いいもん見つけた&手作り・アウトドアー

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2006年07月22日
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テーマ: ■道具拝見(460)
カテゴリ: お話したい購入品

トーレンスシングルクロウ・スモールサイズ


ジッポーもいい。
しかし当時(戦後)のライターは
他にも「まじめ」に作られたライターがある。
特にこの時代の「工夫」された「機械物」が、私は好きだ。


ジッポより2回り小さい

この時代にトーレンスという、頑張っていた会社がある。
この会社、ドイツのヘルマン・トーレンス(Harman Thorens)が
創業したオルゴールメーカー。
今は音響関連(特にターンテーブル)のすばらしい機械を提供している。

この会社から、大小の「クロウモデル」と呼ばれる
一発着火ライターが生産されていた。
ご紹介のものは、トーレンスシングルクロウのスモールサイズ。
通称<ベビー>と呼ばれているもの。


着火時のボタン

高さ 49mm  
幅28mm(ボタン含まず) 
厚み10mm
35g(オイル込み)


複雑な着火機構


横のボタンを緩めて、押すと
一発で着火される。つまりボタンを押すと
蓋が開き→同時に中の石が擦れ→火が付く
この間、小さいのにしっかりしたホールド感がまた良い。


裏蓋

これは使ってみると、なかなかの機構のもので楽しめる。
よく考えられている代物、と言う感じが伝わってくる。
このベビーは、シリーズで一番小さく、着火も確実。
オイルの持ちも予想以上に良い。
綿などなく、タンクに直接<オイルだけ>を溜める為と思う。


綿などなく、オイルをそのまま溜める

はじめは、会社にまで持っていったが、
飲み屋でこけおどしに使うのが一番受けが良い。(笑)
周りの人が、ちらちら見るとなぜかタバコの量が増える。(^^)

また、日ごろからいつでも点けられるように、
開閉ボタンを緩めておくと
ポケットの中で「着火」してしまいそう!!(いやほんと)
この点は、ジッポーに軍配が上がる。
ボタンのねじを締めておくと
アクションが2回となり(ボタンを緩めてボタンを押す)
一発点火の意味がなくなってしまう。?

と言うことで、ちょっと変り種でありながら
家で使うことが、多くなったライターです。






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Last updated  2006年07月22日 10時24分03秒
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