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| 帰りの都合もあって今回はアルペンルートの西の基点・立山駅の無料駐車場に車を置いて、黒部峡谷の入口・宇奈月温泉までは電車で向かいました。ここから 下の廊下
の出発点・欅平まで、お馴染みのトロッコ電車(上画像)で向かいます。紅葉最盛期までまだ10日ほどあるためか、トロッコはガラガラで、私に指定された車両は乗客1人という状態でした。ガタゴトと揺られながら、1時間15分ほどで終点・ 欅平駅
に到着。 ここからウォーキングの始まりです。のどかな序奏などはなく、いきなり急勾配の山道が始まります。ヒーヒー、ハーハーと高度差350mほどを稼ぐのに約1時間、標高950m付近でやっと平坦な登山路に入ります。これが「水平歩道」の始まりで、この先9km近くは最大でも50m程度のアップダウンしかありません。暫くは広葉樹の森ですが、この森が途切れたところから絶壁コースが始まります。ここから約3時間半、アドレナリン出まくりの第1級のスリルとサスペンスが続きます。 岩盤部分には、何とか人が通れるように「コ」の字型や「L」字型に歩道が掘削されています。この様な掘削路の部分では、余程身体を乗り出さないと、自分の立ち位置から崖下の様子を見ることはできませんが、谷を迂回した対岸のコースを見ると、悠に200mはありそうな崖です(下画像)。それを見せられると、今自分がどんな場所にいるか容易に想像がつき、またまたアドレナリン増量ということになってしまいます。 一方、軟弱そうな岩盤部分や掘削部分が岩盤崩落などで失われた部分には、 丸太で組んだ桟道 が敷設されています。桟道からは丸太越しに谷底まで見通せるので、高度感は跳ね上がってしまいます。因みにモデルとして画像に登場戴いたのは、京丹後市から来たというIさんですが、この方とは1日目の水平歩道のほぼ全域を一緒に歩き通しました。 約5時間歩いて、1日目の宿泊先・ 阿曽原温泉小屋 に着きます。手続きを済ませて、さて温泉へ・・・と行きたいところですが、浴槽は一つしかないため男女で1時間交代の利用になります。小屋から温泉までは、そこそこ急な道を5分ほど歩かなくていけませんが、きれいに管理された 温泉 で、十分満足できました。 |
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