間を40分ほどでこなして、 ワリモ岳
(2888m 上画像)には12:24に到着しました。山頂を示す標柱は山のピーク点から10mほど下がった登山路脇に立てられています。ハイマツと巨石の隙間をすり抜けて最高点に行ってみましたが、三角点は見つけられませんでした。 このピークを通過すれば、後は宿泊予定の高天原山荘までは、ひたすら下るだけです。ガレ場の道を北に向かって辿り、岩苔乗越(標高2729m)に向かいます。ここから暫くの間、標高2500m付近までは沢沿いの道で、冷たい水が豊富に得られます。更に下ると、コースは沢を離れ山の麓を進むようになり、この辺から森林限界を下回り樹林帯を縫って進みます。岩苔乗越から2km余り下ったところ、コースからは少し(徒歩10分ほど)外れたところに 水晶池 があります。雪解けのピークも過ぎ、水位は少々下がっていましたが、涼やかに水晶岳を映していました。生憎微風が吹き止まず、水面に漣がたってピタッと止まった画像は得られませんでした。この後1時間ほど歩いて、15:15にやっと 高天原山荘 に到着しました。 夕食は17:00からということなので、その前に念願の秘境の温泉に入ることにしました。甘い期待をしていた訳ではありませんが、温泉は山荘から7-800m離れたところでした。しかもトレッキングシューズでないと歩けないような、結構な悪路を進まなくてはなりません。熊よけの鈴も是非携行したいアイテムです。20分ほどで現場(下画像)に到着しました。沢の右岸に2つ、川原に1つ、計3つの湯船が設えられています。画像の左、ブラインドされた方が女湯、その右手に屋根だけ見えている方が男湯です。お湯は白濁していて、微かに硫黄臭があります。湯温はやや低めで、私好みの45℃前後には遠く及んでいませんが、秘境の温泉で贅沢は言えません。自宅を出て3日、どうにか汗を流して下着も交換でき、サッパリしたところで山荘に戻りましたが、辿り着いたころには新しい汗をかいてしまいました。この夜も20:00前には眠りに就き、朝4:30頃まで爆睡してしまいました。 |
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