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| 今回は南御室小屋に泊めて戴いたのですが、稜線付近ではこの他に薬師岳小屋も利用可能です。南御室を選択した理由は、豊富な水が利用できることにあります。しかもこの水が実に冷たいのです。この日はザックの中にビール500ミリ缶を忍ばせていたのですが、取り出した時には生暖かかったものが、30分ほどで飲み頃になっていました。一時期、気温や水温が計れるデジタル温度計を持参していろいろ遊んでいたものですが、今回は忘れてしまい測定はできませんでした。体感的には6~8℃ではないかと感じました。 山行2日目は特にすることもないので朝はゆっくり起き出し、6時を過ぎて小屋を出ました。地蔵岳で出会った同年代の登山者と行動を共にすることになりました。夜叉神峠を目指してひたすら下りのコースを辿るのですが、急ぐ理由もないので通常よりもかなり多めに休憩をとりつつ歩を進め、10:35に夜叉神峠登山口に辿り着きました。 さて、山といえば高山植物が重要なターゲットなのですが、8月も終盤になると2500mを越える高山帯はすっかり秋の顔ぶれに置き換わっていました。上の画像はホウオウシャジン(鳳凰沙参)で、岩石の隙間の僅かな砂礫に根付いていました。下の画像はタカネビランジ(高嶺びらんじ)で、花崗岩が風化した砂礫地でたくさん見られました。花色は濃いピンクから淡いピンクの他、純白のものも見られます。出会える花の種類は、2週間前と比べても激減していますが、もう少し経つと紅葉も参戦して、鮮やかな景色が迎えてくれることになるに違いありません。 ≪前の記事 |
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