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ysformen @ Re[1]:ついにブログにAdsense導入(07/08) ありがとうございます!
楽天よーし @ Re:ついにブログにAdsense導入(07/08) しばらくですね。 頑張ってください。
ysformen @ Re[1]:Qlink(03/29) 楽天よーしさん >しばらくですね。 > …
楽天よーし @ Re:Qlink(03/29) しばらくですね。 元気ですか?
2008年06月06日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
中国で頑張ってきたA女とカテゴライズされる人たちがいる。

1970年代に生まれ、まさに中国がお金に猛進していったときにがんばってきた女性たちであり、中国版の「負け犬」になってしまっている女性たちのことだ。
日経BPでは、彼女たちを扱った記事特集がある。

中国“A女”の悲劇
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20080604/160407/


その女性たちが語る現在の中国人男性への嫌悪感。
そして文化革命というなかで自分の意思とは無縁に結婚をし、離婚をしていく両親への複雑な思い。

そんなことが記事ににじみ出ていて、歴史の中で揺さぶられてきた、女性たちの悲しみを感じてちょっと悲しくなった。

ここからは記事の抜粋____________________________________



 ここまで言うと、彼女はさすがにこれ以上はいえない、というように私をまっすぐに見つめた。

「その人が……、あなたの……、お母さんだった、ということなんですね」
「ええ、そうなんです。その人が、私の……母……だったんです」

 ようやく、振り絞るように言ってしまうと、彼女は私の顔の反応を確認しようとした。軽蔑しただろうか、それとも理解してくれたのだろうか、それを探るようなまなざしだった。

(中略)


・・・実は私の両親も、文革が終わって北京に戻ってきて、改革開放が始まると、それまでの束縛がなくなったから、二人は夫婦喧嘩ばかりして、ついに別れてしまったんです。そういう醜い争いの中で育ったから、結婚というものに対して、私たちの世代は恐怖をもっている、ということもいえます。自分はそれとは違う幸せな家庭を作ろうと思うあまり、結婚相手に対してすごく慎重になって、果たして結婚するのがいいことなのかどうか、躊躇するっていう側面もあります」

(中略)

「もちろん、わかりますとも。こういう言葉を使うのは不適切かもしれないんですが、あなたたちの時代は、結婚に関しては、すごく気の毒な状況にあるって思うんです。時代の落とし子として、かわいそうだなぁと思うときがあります」
「先生、そんな風に考えてくれるんですか? ありがとうございます。私たちのたいへんさ、わかってくれて……」

 ジン・シャンは、大きな黒い瞳に、うっすらと涙をたたえていた。

(中略)



参照元URL
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20080212/147023/






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最終更新日  2008年06月06日 16時42分38秒
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