新石器時代
今日は、新石器時代です。
あ、そうそう、コレ一応確認しておきますね。
縄文時代 ＝ 新石器時代
はい、ここ。たまに、縄文時代＝旧石器時代 と勘違いしている人がいるようなので。
さあ、この時代はまたね、地質学者さん達の世界では完新世なんて呼ばれている。
ところが、考古学者さん達の世界では新石器時代と呼ばれている。とまあこういう感じの話になります。
新石器時代といえば出てくる石器が何か？これはもう解りますよね？
そうです、 磨製石器 になります。
ところが、ここでこんな勘違いをする人がいててね、
「新石器時代になって新しい磨製石器が登場したから、今まで使っていた打製石器は姿を消したっていう話。」これ、物凄っい！間違いです！！
今でもそうだけど、例えば自動車でもテレビでも洗濯機でも何でも良いですが、新製品がしょっちゅう登場してます。その度に、皆製品を全部買い換えてるか？んなこたぁない。俺なんて１２年前の車にまだ乗ってるし…（早く買い換えたいんだが…ウムム）
ね、今でも同じでね、新しいものが出たからっていきなり全部それに変わってしまうなんて事は有り得ない。
もしそんな世の中になったら、車やとか電気やとかね、とにかくメーカーは大喜びだろうけどね。笑
という訳で、この時代は
従来の打製石器と新しい磨製石器が併用されていたよ～ん。
っていうことです。正誤問題なんかで間違えないようにね。
さ、お次は何にしようか…
ああ、そうそう木の話ね。当時の人々は今と違ってスーパーで買物なんてしてない。食い物は全部自分達で調達してきた。調達先は何処かって？そりゃあーた、自然の中だよ。山とか海とかって話。だから食べ物がいっぱい取れるところが、凄く良い。今で言えば繁華街みたいなもんだ。何でもある。ということで、照葉樹林。要するに、木の実がたくさん取れる木だ。
こういう部類の樹木が育つ環境に変化してきた（これはすぐ後で話す） 。
そうすると、照葉樹林広がっている地域がもてはやされる訳だ。ＡＫＢみたいに。笑
さあ、ここまで解った？では、環境の変化ね。
ずばり、暖かくなった。暖かくなるとどうなると思う？旧石器時代は超寒かった。で海の水が凍っていた。ところが、今度は暖かくなった。すると、海の氷が解ける。
海面上昇＝海進現象が発生。
その結果、 日本は大陸から離れて今みたいな島国になった 。
とこうなるわけだ。
それから、先土器時代とかいたけど、この新石器時代では土器が登場している。中学校の頃「試験に出るから覚えろ！」って塾の先生がドアホな教え方したのを聞かされた経験があると思うが…
そう、 縄文土器 だ。
で、この縄文時代。これは結構長い。だいたい８０００年続く。今から１万年前くらいから始まって２０００年チョット前まで続いたと考えられている。だから、時代区分も
草創期・早期・前期・中期・後期・晩期
と６個に区分されるわ、それに伴って土器の種類も変わってくるわ…（正直嫌になるのはこのあたりから）
そこで、少々面倒臭いけど、
時代区分は、「草創期、そう・ぜん・ちゅう・こう・ばん！」
とリズミカルに覚えてしまえ！！
それから、土器の種類だけど以下にまとめるからそれを覚えてしまおう。
ステキな縄文土器ちゃん達
一番有名 ＝ 最盛期 ＝ 中期
草創期 ＝ 豆粒文・隆起線文なんかが中心（ 縄目の文様がないものもあるぞ ）
夜臼式土器とか亀岡式土器とか、注口土器（注ぎ口がついてる…キュウス、やかんのイメージ）とかいろいろあったらしいわ。
使い方
早期～前期 ＝ 尖底（地面に突き刺して固定した）
前期～中期 ＝ 深鉢（普通に地面などに置けた）
おいおい…縄目の文様がないってなんだよ…そう！ないものもいっぱいある。笑
それから、先が尖っているってなんだよ、アホじゃねーか？と思うんだが…まあ、それを地面に突き刺したら倒れずに使えるって発見したヤツを褒めるべきか？苦笑
まあ縄文土器にかんしてはこれくらいで充分でしょう。
さ、当時の人々の生活。うん、一応ね、移動中心だったと考えられていたんだが、チョット待て！っていうのが出てきた。ということで、そっちを覚えておこう！
三内丸山遺跡 → ここは定住の可能性が高いと言われている。そして、集落の規模が一般的な集落よりもはるかにデカイ！
う～ん２日目は一気に長くなってしまったな…
よし、アニミズムやら交易品なんてのは次回に回しちゃえ！
とり合えず、縄文時代関係はこんなもんかな？後は頑張ってチビチビ覚えて行って頂戴な！
ほなまた！！
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