ただ手作りしながら田舎暮らしの日記。

ただ手作りしながら田舎暮らしの日記。

PR

お気に入りブログ

ビー玉でクリスマス… New! hiromi426さん

🍇新作・長編歴史小… New! 神風スズキさん

10月に読んだ本 我… mutsuko satoさん

もうすぐ検査入院! モグちゃん8704さん

時の経つのは早い からすぐちさん

【重要なお知らせ】I… 楽天ブログスタッフさん

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

くるりん星人

くるりん星人

2006.12.21
XML
カテゴリ: ◆懐かしい人々
ある日、中国の北の方住んでいた老人の馬が逃がしてしまいます。その馬はとても良い馬だったので近所の人はとても気の毒がって老人をなぐさめに来ました。


『このことで幸福にならないとも限らないよ・・・』

と残念がっている様子はありません。

そしてある日その馬はたくさんの馬を連れて戻ってきました。

近所の人がお祝いに行くと、老人は喜びもせず

『このことで災いにならないとは限らないよ・・・』

と言いました。

そしてまたある日、この老人の息子がその馬から落ちて足を骨折してしまいました。



『このことで幸福にならないとも限らないよ・・・』と言いました。

そして一年も経った頃、戦いで村の男達はみんな死んでしまいましたが、長男は怪我のため戦地には行かず助かりました。


という【人間万事塞翁が馬】という中国の古い言い伝えがありますが、

この『人間万事塞翁が丙午(ひのえうま)』は青島幸雄さんの小説です。

自分の母親は60年に一度の丙午の生まれ年・・・・

ちょっとはしゃいでいると『ああ丙午だから・・・・』と言われ、
ちょっと沈んでいると『ああ丙午だから・・・・』と言われ続けたそうです。


なにをやってもそういわれるのなら開き直って生きよう・・・と人生を生きたそうです。

そんな母親の事を書いたこの小説は直木賞を受賞しています。




青島幸男さんか昨日お亡くなりになりました。

若い人にはドラマ『踊る大捜査線』では主人公の青島俊作が「都知事と同じ青島です」と自己紹介していた・・ことでもおなじみですね・・・・・






そして『あしたがあるさ!』『スーダラ節』を作詞したのも青島幸男さんです。。


私たちにとってはもう語っても語りきれない昭和の人だと思います。

ご冥福をお祈りします。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006.12.21 08:56:14
コメント(1) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: