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明けましておめでとうございます。本日1月3日は、私たちが韓国に来た日です。(3年前)今でもこの日のこと(を含む1週間)は、しっかり覚えています。ああ・・・思い出したら涙が出そう当時は、3年が永遠のように長く感じていました。でも、時間の早さは同じではなく、辛い時ほど長く感じ、楽しい時ほど早く感じるものなんですよね。1年を過ぎた頃から心に余裕ができ、1日1日を感じられるようになりました。本来なら今頃帰国しているはずでしたが、人生分からないもので、1ヶ月の滞在延長の果て、全く違うお国へ旅立つことになりました。残り少ない時間で、全部を書けるかどうか分かりませんが、どうしても書いておきたい出来事だけ、ピックアップして載せて行く予定です。自分にとって特別な、残しておきたい思い出なので、コメントは気にせずお気軽にスルーしてくださいね。**************************************10月初旬、安東に行ってきた。安東・・・それはオルムコル同様、韓国語の授業で習って以来、何気に興味を持っていたマウルの一つだ。が、その後「1泊2日」と言うバラエティー番組で紹介されると、絶対行きたい場所に昇格した。滞在期間も残り少なくなったので、何とか10月中に行こうと計画していた所、ちょうど私たちが予定していた日に「国際タルチュム(仮面劇)祭り」が開かれることが分かり、さっそく宿を予約。・・・しようとするが、この時期そう簡単に取れるハズがない。2件断られて、この宿もダメなら、いっそ日を改めるか・・・?と考えながら、3件目のお宿に問い合わせてみた。ちた「何月何日ですが、2名で泊まりたいんですけど・・・。」主人「この日は満室ですよ。お祭りもあるから早くから予約が入ってて・・・。」ちた「じゃ、次の日は・・・?」主人「11月まで予約でいっぱいです。」がーん安東で宿探しが、こんなに大変だとは思わなかったよ。私が言い淀んでいると、ご主人が「韓国人じゃないでしょ?」と聞いてこられた。私が「はい」と答えると、ちょっと待っててと言って、こんな声が聞こえてきた。ヨボ(あなた)、外国人がこの日泊まりたいって言ってるけど、部屋無いのよね?二人って言ってるけど・・・。韓国語を上手に、可愛く話すのよ。何とかならない?すごく可愛いの。聞いてて、顔が火照ってしまった。いや~、上手でもないし、可愛くもないですけど・・・(← もちろん声のことね)私が一人電話の前で照れていると、ご主人が「2名の部屋、用意できるよ」とおっしゃった。え”・・・さっきお部屋無いって・・・随分前から予約入ってて、11月まで空きが無いって・・・正直、すぐには喜べなかった。もしかして・・・野宿?と疑ったからだ。(「1泊2日」で見た、野宿の映像が蘇る)ちた「何月何日ですよ。本当に部屋があるんですか?」主人「大丈夫よ。トイレとシャワーは外だけど、二人なら空きがあるから。」それを聞いて、私は知る限りの韓国語を駆使し、精いっぱい可愛い声(のつもり)で、感謝の辞を述べた。すごい幸運だ韓国人だったら、きっとあっさり断られてただろう。外国人でも、あまり流暢に喋ってたら韓国人と誤解されてダメだったハズ。喋れない外国人は、言わずもがな却下。つまり、私みたいに明らかに外国人の発音で、下手なりに頑張って喋ってる・・・と伝わるように話すのがコツのようだ。こうしてありがたいことに、日程を変更することも無く、野宿する必要も無く、温かい宿を確保することができた。そのお宿とは・・・後ほど公開。まずは、タルチュム祭り公演会場の様子から。メイン会場↓ 目を引く大きなオブジェ↓ 小さくてかわいい仮面たち↓ 会場をぐるっと一回りしながらやがて、動物的カンで、試食会場を探し当てる↓ アジュンマ達が作ってくれた手打ち麺のククス(うどん)と、それに群がる大勢の人々。いつものことながら、無秩序・無法地帯なぜ大人しく列を作れないんだ?悪戦苦闘の末、私たちもゲット↓これ、食べると3年寿命が延びるんだそうな。私もダンナも、後3年は安泰かなぁ~?お餅もその場でついてくれる↓安東名物のシッケ↓普段はシナモン系の臭いが苦手なため、シッケを飲まない私だけど、これは特有の臭いが無く、フルーティーで飲みやすかった。シナモン苦手な人にはおススメ!ちなみに安東と言えば、リンゴが有名。何か受賞したらしいリンゴたち↓おいしそう~。会場内はでは、色んな無料のイベントが行われていた。お気に入りはこちら↓高麗時代の衣装を着て、記念写真を撮ってくれる。写真の他に、ノートや冊子など色んな物をいただいた。こちらは会場外の屋台↓ここで注文したピンデットクと↓ 屋外会場で試食したビビンパ↓ 本来、屋台で美味しいものを食べ歩き・・・のハズだったが、試食で満腹になったため、泣く泣く1つだけ注文した。ちなみにビビンパは、一度に何百人も食べれる量を作ってたようだ。実際作る所は見れなかったけど、それ用のタライ?は見た。← かなり巨大。3時半からは、「中国ナンタ」の公演を見に行った。(公演は日によって、時間帯によってそれぞれ異なり、入場料が必要。)公演会場の入り口↓中国ナンタ↓真ん中に立って向こうを向いている女性は、観客席にいたお客さんだ。選ばれて舞台に上がったけど、かなり恥ずかしそうだった。ここからは、中国の様々な仮面舞踊が・・・↓公演は時間の都合上、最後まで見れなかった。と言うのも、本日のお宿には、日が昇っているうちに到着しなければならなかったからだ。その訳はまた今度・・・。
2012.01.03
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お久しぶりです。最近バタバタしてて、随分日記を疎かにしてしまいました。書きたいことが山盛りですが、時間短縮のため最後は一気に締めたいと思います。**************************************コフヌを後にした私たちは、まっすぐパースへ向かった。夜シドニーへ移動するので、その前に軽く夕食を済ませ、バーズウッド(← カジノがあるホテル)で時間を潰すことに・・・。え~、あくまで、時間潰しの為ですからね!(もう誰も信じてくれないと思うけど、書かずにはいられない)さて、今回の旅行の目的は、シドニーにある。その目的とは・・・現地視察本当はブログに全部書いちゃおうと思っていたけど、書けない事情ができたので、結論だけ言うと、来年からシドニーで暮らすことになった。なので、現地の偵察に行った・・・と言うことになる。韓国での生活は、残り後1カ月ちょっと。(来年の1月まで)ん~、長かった。(まだ終わってないけど。)詳しいことは、いつか別のブログでも立ち上げて書けたらなぁ・・・と思う。(今のブログでは不都合な部分が出てきたので、ご了承くださいませ)私たちが泊まったホテル↓このホテル、今回の旅行で一番の失敗だったネットで見た時は、小綺麗だしスペースもそこそこあるように見えたけど、実際は古くてすご~く狭い。スーツケースを広げるスペースも無いくらいだしかし何より失敗だったのは、ここがシドニーでも有数の危険地帯だったこと。いや~、知らないって怖いね以前、キングスクロスの近くに泊まった時も、帰ってからそこが治安の悪い場所だったと言うことを知った。(歩いてる時から、何か怪しい雰囲気は感じたけどね。)今回は、夜ちょっと怖い思いをした。大きい通りを歩いているのに、人が全然いないのだ。(車もほとんど通らない。)通りから中へ入る道は、どこも薄暗くて何気に廃退的な感じが漂っている。「怖いから、早くもっと大きい通りに出ようよ。」と言うと、ダンナが「怖がりなんだから・・・。暗いの怖いんでしょ。」と言う。いつもだったら「怖くないもん!」と言うところだけど、今回は本当に怖くて否定する余裕も無かった。別に誰かから追っかけられた訳でもないけど、肌で感じる恐怖と言うか・・・。後日ネットで調べてみたら、「夜の外出は避けるように!できれば、この地域には立ち寄らないこと」と書いてあった。こんな所にホテル建てるなよ~と言いたくなる。まぁ昼間、人通りの多い道を歩けば大丈夫そうだけどね。とにかく無防備な状態で滞在していたにも関わらず、無事であったことに感謝感謝だ。ここからはちょっと観光のことを・・・。お魚で有名な「フィッシュ・マーケット」↓新鮮なお魚がいっぱい↓ 私たちのランチ↓ 天気が良かったので外のデッキに出てみると、やはりカモメが待ち構えていた。動物には寛大なダンナだが、カモメだけには容赦しない。と言うのも、以前ここで奴らからフン爆弾をお見舞いされたからだ。残り物を狙うならまだしも、当時奴らは大胆で、私たちが食べている最中に盗みにやって来た。こちらもそう簡単にやられる訳にはいかないので、激しい攻防戦が始まる。私たちのランチは、ダンナの鉄壁なガードによって守られた。おかげで、全く食べ物を口にすることができないカモメたち・・・よほど悔しかったのか、一羽のカモメが腹いせに、空中からフン爆弾をお見舞いした。それがダンナの服と、食べかけの食事に命中!それ以来ダンナは、カモメを目の敵にしている。いや~・・・人間でも動物でも、食べ物の恨みは恐ろしいね。市内にある「犯罪博物館」↓ スパイに関するもの↓ 右端にあるのは、デスマスクだったような・・・↓ ちょっと遊んだりもできる↓ ダンナ、妙に檻が似合ってる本当に入ったりしないでね~夕食はチャイナタウンで↓ 実は滞在中、かなり中華料理を食べた。街の至る所にあって、手軽に食べれるから足が向くのよね。(種類も多いし)時間があったら、ここでお昼に点心でも食べたかったな~。帰りのシドニー空港にて↓ ピザとケバーブ。空港内には、美味しそうなレストランがいっぱいで目移りした。帰りのマレーシア空港にて↓ レストラン街は2階にある。たまたま入ったレストランには、数人のお客さんがいたけど、偶然にも全員日本人だった。遠くに座ってた学生の群れは、日本語で騒いでたので一目瞭然。近くに座っていたおじさんは、日本語で「ビール、1つ。」って注文してたから、こちらもバレバレ。ウェイターのお兄さんが英語で何か聞いてたけど、おじさんは全部日本語とジェスチャーで応対。我を貫くおじさんにも、ジェスチャーを読み取るお兄さんにも感心だったわ。こうして私たちの視察旅行は、とりあえず無事終了した。もっと早くにアップしたかったけど、やはり残りの滞在期間が短くなるにつれ、やることが増えてきて、なかなか日記を書く暇がない。皆さんのブログにもなかなかお邪魔できないし、訪問してもコメントを残さず帰ることが多くなりそうですが、どうかご容赦くださいませ。残り1ヶ月強、どこまで日記を書けるか分からないけど、最後までお付き合い頂けると嬉しいです
2011.11.29
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翌日の朝、ダンナがクローリーを見つけた。彼女がぴょんぴょん跳ねながら、ダンナの方へ駆け寄って来たと言うのだ。ダンナからもらったパンを食べるクローリー↓うぎゃーっ、かわい過ぎそう言えば、子供がいるって言ってたけど・・・君かい?(右)↓クローリーにぴったりくっついてくるもう1匹のカンガルー。クローリーより一回り小さくて、クローリーより遠慮しがちに近寄ってくる。かわいいのぉ~ところで、クローリーのお腹が膨らんでいるような・・・まさかオメデタ?じゃなくて、もう1匹イターッ↓ちっちゃーい!触っても良い?と聞きながら、そっとポケットに手を入れた。すると、小さくて温かいものに手が触れた。どうやら、子供の足に手が当たったようだ。クローリーが嫌がらないので、しばらく手を入れていたけど、とっても暖かくて気持ち良かった。こりゃ、カンガルーが大きくなってもポケットから出たがらない気持ちが分かるわ。ルーシーでは、朝になると「動物の餌やり体験」ができる。鶏、ウサギ、豚、子牛、子羊等々・・・その数はかなり多い。ウサギ(ぬいぐるみじゃないよ)や↓ ハムスター?↓ へのお触りもOK本日の収穫(18個だったかな)↓この手に収まりきれない分は、バケツに入れて小さい子供(宿泊客)に渡していた。ちなみにこの手も、宿泊客(おじさん)の手である。身長190cm以上ある彼の手でなければ、一度にこれだけの量を持つのは無理だろう。食欲旺盛な子羊↓ 僕のご飯はまだ~?↓ 周囲の緑と同化してるけど、思いっきり開いてます↓豚のしっぽって、本当に「Q」になってるんだ↓「乳搾り体験」↓ 搾りたて↓ 小さい子供でも、宿のご主人が写真のように付き添ってくれるので安心だ。(ちなみに全員トライした後は、搾乳機で一気に吸い取る。)搾りたてのミルクは、ほの温かくてすごく濃厚。子供たちは大変気に入ったらしく、何回もお代わりしていた。この子たち、これから市販の牛乳を飲めるかしらね・・・?約1時間、みんなで色々な動物に餌をやったり触れたりしながら、とても楽しく過ごした。ちなみに、宿泊客の「食べ残し」も、ここで有効活用される。小規模だけど、目に見えるリサイクル(しかも負担ゼロ)って、素晴らしい~私たちはこの後、乗馬の予約を入れていたけど、突然雨が降り出したのでキャンセルして、そのままパースへ帰ることにした。ご主人のご厚意で、宿泊費を安くしていただいたり、また来る時は連絡するよう、温かい言葉をかけていただいたりしたので、お別れするのは本当に名残惜しかった。英語になると口数が減る私だが、最後に一言、今の正直な気持ちを伝えた。「I'll be bakc.」それを聞いたご主人は大笑い・・・。私がターミネーターにでも見えたのだろうか?まぁおかげで、湿っぽいお別れにはならずに済んだけど・・・。君とのお別れも名残惜しいよ・・・↓私たちが餌やりから戻ってくると、テラスのイスに丸まって寝ていた。待っててくれたのかな?起こすとかわいそうなので、心の中でお別れを言った。またいつか来るから、元気で長生きしてね。愛嬌満点、童顔で甘えん坊の彼女のことだから、今日もどこかの宿泊客のところで、きっと可愛がってもらえるだろう。雨が降ってて寒いから、早く次のお客さんが到着すると良いなぁ~と思った。おまけ「初めて会った頃のフラッフィーとクローりー」↓クローリー、この時生後3カ月だったかな?親を交通事故で亡くした彼女は、早くからポケットの外の世界を知っていた。そのせいか、彼女は賢く育った。ご近所の方の目撃談によると、道路を渡る時は左右を確認し、車が通り過ぎてから横断するらしいのだ。クローリー、君は交通事故の心配が無いから、病気にだけは気をつけてね。後ろ髪を引かれつつルーシーを後にした私たちは、いよいよパースへと向かった。が、その前に寄りたい所がある。それは、「コフヌ・コアラパーク」だ。パースには他に、「パース動物園」、「カバシャム・ワイルドライフパーク」など、3つの動物園があるけど、私が一番印象に残っているのが、コフヌだ。広い敷地の中を、放し飼いに近い状態で暮らす動物達。(もちろん危険な動物を除く。)あまりに広かったため、以前は最後まで見学できなかった。今回はこの動物園の全体像を把握するのね!と、意気込んでリベンジ。飼育員さんの肩に母コアラ、その背中に子コアラ↓ここではコアラを抱っこして記念撮影ができる。確か西オーストラリアではここだけだったような・・・。コアラってカンガルーほど興味無いけど、抱っこしたら愛情がわくのよね。ワラビーかな?↓クローリーとは全然違うけど、この子もかわいいエミューに巻きつかれるダンナ↓どういう訳か、ダンナはどこに行ってもエミューから好かれる。いつぞやは、上記のように首を巻きつけ、足を踏んで、ダンナを逃がさないようにしたエミューがいた。それでもダンナが振りほどいて逃げると、走って追いかけてきたので、ダンナはしばらくの間、エミュー恐怖症になってしまった。(← 珍しいよね)珍しい白孔雀↓白いので、クジャクって分かるのに時間がかかった。ところでここ、以前来た時と全然違う。動物は少なくなったし、園内の規模がかなり狭くなって見応えが無い。そのせいかお客さんも少なく、閑散としている。ここは本当にコフヌなのか・・・?私たちは帰り際、スタッフの人に聞いてみた。ち「以前来た時と違う気がするんですけど、動物もっと多かったですよね?」ス「ええ、何年か前に移転して、今は規模を拡大している途中なんですよ。」う~ん、5年前にリベンジしておくべきだった巨大なオブジェ↓なんだかな~。
2011.11.22
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昼食を済ませたら、後は宿に向かうだけだ。そしてそこが、本日3番目の目的地であり、今回の旅行で一番行きたかったところでもある。マーガレット・リバーから東へ約1時間半移動すると、ブリッジ・タウンという小さな町に着く。そこに、私たちが大好きなクローリーとフラッフィーが住んでいる。クローリーは、結婚して子供もいるらしい。早く会いたいな・・・途中の景色は、とても長閑で牧歌的↓ どこまで行っても同じ景色が続いている。変化があるとしたら、牛が馬や羊に変わるくらいだ。カーナビで見ても・・・↓10分後、20分後も、こんな画面が続いてるのね。それ故、万が一にも道を間違えるとエライ目にあう。(経験有り)今回はナビのおかげでそれほど道に迷うことはなかったけど、韓国で使っているナビに比べると、小さいし機能は少ないしイマイチな感じ。(こんなチビナビナビなのに、一日10AU$もかかるし・・・。)さて、陽が傾きかけた頃、ようやく本日のお宿「ルーシービュー」に到着した。最初にお出迎えしてくれたエミュー↓以前はいなかったと思うけど、新しく仲間入りしたのかな?チェックインを済ませると、ご主人が私たちのシャーレに案内してくれた。湖のほとりに並ぶシャーレ↓湖あるボートは、自由に使える。家の中↓下にダブルベット、上にシングルベットが2つある4人部屋だ。宿泊客が多くなかったからか、大きい部屋を使わせてくれたみたい。私たちは早速、フラッフィーとクローリーを探しに出かけた。いつも私たちが来ると、どこからともなく現れる彼女たち。今回も来てくれるかしら・・・?なぜか威嚇する羊↓「出てけよ~」って言われてる気がする。しかし容易に出て行く訳にはいかない。だって、フラッフィーが来てくれたんですもん↓今回初めて知ったんだけど、彼女の年齢は何と19歳なんだそうな。この毛並みと言いしなやかな動きと言い、とても御老体には見えない。ちなみに彼女、このファームのペットなんだけど、夜はいつも宿泊客のシャーレで寝泊まりしている疑いがある。今回も、たまたま他のシャーレから出てきたところを発見したのね。オーナーの家には動物が多いから、あまり構ってもらえないのかしらね?さて、私たちを威嚇していた羊なんだけど、フラッフィーの出現により、今度は彼女を追い払い始めた。結局、人間2人と猫1匹が、羊により追い払われることになる・・・広いんだからさ~、自分が別のところに行けばいいのに。(他の羊は、私たちが来た時にさっさと逃げた。)やーね~、ガラの悪い羊って私たちは一旦部屋に戻り、街まで食料の買い出しに出かけた。ここでは自炊ができるので、地元の食材を使って好きに料理ができる。(私たちは楽して出来合いのもので済ませたけどね。)買い出しを済ませ宿に戻る頃には、辺りは薄暗くなり、風も冷たくて肌寒かった。急いで家の中に入ろうとしたら、入り口の前で、体を丸めてじっとしているフラッフィーを発見。この寒い中、私たちの帰りをずっと待っていたのだろうか?だとしたら・・・かわいいのぉ~鍵を開けると、待ってましたとばかりに中へ入り、ちょこんとお座りをするフラッフィー。勝手知ったる自分の家・・・って感じだ。部屋の中もさすがに冷えてきたので、夕食の前に、まずは暖炉を暖めることにした。すると・・・↓ ちょっとでも腰をかがめようものなら、すぐに乗って来て、降りようとしない。ダンナはこの体勢のまま、30分以上固まってしまった。とうとう、「暖炉の火が熱いよ。どうしたらいいの?」と泣言を言う始末。そりゃ、フラッフィーをどけりゃ済むでしょーあまりにも気持ち良さそうにしている彼女を動かすのが申し訳ないと言うので、仕方なく私が悪役になって、フラッフィーを膝から下ろした。全く、動物に甘いんだから・・・。本日の夕食↓チキンは夕方だったので、値下げして9AU$で買えた私が切り分けていると、すぐにフラッフィーが寄ってきた。どうやらご飯を催促しているようだ。「お年寄りだから、鶏肉とか食べれるかな?」と言いつつ、チキンを小さく割いたものをあげてみた。あっという間に完食し、「もっとくれ!」と迫る彼女。ん~、若さの秘密は、動物性脂肪の摂取にあったのかもしれない。小さい子供が食べる量くらいを完食した彼女は、再び暖炉の前で、満足そうにおくつろぎになられた。こりゃ、長生きするわ~おまけ~5年前のフラッフィー↓ 昔から、人に抱っこされるのが大好きな甘えん坊だったのね~。
2011.11.20
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今日と明日は、私たちが最も行きたかった場所が目白押しだ。まずは、「ジュエル・ケーブ」。昨日泊まったロッキンハムをさらに南下すると、マーガレット・リバーと言う、ワイナリーで有名な街に着く。(ちなみにここ、オージーに人気のハネムーン・スポットなんだとか。)この辺りには多数の洞窟があり、中でも有名なのが、「ジュエル・ケーブ」、「レイク・ケーブ」、「マンモス・ケーブ」だ。他の2つは行ったことがあるけど、ジュエル・ケーブだけは何度も行こうとして失敗しているジュエル・ケーブは、その名の通り宝石のように美しい洞窟なんだそうな。そのため人気も高く、時間・人数制限がある。(今も人数制限があるかは不明。ただし時間は決まっている。)今回は朝の10時スタートに参加したので、人数もそれほど多くなく(と言っても12~15人くらい?)ようやくチケット購入まで辿り着いた。さっそく洞窟の中↓ 左は見ての通り「槍」で、右は「ラクダ」である。まるで誰かが作ったみたい。(もちろん誰も手を加えてませんよ~。)ちなみにこれらはポイントのみを撮影したもので、洞窟の中は、ものっっっすごく広い。一応写真に撮ってみたけど、暗いうえピンボケしていたため掲載は断念説明がある時は、その場所がライトアップされる↓写真で見ると小さく感じるけど、実際はとーっても大きい。これができるまでに、どれだけの歳月が流れただろうか・・・。こちらは「海の海藻」とか言ってたかな・・・↓うーん、海藻ねぇ・・・そう見えないこともないケド・・・と思っていたら、いきなりライトの色が変えられて↓おお~、本当に海の中にいるみたいここ以外でも、ポイントとなる場所ではライトを調節していたので、とても幻想的で美しかった。見せ方を心得ていますな~。こちらは、ポッサムの骨↓今は洞窟内に動物は住んでいないけど、昔は住んでいたらしい。(この骨で明らかになったそうな。)ポッサム、よくこんな真っ暗闇の中で生活できたね~。さらに下へ降りて行くと、こんな柱や↓こんな天井を↓見ることができた。今まで色んな洞窟に行ってみたけど、(洞窟や鍾乳洞って割と好き)ここが一番繊細で美しいと思った。宝石と名付けるだけのことはあるね。ガイドの方も、ここの美しさにはかなり自信を持っていらっしゃっるようで、誇らしげに説明されていた。約1時間のツアーが終わり、外に出た時こんな写真に気付いた。洞窟の発見者と、当時の様子↓ こんな真っ暗な地底に、小さな懐中電灯だけで臨むとは、勇気があると言うかムボーと言うか・・・まぁ、おかげで今、安全に美しい洞窟ツアーを楽しむことができるんだけどね。念願のジュエル・ケーブを見学した後は、お昼をとるため、再び来た道を引き返した。本日2つ目の目的地、「ルーウィン・エステート」↓ここは、有名な「ワイナリー兼レストラン」である。試飲も豊富に用意(無料・一部有料だったかも?)↓ここは、いつ来てもたくさんの人で賑わっている。海外への発送も受け付けているので、ワイン好きの方には外せない場所だろう。だけど私たちの目的は、ワインよりご飯だ。レストラン・室内↓ と テラス↓ お目当ては鹿肉だったけど、残念なことに、鹿肉は1週間前にメニューから外されたそうな仕方がないので、今回は鴨肉にトライしてみた。その前に前菜のイカ↓今朝ロッキンハムで水揚げされた、旬のイカを使っているらしい。特に期待はしていなかったけど、すーーーっごく美味しかったあっという間に完食メインの鴨肉↓ と お魚(タイ)↓ どちらもすごく美味しかった遠いけど、ホント来て良かったわぁ~。デザートのケーキ↓ と コーヒー↓ ここにはセットメニューが無いので、全て単品のオーダーとなる。このため金額はお安くないけど、(上記メニューで130AU$くらいだったかな?)味は間違い無し!めったに来れない所だから、ちょっとくらい奮発しても良いよね。そしてここの魅力は、ワインと料理だけにとどまらない。帰りに見つけた野ウサギ↓ と 鳥↓ 以前来た時は、ブドウ畑からウサギが飛び出してきた。まるでビーター・ラビットの世界だ。食事の後、美しい庭を眺めながら、どんな動物に会えるかなぁ~と、ドキドキワクワクで散策するのも、楽しみの一つなのね。
2011.11.18
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2日目のお宿は、パースから約220キロ南に位置する、バッセルトンと言う街だ。ここには、「千と千尋の神隠し」の海中電車のモデルとなったと噂されている、ジェティーがある。実は数年前、このジェティーのためにわざわざ立ち寄ったことがある。が、ちょうどこの時から運悪く改修工事が始まり、電車には乗れなかったジェティーの先には海中水族館があるので、そこまで歩いて行ったのね・・・。当時の写真が残っていたので、参考までに↓ 冬なので、とても寒かった夏だったら、こんな感じ・・・?↓(パンフレット参照)この改修工事だが、つい最近終わったそうな。そうとは知らない私たちは、宿に泊まっただけで素通りしてしまう。残念・・・さて話を元に戻して・・・キングス・パークを後にした私たちは、まずフリーマントルと言う港町に立ち寄った。ここでは週末になると、たくさんのマーケットが開かれる。特に買いたいものがあった訳ではないけど、私たちはここの雰囲気が好きこちらは生鮮コーナー↓ ここではイチゴ、オレンジ、ミニトマト(全部ナイフが要らないもの)などを購入。この臭いを無視して通り過ぎることは不可能↓特にお腹が減ってたわけではないけど、ソーセージを焼く臭いに逆らえず購入。確か6AU$くらいだった思う。(500円くらい?)ソーセージと玉ねぎ炒めのコラボが絶妙で、めっちゃ美味しかった~ここも名残惜しいけど、後まだ200キロも移動しなければならないので、しぶしぶ出発することにした。ホテルに行く前に、もう1カ所寄りたい所もあるしね・・・。どこかと言うと・・・ここ↓ パースから50キロほど南下した所にあるロッキンハムと言う街の、とあるお魚屋さんだ。以前の記憶だけを頼りに来たので、かなり道に迷ってしまったひょとしたらもう潰れてるかも知れないと思っていたが、5年経ってもまだ存在すると言うことは、結構な人気店なんだろう。(韓国だったら人気店でも潰れたりするから、奇跡に近いよね~。)ここには、本日の夕食をゲットしに来た。お目当ては「フィッシュ アンド チップス」だ。お魚は選ぶことができて、それによって値段が変わる。で、私たちが選んだのは「タイ」と「サメ」。たぶん左がサメ↓ここでは、注文が入ってからその場で調理してくれる。ので、人が多い時間帯はかなり待たされることになるのだが、揚げたてのお魚はほっぺが落ちるほど美味しい!目の前のビーチで、夕陽を見ながら夕食を取るハズだったが、道に迷ったせいで辺りはもう真っ暗。あと170キロと言う移動距離も気になったので、お魚は一旦お預けにし、ホテルに着いてから食べることにした。本日のお宿↓海の近くなので、波の音が聞こえてきた。値段の割に、広くて快適なお部屋だ。時間があれば、ここに2泊くらいしたいところだが、私たちの目的は明日以降に集中しているので、今回は我慢我慢9時近くになって、私たちはようやく本日の夕食にありついた。お魚はだいぶ冷えてしまってたけど、やっぱり美味しかったタイは、大人から子供まで美味しくいただけそうな味だ。一方サメは、ちょっと淡白なので、脂っこいのが苦手な人に好まれると思う。機会があれば、今度はできたてアツアツをその場でいただきたいな
2011.11.08
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またまたお久しぶりです。11月になったのに、今から9月の出来事を書こうとしております。余裕が無いため、かなり内容を絞って書くことになると思いますので、皆さん適当に読み流してくださいね。とりあえず、生活の記録の為に書いておきます。***************************************9月中旬、チュソクの時期を利用して、オーストラリアに行ってきた。今回の旅行は、今までとはちょっと違う。半分はリフレッシュのためだけど、残り半分は調査のためだ。詳細は追い追い・・・。さて、今回は久しぶりにマレーシア経由。何カ月も前からスケジュールを組み、全部の予約を済ませて完全体制で臨んだ。・・・が、今年は本当に天候に呪われているらしく、出発前日から雨が降り始め、当日の朝はもの凄い暴風雨となるおまけに出発時間は伸びるし・・・。沖縄旅行では帰るに帰れなかったけど、今回は出るに出れない?・・・なんてコトにならないか焦ったが、余裕を持ってスケジュールを組んでいたため何とか間に合った。良かった~ってなわけで、いきなりマレーシア空港↓ 空港内に熱帯雨林?↓ 「KLIAジャングルボードウォーク」と呼ばれるこの場所(写真右)は、サテライトの中心部にあるものの、外と繋がっている。バームクーヘンを想像してもらうと分かりやすいと思うけど、お菓子の部分が建物で、内側の空洞が森林だ。長時間のフライトで疲れた旅行者を、本物の自然で癒してくれるなんて良く考えて設計してるなぁと感心した。(ちなみに後で調べたら、日本人の設計だった。なんか嬉しい♪)おや、韓国でおなじみのコーヒービーンが↓ アジアンチックでかわいいお店↓ 昔(10年以上前)来た時と、えらい違いだ。オーストラリアへの乗り継ぎも良いし、かなりポイントアップだわ機内食のチキン↓ と お魚↓ お魚のムニエルが、とても美味しかった。マレーシア航空、ますますポイント上昇~。さて、パース到着したのは夜中の12時頃だった。その後、長い長い列に並び、検査を受けて外に出た時には、すでに1時半。それから予約していたレンタカーを借り、本日のお宿へ向かう。途中で道に迷ったり、駐車場のシステムに悩んだり、変な酔っ払いに絡まれたりして就寝できたのは朝の4時。この日はゆっくり休んで午後から活動したかったけど、どうしても行きたいところがあったので、仕方なく睡眠を削ることにした。睡眠より大事な場所・・・それは・・・「キングスパーク」↓ 海と街を同時に見渡せる、静かで美しい公園だ。ここからこの真っ青な空を見る度に、頭の中のごちゃごちゃが消え、気持ちがとても軽くなる。できれば、毎週でも来たいくらいだ。本日のブランチ↓ 公園内にあるオシャレなレストランで、豪華なブランチを食べるハズだったけど、この日は残念なことに閉まっていた。仕方なく、トーストセット(左)とクランベリーホットケーキ(右)に変更。味はまあまあかな・・・。ところで、オーストラリアでは9月~10月にかけて、至る所でワイルド・フラワー・フェスティバルが開催される。今までは日程が合わず見送ってきたけど、今回はついに見ることができた。と言っても、花が咲いてるだけなんだけど・・・↓春なだけあって、いつもより豊富で美しい↓こちらは、カンガルー・ポウと言うお花↓ おや、歩くカンガルー・ポウを発見↓ 後をつけて行くと、大勢のお仲間がいた↓おお~、華やかフェスティバルだからか、野外コンサートやお菓子のサービスなど、普段は見ない催し物がたくさんあった。う~ん、癒されるわぁ♪↓噴水の根元を拡大すると・・・↓かわいい~一日中いたいくらいお気に入りの場所だけど、今日は移動距離が長いので、後ろ髪を引かれつつ公園を後にした。これからちょっとずつ南下して行きます
2011.11.01
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またまた久しぶりの更新となっております。学校にも通わず、仕事もしてない完全なプー太郎のちたぁ・・・であるにも関わらず、最近毎日忙しい。知り合いの日本人に、韓国語(初級)を教えたり、知り合いの韓国人から頼まれた論文(韓国語を日本語に翻訳)を添削したり、海外からのお客様をもてなしたり・・・。ちなみに、これらは全て無料奉仕。情けは人の為ならず・・・ってなわで、いつか私も、たくさんのお情けを受けれますように~などと、ヨコシマナ願いを抱いている。さて、本題・・・。8月28日(日曜日)、テグで行われた世界陸上を見に行った。私は特に興味を持っていなかったけど、大学まで陸上を続けていたダンナは、1年以上前からこの日を待っていた。彼のお目当ては・・・ウサイン・ボルトが出場する男子100M決勝ダンナは、ボルトの世界記録更新に期待を寄せ、その歴史的瞬間を生で見たいと思っていた。いつもは韓国語のネットなんて見もしない彼が、早くからチケットを調べ、万が一にも手違いが無いよう、キムさん4に購入をお願いし、さらには、彼にチケットをプレゼントして、当日の道先案内人になってもらう約束まで取り付けた。ってなわけで、決勝の日は3人で、バスやタクシーを乗り継いで会場に向かった。市内で見た看板↓ う~ん、躍動感がありますな。会場入り口の様子↓ 各テントでは、外国人へのサービスが充実しているように感じた。例えば無料でお水のボトルを配布したり、ハングルで名前を書いた団扇をプレゼントしてくれたり。(書道の先生が即席で書いてくれる)ただ、韓国人であるキムさん4の横で、私たちだけもらうのはかなり気が引けた競技場に入る前に、簡単なチェックを受け・・・↓ようやく競技場の中へ。私たちの席から見た景色(左)↓私たちの席から見た景色(右)↓ 見た瞬間、クレーンカメラが邪魔ねぇ・・・と思った。一方ダンナは、マジマジとトラックを眺めた後、「ここ、100Mが行われる場所から一番遠いみたい」と呟いた。その真偽は後ほど・・・。会場には、前後に巨大なスクリーンが設置してあった。一つは競技場内専用で、一つはテレビ中継用だ。ちなみに私が邪魔だと思っていたカメラが、テレビ中継用だった。このカメラが私たちの方を向いた瞬間、それまでお菓子を頬張っていたキムさん4は、爽やかな笑顔で手を振った。「彼女募集中」のプラでも持ってたら良かったのにね~こちらは韓国ならでは?↓ スクリーンの文字は、「さ~、準備してください」何の準備かと思ったら、その後「ダンスタイム」と言う文字が映し出され、直後に画面に映った人は、踊り始めた↓しかもかなりノリが良い。(さすが韓国人!)ちなみに「キスタイム」と言うのもあった。外国人はあっさり従っていたけど、中年の韓国人夫婦はかなり抵抗していた。周りの圧力もあって、最後は仕方なく(?)旦那さんから奥さんへヒトゴトだから笑ってられるけど、万一自分たちに当たったら大変だ。ま、その時はダンナとキムさん4にやってもらおうと思ったけどねボルトの競技が始まるまでは、お弁当を食べたり↓ 他の競技を見たり↓ して過ごした。やがて日も傾きかけた頃、ようやく男子100M準決勝が始まった。おお~、生ボルトだ!↓準決勝は、楽々1位で通過するだろう。それより気になるのは、競技の場所だ。悲しいことに、ダンナの予想通り、競技は右側のトラックで行われた。スタートは手前だから、ゴールは私たちの対角線上になる。ただでさえ遠いのに、目の前のカメラが邪魔で見えやしないちょうどこの時、私たちの気持ちを表しているモノを発見した。遠い目でたそがれるマスコット↓妙に親近感がわいたよ。で、準決勝の様子↓最後は軽~く流す感じで、余裕の1着ゴール。これなら決勝での新記録更新も期待できるわねゴール後のボルト↓スポーツ関連か、飲料会社のCMに出てきそうな感じだわ。準決勝から約1時間後、ついに決勝の時が来た。今日の、いや、この大会のハイライトと言っても過言じゃないだろう。来た時は空いていた席も、今では満席↓ここじゃダメだ!私たちは、スタート地点の近くに移ることにした。物凄い人波にもまれながら、どうにか比較的近くまで来たが、その後は体の向きを変えることすらままならなくなるしかしその甲斐あって、ボルトがよく見えるぞ~♪↓ジャマイカの選手が2人も・・・↓右はブレイク・ルイスですね~。この時は名前も知らなかったけど・・・いよいよ決勝の時!↓「パーン」という合図とともに・・・↓えっ・・・え”え”っ・・・?ちょっと早くない?肉眼で見てても、そう思った。本人も自覚があったのかな・・・。服を脱ぎ捨て、呆然とするボルト↓結局、失格判定を受けた彼は、しばし壁の方へ歩いていき、皆に背を向けていた。全く予想外の結末だ・・・。新記録達成の瞬間、同じ会場にいたくて、1年以上前からこの日を楽しみにしていたダンナ。ボルトも気の毒だけど、ダンナもかわいそうだったなぁ・・・。ちなみに、その後再び決勝が行われたけど、この頃からすでに出入り口は混雑し始めていた。本来なら、ボルトの優勝インタビューを聞いて出るハズだった私たちも、ブレイクの優勝を見届けるや否や、外に向かった。外ではもうすでに、バスを待つ長い列ができている。私たちも急いで列の最後尾を探し、大人しく並んだ。が、韓国アジュンマは違う。割り込まないでと制する警備員を次々に振りほどき、あのバスは私たちのものだと言わんばかりに乗り込むのだ。恐ろしかった~あれは、誰にも止められないね。もう1つ恐ろしかったもの、それはマナー違反の外国人だ。体格の良い黒人集団が、私たちの後ろに割り込んできた。そばに警官がいたけど、見過ごしてるみたいで、列に並んでいる韓国人の間からは不満の声が上がった。が、彼らは韓国語が分からないことを良いことに、厚かましく並んでいる。するとキムさん4が、突然英語で文句を言った。「列の最後尾に並んでください。皆待ってるんだから。」と。おお~、やるなぁキムさん4!しかし彼らが素直に従うハズも無く、「おまえなんか知らない。黙れ。」(男)とか「私たちは外国人なんだから、礼儀をわきまえなさい。」(女)なんて言ってくる。あんたたちが礼儀をわきまえなさいよっ!!と言ってやりたかったけど、言えるハズもなく、心の中で応援した。やがてラチがあかないと思ったキムさん4は、側にいた警官に訴えた。「この人たち、割り込みしてるんです!最後尾に並ぶよう指導してください!」カッコ良いよ、キムさん4!カッコ良いけどさぁ・・・韓国人の警官に英語で言ってもダメでしょ「えっ、えっ」と言いながら固まる警官・・・。正義感と怒りに燃えるキムさん4には悪いけど、何だかコントっぽくて、心の中で笑ってしまった。
2011.10.12
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8月の初め、念願のオルムコル(氷谷)に行ってきた。オルムコルとは、密陽3大神秘の一つで、天然記念物224号にも指定されている場所だ。5月を過ぎると岩の隙間から水が凍り始め、暑さが厳しくなるほどより多くの氷ができ、土用にもなるとそれは絶頂期に入ると言う。逆に秋になると氷が溶け始め、冬には岩の隙間から、氷の代わりに熱い湯気が立ち、渓谷を流れる川も凍らないという不思議な場所だ。 暑さに弱い私は、授業でこの谷のことを教わって以来、必ず猛暑の時期に行ってみようと心に決めていた。ちなみに夏は観光シーズンなので、ななり渋滞するらしい。私たちは9時に現地入りするよう、早朝から家を出た。おかげで一番近い駐車場をゲット~駐車場から山を見ると・・・↓密陽に近付くにつれて、霧が立ち込み始めた。さすが、神秘と言われるにふさわしいわね・・・。川には、もうすでにたくさんの人が・・・↓日本じゃ川で遊べないと思うけど、韓国はかなり自由よね~。もう栗の実が・・・↓栗って、こんなに早くから実をつけてたんだ・・・意外~。川を渡ってチケット売り場に行き、いよいよ目的地に向けて歩き始めると・・・結構な上り坂↓しかしこれはまだ、序章に過ぎなかったしばらく歩いたら、何やら建物が・・・↓この建物の手前を左に曲がると「カマポル峡谷」、右にある橋を渡ると、結氷地へ着くらしい。私たちはまず、左に曲がって峡谷へ行ってみることにした。こんな坂道を登るコト約20分↓ 滝発見↓ 前日雨が降ったせいか水量が多く、ヒンヤリしてて気持ち良かったしばらくここで涼んだ後は、再び分岐点の建物へ・・・。「天皇寺」と言うお寺↓中の石像は、宝物にも指定されているそうな。そんなありがたい石像とは知らず、遠くから拝んで、足早に結氷地を目指した。(毎度のことながら、調べてから来いってね・・・)登る登る・・・(汗)↓さっきカマポルに行った時に通った道と同じに見えるけど、実はビミョーに違う。石の上の方に、少し白く靄がかかってるのが分かるかな?これ、何と冷気なのね!カマポルは、滝の周辺だけ涼しかったけど、こっちは所どころ、まるでクーラーを浴びているかのような涼しさが感じられるのだ。汗ダクダクだったので、この天然のクーラーに当たると寒いくらい涼しくて気持ち良かった。こちらの岩からは、かなりの冷気が・・・↓近づくと、岩の間からドライアイスのような白い靄がハッキリと見えた。それにしても・・・坂道のキツイことキツイこと学校にも行かなくなって運動不足な私。こんなおばあちゃんでも、元気に歩いているのを見ると、自分の体力不足が不甲斐なく感じる↓ついに「結氷地」へ到着!↓かーなーりー涼しい離れたくない!!って、誰もが思うだろう。周りには人が密集していたので、ちょっと待ってから岩の奥を覗いてみた。ここに氷があるハズ・・・↓・・・だったんだけど、残念なことに、すでに消滅していた。最近は温暖化の影響か、真夏を迎える前に氷が溶けてしまうそうな。私たちが行った時は、何と、前日に氷が消滅したと書いてあった。もう少し早く行ってたら、氷のカケラくらい見れたかなぁ?でも、もうこんなのは見れないだろうね↓ 残念・・・さて、せっかく密陽まで来たのだから、もう少し観光していきたい。有名なのは「表忠寺」だけど、オルムコルからはちょっと離れているので、近くの「ホバクソ」に行ってみることにした。オルムコルの駐車場から、2キロくらい離れた場所にある↓「ホバク」って書いてあるから、最初はてっきり、カボチャに関係してると所だと思った。が、後からピンと閃く。「琥珀沼」に違いないと・・・。ちょっとダサいイメージから、一気に高級なイメージへ・・・が、実はこれも間違いで、本当は「臼淵沼」だった。臼の「ホバク」という道具に似ていたことから、その名がついたと言う。どうりでパンフレットに載ってる湖の色が、琥珀色じゃなかった訳だ途中には、やはりお寺のようなものが・・・↓韓国にしてはあまり派手さが無く、静かな美しさが漂う。ここどこだろ・・・?少し進んだら、再び渓谷が見えてきた↓そしてこんなモノも・・・↓訳:「危 水泳禁止 険」 密陽市目に入ってないのか、無視してるのか、全員外国人でハングルが読めないのか・・・?↓それにしても、どうして水着を着ないのかなぁ?普段着だと、動きにくくて危ないと思うんだけど・・・。それにここ、急流も多いし岩も多いし、私だったらどっかに頭ぶつけて、そのまま流されてしまいそうな気がする。事故とかないのかしら?なんて考えていると、目的の「ホバクソ」に到着した↓綺麗ですなぁ~さすがにここでは泳がないみたいね。でもちょっと手前では・・・↓イルカまで持参とは、かなり気合が入ってますね・・・。渓谷じゃなくて、フツーに海かプールで使おうよ・・・と思ったちたぁでした。
2011.10.05
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8月は、色んな方からに色んな物をいただいた。その8割以上が、食べ物である。まずは、外国人特権から・・・とあるデパートの地下には、私のお気に入りケーキ屋さんがある。しかしここ、1ピースが500円くらいするので、韓国にしてはかなりお高い。もっとも、その分サイズも大きいんだけど、2つ買ったら1万ウォンを超えるため、そう頻繁には買えない。そのため、ウィンドウショッピングで終わることもあるのね。そんなある日、買おうか~・・・買うまいか~・・・と迷っていると、「これ、新しく出ましたよ。美味しいですよ。」と話しかけられた。話しかけてくれた店員さんは、私のことを覚えててくれて、その後「こんにちは」と日本語で挨拶してくれた。外国人だからか、2回以上同じお店に通うと顔を覚えられることが多い。店員「今なら、3個買ったら12,000ウォンですよ。」3個でその値段ならかなりお得だけど、やっぱり多いなぁ・・・ちた「3個は多いので、桃と洋なしだけください。」店員「ちたぁさん、パイナップルも美味しいですよ。」ひゃっ? 何で私の名前知ってるの??店員「この前カードで買われた時、サインされたでしょ。 その時「ちたぁ」って書かれたから。」はぁぁ・・・それを覚えてたの?(彼女は日本語が少々できるらしく、平仮名くらいなら読めるようだ。)日本人が多いソウルや釜山なら、こんなことは無いだろうけど、私の町には日本人が少ないので、珍しくて覚えてくれてたのだと思う。彼女はニコニコしながら、「ちたぁさん、パイナップルはサービスします。」と言って、別途箱に詰めてくれた。それがこちら↓ こっちは、私が買った桃(左)と洋なし(右)↓ 持って帰る時にバスに揺られたため、ちょっと形が崩れてしまったけど、とても美味しかった。それにしても時々思うんだけど、韓国ではバイトやパートの独断で、サービスや割引をしちゃうところがスゴイ!日本じゃ考えられないよね~。ちなみにこの外国人特権、東洋人より西洋人の方が恩恵が大きい。以前一緒だったアメリカ人のクラスメイトは、どこに行っても、いつもタダで色んな物をもらう・・・と言っていた。韓国語の先生がそれを聞いてボソリ・・・「今度から先生が買い物に行く時、横にいてくれる?」だって。私の横にもいて欲しいよ・・・。お次は、お隣のアジョッシからのいただき物。去年までは、チュソクになると梨をいただいていたんだけど、今年はブドウ狩りにでも行って来られたのか、ブドウをボックスでいただいた。それがこちら↓ アジョッシはこれを渡す時に、「昨日買ったんですが、傷んでるのが多くて申し訳ない」とおっしゃったけど、頂けるだけで十分ですよ~。ちなみにこの方、時々テレビに出ている有名人(?)貿易関係のニュースの時、インタビューに答えてるのを何回か見たけど、すごくまじめな顔をして話してるので可笑しかった。夜ばったり会うと、たいていお酒を飲んでて真っ赤な顔をしてるのよね。シラフの顔なんて、テレビの中でしか見れないかも・・・ふふふ。お次は、郵便局から。ある日突然、郵便局から宅配が届いた。それはこちら↓宛先は「ちたぁ家」。送り主は、「郵便局長」になっている。何だ何だ・・・?郵便局長なんて会ったことないぞ。伝票をよ~く見てみると、注文番号が記載されていた。注文・・・?何かしたっけ?訳が分からなかったので、箱を開けて確認してみることにした。中に入っていたのはこちら↓「四角いラクダ印のタン麺」×3個。私もダンナも注文した覚えは無いし、局長とも知り合いじゃない。おまけに発注書や明細書も無いので、何をどう間違ってうちに来たのか全く分からない。仕方が無いので、郵便局に電話して聞いてみた。ちた「あの~、うちに宅配が届いたんですけど、注文してないのに届いたんですよ。」職員「えっ、注文してないのに荷物が届いたんですか?」ちた「そうです。でも注文番号は書いてあります。」言ってることは間違いじゃないんだけど、我ながら支離滅裂ちた「送り主は郵便局長みたいなんですけど、知り合いでもないし・・・ 何かの手違いかと思ってお尋ねしてるんです。」職員さん、最初は意味不明なことを言う外国人を訝しがっている様子だったけど、途中で何か気付いたらしく、こうおっしゃった。「ああ~、それは郵便局からのプレゼントです。 今後もたくさん利用してくださいね・・・って言う意味で送ったんです。 気にせずに召し上がってくださいね。」まああ~・・・そうだったの?嬉しい半面・・・郵便局の口座を開いて2年半、今頃?って気がしないでもない。支払いのいくつかは、毎月郵便局の口座から引き落とされてるので利用はしてるんだけど、引き落とすばかりで入金が無いから、もっと入れろってことかな?もうすぐ解約の手続きに行かなきゃいけないのに・・・何か悪いわねちなみに、このプレゼントが届く1週間前、私はマートでタン麺を1kg購入していた。賞味期限も長いし、大量買いした方がお得だったからだ。できることなら、1週間早くもらいたかった最後は、会社からのいただき物。毎年ダンナの会社では、チュソクやらソルラルになるとソンムルセット(ギフトセット)を配ってくれる。毎年1つなのに、今年はなぜか4つもあった。一つはロッテの商品券、5万ウォン分だ。お次はこちら↓ 中身↓ 「萬田ゴールド2号」という大層なお名前の海苔。まだ食べてないけど、ちょっと高級そうね。その数日後にもらってきたのがこちら↓食用油↓と ハム↓ このハムなんだけど、韓国では「パム」(もしくは「ペム」「スパム」)と書いてある。パムとは何ぞや・・・?また訳の分からない物をもらって来て・・・と思った私。先日韓国人の友達に会った時、ようやく謎が解けた。ハムならハムって書いておいてよね~。パムとかペムとかスパムなんて書くと、未知の食べ物だと思うじゃない以上、いただき物スペシャルでした。ところで、ちょっと遡るけど、今年の勤労感謝の日にいただいたソンムルセットもあるので、ついでに掲載しておく。かなり重い↓ それもそのハズ・・・大量↓ たぶんこれ、本来の量より多いと思う。(会社の担当者が、詰め込んだんでしょうね。)かなりキツキツで入っていたため、最初の一つを取り出すのにとても苦労した。それにしても・・・歯磨き粉が6個・・・。去年も大量にもらったから、実家に配ったりして何とか処理したのに、またまたこの量・・・。もらっておいて何ですが、ソンムルセットにお金をかけるくらいなら、職員のお給料や福利厚生にかけた方が、喜ばれると思うんだけどな~・・・と思うちたぁでした。
2011.09.30
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8月は、何かと食べ物に恵まれた月だった。美味しいレストランに食べに行ったり、頂きものが多かったり・・・。まずは美味しいレストランから。8月初旬、さきちゃんのオンマさんと息子さんののぶき君と私・・・の3人で、釜山大の近くにあるイタリアンレストラン「BAMBINA」に出かけた。ちなみにこちら、店長さん(兼シェフ)は日本人である。さきちゃんのオンマさんが事前に連絡を入れててくださったらしく、店長さんは食事の前に、ご挨拶に来てくださった。私は誘われてついてきただけなので、最初はとても恐縮したけど、店長さんは優しく物腰の柔らかい方だったので、気さくにお話しすることができた。お店の中には、何とトトロがっ!↓韓国のショップでも良く見かけるけど、レストランの中で見かけたのは初めてだ。思わず微笑んでしまう。こちらはパンと↓ サラダ↓ パンはトマト(左)とたらこ(右)の2種類があり、私はトマトをいただいたけど、あっさりしてて美味しかった。サラダはお醤油を使用しているそうで、親近感のあるお味私が注文した「辛エビ」のパスタと↓ デザートのチーズケーキ↓ パスタはちょっと辛くて、休み休みじゃないと食べれなかったけど、味はとても美味しかった。ちなみに、さきちゃんのオンマさんが注文された、「エビと貝柱のトマトクリームソースパスタ」は、ぱっと見「辛エビ」と似てるけど全然辛くない。私のようにエビ好きで、トマトソースが好きで、でも辛いのがちょっと苦手な方にはおススメである。それから食後のチーズケーキだけど、これは絶品だった。日本のケーキ屋さんで食べるのと同じか、それ以上だ。(デザートも店長さんの手作りなんですって。スゴイ~。)写真には撮らなかったけど、アイスコーヒーもすっごく美味しかった。お腹がいっぱいで全部飲めなかったけど、次回はタンブラーでも持って来て、残りをお持ち帰りしようかと思ったほどだ。(注;今まで、そんなことをしたことはありません。)ちなみに、さきちゃんのオンマさんがクーポンを持っていらっしゃったおかげで、パスタ以外は全部サービスになった。私一人だったら、プサンまで行くのは遠いし~・・・なんて言って諦めてただろう。さきちゃんのオンマさん、誘ってくださってありがとうございましたところで、帰る時に店長さんのご厚意で、あなごのキッシュをお土産にいただいた↓これが、すーーーっごく美味しくて、ダンナに分けてあげたのを後悔したほどだ。(ダンナも気に入ったみたいで、もっと欲しいと催促された。)これがお店のメニューにあるのかどうかは分からないけど、あるなら今度はぜひ、ホールで頂きたいと思う。店長さん、この日記をご覧いただいてるかどうか分からないけど、この日は大変お世話になりました。ちょっと遠いので頻繁にはお邪魔できませんが、またぜひ寄らせていただきたいと思います。ありがとうございました!お次は「クジラ」。私が小さい頃は、よく食卓にクジラの刺身が上がっていた。父が大好きで、ほぼ毎日のように食べていたのを覚えている。(私の年齢については、憶測ハジマセヨ~ほほほ。)捕鯨が禁止になってからは当然食べれなくなってしまったけど、それでも冷凍保存した物があったのか、タケノコが採れる時期になると、母がオバと一緒に煮込んでくれた。しかし、やがてオバも手に入らなくなると、タケノコは鶏と一緒に煮込まれるようになった。それ以来、久しくクジラを食べていない。もともと好きでもなかったので、特に食べたいとも思わなかったが、ウルサンと言う町で食べれることが分かったので、ダンナと一緒に行ってきた。お店の構え↓テレビでも紹介された有名店らしい。メニュー↓私たちが頼んだのは、一番下の「モドゥム」(意味は“全部”)の小サイズ。これだとほぼ全種類食べれるらしい。登場~↓おお~懐かしい・・・けど・・・何か違うん~・・・やっぱりコチュジャンがねぇ・・・。それに野菜が乗ってるのも気になる。ま、韓国だから当然だけど、昔のイメージとオーバーラップしないのがちょっと切ない。味は、懐かしい・・・と思うのもあれば、初めて食べた!って言うのもあった。ちなみにダンナは、日本であまり食べたことがないそうなので、今後「クジラ」と言ったら、韓国を思い出すかもしれない。会計の時に、私は気になっていたことを思いきって聞いてみた。ちた「捕鯨禁止になったのに、どうやってクジラを捕ってるんですか?」お店「え・・・ごにょごにょ、仕入れてるのよ。」ちた「その仕入れ先は、どうやって仕入れてるんですか?」お店「ごにょごにょ・・・。気になるの?」ちた「えっ・・・ええ、何となく・・・(苦笑)」「ごにょごにょ」の部分は、聞き取り不能だった部分だ。肝心な所が分からないので、結局さっぱり分からなかった。しかも訛りが強いので、これ以上話してもやっぱり聞き取れなかったと思う。最後は少し、はぐらかされた気もするしね・・・。久しぶりにクジラを食べて、ちょっと昔を思い出したちたぁでした。お次は、私の大好きなカフェ「TWOSOME PLACE」。ケーキが美味しいのよねだけど残念なことに、私の町にはお店がないので、今まで数回しか利用したことがない。そのお店が、何と!わが町にもできたと言うのだ。早速訪問&ご注文~↓たまたまケーキフェスタをやってので、2つ注文したら少しお安くなった。海の側なので、こんな景色を見ながらお茶できる↓(この日はちょっと天気が悪かったので、イマイチ良さが伝わらないわね)友達とゆっくりするには最適だけど、私の家からだと、バスで1時間くらいかかるのが難点だ。たぶん、利用しないだろうなぁ・・・残念最後は、パッピンスの追加。カペベネの「コーヒービンス↓と ヘンズカペの「抹茶ビンス」↓ 私のお気に入りは、右の「抹茶ビンス」だ。あまりに気に入ったので、ほぼ毎週食べている。そろそろシーズン終了だから、あと何回食べれるかなぁ~・・・。
2011.09.28
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起床は朝の6時だった。前日は最終便のモノレールでホテルまで移動し、今朝は始発のモノレールで空港へ・・・。そう言えば昨日の夜は、何も食べれなかった。今朝も食べる余裕がなかったので、しばらく何も食べていないことになる。でも変に神経が高ぶってるせいで、お腹は全然空かない。空席待ちの人たちがたむろする一角で、私たちは名前が呼ばれるのを待った。ドキドキドキドキ・・・出発15分前くらいだっただろうか、ついに私たちの名前が呼ばれた。やった~~~、これで福岡にも韓国にも帰れる~嬉しくて写真に撮っちゃった↓長かった・・・本当に長かったよ、今回の旅行は。私だけならまだしも、ダンナは仕事に影響するから冷や冷やした。それにしても、マイルを使うとロクなことにならないな前回のフライトは最悪だったし、今回は帰るに帰れない。ダンナが、「今度からマイルは商品券にでも替えようか?」と提案してきた。商品券とは味気ない気もするが、こういうことが続くとさすがに・・・ね。実家に帰ると、すぐにお昼を食べて荷物をまとめ、必要なものを買い足して、再び空港に戻った。まだ時間は早かったけど、今回のことでちょっと神経質になってしまったのね荷物を整理してる時に見つけたブルーシート↓本当は空港に返却しなければならなかったと思うんだけど、すっかり忘れて持って帰ってしまった。こちらは、実家へのお土産として残留決定。今回は何とかこれのお世話にならずに済んだけど、いつかありがたく使わせてもらう日が来るかもしれないな・・・。さて、福岡空港から韓国へは、定刻通りに出発した。これで間違いなく韓国の家に帰れる。疲れていたのか、離陸後すぐ二人とも眠りに落ちた。やがてキャビンアテンダントさんに起こされて、シートの位置を戻すように指示された。外を見ると、もう空港の明かりが見えていた。どうやら着陸態勢に入るらしい。寝てたから気付かなかったのか、それとも突然始まったのかは分からないけど、機体が激しく揺れているのが気になった。横揺れはもちろん、時々急降下するので、ジェットコースターに乗ってる気分だ。(← 私の大嫌いな乗り物)ついに滑走路のライトが、目線の位置に見えるほど降下したので、着陸の衝撃が来る・・・と思った。・・・が、衝撃が来ない。何てスムーズな着陸なんだと思ったのも束の間、いきなり飛行機が急上昇し始めた。まさか、まだ着陸してなかったの?あっという間に遠ざかる空港の明かり。その明りは次第に小さくなって、ついには見えなくなってしまった。そう・・・再び雲の上にやって来たのだ。動揺して口がきけない私。皆もそうなのか、最初は誰も口を開く人がいなかった。しばらくして、ようやくアナウンスが流れた。その内容は・・・空港に着陸しようとしたけど、天候の悪化により着陸の許可が下りなかったため、(あそこまで降下しといて?)15分ほど上空を旋回した後、許可が降りたらもう一度トライしてみる・・・と言うものだった。もし・・・もし許可が下りなかったら、日本に引き返したりなんてしないでしょうね?ゴール直前にして、再び不安になる私たち。もう安心だと思ったのに、今回の旅行はホントに最後まで分からないよ。その後20分くらい旋回していただろうか、再びトライして、今度は無事着陸できた。この時の嬉しかったこと嬉しかったこと・・・韓国の空港に戻って来たのが、こんなに嬉しかったのは初めてだ。(先にも後にも、これが最後になることを願う)さて、ここまで来たらもう一息だ。後はダンナが、家まで安全に運転してくれればOK!私たちは、駐車場に止めてある車を探しに外に出た。すると、いきなり大雨強風にあおられる。な、なんだなんだ・・・ここ、本当に韓国?昨日までいた沖縄と同じ天気じゃん・・・それもそのハズ、昨日までお世話になった台風が、この時韓国に最接近していたのだ。台風9号の進路↓この台風、沖縄の時もそうだったけど、勢力が強くて暴風域が広かったので、これだけ離れていてもかなりの影響がある。おかげで家までの道のりも遠かった。雨風のおかげで視界は悪いし、車体は揺れるし・・・時々車ごと飛ばされるかと思ったよ。ちなみに私は、途中寝てて気づかなかったけど、ダンナが「霧がすごかった」とも言っていた。大雨・強風に加え、濃霧まで発生してくれておかげで、家に着いた時には、もう夜の11時過ぎ。とにかく、凄く疲れた・・・。何か冷たいものでも飲もうと、冷蔵庫を空けて再びショック!そうだ・・・日本に行く前に、ジュースもお茶も牛乳も、腐りそうなものは全部処分しちゃったんだ。本来なら昨日買い物を済ませ、冷蔵庫の中には1週間分の食料がぎっしり・・・のハズだった。が、今となってはマートに行く時間も気力も体力も無い。台風9号「ムイファー」が私たちに与えた影響は、沖縄出発の日から韓国に帰って来た翌日まで、約5日間続いたのでした。波乱の沖縄旅行(完)****************************************随分時間がかかりましたが、「沖縄旅行記」に最後までお付き合いいただきありがとうございました。次からようやく8月の出来事になりますが、(今頃・・・)時差のある内容となりますので、ご容赦くださいませ~。
2011.09.20
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ただいまです!先日、偵察旅行から戻って参りました。このことについては、いずれおいおいアップしていきますので、まずは沖縄旅行を仕上げてしまいますね~。****************************************沖縄滞在5日目・・・予定より2泊も延泊している。今日こそは帰してもらわないと、ダンナの出社にも響く。台風の状況はと言うと、今日未明に沖縄を抜けた・・・と言っていた。ならば、今日の最終便は確実に飛ぶハズだ・・・けど・・・この暴風雨は一体ナニ!?これじゃ、また朝から欠航になるんじゃ・・・。あ、でも私たちは最終便(20:45分)だから大丈夫だよね。むしろ朝の便じゃなくて良かったわ。などと思っていると、案の定、朝から欠航・遅延でまともに飛んでる飛行機は無かった。昨日は恨めしかった最終便が、今日はありがたく思えるよちたぁ「午後には国際通りのお店も開くだろうから、ようやく遊べるね」ダンナ「何言ってんの?こんな時こそ早く空港に行って、出発を確認しなきゃ!」え”・・・そうなん?飛ぶでしょ。と思ったけど、ダンナは一便でも早い便で帰れるよう、空港でスタンバろうと意気込んでいた。仕方なく、ダンナに同行する。さて、空港に着いてみると、物凄い人だかりだった。カウンターが見えないよっ↓「入口」とあるけど、最後尾はどこ?↓想像以上の大混雑だ。私たちは今日のチケットを持ってるから良いけど、今並んでいる人たちは、一体いつ帰れるのやら・・・?私は最終便の出発確認と、あわよくば早い便への変更を期待して、周りにいる職員さんに聞いてみた。(ちなみに、どの職員さんに質問するのも順番待ち)職員さんの答えは・・・「最終便は多分飛ぶと思いますが、ハッキリとはちょっと・・・。 その時になってみないとですね~。 早い便への変更ですか? 今日の最終便が、今取れる中で確実に一番早いですよ。 空席待ち?しても無駄だと思いますよ。 今空席待ちしてる人たちも、今日の便には乗れないでしょうから。」この答えを聞いて、わずかな期待も未練も無くなった。その後は空港内を散歩して、小腹が空いたところでランチを食べにレストランへ。ランチのソーキソバ↓本当は最終日(2日前)に、国際通りで食べる予定だったんだけどな・・・。でも美味しかったから、気分も少し上昇お昼を過ぎた頃から、ようやく飛行機が飛び始めた。しかし、かなりの遅延だ。(3時間~5時間遅れ)この状態で遅れ続けたら、最終便の20:45分が飛ぶのはいつだろう・・・って不安になってきた。空港の離発着時間って、制限があったんじゃ・・・?いやいや、そんな恐ろしいことを考えるのは止めよう。幸いにも増便してるようだし・・・と思ってたら、増便は東京行きだけだった。げーん・・・いや待て、ってことは逆に考えれば、福岡行きは増便をしなくても大丈夫・・・ってことなんだよね?この時だけで、脳みそと心臓の消耗がどれほど激しかったことか・・・。夕方になると、少しずつ人が減ってきている感じがした。(到着便もあったので、相変わらず混雑は続いていたけどね。)人が減ってきたことが分かる証拠↓ここ、私たちが来た時はブルーシートを敷いて寝てる人が、足の踏み場もない程ひしめき合っていた。夕方にもなると、だいぶ隙間が見えてきたのねさて、19時を過ぎた頃からソワソワと落ち着かなくなってきた。飛行機は順調に飛び立っているものの、相変わらず、定刻に飛んでる飛行機は一便も無い。未だ福岡行きの最終便が欠航になったと言うアナウンスは無いけど、福岡に着いてからの足が無くなる可能性がある。20時になると、いてもたっても居られなくなった。5分間隔で欠航情報を確認しに行くダンナ。今頃になって欠航なんて、冗談じゃない。でも今飛んでいるのは、17時~18時出発予定だった飛行機だ。不安~・・・21時を回った頃だっただろうか・・・ダンナが満面の笑顔で帰ってきた。「飛行機、飛ぶってよ!さっきボードに書かれたよ!」良かった~私も自分の目で確認したくて、ボードの所まで行ってみた。目を皿のようにしてボードを見る私。で・・・一体どこにそんなこと書いてあるのかね?私が見る限り、飛行決定の欄にも欠航決定の欄にも、「福岡行き」の文字は無かった。ダンナも首をかしげる。「あれ~・・・さっきは飛行決定の所に、福岡行きって書きこまれたのに・・・。」一体どういうことかと確認しようとした時、職員さんが再び何かを書き込んだ。福岡行き、欠航決定ぎゃああああっ、ウソでしょー今頃になって欠航だなんて酷過ぎる!一日中消耗し続けた脳みそと心臓に、巨大な杭を打った瞬間だった。しかし、衝撃を受けてノックダウンしている暇は無い。直ちに予約を変更し直さなければ!ダンナは韓国行きの空き状況を確認し、私は福岡行き分の予約変更をすべく、列の最後尾に並んだ。(← 最後尾を探すのも大変。)が、慌てるあまり列を間違えてしまった。急がば回れよね~・・・でも本当に急いでたら、そんな格言を思い出す余裕も無いよ私のミスで時間をロスしたこともあり、予約変更のカウンターにたどり着いた時には、もう22時に近かったと思う。ダンナ「今福岡行きの最終便が欠航になったので、すぐに予約を変更してください。」職員 「今取れる一番早い便だと、明日の夕方(もう何時だったか思い出せない)ですね。」ダンナ「えっ・・・何とかならないですか?」職員 「空席待ちされたら、空きが出た時にご案内できますけど。」当然、空席待ちの整理券をもらう。ちなみに、私たちの前にどれくらいの人がいるか聞いてみたら、あまりの多さに気が遠くなった。ダンナは「仕方ないか~」って感じで、大人しくその整理券を受け取ったけど、この番号じゃ、間違いなく明日も韓国に帰れない。ちたぁ「あの、私たちここでもう2日も待ってるんです。 国際線の便も変更したし、明日の午前中にここを出れなかったら、 また国際線を変更しなければなりません。 何とか、明日朝一の便にできませんか? 朝一だったら、まだ国際線に間に合うんですけど・・・。」私の訴えを聞き、職員さんが何やら話し合い始めた。どこ行きか、時間は何時かなど、いくつか質問を受けた後、頂いたのがこちらの「空席待ち整理券」↓(一番下)赤丸は、来た時の日にち。青丸は、本来帰る予定だった日にち。青枠で囲んでるのが、ちたぁ涙の訴えにより獲得した優先空席待ち整理券!(とは書いてないけどね。)こちらの整理券を持ってる人の方が、優先的に番号を呼ばれるらしい。本来はこういう変更はできないけど、異例の措置として発行してくれたそうな。ありがとうございます~とは言え、これで明日の朝一に乗れると決まった訳ではない。空きが出たら、乗れる可能性が高まったと言うだけで、空きが出なかったら当然待つことになるし、出たとしても、私たちより早い順番の人が多かったら、やっぱり乗れない。(現時点で、私たちの前に何人いるかは不明。)ちなみに、朝一の便が7:15分なので、その30分前には空港に来て、待機していなければならないそうな。しんどい・・・けど、朝一なだけに、寝坊して来れない人もいるかもしれない。なら・・・今日は空港で待機か?私は覚悟を決めた。こういう非常事態のため、空港ではブルーシートを無料で配布していた。いち早く確保に行く私。空港は1・2階を24時間開放にしていた。(3階はダメ)できればベンチで寝たいけど・・・物色に行った時はすでに出遅れていたので、椅子もソファーも空いてなかった。今日は、床に寝るしかないのか・・・?ま、長い人生、そんな日が一日くらいあってもいいか・・・と思った私。だけどダンナは違った。疲れているから、何としてもベットで寝たいと言うのだ。それから慌てて、宿泊施設のリストをもらいに行った。空港近くのほとんどのホテルは満室だったけど、ダンナは諦めずに電話をかけ続けた。やがてリストが当てにならないと分かると、今度はネットで検索。彼の執念が実り、その日の夜2時近く、私たちはようやくベットで眠ることができた。しかし、この4時間後にはホテルを出発して、空港で待機していなければならない。わずか4時間の睡眠のために使ったホテル代と交通費と電話代(国際電話)・・・これが明日、無駄にならなければいいけど・・・と願わずにはいられなかった。6日目に続く。
2011.09.19
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東横インの朝食は、いつ行ってもすぐに食べれる。が、この日は違った。ながーい行列ができていて、ラウンジ内は大混雑。朝食にありつけないかと思ったほどだ。さて、朝食より気になるのは台風情報だ。今日のお昼には抜けるハズの台風が、未だ到着していない。ただでさえ遅かったのに、更に速度を落としたため、(時速15km10km・・・これって自転車並みらしい)沖縄に接近するのは、今日の夕方になるとのこと・・・。ヤバイッ!それって今日も帰れないってことじゃないダンナと緊急会議を開き、すぐに東横インの延泊を決定!幸いにも延泊は可能で、部屋も移らなくて良いと言われた。ラッキー次はフライトの変更だ。今度も長い待ち時間を経て、ようやく電話が繋がった。(もう請求書を見たくない)ところで、明日は韓国に帰る日だ。つまり、明日の午前中までに沖縄を脱出できなければ、韓国にも帰れなくなってしまう。私たちは、明日朝一の便に変更できることを願って聞いてみた。ダンナ「今日も飛行機が飛ばなくなったので、明日の朝一の便に変更できますか?」オペレーター「今から取れる一番早い便は、明日の最終便ですね。 それより早い便は、満席で取れません。」げーん・・・ウソでしょダンナが粘ってみたけど、オペレーターの方はどうにもできないと言われた。それもそうよね・・・でもこういう場合は、先入れ先出しにしてほしいもんだわ。(長く待ってる人を、先に出す!)仕方がないので、韓国に帰る日を一日延ばすことにした。幸いにも明後日の最終便が空いていたので、すぐそちらに変更してもらえた。変更可能なチケットを取ってたから助かったけど、そうじゃなかったら今頃大泣きしてただろうな・・・。短時間で喜怒哀楽の激しい時間を過ごし、ようやく落ち着いたら、何となく気が抜けた。本当なら、今日は日本の食料品を買いまくって、明日は福岡でショッピングを楽しむハズだったのに・・・。ん、食料・・・食料と言えば、今日の食料が無い昨日の分は食べ尽くしたから、今日のお昼と夜が問題だ。私たちはすぐ近くのコンビニに行き、食料を確保することにした。しかし、考えるコトはみんな同じな訳で・・・コンビニはこんな状態↓すぐに食べれる物はおろか、カップラーメンもほとんど残っていなかった。台風のため食料の入荷もできてないだろうから、これじゃほとんど兵糧攻めだ雨風が強くて傘もさせない状態だったけど、もう少し先にもコンビニがあるのが分かったので、そこまで行ってみた。ここでは、サラダとパンが若干残っていたので、即購入!水も補給して、一目散にホテルへ帰った。寝床も食料も揃ったので、今日も無難に過ごせそうだ。が、狭いホテルの一室から出られないのはさすがに辛い。500円払って、ビデオ・オン・デマンドで映画を見ることにしたけど、昨日からずーっとテレビばっかり見てるので、さすがにもう飽きてきた。外に出たい~!せっかく沖縄にいるのに、ホテルに缶詰めなんてイヤーっ夜になっても、相変わらず雨風が収まる様子はなかった。が、外を見ると、ポツポツ飲食店の明かりがついてるのが見えたので、息抜きを兼ねて、夕食は外で食べることにした。とは言え外はまだ危険な状況だったので、ホテルのすぐ傍の居酒屋に入った。まずは飲み物から↓左はダンナの「ニヘデビール」、右は私の「マンゴージュース」。ビールはこのサイズで700円!(高っ)マンゴージュースは生ジュースだと言われたから注文したけど、水で薄めてる感じがしたただ、ジュースを頼んだ私にもお通しが出されたので、サービスは良いらしい。なんかの魚のフライ↓これはとても美味しかった。お次は、論議を呼んだ一品↓えー・・・注文したのは「紅芋の天ぷら」である。天ぷら・・・じゃないよね? どう見ても・・・。間違って持ってきたのかと思ったけど、(実はちょっと前に、間違って別のテーブルのオーダーを持って来た。)他の人にも「天ぷらです」と言って届けてたので、どうやら間違いではないらしい。沖縄では、これを天ぷらと言うのか・・・?腑に落ちないけど、オーダーは合ってるので食べてみた。気になるお味は・・・味が・・・無いまるで、色のついたお餅だ。タレがあればまだ食べれるけど、これはちょっと・・・お塩を持って来てもらおうかと思ったが、店内の空気が険悪だったので、(さっきの間違ったオーダーについて、責任のなすり合いをしてた。)諦めてそのまま食べることにした。最後は、沖縄風お好み焼き↓美味しかったけど、さっき食べた餅・・・じゃなくて天ぷらの触感と似てたので、最後は飽きてしまった。長居したくなる雰囲気でもなかったので、私たちはすぐに会計を済ませて帰ることにした。伝票が無かったので、レジで金額を聞いてビックリ・・・その額なんと、7,000円!えええーっ、そんなにするハズ無いのに?内訳を見せてもらったら、お通しが2人分で600円と書いてあった。私のお通し、サービスじゃなかったんだ。って言うか、それ以前にあのお通しが1つ300円もするの?この時出されたお通しは、「ニンジンと大根の酢合え・一口分」だった。300円も払ったら、ニンジンと大根が丸ごと買えるよ・・・。さらには、意味不明のサービス税まで含まれていた。オーダーは間違えるし、客の前で言い争いはするし、おまけに高級ホテルでもないのに、サービス税を要求する所がスゴイ!会計を済ませてお店を出たら、ふと、日本に住んだことがある韓国人から聞かれた質問を思い出した。「どうして日本の居酒屋では、頼んでもいないお通しを持ってきて、 お客にお金を請求するんですか? あれはサービスじゃないんですか? 韓国では、頼んでもいないものを持って来てお金を払えって言っても、 誰も払いませんよ。」うーん、確かに「お通し文化」を知らない外国人なら、不当に代金を請求されたと思うのも分かる気がする・・・と思った私は、無難に、「あれは、日本じゃ暗黙のルールですからね~。外国人はビックリしますよね。」と答えておいた。で、今日・・・あの韓国人の気持ちが良く分かった。頼んでもいないのにあんなお粗末なお通しをもってきて、お金を払えだなんてねぇ・・・。100歩譲ってお酒は許すとしても、ジュースにまで付けるのはイタダケナイ。韓国の「パンチャン文化」に囲まれて暮らしてるから、日本人の感覚が鈍ったかな・・・**************************************さて、まだ翌日の日記が残っていますが、時間切れとなったので、続きは1週間後に書き上げます。皆さま、良いチュソクをお過ごしください
2011.09.09
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今日は午前中、「首里城」と「ひめゆりの塔」を見学し、お昼に国際通りでソーキソバを食べて帰る予定だった。しかし・・・台風の影響が気になる。最接近するのは明日なのに、なんでこんなに風が強いだ?強風に加え雨まで降り出したので、飛行機が飛ぶかどうかが心配になってきた。帰りの飛行機は15時だけど、少しでも早い便で帰った方が良さそうだ。ダンナと話し合って、すぐに電話で変更することにした。が、何度かけても繋がらない。ようやく繋がってもオペレーターに接続できず、散々待たせられた挙句、勝手に切れる・・・の繰り返しだったどうやら、台風に関する問い合わせが殺到しているようだ。仕方がないので、直接空港に行って便を変更してもらうことにした。ダンナが高速に乗ろうとしたので、「ひょっとしたら通行止めになってるかもしれないから、下道で行こう。」と提案した。案の定、その後ラジオの交通情報で、高速が通行止めになったことを知る。それにしてもこの台風、数百キロ離れた所ににいるとは思えない。大型で速度が遅いと言ってたけど、これが最接近する明日は、一体どうなることやら・・・。空港付近は、さらに風が強かった。とりあえず、ダンナが一人で状況確認に行く。待つこと約15分・・・風にあおられてヨロヨロしながらダンナが戻ってきた。ちたぁ「どうだった?変更はできた?」ダンナ「ダメだった。」ちたぁ「私たちの飛行機は、飛びそう?」ダンナ「多分ムリ。」ちたぁ「空港の人は何て?」ダンナ「話してないから分かんない。」君・・・何しに行ったの?ちたぁ「話もしてないのに、変更ができないってどういうことよ?」ダンナ「人が多くて、カウンターまでたどり着けんかったんよ。」ちたぁ「えっ・・・じゃあ並んで待てば良かったじゃん。」ダンナ「列がどれかも分からんのよ。人の頭しか見えなくて・・・。」げーん・・・私たちは覚悟を決めた。すぐに空港を離れ、近くの東横インへ行き、本日の寝床を確保。その後は電話で、便の変更を依頼。(相当待たされたから、後で高額の請求書が届くでしょう・・・)明日の15時以降だったら、どの便でも変更可能だと言われたので、16時の便を予約した。台風は、翌日の未明から午前中に最接近し、お昼には暴風圏を抜けると予想されていたので、この便なら確実に帰れるハズだ。ひと段落したところで、議題を「今日の過ごし方について」に移した。本来は「首里城」と「ひめゆりの塔」の観光だったけど、この暴風じゃ屋外の観光は無理だろう。私はレンタカーを返して、ホテルでゆっくり過ごそうと提案した。ダンナ「琉球ガラス村なら、屋内だから良いんじゃない?」ちたぁ「そこまで行くのが危ないよ。どこから物が飛んで来るか分かんないし。」ダンナ「でもせっかく沖縄にいるのに、何もしないなんてもったいないよ。」ちたぁ「途中で物にぶつかって死ぬより、何もしない方がマシよ。」しかしダンナは引かなかった。結局、暴風の中ガラス村に行くことに・・・。怖かった~この方はいつも能天気↓ここもすぐに閉館になりそうだったので、一通り見たらすぐに帰ることにした。帰る途中で、本日の水と食料を確保。東横インでは朝食が無料でついてるから、これで明日まで安全・快適に過ごせるのね~。ホテルに戻ってフライト状況を確認すると、朝一の便が飛んだだけで、他は全てキャンセルになっていた。空港にいた人たちは、どうしただろうか・・・?あれだけの人が延泊するとなれば、周辺のホテルはすぐに満室になるだろうから、空港に寝泊まるする人も出るかもしれない・・・。私たちは、宿も食べ物の心配もしなくて良いから、不幸中の幸いだな・・・。いつもは悲観的な私も、この時は気持ちに余裕があったので、次はもっと長く滞在したいって願いが、もう叶っちゃったのかな?なんて、楽観的に考えながらその日を過ごした。サータアンダギーとオリオンビール↓サータアンダギーを食べて束の間の幸せに浸る私と、昼間っからビールを飲んでリラックスするダンナ。この時はまだ、さらなる悲劇が待ってるなんて思いもしなかった・・・。4日目に続く。
2011.09.08
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2日目は午前中、「ちゅら海水族館」へ行くことにした。最近、韓ドラのロケ地としても有名になったようで・・・。夏休みなので、混雑を予想して10時前に着いたけど、もうすでに人でいっぱいだった。お~、昨日見た海を再現したみたい↓ さすがにこれは見れなかったけど・・・↓ 私たちのお気に入り↓ のほほ~んとした顔がかわいい。悩みなんてあるのかな・・・?ちたぁ「この子、いわゆるアホ可愛いってやつじゃない?」ダンナ「うん、ちょうどそう思ってたよ。」ちたぁ「口が開いてて、ちょっと抜けてる感じが可愛いよね。」ダンナ「そうそう、ちたぁに似てるよね。」ん・・・?それって、褒めてないよね?ダンナ「何で?可愛いって言ってるじゃない。」ちたぁ「アホが余計でしょ!」ダンナ「でも・・・よくこんな顔してるよ。」・・・・・チーン・・・・・。ダンナよ、そろそろ口に出して良い言葉とダメな言葉を覚えたら・・・?こちらは海のシマウマ?↓ 鼻、高っ!外人さんみたい・・・↓ 怒ってます・・・?↓ 目玉のジンベイザメ↓ 実は、こんな巨大な水槽の中にいた↓ガラスの厚さが60センチだったかな・・・?ゆったり泳いでいる姿に癒されるわ~運良く、イルカのショーも見れた↓ こちらは、満員御礼で座れないほどの人気だった。ちゅら海水族館、想像以上に楽しいできればもう少し長居したかったけど、空腹には勝てず、私たちは後ろ髪を引かれながら水族館を後にした。向かった先はこちら↓ここで、どうしても食べたいものがあった。それは・・・マンゴーかき氷↓これ、想像をはるかに上回る美味しさだった。私が今まで食べたかき氷の中で、一番美味しかったと言っても過言ではない。食べ終わった後すぐ、もう一回注文しようかと思ったほどだ。他にもこんなのが・・・↓ 完成~↓ 果物が好きな方には、ぜひおススメの場所であるさて、かき氷で涼んだ後は園内の散策に向かった。(本当はこっちが先なんだけどね)園内には、フルーツはもちろん・・・↓ 動物も・・・↓ 動物も・・・?↓ いたりして、とても楽しい。また、売店ではお菓子やパイナップルの試食もできた。ところで水族館でも感じたけど、ここは中国人のお客さんが多い。あちこちから聞こえる中国語に対して、日本語はあまり聞こえてこなかった。日本人は小声で話すから、いても気付かないのかな?今日はまだまだ行く所があるので、フルーツランドはこれにて終了~。その後、古宇利島を経て、万座毛へと向かった。古宇利島へ続く橋↓ 万座毛↓ 台風の影響か、橋を渡る頃から風が強くなり、小雨も降ってきた。万座毛に至っては、飛ばされそうなくらいの強風にあおられ、景色を見る余裕も無かった。(目を開けるとコンタクトがヤバいことに・・・。)明日は帰る日だけど、大丈夫かなぁ~・・・。まぁ台風が来るのは2日後だし、飛行機が飛ばないってことはないでしょ。何気に不安がよぎったけど、考えても仕方がないので次の目的地に移動。それは、「お菓子御殿」↓ 2階から見た景色↓ お菓子御殿・・・何て甘くて美味しそうな響きなんでしょうここではお土産を買って、2階で軽くお茶をした。本日満腹なり・・・。しかしまだ、最後の目的地が残っている。それは、本日の夕食・・・琉球和牛~↓ すごく美味しかった~ただ、予約をせずに行ったため1時間半くらい待たされた。お腹が減ってなかったから、待たされても全然平気だったけど、次はキチンと計画を立てて、予約をしてから来るのが良さそうだと思った。食事を済ませ、ようやくホテルに戻ってきたらもう11時過ぎ。今日は朝から積極的に攻めたので、くたくたになってしまった。でも、楽しかったなぁ~明日で最後だけど、今度来る時はもう少し長居したいなぁ~なんて思った。で、その願いは意外と早く叶うことになる。3日目に続く・・・。
2011.09.08
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ついに、ついにメインの沖縄旅行記まできたのね・・・。できれば、今週中に8月の日記を終わらせたかったけど、週末からまた出かけるので、この日記は当分時間差で進行しそう皆さま、急いで書くので誤字脱字、意味不明な文が多くなるかもしれませんが、寛大な心でご容赦くださいませ~。****************************************今回の帰省中、2泊3日で沖縄に旅行に行くことにしていた。理由は・・・3・マイルの有効活用実はこの8月末で失効するマイルが、相当溜まっていたらしい。その事実を7月に知らせたダンナ。ダンナ「ねぇ、今度の帰省で旅行にでも行かない?」ちたぁ「行かない。そんなヒマないでしょ。」ダンナ「でも沖縄とか行きたくない?」ちたぁ「行きたくない。それに興味も無いしお金も無い。」~ その翌日 ~ダンナ「ねぇ、沖縄行きたくない?」あれ、あの話まだ終わってなかったの?仕方がないなぁ・・・ちたぁ「じゃ、済州島にでも行く?こっちなら安いから良いよ。」ダンナ「済州島はちょっと・・・沖縄が良いんだけど。飛行機も空いてるし」もう、飛行機の空席状況まで調べたの?何だ、この積極性と手際の良さは・・・?ちたぁ「9月は行くとこがあるから、今は節約しなきゃダメでしょ。」ダンナ「でもマイルがあるから、タダで行けるよ。」ちたぁ「それならまた今度使えば良いじゃない。」ダンナ「でも8月末で切れるんだもん・・・。」だったら早く言えーっ!!それなら話は別である。ダンナ「ちたぁが行きたくないなら、無理して行かなくても良いけど・・・。」ちたぁ「いや行く。絶対行く!すぐ飛行機押さえてよ!!」こうしてあっさり(?)沖縄行きが決定マイルが使えるなら北海道が良かったけど、こちらはすでに空席が無かったとは言え、私はまだ沖縄本土へ行ったことがない。わざわざお金を払って行くほどの興味は無かったけど、タダならのんびり、綺麗な海を眺めに行くだけでも良いかなぁ~と思った。那覇空港の近く↓おお~、思ったより綺麗じゃないですか~実は以前、石垣島で見た海がとても綺麗で印象的だったので、本土は石垣島に及ばないと思っていた。(完全なる偏見)が、飛行機の上からコバルトブルーの海を見て、完全に魅了された。もっと早く来れば良かった~。到着したらすぐ、予約しておいたレンタカーのお店に行った。何の計画も立ててなかったので、とりあえずホテルに直行。アクティビティーは、ホテルのフロントでお願いすることにした。パンフレットを見ながら私たちが選んだのは、「青の洞窟でシュノーケリング」ツアーだ。美しい、沖縄の青の洞窟~↓こんな綺麗な海で、魚たちを間近に見れたら最高~と、期待に胸が膨らんだ・・・が、予想外の敵に邪魔をされてしまう。「申し訳ございませんが、青の洞窟は台風の影響により、今朝から全面立ち入り禁止になりました。」でえええ~台風って、3日後に来る予定じゃない。何で今からダメなの?天気も良いし、風もほとんど無いのに・・・。「台風の風向きが、青の洞窟の方に向いてるらしくて・・・。 なので、明日も無理ですね・・・。」つまり、私たちの滞在期間中はできないってことなのね・・・こんなに楽しみにしてたのに~・・・。ダンナは諦めきれなかったらしく、青の洞窟じゃなくても良いから、シュノーケリングができないか聞いてみた。その結果・・・本日、午後2時からのシュノーケリングツアーに参加決定!が、この時すでに1時半近く・・・。私はもっと遅い時間にしようと言ったけど、後になるとツアーが催行されない可能性があると言われて、しぶしぶOKした。初めてのランチ↓ 左は私が注文したハンバーグランチで、右はダンナが注文したステーキランチ。時間が無かったので、ホテルで簡単に済ませようとしたら、返って時間がかかってしまった食べ終わったら、もうすでに2時近く。この後、お腹の中がひっくり返りそうな思いで、初めてのシュノーケリングに挑戦することになる。初めて潜った(・・・ってほど潜ってないけど)沖縄の海は、とても綺麗だった。熱帯魚が間近で見れる。サンゴ礁に手を触れても良いと言われて、そ~っと触ってみた。ザラザラするのもあれば、ふにょふにょするのもある。(イソギンチャクだったのかな?)沖縄の海、面白いぞっ!でもちょっと残念だったのは、途中から雨が降ってきたことだ。海の中にいるから関係無いけど、パンフレットで見るような透き通る青い海を見れなかったのが、唯一の心残りとなった。その後はホテルに戻り、明日のプランを練りながらのんびり過ごした。今回泊まった、東京第一ホテル↓ ホテルから見た景色↓ こちらのホテル、以前は外国人が多く利用したらしく、とても広い。荷物を広げても全然邪魔にならないので、ゆったり快適に過ごせた。ビーチから離れてはいるけど、眺めは良いしリーズナブルだし、お得かも♪ホテルの売店で購入↓沖縄のブルーシールアイス。左は「シークワーサー」で、右は「紅芋」。どちらも美味しかったけど、暑い夏はシトラス系の、あっさりした後味がよろしいかな・・・
2011.09.07
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今回鹿児島に行くにあたり、ダンナの実家に2泊した。(鹿児島には日帰り)書きたいことは色々あるけど先を急ぐので、ここでの出来事は一つだけ書いておくことにする。ダンナが義母の用事に付き合って出かけた時のこと、とある情報を仕入れてきた。ダンナ「赤松館(せきしょうかん)ってお屋敷で、昔のカレーが食べれるんだって。」ちたぁ「そこ、レストランなの?」ダンナ「昔建てられたお屋敷で、今はカレーが食べれるらしいよ。」ちたぁ「カレーだけ?カレーなら別にそこに行かなくても・・・。」実は私、カレーには全く興味が無い。ダンナと出会うまでは、お金を払ってカレーを食べたことなんてほとんどなかった。一方のダンナは、カレーに目がない。彼が唯一自主的に作る料理がカレーなので、私が結婚1年目に食べたカレーの量は、それまでの人生で食べたカレーの量を、あっさり上回った。ちたぁ「カレー以外のメニューもあるんでしょ?」ダンナ「さぁ・・・よく分かんないけど、カレーがメインみたいよ。」わざわざ日本に帰って来てまでカレー?・・・と思わなくもなかったが、朝から働き詰めで疲れていたので、息抜きを兼ねて出かけることにした。ダンナが行きたがってるから仕方なくついて行く・・・ってことにすれば、出かけやすいもんねさて、赤松館に到着すると、中から人が出てきてお食事か見学かと聞かれた。食事に来たんだけど、何かが見れるなら見て行こう・・・ってことで、まずは見学をすることに。入館料一人500円を払うと、お屋敷がある方へ通された。赤松館とは、明治時代に建てられた藤崎家の住宅のことで、今なお当時の建築水準の高さを留める国登録文化財なのだそうな。(地元では赤松館と呼ばれている。)また、著名な料理家・江上トミさんの生家でもあとのこと。この方が、戦後最初に始まったテレビの料理番組でカレーを紹介したことにより、その作り方が一般の人々にも普及したのだそうな。ダンナが家でカレーを食べれるのは、彼女のおかげなのね~。当時のキッチン↓ 江上トミさんの写真↓ 彼女が料理番組に採用された一番の決め手は、「お母さん」のイメージにピッタリだったからだそうで・・・納得。こちらを過ぎると、お屋敷の中へ・・・↓玄関から上がるとすぐに螺旋階段があり、まずは2階の見学から始めることとなった。展示品がそのまま置いてある↓ 関東大震災に関する資料↓ひゃーっ、当時の貴重な資料が、そのまま机の上に置いてあるんですけどっちたぁ「ケースに入れなくて良いんですか?触る人がいるかもしれませんよ。」案内人「どうぞ~、ご自由に触ってください」ちたぁ「ええっでも古いから、破れるかもしれないのに・・・。 子供とか容赦なく触るから、危ないんじゃないですか?」案内人「ははは、もう破損したのもありますよ。子供だから仕方ないですしね・・・。」でぇぇぇ?いいんですか、こんな貴重な品々を破損されて・・・案内の方の話によれば、当時の雰囲気をそのまま伝えるために、できるだけ展示品に手を加えず公開しているらしい。あまりに興奮して写真に撮るのを忘れたけど、日露戦争の時の新聞もあったので、そ~っと中を開いてみた。が、小心者の私は怖くなってすぐに手を引っ込めた。こんな貴重な資料を手袋もせずに触るなんて、図書館職員が見たら気絶モノだわ~こちらは、昔のスーツケース↓この時代、一体どれくらいの人がスーツケースを持っていただろうか?(それもこんなに大量に・・・。)この中に入れて運ばれた物は・・・↓あまりの美しさにため息が出た。(これはさすがにケースに入れてあった。)着物に詳しい訳ではないけど、この帯の美しさは素人でも分かる。長く伸びた鳥の尾の、羽根一つ一つまでもが繊細で優美だ。ケンブリッジの夜会でも、さぞや目を引いたことだろう。ここまで来ると、このお宅がどれほどの富豪だったかよく分かる。が、何より驚いたのは、その富に執着しなかったことだ。お礼状と関連記事↓借金を申し込まれて、お国のためならと、無利子無担保で貸したそうな・・・。その額、何と五千円。今の金額に直すと、2億ぐらいって言われてたかな・・・。定かじゃないけど、法外な金額であることは確かだ。で、その後返納されたという記録は無いらしい・・・。私だったら、子子孫孫まで取り立てに行きそうなのに・・・ちたぁ「ご当主、太っ腹ですね~。 私だったら、今からでも返してもらうのに・・・。」ダンナ「五千円でしょ。今言ったら、すぐに返してくれるよ。」おいっ!!案内人さん、呆れて笑ってました・・・その後は当時の記録ビデオを見て、1階の見学に・・・。ちなみにビデオは時間が無くて全部は見れなかったけど、当時の外国の様子が見れて面白かった。1階も見どころ満載↓ 見学は簡単に済むと思っていたけど、予想外に見どころが多くて長引いた。これでおしまいかと思いきや、実はこの後中庭の見学も残っていた。お屋敷の中からは緑が美しい日本庭園を、裏に回ればバラ園を始め、四季折々に咲く花々を見ることができる。とても個人のお宅とは思えないのね・・・。できればゆっくり散策したかったけど、空腹の限界が近付いてきたので食堂へと向かった。こちらでは、江上トミさんが記した100年前のカレーのレシピをもとに、当時の味を再現したカレーを出しているらしい。それがこちら↓下の色が薄い方が、当時のレシピで作ったカレー。上の色が濃い方は、それを元に現代風にアレンジしたカレー。現代風の方が、少しスパイシーで食べ慣れたカレーの味がしたけど、私は当時のカレーが気に入った。ちなみにお値段は1,000円。このお値段で元祖カレーが食べれるならお得かも・・・と思った。(ただし、カレーの値段より交通費の方が高くつくけどね)
2011.09.02
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ついに8月の出来事に突入!6月・7月も書きたいことがたくさんあったけど、かなり切り捨てた。それもこれも、全て8月の帰省旅行を優先するためだ。他にも書きたいことが溜まってきたので、急いで仕上げるぞ~****************************************7月30日(土)~8月7日(日)、再び日本に帰省した。今回の目的は、1・ダンナの歯の治療 (ついでにちたぁも定期健診)2・鹿児島の親戚(ダンナ側)にご挨拶3・マイルの有効活用等などである。1については、日本に着いた日に予約を入れておいた。ダンナは虫歯じゃなかったので、治療はひとまずこの日で終わったけど、経過を見るため翌週も予約。何も無ければ良いけど、痛みがあったら再来院になるのね~。お次は2だ。鹿児島には、ダンナのおばあちゃんと叔母さんが住んでいる。おばあちゃんは、優しくてとてもかわいらしい。私たちが来たら「よく来てくれたね」と、目を細めて出迎えてくれるので、私はすぐに懐いてしまった叔母さんは、叔母さんと呼ぶのが失礼なほど若くてお美しい。たぶん、見た目は私と同年代・・・か、私より若く見えるくらいだ。おっとりした性格(ちょっと天然?)で、私はこれまたすぐ懐いてしまったところで、私たちが鹿児島に行く話をすると、ダンナのお母さんも一緒に行きたいとおっしゃった。お年を召されてるので、私たち(若者)と一緒に行った方が安心なんだとか・・・。韓国に住んでる息子・弟に頼むより、家から徒歩1分の所に住んでる息子・兄に頼む方が早そうだけど・・・まぁいいか叔母さんから、「鹿児島では何が食べたい?」と聞かれていたので、私は黒豚を、ダンナは白熊をリクエストした。白熊・・・?白熊って、アレでしょ・・・あのコンビニに売ってるかき氷。こんなの↓ あのかき氷が、そんなに好きなの?わざわざ鹿児島まで行って食べなくても、近くのコンビニで好きなだけ買って食べればいいのに・・・。はっ、まさかおばあちゃんに、「ちたぁは大好きな白熊も買ってくれないんだ」なんて言う気じゃ・・・?ちたぁ「じゃ、コンビニ行って買ってこようか?」ダンナ「コンビニに何で?」ちたぁ「白熊売ってるじゃん。」ダンナ「・・・鹿児島の白熊、知らないの?」ちたぁ「白熊は北極圏でしょ。かき氷の話じゃないの? まさか鹿児島の動物園に、有名な白熊でも住んでるの?」呆れた顔で私を見るダンナ。その後、鹿児島がかき氷の発祥の地であること、そして私が知ってるカップの白熊は、本当の白熊ではないことを切々と語ってくれた。「鹿児島の白熊はね、こーんなに大きくて、フルーツがいっぱい乗ってて、 とにかくスケールがでかいんよ ちたぁは絶対全部食べきれないね。」と、白熊自慢をするダンナ。一体どんなかき氷が登場するのか・・・?叔母さんは色々考えた末、一番候補の人気店を諦め、あまり待たずに食べれる二番候補のお店に案内してくれた。ちたぁ、白熊と初対面~↓へ~・・・これが本場の白熊なのね。何か・・・カップの白熊を3~4つ合体させた感じ?でもこれくらいなら、一人で全部食べれるわね。しかし、わざわざ連れてきてくれた叔母さんにそんなコトは言えないので、「これが有名な白熊なんですね~。大きいですね」(← これも本心)と言った。で、みんなの反応は・・・叔母さん「わ・・・何かガッカリ。ここの白熊、今まではもっと大きかったのよ。 トッピングもちょっと・・・これじゃ単なるかき氷じゃない。 来年からはもうこのお店来るの止めよう・・・。」義母「私もずいぶん前に食べたけど、その時は器からこぼれそうなほど大きかったのに、 これはちょっとねぇ・・・。」ダンナ「これ、白熊じゃなくて小熊だよ。 ちたぁはこれが本当の白熊だと思ったらダメだからね。」どうやら、皆さんご不満のようで・・・叔母さんは、「今から白熊のリベンジに行こう!」とおっしゃったけど、さすがにかき氷のハシゴは苦しかったので、丁重にお断りした。「本当は“むじゃき”のかき氷が良かったんだけど、 この時期人が多くて待たないと食べれないから、こっちのお店にしたのよね。 待っても良いから、むじゃきに行けば良かった・・・。」とおっしゃる叔母さん。ダンナも、次は必ずむじゃきに行こうねと言っていた。そこで調べてみた。こちらがむじゃきの白熊↓かき氷発祥のお店で、グルメマップにも載る有名店なのだそうだ。私たちが食べた白熊とは大違いところで、韓国でも夏になるとかき氷が出回り始める。その名も「パッピンス」(小豆の氷菓子)今年は「ビンスビンス」、「カペベネ」、「ネスカフェ」、新世界デパートの「ヒューゴ」というカフェで食べてみた。こちらはカペベネのパッピンス↓私の一番は、「ネスカフェ」だった。氷の粒が大きくて、日本のかき氷に近かったから。あのガリガリ感がたまらない一方ダンナは、「ヒューゴ」が気に入ったと言っていた。理由はあんこが多く、氷がサラサラだったから。「ビンスビンス」もサラサラだったけど、こちらはフルーツが多かった。(ちなみにフルーツを使ったものは、「クァイルピンス(果物氷菓子)」と言う。)「カベベネ」は私しか食べてないけど、正にダンナ好みだった。サラサラの氷にあんことお餅のコラボ。総合的に韓国のパッピンスは、サラサラの小雪のような氷が多いと思った。ちたぁ「ひょっとして、日本のかき氷よりパッピンスの方が好き?。」ダンナ「うん。」ちたぁ「白熊は好きなのに?」ダンナ「白熊は単なるかき氷じゃなくて、白熊なの。」さようでございますか・・・ダンナが、こんなに白熊に愛着があるとは知らなかったよ。夫婦って、何年経っても知らないコトが見つかるものね~。~ おまけ ~皆を絶望の底に突き落とした白熊に代わり、黒豚は最高に美味しかった。「いちにぃさん」と言うお店↓優しいおばあちゃんと、おちゃめな叔母さん、それから黒豚、白熊のため、1年に1回は鹿児島に行きたいなぁ~と思った。
2011.08.31
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7月14日(日)、再び韓国語能力試験(TOPIK第23回)高級を受けた。今度こそ、「聞き取り」と「長文読解」のリベンジを果たすのね!と意気込んではいたが、そのために一生懸命勉強したかと言うと・・・聞き取りは、朝の情報番組とドラマで何とかなるかな~って感じ。長文読解は、過去問でやってるからいいなか~くらい。我ながら、ナメてますな・・・(反省)過去問では、「聞き取り」と「長文読解」の点数が良かった。なので前回、6級に合格したのは嬉しかったけど、まぐれだなぁ~って感じで(点数もギリギリだったしね)合格の実感は無かった。前回の内容はこちら(TOPIK第22回 ・ 結果)前回の試験では、開始の合図をしないとか、(いつ始まったか分からなかった。)時計が1時間以上合ってないとか、(各自のケイタイで確認するように言われた)リスニングの時CDから音声が出ないとか、(最悪)色々経験した私。これ以上ヒドイことは無いだろうと思うと、今回は割とのんびりした気持ちで受けることができた。一応6級には合格してるし~・・・なんて余裕もあったりして。でも今回落ちたら、前回の合格がまぐれであることを自ら裏付けることになるんだよね前回と違い、試験会場までは何の問題も無く到着。時計も忘れてないし、準備万端!早速、受験教室を確認しに行こうとした時、1年前の秋、学校で半年間一緒に勉強した日本人の女の子を発見した!わわわっ、この膨張したキノコ頭を見られたらマズイ!(運が悪いことに、試験はマジックパーマをかけた翌週に行われた)私は、彼女に見つからないよううつむきながら、足早に階段へ向かった。ここまで来たらもう安心。足取り軽く階段を軽く上り始めたら、今度は頭の上から「ヌナ!」(お姉さん)って声がした。ヌナ・・・とな?顔を上げると、私の前を歩いていた男の子が、振り返って私を見ていた。誰だこの子・・・?人懐っこい笑顔で見つめる男の子・・・とは対照的に、不審な表情で見返す私。悪いけど、全然思い出せない。私は自分を指差しながら「チョヨ?」(私のこと?)と聞いてみた。満面の笑みで「いえぇ~」(そうだよ)と返事をする彼。一体誰だ・・・??? 相手は明らかに私を知っている。私の目をまっすぐに見ながら、私が思い出すのをひたすら待っている。ヤバイ、思い出せちたぁ・・・こんなに笑顔で再会を喜んでくれる若者なんて、滅多にいないぞ。この子をガッカリさせちゃダメだ!ダメだ・・・けど、思い出せないできれば名前を名乗ってくれないかなぁ~・・・なんて期待したけど、相手はキラキラした目で私を見つめ、「ヌナ」と連呼するだけだった。ん・・・このキラキラした目。この純朴な少年のような目は、どこかで見た覚えが・・・。あぁぁぁぁー、分かった!今度は2年前の秋、学校で半年間一緒に勉強した中国人の男の子だ!私の隣の席で、先生から顔が似てるって言われた男の子!(仮名;A君)(その時の話はこちら)「A君だよね!久しぶり。」と言うと、A君は嬉しそうに「そうだよ、久しぶり!」と返してくれた。あ~・・・思い出して良かった。・・・にしても、試験前からえらく頭使っちゃったよ確か最後に彼に会ったのは、2年前の12月だったと思う。A君はソウルの大学を受験するために、語学堂が終了する前に引っ越してしまった。もう2度と会うことはないと思っていたのに、スゴイ偶然だ。ちた「A君、よく(キノコ)頭だけ見て私って分かったね~。」 (当時、私はロングのストレートだった。)A君「あはは。(ノーコメント)」ちた「でも今、ソウルの大学に通ってんでしょ?何で釜山にいるの?」A君「試験を受けるため、今日ソウルから来たんだ。」は・・・?私、またリスニングに問題アリ?ちた「試験受けに来た・・・って言った?試験ならソウルでも受けれるでしょ。」A君「うん。でも釜山にいる先生にも会いたくて。」ちた「じゃ、先生には会ったの?」A君「ううん、先生は今日用事があるから会えないって。」ちた「じゃ、明日会えば良いね。」A君「今日ソウルに帰るから会えないよ。」は・・・?今日来て今日帰るって?だったら先生のスケジュールくらい確認してから来なきゃ・・・そんな話をしていると、いつの間にか私の教室がある階まで来たので、「お互い試験頑張ろうね~」と言って別れた。不思議な子だ・・・。ソウルでどんな生活を送ってるのか気になる所だけど、今はそれより試験に集中しなきゃね~。試験会場に着くと、すぐに時計を確認した。はやり置いてない。どうせ後から持って来るんだろうけどね・・・。試験開始5分くらい前から、アジュンマ監督官が試験の説明を始めた。その説明とは・・・「みんなは高級を受けるから、もう試験には慣れてるでしょ? 説明は必要ないですよね?」と言うものだった。一瞬にして青ざめる私。高級の受験者が、試験に慣れてるとは限らないでしょ。私はまだ2回目なんですよ・・・ちゃんと教えてくださいな。・・・と、心の中で必死に訴えていたら、横にいた若い監督官が、紙(たぶん試験の指示書)を見せながらアジュンマに何かを囁いた。「あ~」と言いながら、ようやく注意事項を読み上げるアジュンマ。でも、間違った時の修正方法については言及しなかった。幸い前回の説明の時聞いてたから、どうすればいいか分かってたけど、他の人たちは疑問に思わなかったのかな・・・?最後に時間について・・・。そう言えば、今回は時計を持ってきてないけど・・・どうする気だ?と思っていたら、「皆さん、後ろを向いてください。時計が掛ってるでしょ。 時間はあの時計で確認してくださいね。」と言われた。ありえーーーん!!それじゃ、堂々とカンニングを許してるようなもんじゃないの。私はもちろん、自分の時計を見ることにした。前から2番目に座ってたから、他の人がどうしてるのか分からなかったけど、試験が終わって正面を見たら、後ろの壁にかかっていた時計が前に置かれていた。たぶん、振り返る人が多かったから移動させたんだろう・・・。最初から前に置いておけばいいものを・・・こうして最初の90分が終了~。今回も「始め」の合図が無かったので、遅れて取りかかってしまったけど、「語彙・文法」は特に難しくなく、「作文」も前回よりまともに書けた。作文のお題が「人間関係」についてだったから、前回の「創意力」よりはずっと書き易かった。次の試験までは、30分の休憩がある。朝が早かったので、ここで軽く栄養補給をしようと思っていたら、いきなりA君が現れた。教室の場所教えてないのに・・・まさか一つ一つ探して来たのかな?栄養補給はできなかったけど、おかげで20分ほど楽しく過ごせた。お次は「聴解」と「長文読解」。聴解はほとんど聞き取れたので、若干回答に迷うことはあっても、手がつけられない問題は無かった。長文読解は、時間が足りなくて失敗最後の配点が大きい問題に時間がかけれず、リベンジは難しそうだと思った。総合的に、前回より解けた気はするけど・・・結果は蓋を開けてみるまで分からない。で、結果↓科目 ちたぁの点数/満点 (前回の点数)語彙・文法・・・91点/100点 (85点)作文・・・・・・・・73点/100点 (65点)聞き取り・・・・・71点/100点 (76点)長文読解・・・・67点/100点 (61点)合計・・・・・・・302点/400点 (287点)平均・・・・・・75・5点 (71・75点)結果・・・・・・6級合格わ~い、今回も合格だと・・・喜んだのも束の間、リベンジできてないじゃーん聴解なんて、ほとんど聞き取れたから自信満々だったのに・・・ナニこの点数?しかも前回より落ちてる長文読解は・・・時間が足りなかったからしょうがない。でも60点台はヒドイよね。自分なりに分析した結果、リスニングはどうしようもないと思った。聞き取れても点数につながらないんだから、後は回答を選ぶ時の読解ができてなかったということだろう。要するに、敵は読解にあり!だ。そう言えば、過去問を解いてた時は、時間をオーバーしても最後まで解いていた。あ~、今回もオーバーしちゃったわね・・・くらいで、正答率は良かったから、「読解は解ける」と思っていたのだ。あぁ恐ろしい勘違い・・・。もうTOPIKを受けることは無いだろうけど、読解の克服として、読むスピードを上げなければと思った。やっぱり本を読むのが一番かな。スピードが上がれば、映画やテレビで字幕が消える前に全部読めるようになるかも。・・・そこまではムリかな・・・あは。韓国語の勉強を始めて2年半。満足のいく結果は出せなかったけど、納得はしている。生活のために、崖っぷちに立たされて始めた韓国語。今では、ある程度の意思疎通も楽にできるようになった。(ただし方言は苦手)韓国での生活も残り少なくなってきた今日この頃、艱難辛苦の末に手に入れた韓国語を手放すのかと思うと、ちょっと寂しい気もするなぁ~。
2011.08.24
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今度は7月の総まとめ。早く仕上げて、リアルタイムに戻るのね~。その1「美容院へ行った」今年の初め頃、家の前に新しく美容院ができた。そろそろ髪を切りたかった私は、新規開拓でこの美容院に行ってみるか、無難に学校の前の美容院に行ってみるか、もっと無難に日本に帰るまで待つか、数日間悩み続けた。学校には最近、1週間に1回くらいしか行っていないので、出かけるのは面倒だ。日本に帰るまでには、まだ1ヶ月近くある。このうっとうしい髪と、後1ヶ月も付き合うのは避けたい。ってなわけで、新規開拓を選んだ。新しいお店は、ガラス張りで明るく、スタイリッシュな雰囲気だった。まだ認知度が低いのか、店内にはお客さん1人と、お茶を飲みながらお喋りしているアジュンマ2人だけ。これならすぐ始めてもらえそうね・・・と思っていたら、スタッフの数も少なかったので40分以上待たされたところで、まずはお茶をしていたアジュンマ達が先に通されたんだけど、二人の距離がやたら近くて驚いた。何と、1台の鏡の前にアジュンマが二人台はたくさん空いているのに、なぜ・・・?よくよく観察していると、本当のお客さんは一人で、もう片方は単なる付添いのお友達であることが分かった。一人がパーマを当ててる間、ひたすら横で話し続けるお友達。(お茶やお菓子があるので、なかなか席を離れない。)私が来てから1時間半くらいは居ただろうか・・・急ぎの内容でもなさそうだったけど、数時間くらい大人しく自分の家で待てないのかな・・・?さて肝心の自分のこと。今回私がオーダーしたのは、カットと縮毛矯正だ。縮毛矯正は韓国の方が安いから、1年前にもやったんだよね。(その時のお話はこちら)この縮毛矯正、韓国ではストレートパーマまたはマジックパーマと言う。(このお店ではどちらも通じた。)で、ストレートパーマには2種類あると言われた。1つは普通の直毛ストレート。もう1つは、毛先が内巻きになるストレート。(ボリュームパーマと言うらしい。)どちらが良いかと聞かれてちょっと迷ったが、結局内巻きを選んだ。普通のストレートは前回体験済みなので、こちらも新規開拓をね。手順はもうあまり覚えていないけど、終わるまで3時間はかからなかった気がする。気になる仕上がりは・・・か、韓国スタイルになってる・・・。どんなのかと言うと、前髪が片方から流れるようにセットしてあって、ちょっとボリュームがあるショートボブ・・・と言えば分かるかな?ちょうど今、毎朝見ているドラマの主人公と似てたので、参考までに・・・↓えー・・・右じゃないですよ。左です。ちなみにドラマのタイトルは「ミス・アジュンマ」。(ミス・おばさん)右はダイエットする前、左はダイエット後の姿なんだけど、結婚する前も左の姿だったのよね。結婚してからひたすら家族に尽くすこと10年、その間自分のことに構う暇が無かったため、太ってダサダサのアジュンマになってしまった主人公。ダンナが浮気をして離婚をしたのをきっかけに、昔の姿を取り戻し、新しい恋も始めると言うストーリー。だけどここは韓国の朝ドラ、爽やかなだけでなく結構陰険でドロドロしてる。「妻の誘惑」をライトに味付けしたような感じかな。話がずいぶんそれてしまったけど、私の髪形は、このアジュンマに割と近く毛先がもっと丸まった感じだった。満足そうな美容師さん。でも、気になるのはこの内巻きの部分だ。今はドライヤーで伸ばしてるからこれくらいで済んでるけど、髪を洗ったらどうなるんだろう・・・。で、その夜髪を洗ったら、ボリュームパーマ本来の姿が現れた。洗ったすぐは大丈夫だったものの、乾いたら(私はいつも自然乾燥)頭が膨張して毛先はくるくる・・・しかも外ハネあいご~これじゃストレートじゃなくて、単なるパーマだよ。折しも、その週の土曜日は友達の結婚式があった。朝からドライヤーと格闘する私。普段使わないから、伸ばしても伸ばしても上手く行かない。ただでさえ暑いのに、ドライヤーと格闘し続けて汗だくになってしまった。結局自分の力ではどうにもできないと悟り、ダンナにSOS。ダンナ「自分のはできるけど、人のなんてやったことないからできないよ~。」ちたぁ「自分のができるなら人のもできるでしょ。私は自分のもできないんだから!」ダンナ「上手くできないよ~。外側に跳ねちゃう。」ちたぁ「外ハネは絶対ダメ!何とかしてよ~」ダンナ「ならないよ~」二人で「あいご~」結局時間切れとなり、まとまらない頭のまま結婚式へ出かけた。折しもこの日は、台風並みの大雨強風。私の髪がどうなったか、容易に想像できると思う・・・。ちなみに、式場で会った友達の反応はと言うと・・・日本人・・・無反応。ベトナム人・・・最悪。老けた。絶対やめた方が良い韓国人・・・可愛い!若返ったお国柄・・・ですかね?その後も、韓国人の友達からは評判が良かったが、私はドライヤーとの格闘に耐えられず、日本に帰省した際手直ししてもらった。今は毎朝楽チ~ンきのこ頭からも解放されて、(ダンナはワカメちゃんと言っていた)身も心もスッキリしたその2「義姉と甥っ子の来韓」日本が夏休みに入った頃、今年も義姉が子供を連れてやって来た。過去2回は姪っ子だったのだが、今年は初の甥っ子同伴。今まで甥っ子は、パスポートが無いから韓国に行けないと思っていた。しかし去年ついに、無ければ作ればいいと気付いてしまったのだ。姪っ子は残念そうだったけど、仕方なく弟に譲ってくれた。初日は釜山、2日目は私の町の博物館、3日目は予定していた所が閉館してたので、家の近くの公園に連れて行った。正直、甥っ子との三日間は本当に疲れた。何かにつけて、すぐにすねるしふて腐れる。前はもっと聞分けが良かったのに、どうしちゃったのかしら?義姉は帰り際、「あんたと海外旅行は、もう2度とお断り!」と言っていた。甥っ子や、あんにょ~ん。二人が帰った後は、大掃除で大変だった。翌日から仕事だったのに、文句も言わず手伝ってくれたダンナ、ありがとう。最後は「TOPIK試験2」の話だけど、これまた最後まで書けそうにないのでまた今度~。
2011.08.18
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その3「梵魚寺」(ポモサ)前々から気になっていた、釜山・東莱にある梵魚寺に行ってみた。傍の国道を通りかかった時に見かけて以来、ずっと行ってみたかったんだよね。駐車場の近くにあった地図↓駐車場から梵魚寺までは割と近そうだけど、その後の散策(登山?)コースの長いこと長いこと・・・。電車で6駅以上あるから、相当な覚悟が必要そうね梵魚寺までの道は、緑と渓谷が美しい上り坂だった。意外にも、中高生くらいの子供たちが多くて驚いたが、どうやらお寺より渓谷で涼みたかったようだ。1つ目の門(一柱門:イルチュムン)↓門の土台が石でできているのは珍しく、重要文化財にあたる宝物第1462号に指定されているそうな。(ちなみにこのことは、日記を書くため後から調べて分かった。)2つ目の門(不二門)↓うん、こっちの門は良く見るわね~。でも1つ目と違い、2つ目の門はかなりくたびれてる。アップすると、古さが目立つ↓ここだけでなく、お寺に着いてからも結構年季が入った建物を見かけた。これも後から分かったけど、本堂及びその他の堂は国宝に指定されていて、国の許可無く色を塗り替えられないらしい。そのため、数百年前の草や木の実からとった自然の染料の色が残っているそうな。そうとは知らない私は、財政難で塗り直しもできないかわいそうなお寺だと思っていた。無知って怖いわね・・・大雄殿(本堂)↓こちらも、重要文化財にあたる宝物第434号に指定されているそうな。ここからは、細部が見れるようにちょっと大きめの画像で・・・。龍の天蓋にご注目↓数匹の龍がうねりながら絡み合ってるいる。これは1本の木から彫り出されたもので、韓国内でもここだけに見られるそうな。もちろんこの時はそんなことを知る由も無く、早く修繕できるように、お賽銭を多めに寄付して立ち去った。(今考えると、無礼にも程があるわね・・・)屋根が独特で美しいお堂↓緑で囲まれた境内は、とても静かで穏やかな雰囲気だった。竹と石畳↓ かわいい↓ ちょっと上まで登ってみた。ここに到着した時は、もうヘトヘト↓ 下山時に、違うお寺で見た巨大な仏様達↓ やっぱりかわいい↓ 私が行ったのは、多分最初の地図の1駅分にしかならなかったと思う。だけどもう足がふらふらだった。こんな標高の高い所に、よくお寺を建てたもんだ・・・。駐車場に戻って来たら、もうお昼の2時を回っていた。私は疲れ過ぎてお腹も減っていなかったけど、飢えたダンナのために、ここで昼食を食べて帰ることにした。ダンナが注文した・・・何とか↓(忘れた)私が注文した山菜ビビンバ↓本当はカモ料理を食べたかったけど、韓薬を服用中のダンナに配慮して別のものを注文した。鳥もダメ、豚もダメ、麺もダメ・・・ってことで選んだ山菜ビビンバだったけど、意外に美味しくて、お腹が減ってなかったのにぺろりと食べちゃった。人間の食欲って、不思議なものね~その4「笑顔の秘密」注)最後に衝撃写真があります。 心臓の弱い方はご遠慮くださいませ~。とある朝、何気にテレビを見ていると、市場の中をリポーターが歩きながら取材していた。リポーターは、店舗に掛けてあったプリーツスカートを指さして、「これ、どの市場でも良く見かける普通のスカートですが、 このヒダをどうやって作っているか知っていますか?」と言った。えっ・・・機械が作ってんじゃないの?と思った私。気になって見ていると、職人さんが物凄い早業で型紙を作り、その上に布を当て、最後にアイロンで押さえつけて見事なヒダを作っていた。これを縫ってしまえば、店先に掛けてあるプリーツスカートと同じものになる。こんなに簡単にできちゃうの?と思っていると、リポーターも同じように思ったらしく挑戦してみた。が、型紙を均等に折ることができず敢え無く失敗。ほ~、職人さんは大したもんだ。人の手で作るから、サイズや幅も自由自在。機械と同じくらい正確で、機械と違い融通が効くから、良いとこ取りだ。何気に見始めたものの、すっかりこの特番にハマってしまった。次に行ったのは、お肉屋さんだった。店の前の棚には、いくつもの豚の頭が置いてある。これも韓国の市場では、見慣れた風景のようだここでリポーターが質問した。「この豚の顔を見ると、みんな笑っていますね。これ、どうやって作るんですか?」よくよく見てみると、確かにみんな笑っていた。施術する前(下)と後(上)↓韓国では、豚も整形するのか?リポーターが、お店のアジュンマに笑顔の秘訣を聞いてみた。その秘密とは・・・コレ↓このドリンクの空き瓶を豚の口に挟み、確か茹でた・・・ような気がする。(もう随分前のことなので記憶が曖昧)茹でた後で口に挟んだっけ・・・?どっちにしろ、この空き瓶一つで愛嬌満点になるんだそうな。豚より、サービス業に従事している人間に必要なのでは・・・?近所の市場にて・・・↓私の町では、豚に愛想を求めていないようだ・・・。
2011.08.13
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先週の日曜日、日本から帰ってきました。記憶が薄れないうちに日本での出来事を書きたいけど、この日記は時系列で書くことにしているので、我慢して先に6月・7月の出来事を書いていこうと思います。ただ早く追いつくため、数を絞ってアップすることになりますが・・・。私のブログを楽しみにしてくださってるレアな皆さま、申し訳ありませんがご了承くださいませ~。***************************************~6月~その1「ちたぁは恐妻家」6月の初め、さきちゃんのオンマさんとさくらさんと、二人のお子さんと私の計6人で、久しぶりにランチをご一緒させていただいた。(ちなみに、二人のお子さんとは初対面。)もう信じてもらえなくなりつつあるけど、人見知りの私にとって、初めて会う子供も例外ではない。最初は緊張したけど、(何より私の韓国語が通じるか心配で、なかなか声をかけれなかった)子供たちの元気でかわいい様子が微笑ましくて、割とすぐリラックスできた。お二人との会話も弾み、楽しい一時はあっという間に終了~。ここまではとても気分よく過ごせた。ここまでは・・・。お二人と別れた後、近くで同僚と食事をしていたダンナに電話をかけた。ダンナもちょうど帰るところだったので、待ち合わせて一緒に帰ることに・・・。が、このあとちょっとした行き違いから、待ち惚けを食らってしまった私。電話をしてもつながらないし、メールをしても返事無しで、怒り心頭のまま一人で帰宅した。その後しばらくして電話がつながったが、ダンナは一言も謝らなかった。何か府に落ちないなぁ・・・と思いつつ、電話を切った。で、後ほど彼が頑なに謝らなかった理由が明らかになる・・・。ダンナ「あの時同僚が横にいたんだよ。だから謝れなかったの。」(注;この時一緒にいたのは、日本から出張で来ていた日本人社員)ちたぁ「何で同僚がいたら、謝れないの?」ダンナ「だって、ちたぁのこと怖い奥さんって思ってるみたいだったから・・・。」ちたぁ「はぁ?私、その人に会ったことないよね?」ダンナ「日本にいた時、遠目で一瞬見たことがあるよ。」ちたぁ「そんなんで、どうして私が怖がられなきゃいけないの?」ダンナ「さぁ・・・誰か別の人から聞いたって言ってたけど。」のぉぉぉ~、誰よ、そんなこと言いふらしてるのはっ?だいたい日本人同僚って、そんなに会ったことないぞ。韓国人の同僚なら、私のこと怖がるはずが無いし・・・。何より彼と、韓国人同僚の間に接点は無い。となると・・・やはり犯人は日本人・・・まさかN氏が?そう言えば、思い当たることが一つだけある。韓国で、友達も仲良しの同僚もいないN氏。(日本にもいなさそうだけど)彼はダンナと仲良くしたがってるけど、ダンナは何とか彼から逃れようと、いつもあの手この手で彼の誘いを断っている。ひょっとしたら、恐妻家のちたぁのせいで、ダンナが自分と仲良くできないのではないか・・・なんて誤解しているのでは?私は誰から聞いたか突き止めるよう、ダンナに指示を出した。が・・・「そんなことしたら、ますます怖い奥さんって思われちゃうよ」と言って拒否された。ぬおぉぉぉ~、消化不良!私は恐妻家でも、鬼嫁でもないぞ~っその2「韓医院」6月中旬、疲れ切ったダンナを労わる意味70%、韓国文化体験30%で、キョンジュにある韓医院へ行ってみた。ダンナはもともと、鍼やお灸のような民間療法が好きなので、韓医院に行くことになってご機嫌さん。病院嫌いの私にとって、彼の反応はイマイチ理解に苦しむところだが、韓国文化体験の貴重なモルモットが容易く手に入ったのは何よりだお世話になったのは、コッマウル韓医院。(コッマウルの意味は「花村」)外観は韓屋で良い感じ~正面入り口↓ と 渡り廊下↓ 中庭↓ かわいいわんこ発見↓(かなりデカイけど、人懐っこい)受け付け↓ と 待合室↓ ここで簡単に症状を話して、待合室で順番を待ち、その後先生の診療室で診察をしてもらった。ダンナの脈を見ながら、先生がいくつか質問をされる。先生「肩こりがすごいですね・・・。最近食欲はどうですか?」旦那「普通です。」先生「夜は眠れますか?」旦那「眠れます。」先生「寝つきは良いですか?どのくらいで眠りにつきますか?」旦那「すぐです。早ければ5分もかかりません。」先生「悪夢は見ますか?」旦那「夢はめったに見ません。悪夢も見ません。」先生、首をかしげながら変ですねぇ。普通これだけ疲れてたら、悪夢を見てもおかしくないのに・・・。とおっしゃった。ダンナ、普通じゃないのかな?とりあえず、疲れを取るべく治療を始めてもらう。治療↓ 治療後↓ ぎょえええっ 治療を始める前はイボガエルみたいで気持ち悪いし、治療が終わった後は、もっと恐ろしくて直視できないしばらくは跡が残ったので、白いシャツでうろつかないようにお願いした。鍼治療↓ か、顔にも・・・?見てるだけで痛いけど、本人は別に痛くないとのことだった。診療・治療・待ち時間を合わせて約2時間ほどかかった。お薬↓ たんまり30日分↓ お薬は一袋に50粒ほど入ってたと思う。これで30万ウォンだった。噂には聞いてたけど、高いなぁ・・・。しかし値段より問題なのは、食べてはいけないものが多いことだ。ダンナの場合、お酒コーヒー小麦粉鶏肉・豚肉冷飲料水などがダメだった。(他にもあったけど、以上が一番困ったもの)つまり、毎朝のパンも、ラーメンも、サムゲタンも、サムギョプサルも、アイスコーヒーもぜーんぶダメだってことだ。そしてその被害は、ダンナと食事を共にする私にも降りかかってきた。朝食のパンは、お餅のケーキやコーンフレークに変更。夕食は牛肉・魚・野菜中心で、飲み物は全て温かいものを用意した。(この暑いなか・・・。)疲れやストレスを解消するために飲み始めた韓薬だが、こうなると、食べれないストレスの方が大きい気がする。実際、1ヶ月後のダンナの体に、さほどの変化は表れなかった。期間が短すぎたのかもしれないけど、少なくとも食べたいものを食べられないストレスからは解放されてほっとした。その3「梵魚寺」・・・は、行数が足りなくなったので、その2に続く。
2011.08.09
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やっと6月の出来事が書ける・・・と思ったら、もう7月(・・・も終わり)随分日記を疎かにしてしまった・・・。書きたいことは山積みだけど、今週末からまた1週間いなくなるので、今のうちに少しでも書いておこうと思う。この日記、いつになったらリアルタイムで書けるやら・・・**************************************** 私たちが日本へ行ったその1週間後、(もう随分前のお話ね~)今度は義母が韓国へやって来た。私の母は何度も訪れていたけど、義母は今回が初めてだ。長男が結婚したので、安心して家を空けれるようになったのだろう。とりあえず1日は、ソウルに滞在することにした。義母は小さい頃、韓国に住んでいたことがあったらしい。その頃の同級生(韓国人)が、ソウルに住んでいて、今でも同窓会などを通じて交流があるそうな。そのお友達に会うために、みんなでソウルへ向かった。こちらは、お友達がくださった絵↓長男の結婚祝にと、わざわざ用意してくださった。白いテントの下で、たくさんの人が買い物をいしている様子が、義母のいた頃の韓国と何気に重なって、懐かしく感じたそうな。義母とお友達は、まだ日韓の関係が難しかった頃に知り合って、何十年もの歳月を経た今でも、交流を温めあっている。義母「ほら、あそこにアイスクリーム売ってるお店があったでしょ。 加藤さんの家の隣。それで、その角を曲がったところに・・・。」友達「あぁあぁ、ありました。確か、白い建物の・・・。」まるで昨日のことのように話す二人。ちた「あの・・・お義母さんが小さい頃の話ですよね?」義母「うん。だからもう60年以上前の話しよ。」ひゃーっ、どんだけ記憶力良いの?義母によると、当時の記憶の一部はものすごく鮮明に残っているらしい。学校であった出来事や会話も、未だにしっかり憶えていらっしゃる。義母の思い出の韓国は、今ではすっかり変わってしまったけど、お友達との友情だけは、今後もずーっと変わらず続いていくと良いな・・・と思った。翌日は、ソウルで観光の定番「景福宮」へ行ってみた。ここはとにかく広いので、高齢の義母には車イスを使っていただくことにした。ちなみに車イスは、身分証を預け、必要事項を記入したらすぐ借りられる。最初は必要無いと言ってた義母だったが、約2時間の観光を終えて帰る頃には、大変感謝された。(こんなに広いとは思わなかったらしい。)入り口だけ見たら、想像できないよね~↓天気が良いのはいいけど、暑くて汗が・・・。おかげで、写真写りはバッチリ↓ 青瓦台(大統領官邸)↓おおっ・・・ここから青瓦台が見えるとは知らなかったよ。帰りは運良く、守門将交代儀式も見ることができた。義母は大喜び↓ 暑いけど、ギャラリーはいっぱい↓ 結構近くで拝見♪↓ 仲良く(?)記念撮影↓ お仕事中なので話しかけたら悪いかなと思い、そ~っと近づいて、写真を撮ったらすぐにその場を離れた。他の人も話しかけてなかったけど、やっぱりお喋り禁止なのかな?義母は割と楽しんでくれたようだった。翌日は釜山へお出かけ。本当は博物館へ連れて行ってあげたかったけど、この日はあいにくお休みだった。そこで、釜山近代歴史館へお連れすることに・・・。できるだけ、義母が住んでいた頃の韓国が見れる所を選んだつもりなんだけど、ここは日本人にはちょっとキツイ場所だった。建物は3階建てだけど、見るのは2階と3階だけ。2階にある展示物は、大半が日本に侵略された時の資料だった。義母が、とある女性の写真に目を留めた。この人は何をした人なの?と聞かれたので、説明を読んでみたけど、名前や出身・所属が書いてあるだけで、詳しい説明は無い。ちた「うーん、特にこれをしたってのは書いてないですね。通訳の人を呼びましょうか?」義母「・・・ん、そうねぇ・・・。」ちた「気乗りしないんですか?でも詳しい説明を聞けますよ。」義母「ん~、そう・・・なら・・・。」私は通訳の方を付けてもらうよう頼んで、一緒に説明を聞いた。通訳の方は、「この人は日帝時代に、独立解放を訴えた女性ですよ。」と教えてくださった。あいたたた・・・「彼女だけでなく、ここに写っている人たちは全員そうです。」とおっしゃるの聞いて、全体を見渡した時、ようやく気付いた。大きなボードのあちこちに写真が掲載してあって、一番上に「独立運動で活躍した人たち」みたいな題目がついていた。だから横にある小さな説明には、何をした人か書いていなかったのね・・・。私たちも心苦しいが、通訳の方も居心地が悪そうだった。後から義母が、「何かそんな気がしたから、通訳は乗り気じゃなかったのよね。」と、ボソリ・・・。おかーさーん、そう言うことは、通訳を頼む前に言って下さいよ通訳の方は最後に、「ここはちょっとあれですけど、3階に行ったら、もっと楽しくご覧いただけますよ。」とおっしゃった。ってなわけで、2階には長居しないことにして、早々に3階へ移動。3階に到着するとすぐに、こんな背景が・・・。何だかタイム・スリップしたみたい↓こちらは立体的で、雰囲気出てる~↓ 今度は割と、リラックスして見れた。義母の顔にも笑顔が・・・。ソウルと釜山を3泊4日という駆け足で見て回り、(途中私たちの家にも滞在)いよいよ空港までお見送りする日となった。この日義母は、韓国滞在中、一番手厚いもてなしを受けた。チェックインの際、義母が一人で搭乗すると知った係の方は、すぐに車イスを手配してくれる。最初は車イスを快く思っていなかった義母だが、(年寄りっぽく見られるのが嫌だったらしい)これに乗ると楽だし、しかも高待遇になることが分かり、すっかりお気に召されたご様子。しかも今回は、綺麗なお姉さんが3人も付添いとして同行してくれた。すっかり気を良くした義母は、「こんなに楽なら、秋も来れるね」と言って、満足気に帰って行かれた。「海外旅行は体力的にきついから、あんた達の所に来るのはこれが最初で最後よ!」て言われてたから、今回すっごく頑張ったんだけどな・・・。 次は秋か・・・あは~ おまけ;お食事集 ~インサドンの韓定食↓ 景福宮でランチ↓ プサンでポッサム↓ どれも大変おいしゅうございました
2011.07.20
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ダンナの実家を後にした私たちは、南阿蘇へと向かった。温泉で、普段の疲れを落とすのだと、1週間くらい前から色んな温泉を調べ続けた。(そのせいで、余計に疲れた気がしないでもないが・・・。)今回お泊りするのは、南阿蘇にある「夢しずく」というお宿。雄大な阿蘇五岳を一望することができるそう。ただし、私たちの部屋からは見れなかったけどね・・・。部屋の様子↓ 客室露天風呂付き♪↓ お風呂から見える景色↓ 今回は、初めて客室露天付きの部屋にした。これなら夜中でも朝でも、いつでも好きな時に入れるもんねまだ建って2年ちょっとだそうで、部屋も温泉もとても綺麗。気になるご飯は・・・↓ こちらは、コラーゲン付きの美肌鍋↓ デザート↓ 美味しいし、量も豊富で大満足~部屋でくつろいだ時に食べようと、色んなお菓子を買って来たけど、お腹一杯で一つも食べることができなかった。それどころか、せっかく客室露天付きにしたのに、お腹が重くてお風呂にも入れない結局夕食の後は、牛になってしまった・・・こちらはお食事処から見える景色↓ 足湯もある↓ これが朝食↓うーん、久しぶりの和朝食。普段はパン食の私たちだけど、和食も良いもんだなぁ~と思った。(でも自分じゃ、朝からこんなに作れないけどね)さて、食事の後はここから約30分の所にある、カドリー・ドミニオンへ向かった。ここは以前、「クマ牧場」だったそうな。どうりでクマが多かった訳だ・・・。なんか人間っぽい↓ 私はクマよりこっちが気に入った。走るカピバラ↓子供たちに追いかけられて、全速力(たぶん)で逃げていた。疲れ切ったところで、ちたぁと記念撮影↓こちらは非常に大人しいダチョウ↓ 大きくてかわいい瞳↓ この子は、人(ダチョウ)一倍大人しい性格なんだとか。自由に触って良いですよと言われて、あちこち触ってみた。せっかくなので地肌も拝見。お肌は・・・ちょっと乾燥気味だったわ・・・。この子は若いんだか老けてんだか・・・?↓ヒゲがあるだけで、年寄りっぽく見えるわねぇ。動物との触れ合い以外で予想外に楽しかったのは、チンパンジーのパン君主演による劇だ。私が見たのは、「名探偵パン ~ジェームズ殺人事件~」。探偵役のパン君↓パン君のことはテレビで見て知ってたけど、本当に賢くてビックリ。かわいかった~。こうして1泊2日の小旅行を終え、最後はリニューアルした博多駅を散策して帰国した。あ、初日に「パイレーツ・オブ・カリビアン4」を見たんだった。ジャックの目のクマが濃くなってたような・・・↓割引が無かったので、二人で3,600円の支出。韓国だったら、同じ金額で3本は見れてるところだよ・・・(一人なら6本ね)ま、面白かったからいいけど。シリーズ中では、1の次に気に入ったかな・・・
2011.06.24
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5月の中旬、3日間日本に帰省していた。ダンナの会社では、年に2回、日本への帰省費を出してくれる。(家族の分も♪)本当はもっと早く帰りたかったけど、去年うっかり春に帰省して花粉症に苦しんだので、今年は花粉が終わる時期まで我慢した。さて、日本に帰ったらやりたいことがいくつもあったが、3日間しか滞在しないので、かなり慌ただしいスケジュールとなった。初日はダンナの実家にご挨拶。去年の11月にダンナのお兄さんが結婚し、2人は実家から徒歩1分くらいの別邸に住んでいた。今回は初めて、お嫁さんのいる家に行くことになるので、ちょっとドキドキである。ちなみに、私たちはまだお嫁さんとほとんど話をしたことが無い。前回ダンナの実家へお邪魔した時は、お嫁さんの都合が合わず、会えなかった。わざわざ韓国から来たのに~・・・と、少し違和感を覚えたのよね。写真も見せてもらえず、(無いと言われた)結局初めて会ったのが、結婚式の当日だった。それも、正式な挨拶ではなく、たまたまメイク室へ行こうとしていたお嫁さんを義母が見つけ、慌てて紹介してくれたというもの。結婚前にお互いの家にキチンと挨拶に伺い、近くの親戚とも顔合わせをしていた私としては、やっぱり「変なの~」って感じが拭えない。こうして、結婚式の数時間前に交わされた会話がこちら。ダンナ「初めまして。新郎の弟です。」ちたぁ「初めまして。その嫁です。」新婦 「初めまして。お兄さんの嫁です。あれ・・・韓国に住んでらっしゃるって・・・。」ダンナ「えぇ、昨日韓国から来ました。」付添い「時間が無いので、そろそろ・・・。」ここでターイム・アウトありえなーい式が終わったら、ゆっくり話す時間があるかと思ったけど、すぐに2次会へ行ってしまわれたため、その日は終わり。翌日の朝食時も姿が見えず、結局挨拶もできないまま私たちはホテルを去ることに・・・。これじゃ、普通の招待客と変わらないじゃんあの結婚式から半年、お嫁さんとはこれが2度目の再会となる。ちなみにお嫁さんたちは、私たちが到着した時不在であられた。ランチ・タイムに合流して、一緒に食事をすることになったので、それまでは別邸にいらっしゃるとのこと・・・。(しつこいようだけど、実家までは徒歩1分ね。)なんか・・・やっぱり変なの・・・と思う私。義姉と話をするのが、こんなに大変だとは思わなかった・・・。こうして待ちに待った、ランチ・タイム。いよいよお兄さんとお嫁さんの登場。ダンナも今日が2回目なので、何だか借りてきた猫のように大人しい。ちたぁ 「あれ、結婚式の時より痩せられたんじゃないですか?」お嫁さん「ええ、あの時は会食が多くて、一番太ってた時だったんですよね(苦笑)」ダンナ 「一生に一度の結婚式で、一番太ってたんですか? せっかくの晴れ舞台だったのに・・・」お嫁さん「それを言われると・・・(苦笑)」おいおいおい・・・おーまーえーはー私は慌てて、ダンナの膝をつついた。会って2度目でケンカ売ってんの?私は何とか話題を変えようと、色々考えてみた。「でもお義兄さんは太りましたよね。幸せ太りですか?」いやいや、これだとお義兄さんの不興を買う恐れが。(普段から体型を気にしてらした。)「新婚生活は楽しいですか?」まだ半年しか経ってないんだから、愚問よね・・・。などなど話題を模索していると、お嫁さんの方から質問が来た。お嫁さん「韓国では、ご飯は何を食べていますか?」ちたぁ 「コシヒカリです」お嫁さん「ああ・・・はぁ(苦笑)」やっぱり変わったお嫁さんだなぁ・・・お米のこと聞くなんて・・・と思った。すると横からダンナが、「あの、本当にお米の種類が知りたかったんですか? 本当は韓国で、どんな食べ物を食べてるかが知りたかったんじゃないですか?」と聞いてきた。「ええ・・・実は・・・。」と、困ったように頷くお嫁さん。ええーっ、そうだったの?実は最近買ったお米は、アキバレだった。それまではコシヒカリを買っていたけど、たまたまその日は置いてなくて、仕方なくアキバレにしたのだ。だから、私は答える前に少し悩んだ。コシヒカリと答えるべきか・・・それともアキバレと答えるべきか・・・。だからダンナが口をはさんだ時は、「アキバレって告げ口する気ね?」と思ったのだが、まさかこんな展開になろうとは・・・。私が「なんか変なの~」と思ったのと同様に、きっとお嫁さんも私のことを、「なんか変なの~」と思ったに違いない。ちなみにダンナは、大ウケだった。私はダンナのせいで、家族全員の前で恥かいたってのにさ・・・「誰も突っ込まないから、本当にお米の種類が知りたいのかと思ったよ。 でも普通、この席で聞くとしたら、韓国料理のことだよね。」と、笑い転げるダンナ。本当は、米の種類が知りたかったかもしれないじゃん。でも、君がそう言うから、仕方なく同意したのかもよ・・・。ちょっと・・・説得力に欠けるカナ?~おまけ~コシヒカリ↓ と アキバレ↓
2011.06.23
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5月10日(火)は、お釈迦様の誕生日だった。去年はちょうど母が遊びに来ていたので、キョンジュの仏国寺に連れて行ってあげたんだけど、(その時のお話はこちら・・・お釈迦様の誕生日は)お釈迦様の誕生日と言うだけあって、この日はキョンジュへの道が混んでいた。おまけに30度を超す暑さで、ヨレヨレになったのを覚えている。で今年は、前々から行ってみたかった、家の近くのお寺に行くことにした。お釈迦様の誕生日には、お寺によっては食事を振舞ってくれる・・・と、その昔「韓国文化」の授業で習ったからだ。(習ったって言うか、余談だったんだけどね)残念ながら、キョンジュの仏国寺では食事が出なかったので、今回は確実に食べられる家の近くのお寺を選んだ。(家の近くのお寺で食べれることも、「韓国文化」の授業で教えてくれた。)ちなみにメニューはビビンパらしい。(これも授業で教えてくれた。)もう2年も前の出来事なのに、食べ物が絡むと忘れないものね~。あはさて、本来はダンナと2人で行こうと思っていたのだが、日曜にもかかわらず、ダンナは仕事に追われていた。土曜日も仕事、日曜日も仕事で、全く休みが無いダンナ。仕方がないので、一人で出かけることにした。数週間前から、通りの飾り付けが始まる↓ お寺の近くはこんな感じ↓ 天気は良くなかったのに、たくさんの人が訪れていた。私と同じ目的()かしら・・・?お寺に近づくにつれ、飾りがどんどん増えていく↓ うーん、美しい♪こちらはお寺の中↓私も中に入って、お参りしてみた。要領は良く分からなかったけど、前の人と同じようにしたから大丈夫だよね。さて、お参りを済ませたので、今度はご飯を探しに行くことにした。キョロキョロしていると、こんな行列を発見↓この先にあるのは、もしかしてご飯?真相を確かめるべく、行列の先まで行ってみることにした。途中にはお茶のサービスが↓その先のテーブルでは、何やら流れ作業が・・・↓流れ作業が終わると・・・ビビンパの完成♪↓ちなみに上記写真のビビンパは、人様のものである。完成したビビンパは、テーブルの上に置かれた瞬間、次々と姿を消していった。このビビンパも、写真を撮る前に持って行かれかけたので、(右端に写っているのは、知らないおじさんの手です)「ちゃ、ちゃんかんまんにょ~」(ちょ、ちょっと待って~)と言って、無理やり撮ったものだ。せっかくなので私も・・・と思ったけど、他の人の手が早くて、なかなか取ることができなかった。もっとも、取ったところで一人で食べるのは寂し過ぎる。ので、あっさり諦めて、行列の正体を確かめに行ったら、何とここでもビビンパを作っていた。人が多いから、2カ所に分けて配給してるのかな?さらに奥に進むと、大量の食材が↓左側にちょこんと写ってる白い器は、ご飯茶碗くらいのサイズである。比べてみると、このタライがいかに大きいかが分かるだろう。お皿洗いも大変そう・・・↓フルーツやお餅も食べ放題↓ 宅配サービスまで↓ せっかくなので、ここでスイカを一切れいただいた。これくらいなら、一人で立ったまま食べても平気だもんね。食事のサービスは、夜までずっとやっていると教えてもらった。なのでダンナと一緒に、夜ご飯を食べに来ようと思ったけど、ダンナが疲れてたので行かないことにした。お寺のビビンパは美味しいって言われてたから、一度食べてみたかったのにな~。(ちなみにこれも、授業の時先生が言われた。)ところで、気になったことが2つある。一つはこちら↓まだ茹でられる前のモヤシたち。で、これが置かれている壁の向こうは、お手洗いである。んー・・・いくら場所が無いとはいえ、トイレの前に食べ物を置くって・・・どうかしらもう一つはこちら↓伝統的な建物に、デジタル時計って・・・どうかしら?ここには鐘が吊るしてあったんだけど、私は鐘よりこっちが気になった。
2011.06.20
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キムさん1・・・彼はダンナの会社の、超いい加減男である。キムさん2・・・彼も同じくダンナの会社の同僚で、堪え性が無いアホ。未婚。キムさん3・・・彼も会社でダンナに被害をもたらしたが、中国に転勤して以降は無害。 (よって、彼はキムさんシリーズから抹消。)キムさん4・・・ダンナの元同僚。会社に嫌気がさして、転職に成功する。 (キムさんシリーズ中、唯一まともな韓国人。)以上、簡単なキムさん’Sの説明でした。(詳しくは、過去の日記をご覧ください。)まずはキムさん1の近況報告から・・・。彼はまたしても今月、会社を辞めるらしい。ご存知の方も多いと思うけど、彼が退職するのは、今度が2度目である。(詳しくはこちら。)えー・・・理由は、家業を引き継ぐため。と言うのは建前で、ダンナには正直に理由を教えてくれた。別の会社に転職するんだ~でも前のことがあって辞めにくいから、上司には家を手伝うことにしたって言っておいたよ。いいのかな~・・・そんな理由にしちゃって。今度また戻って来る時、困らないかしら?これとは別に、気になる点がもう一つ。彼が新しく就職した会社は、今の会社の目と鼻の先にあるらしい。バレるのは、時間の問題だ。全くこの男は、考えがあるんだか無いんだか・・・。お次は、キムさん2。彼も、5月に会社を辞めた。理由は、仕事がとても忙しいから。去年も、その前も、会社を辞めると言い張っていた。初めての時は、私たちが韓国に来たばかりの頃だったので、辞めないでほしいと説得したのを覚えている。次にその話を聞いた時は、彼について様々な学習を終えた頃だった。辞めたければ辞めれば~・・・って思った私。ダンナに「まさか、引き留めないよね?」って聞いたら、彼も「まさか~。頑張ってねって言っておいたよ」とのこと。結局キムさん2は、誰からも引き留められなかったことが気になったのか、自主的に会社に残り続けた。このように、年に何回かは「辞める!」と宣言していたキムさん2。一度は辞表まで出したらしいけど、それでも会社に居続けた。・・・ので、彼が本当に会社を去ったと聞いた時は、「今度こそ本当でしょうね?」と、念を押したほどだ。ついでに、「キムさん1みたいに、また戻ってきたりしないよね?」とも聞いてみた。ダンナ曰く、「今度は本当!来週から済州島で、2週間くらい休暇取るって言ってたから。」とのことだった。ちなみに、彼がいきなり辞めたため、後任の人を見つける時間が無かった。なので同じ部署の同僚が、一時的にキムさん2の仕事を引き継ぐことになったそうな。とは言え引き継ぎはやってないから、任せられた社員は、翌週から早速窮地に追い込まれることとなる困ったその社員は、キムさん2に電話をかけた。が、彼は会社からの電話を全て無視したそうな。(ダンナがかけた電話にも出なかったらしい。)キムさん2のやりかけの仕事もあるのに、引き継ぎマニュアルがあるわけでもなく、前担当者は電話に出ない。何と言う無責任な・・・ダンナは、「あれだけ何もかも投げ出して辞めたから、本人はスッキリしただろうね。」と言っていた。キムさん2に、良心は無いのか?さて、それから約3週間ほどしたある日、ダンナからまたまた信じられない話を聞いた。キムさん2が、戻って来たよ。え"----っキムさん2よ・・・おまえもか・・・ちた「ねぇねぇ、お宅の会社、やっぱりおかしくない?」旦那「んー・・・日本じゃ考えられないよね。」ちた「2週間ほど済州島でりラックスして、1週間ほど家でリラックスして、 飽きたら戻って来るって・・・有り?」旦那「結果的に、有りみたいね。」結局、辞表まで出して手に入れたものが、たった3週間のリフレッシュ休暇かい・・・?もっとも、戻ってくる気が無かったから、無責任に仕事を投げ出して辞めたんだろうけど、あれだけ人に迷惑掛けといて、3週間後に復帰するところがスゴイ!ちなみにキムさん2は、最初の頃こそ少しバツが悪そうだったけど、2~3日も経つとすっかり元に戻ったらしい。羞恥心って言葉、知ってる・・・?最後にキムさん4について。彼は去年の秋から、波乱な人生を送っていた。何と、長年求め続けていた彼女ができたのだ!おめでとう~私たちは心から祝福した。が、キムさん4とはそれ以降、まるっきり音信不通になった。彼女と会うのに忙しくて、他の人に会う時間が無くなったらしい。この頃のキムさん4は、完全にみちげっていた。(みちげった=狂う)この時期、一度だけ彼から連絡が来たので会ったことがある。キムさん4は、彼女のことを「キム・テヒより美しい」と言いながら、写真を見せてくれた。やっぱりこの人、みちげってる・・・と、確信した瞬間だった。韓国最高の美女と称されるキム・テヒ↓「恋は盲目」とは、良く言ったものである。あれほど大好きだったキム・テヒより、自分の彼女の方が美人だ・・・と思うのは勝手だか、公で言っちゃうのはどうかと思う目、覚ませよ・・・と、思った。このように、完全に彼女にハマってしまったキムさん4は、その後思いもしない暴言で、私を不快にさせてくれる。会ってしばらくすると、彼女から電話がかかってきた。するとキムさん4は、ここがどこで、誰と何をしているか、事細かく説明し始めた。「どこどこのカフェに来てるよ。(← 宅配業者に家の場所を説明するより詳しい。) うん、今人に会ってる。 ううん、知り合いのアジュンマだよ~。外国人の。 ・・・えっ、日本人だよ。あははは・・・。(中略) 分かった。すぐ家に帰ってまた連絡する。」おーまーえーはー・・・誰が知り合いのアジュンマだって?今までは友達だって言ってたくせに!ちなみにキムさん4とは1時間ほどしか会ってなかったけど、その間彼女から2~3回電話がかかってきた。「いくら相手がアジュンマでも、女の人だから、彼女が気にしてるみたい。」と言うキムさん4。彼女も、みちげってるようだ・・・キムさん4は、「今年は結婚するつもりで、家も探してるんだ。」と言い残し、その後再び音信不通となった。それから数ヶ月経った今年の4月、キムさん4から久しぶりに連絡が届いた。彼女とは別れたから、今からはいつでも心おきなく会えるよとのこと。知り合いのアジュンマに、いちいちそんなこと知らせなくても良いんですけど・・・。ダンナが会いたがったので、3人で会っていろんな話をした。彼はまだちょっと未練があるようだったけど、大丈夫だと言っていた。で、その約2週間後、再び彼からメールが届いた。彼女とよりを戻したから、また忙しくて会えなくなると思う。このメールを受け取った約1週間後、今度はこんなメールを受け取った。彼女とまた別れた。今度は絶対よりを戻すことは無いから、また会おう。あいご~、いい加減にしてくれ。出たり入ったり、くっついたり別れたり・・・もううんざりだよ
2011.06.15
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いよいよ5月の出来事に突入!5月も書きたいことが山ほどあるけど、最優先の出来事だけ綴っておくことにする。(全部書けるほどの気力と記憶力が無いのね・・・)まずはお葬式から・・・。5月の、とある日曜日、朝からダンナの携帯が鳴った。突然、ダンナの同僚のお父様がお亡くなりになったとのこと。同僚の方はダンナの部署ではなかったが、日本語が堪能で、何かと良く顔を合わせる方だった。ダンナの会社では稀な、仕事も人間もできてる人。そんな方のお父様なので、ダンナは当然すぐお葬式に行くことにした。で・・・私は・・・?ダンナ「ちたぁも行ったら? こっちの人は、結婚式には来なくても、お葬式には行った方が良いって言うよ。」ちたぁ「それ、今、君が即席で作った言葉でしょ?」ダンナ「ホントだよ~。以前どこどこの副会長のお母さんが亡くなられた時も、 自分が行ったらすごく喜んでくれたよ。」ちたぁ「でも私、会社の人でもないし、冷やかしで来てるって思われないかな?」ダンナ「普通、冷やかしでお葬式に来る人いないでしょ?」ん・・・それもそうだな。てな訳で、この日は急きょポハン(浦項)まで行くことになった。ちなみにポハンには、ポスコ(POSCO)と言う韓国最大の製鉄会社がある。あと、ホミコッ(虎尾岬)にある、海からによきっと出た手が有名らしい。こんなの↓前々から一度は行きたいと思ってたけど、こんな形で行くことになろうとは・・・。ところで、日本では何度もお葬式に出たことがあるけど、韓国では初めてだから、要領が良く分からない。服装は?香典の金額は?マナーは?てなわけで、韓国人のご主人を持つ日本人の友達に聞いてみた。彼女の(ご主人の)情報によれば、服装は黒か、地味な色なら良いとのこと。ズポン・スカートは問わない。香典の金額は、会社の親しい人なら5万ウォンくらい?マナーは、男性の場合は分かるけど、女性はさて・・・?とのことだった。不明な点が多かったので、仕方なく学校の先生に聞いてみた。(できれば日本語で説明してほしかったのね・・・)先生の情報によれば、服装は上記と同じ。金額は、5万~10万ウォンくらい。だけど、会社での立場にもよるから、何とも言い難いとのこと。マナーについては、外国人だから気にしなくて良い。本来はするべきお辞儀も、省いて問題ないだろうとのこと。結局、服装以外は良く分からないままだったダンナはスーツだから、楽でいいよね~。私は、最近はいていない黒いズボンを引っ張り出してはいてみた。うう・・・っ、苦しい学校にも行ってないから太る一方だ・・・。ちょっと反省さて、午後まで待っれいばキムさん1が乗せて行ってくれるそうだったけど、その場合N氏も同行することになるので、ダンナと2人で先に行くことにした。1時間くらいで着くかな?と言う予想とは裏腹に、これから2時間以上のドライブをすることになる。テグの時もそうだったけど、私の予想は全くアテにならないようだ・・・5月にしては暑いくらいの、天気が良い日曜日。キョンジュの先でちょっとした渋滞に巻き込まれたので、お出かけする人が多いからだと思った。が、本当の原因は、衝突事故だった人身事故じゃなかったのは幸いだったけど、ぶつけたアジュンマ・ドライバーは、この世の終わりって顔で泣いていた。私でも泣いてたと思う・・・だって・・・前の車はベンツ、後ろの車はジェネシス(国産高級車)だったんですもの。助手席にはご主人が、後ろには小学生くらいの息子が乗っていて、アジュンマは頭を抱えたまま泣いていた。ちょうどベンツからはお年寄り夫婦が、ジェネシスからは若いお兄さんが出てきたところだった。どちらも悪い人ではなさそうだ・・・けど、せっかくの楽しいお出かけが、一瞬にして悪夢だよなぁ・・・。何より一番痛手を受けてるのは、アジュンマの車だ。(2番目がジェネシスで、一番軽傷なのがベンツ。これはかすり傷程度)この事故を見たら、みんな気を引き締めて運転することだろう・・・。それからしばらくして、ポハンのお葬式場に到着した。同僚の方は、私が来たことをとても喜んでくれているようだった。(ちなみに、他の社員より早く来たことも原因だと思う。)苦しいズボンを、無理してはいてきた甲斐があったわ~。私たちは、先生から聞いていたお悔やみの言葉を伝えた。(同僚の方は日本語が堪能だからいいけど、ご家族の方にはね・・・。)**************************************~ 参考までに ~まうみ おるまな あっぷしげっそよ。(ご心痛のこととお察しします)ひむ ねせよ。(元気を出してくださいね)注)日本語訳は、意訳しています。(直訳じゃありません)**************************************挨拶が済むと、祭壇の前でお辞儀(クンジョル)をするよう促された。あれ・・・外国人でもするの???ダンナ:あの・・・やり方が良く分からないんですけど。同僚: まずは正面で2回やって、その後は家族の方を向いて1回すればいいですよ。言われたとおりにやった後は、すぐに隣の部屋へ案内された。ドラマでご存知の方も多いと思うけど、韓国では弔問を済ませると、その場でお食事が振舞われる。日本の習慣に慣れている私には、何だか・・・馴染めない。いくらか箸を付けたものの、あまり喉を通らなかった。ところでメニューについて、これまたご存知の方も多いかと思うけど、肉が出る!ポッサムみたいな、茹でた豚肉だった。ダンナ曰く、韓国のお葬式ではこれが定番らしい。お酒が出るのは知ってたけど、まさかこんな肉の塊まで出ようとはね日本の習慣が身についてる私は、やはり肉には箸を付けれなかった。一方、韓国の習慣をあっさり受け入れたダンナは、美味しそうにバクバク食べていた。この人、きっとどこの国に行っても、しぶとく生きていけるだろうな~・・・。適応力と生命力が人より劣っている(と自己判断している)私にとっては、ゴキブリ並みの素質を持ち合わせたダンナが、時々羨ましくもある。さて、食事を済ませたら、早々においとますることにした。次々に弔問客が来るけど、同僚の方は私たちに気を遣って、ずっと傍にいてくれたからだ。何だか食い逃げみたいで若干気が引けたけど、分かってくれただろう。(だと良いな。)帰りはせっかくなので、ホミコッ(虎尾岬)へ行ってみた。カメラを忘れてきたので写真は無いけど、実物は目に焼き付けてきた。でも、何で海から手が出てるのかな?ふと、美味しそうな匂いが漂ってきた。近くの出店で作っている、チゲや海産物の匂いだ。さっきほとんど食べれなかった私は、ここでトウモロコシを購入。美味しかった~。ちなみにここでも、ダンナの職場の同僚に遭遇した。こちらは、奥さんとお子さんを同伴で、カメラもしっかり持参されていた。天気の良い日曜日、弔問とは言えせっかくポハンまで行くなら、家族サービスもしなきゃねってことなんだろう。うちも、奥さんにサービスしているダンナ・・・って感じに写ったかな?
2011.06.13
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4月に受けた韓国語能力試験の結果が、6月になって発表された。ちなみに、TOPIKの1週間後に受けたKLPTの方が、結果が早く分かった。まずはTOPIKから・・・科目 ちたぁの点数/満点語彙・文法・・・85点/100点作文・・・・・・・・65点/100点聞き取り・・・・・76点/100点長文読解・・・・61点/100点合計・・・・・・・287点/400点平均・・・・・・71・75点結果・・・・・・6級合格おおお~、信じられない最初はインターネットで確認したんだけど、6級合格の文字を見た時、何かの間違いだと思った。なので、文書が届くまで先生にも連絡しなかった。なんせ試験があんなんだったから、間違いや手違いがあってもおかしくないもんね・・・。内容を確認してみると、やはり納得がいかない。語彙・文法が85点?過去問を解いた時は、70点行くかどうかだったのに・・・。こりゃ、まぐれだね。作文は、最後の800字でどのくらいもらえるかが、カギだと思っていた。最後のまとめは置いといて、割と書けたんじゃないかな~と思っていたけど、自分が思ったほどには点数をもらえなかった。現実は厳しい・・・過去問ではいつも高得点を出していた、聞き取りと長文読解。今回は試験の時からダメだと思っていたけど、はやり芳しくない成績に終わった。何よりガッカリしたのは、長文読解だ。61点なんて悲し過ぎる最低点を取るとしたら作文だと思っていたのに、まさか期待していた長文読解が足かせになるとは・・・。結局、嬉しい半面納得のいかない結果となった。なので、もう一度受けてみようと思う。どうせ6級は取れたので、もし失敗しても構わないし、何より聞き取りと長文読解の汚名を晴らしたい。試験の要領も分かったし、私にとっては7月が最後の機会になりそうだからね。さて次にKLPTの結果。こちらもインターネットで確認した。原本はまだ学校で保管している(ハズ)なので、写真は無い。科目 ちたぁの点数/満点聞き取り・・・180点/200点長文読解・・・250点/300点合計・・・・・・430点/500点結果・・・・・・5級合格あいご~、また5級だよこっちはTOPIKより自信があったのにな。ちなみに、450点(9割)以上取れたら、6級合格となる。1回目は5点(1問)足りずに4級取得。2回目は410点で、かろうじて5級合格。3回目の今度は、430点で相変わらず5級。ただ今回は、聞き取りが9割取れたので嬉しかった。KLPTは1度しか放送されないので、聞き逃したらアウトである。後半は徐々にスピードアップするし、設問も長くなるので、なかなか点数が伸びなかった。40問中4問ミス・・・は、私にしては上出来である問題は長文読解。毎回知らない単語や諺が出題されるので、50問中6問しかミスが許されないのはかなり厳しい。私の場合、2~3問は、手も足も出ない問題が、3問くらいは、2つに絞れるけど、確信を持てない問題が出てくる。他の問題をノーミスで解けるようじゃないと取れないようだ。もしくは聴解でパーフェクト・・・って、これはもっと無理こちらは10月にもう一度チャンスがあるので、その時気が向いたら受けてみようと思う。せっかくだから6級を取りたいけど、もしダメだったとしても、意地になって取りたいと思うほどではない。その時々の、自分の実力を知るのにちょうど良いのだ。ところで、どちらの試験にも、私が一番苦手とする科目が含まれていない。それは・・・スピーキング他の科目は全て一人で勉強できるけど、スピーキングだけは一人だと限界がある。韓国人の男性と結婚した友達の韓国語を聞いていると、とても流暢でまるで韓国人のようだ。私には到底分からない方言まで使ってて、実力の差を感じさせられる。(ちなみに、韓国人に囲まれて仕事をしているダンナも、知らず知らずに方言を使っている)もしこれらの試験にスピーキングが導入されたら、かなりヤバイ結果になるだろうなぁ~あは。
2011.06.09
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4月は学校に行かない代わりに、家でテスト勉強をするつもりだった。韓国語能力試験の6級に合格したら、韓国語の勉強を止めようと心に決めたからだ。もともと6級なんてとても無理だと諦めていたのだが、去年のクラスメイトが合格したのを機に、私も韓国にいる間に挑戦することにした。ちなみに6級が、最上級である。普段は試験勉強なんてしないのだけど、今回は過去問を解くなど、真面目に勉強に取り組んだ。・・・が、もともと意志の弱い私・・・家でやるとついついダラけて、数日も経たないうちにナマケモノに変身過去問も2回くらいしかできなかった。今回受けるのはTOPIKとKLPTで、TOPIKの1週間後にKLPTが控えていた。KLPTは過去に2度ほど受けたことがある。(1度目はこちら 試験結果はこちら)だけどTOPIKはまだ受けたことがなかった。過去に何度か受けようとしたけど、最初は受付期間を過ぎててダメだった。(受付終了が早いのよ)その次は期間内に受付を試みたのだが、日本のパソコンを使用しているせいか、支払いの段階になるとエラーが発生してダメだった。先生に聞いてみようと思っていたところ、あっさり忘れて、再び受付期間終了~受付だけでも3度目のトライとなる今回、受験まで辿り着けただけでも、私にとっては拍手ものだった。さて、TOPIKの受験会場は、釜山大学を選択していた。KLPTは地元の大学で受けれたのに、釜山は遠いよ・・・。電車に乗って行くのも面倒なので、ダンナにお願いして送ってもらうことにした。前日からナビに大学の所在地を入れ、準備万端にしておいてくれたのに、試験当日、カーナビの衛星が反応しないというトラブルが発生!おいおい、勘弁してくれ~このカーナビ、ダンナの試験の時もストライキしたんだよね。私たちに何か恨みでもあるのかね?何度も再起動して、どうにか接続できたから良かったけど、今回も試験を受けれないかと焦ったよ。(受付に成功しても、会場に辿り着くまでは安心できないってことなのね~)会場には、試験開始30分くらい前に到着した。ダンナは私の試験が終わるまで、近くのカフェでお茶タイム。そして私は自分の教室へと向かった。教室に入るとすぐに、時計のチェーック。・・・って、あれ、この教室には時計が無い!?実は私、外出の時はいつも忘れない時計を、今日に限って忘れてしまっていた。何てこったい・・・私は慌ててダンナに電話をかけ、時計を貸してくれるようにお願いした。本当は、ダンナの時計を借りたくはなかったけど仕方が無い。今日ダンナがつけていたのは、結構なお値段がする、いわゆる高級腕時計だ。普段は触らせてももらえない。ちなみに私の腕時計は、彼の時計の1/10程のお値段である。なんせ腕を(と言うか色んなところを^^;)よくぶつけるので、時計も指輪もすぐ傷だらけになるから、高級品なんてもったいなくてできない。普段は触ることすら許されないダンナの腕時計・・・初めて自分の腕にはめてみた感想は、重いし、ゆるゆるで落ちる~うっかり落として失くさないように気をつけねば!と心がけた結果、何度か机にぶつけて鈍い音がした。ダンナ、ごめんよ~(彼はまだ、この事実を知らない)さて、試験開始10分前になって、試験官が2人入って来た。一人はアジュンマで、彼女は壁掛け時計を抱えていた。あらら・・・時計、用意してくれたんだ。しかしこの時計、よくよく見ると、時間が1時間5分進んでいた時間、合わせてくれるんだよね?と期待していたけど、時計はそのままだった。これじゃ、時間分かんないじゃない~!私がオロオロしていると、別の子が質問してくれた。質問の内容は聞き取れなかったけど、監督官の答えは・・・「時間は、携帯を見て確認して下さい!」だった。ええーっ、携帯って没収しないの?ひょっとして私のリスニング、今から危ない??って言うか、時間合わせないの?終了時間は?疑問だらけで動揺しまくりの私。誰かが別の質問をするのが聞こえてきた。今度はアジョッシ監督官が質問に答える。「むにょむにょむにょ・・・でい。」あれ・・・何て言ってるの?最後の「でい」って、釜山の方言だよね?方言使われたら、全然聞き取りできないよーっますます動揺する私。アジュンマ監督官が、「問題用紙、開いてみて」みたいなことを言った。(と思う。)ん・・・まだ験開始じゃないのかな?(ってか、どのタイミングで開始するのか分からない)ひょっとして落丁の有無を確認するのかと思い、ざっと確認して、再び大人しく待っていた。他の人も、大人しく待っている。すると・・・「開いて。ほら、早くしなさいよ。」と言われた。あ・・・これ、開始の合図だったんだ(てっきり、「始め~」とか言うんだと思ってた。)私は心臓バクバクで問題を解き始めた。最初は「語彙・文法」と「作文」である。過去問では、語彙・文法は平均値と言ったところだった。が、今回は問題が簡単だったのか、知ってる問題が多くて次々に解けた。元来小心者の私は、問題が解けることにも動揺してしまう。「作文」も、前半は割と簡単だった。作文はちょっと時間が足りず、最後を仕上げ損ねたのが気になるけど、まぁまぁの手応え。とは言え、どのくらいの点数をもらえるのかは分からないので、万が一足切り(50点以下)にあったら、無条件で5級決定・・・最悪タイトル無し・・・になるから恐ろしい。とりあえず1時間目は、過去問を解いた時よりは良い感じだった。2限目の「聞き取り」と「長文読解」は、私の得意分野だ。1限目の不足分を、2限目が補って6級合格!と言う段取りだった。ちなみに時計は、相変わらず1時間5分ずれたまま進んでいる(私は結局、ダンナの時計に頼っていた。)2限目の最初は「聞き取り」から始まる。監督官が、試験開始前にテープの音を確認し始めた。が、音が出ないなんで本番前に、ちゃんと確認しておかないのかなぁ・・・。アジュンマとアジョッシは、やがて自分たちの手に負えないと悟り、別の教室の監督官に助けを求めた。2人だった監督官がやがて4人になり、みんなでゴニョゴニョ相談している。その間、ほとんどの人が配られた問題用紙を見ていた。「まだ開かないでくださいね」と言っていた監督官たちは、テープに気を取られてそれどころではなくなった。やがて・・・「皆さん、ページの後ろの方の“読解”から始めて下さい!」と言われる。嘘でしょ~って言うか、今回も始まりは何時なのよ?再び動揺しつつ、問題用紙の後ろの方を開こうとした。すると・・・問題用紙がくっついてるーっ!!一体何なの???いくら私が災難に遭う確率が高いとはいえ、これはひど過ぎる。本来なら問題用紙を取り替えて欲しいところだが、監督官たちはテープにかかりっきりで、こっちを見ようともしない。仕方が無いので、一枚一枚破って開いていくことにした。幸いにもくっついてるのは下の方だけで、丁寧に開けばすぐに破れた。気を取り直して最初の1問を解き、順調に2問目の問題を読んだところで、「さぁ皆さん、準備ができたのでリスニングを始めます。 前のページに戻ってください!」と言われた。再び、嘘でしょ~途中から笑いが出てきた。こんな試験、日本だったら絶対あり得ないよね。終わる時間も分からないし・・・。(終わる30分前から定期的に教えてくれるので、それが頼りだった。)こうしてようやく「聞き取り」が始まった。そして今度は、難し過ぎて動揺した。一番点数を稼いでくれる「聞き取り」で、自信喪失とは・・・その後の「長文読解」は、それなりに解けたけど、これまた自信が無かった。問題の意味は分かるけど、答えが分からないのだ。この中に答えがあるの?と思うものもあれば、2つに絞れるけど、決定力に欠けるものも多かった。こうして、初めてのTOPIK試験は終わった。家を出る時からつまずいて、最後はボロボロ・・・とても6級に合格しているとは思えない。とは言え、それは試験のせいじゃなく、自分の実力不足が原因だ。次の試験は7月・・・それまで時間があるから、少し休んだらまた勉強しようと心に決めた。さて、それから1週間はほとんど何もしなかった。まだKLPTの試験が残っていたけど、これは地元の学校であるし、今回で3回目だから要領も心得ている。ちなみにこの試験でも、ちょっとしたハプニングがあった。それは、監督官の遅刻と、受験番号の記載ミス。受験番号は、受付の時に事務の人が手書きで記入して渡してくれる。それが正式な受験票となるのだが、“0”が一つ多かった。つまり、桁数が違ったのだ。しかし、TOPIKで動揺しまくったおかげで、これくらいのハプニングは何とも思わなかった。試験は、何度も受けて度胸を付けることが大事ね~。と悟った出来事だった。
2011.06.08
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いよいよ4月のお話し。随分季節外れだけど、鎮海へお花見に行ったお話から・・・。鎮海は、韓国でもかなり有名な桜の名勝らしい。そんなこととは露知らず、気軽に行ったら恐ろしい渋滞に巻き込まれ、もう二度と行くもんかと誓ったのが去年の春。(ちなみに寒くて桜は2~3分咲だった)今年はお花見に行く気なんてサラサラ無かったのだが、たまたま母が遊びに来た日が、鎮海の軍港祭と重なったので、せかっくだから連れて行ってあげることにした。この日の桜は、8~9分咲とりあえず広場へ行って、屋台で適当にご飯を食べていると、いきなり白バイ?の集団が道をふさぎ始めた。こんな感じ↓何か事件・・・?急に人がざわざわし始めたかと思ったら、今度は軍服姿の外国人集団がやってきた。こんな感じ↓事件にしては、みんな笑顔だ・・・。まるでパレードのようだけど、何だかちょっと違う。だって、歩いている人達の前後左右を、一般人が自由に行き来してるんだもん。パレードだったら、行く手を遮らないよう道を空けて、お客さんは沿道で眺めるもんだよね?でもこれ↓を見た時、ついにパレードだと気付いた。男性が堂々と前を歩いているけど、彼より前にはたくさんの人がいて右往左往していた。おかげで何度も立ち止まるパレード。何で交通整理してから始めないかなぁ~それでもパレードは続く・・・↓なぜか脱線する神輿↓こちらはコブクソン(亀の形をした船)↓口から火を吹いてるんだけど、分かるかな?この亀船には、苦い思い出がある。思えばもう2年も前の出来事になるけど、この船を見る度に今でも鮮明に蘇る記憶・・・。当の先生は、こんなに記憶に残る授業をしたとは思っていますまい・・・おや、この子は高くて美味しい韓牛?↓牛に気を取られて気付かなかったけど、彼はこんな檻を引いていた↓あいご・・・この頭から察するに、日本人だよね?日本人観光客には、強烈な光景・・・この役に当たった人も嫌だろうね~パレードは、約30分~40分ほどで終わった。思いがけず、色んなスタイルの行進を見れてとっても満足この後は、有名なロマンス橋へ向かった。去年と違ってかなり良い感じ~♪↓平日だったにも関わらず、とても人が多かった。そう言えば、空港で会った日本のツアー御一行様のバスが、パレードが終わった頃にやって来るのが見えた。日本からわざわざツアーを組んでで来るほど有名だとは知らなかった。ってことは・・・このまま長居すると、去年のような大渋滞に巻き込まれる可能性が高いので、まだかなり早いけど帰ることにした。その前にキョンファ駅に寄り道↓こちらも花見の名所らしいけど、まだ3分咲と言ったところかな。満開になったらさぞや美しいことだろう・・・。その時は、ぜひ電車で訪れたいな。と思って、何気に券売所を覗いてみたら閉まっていた。平日なのに・・・?こんなにたくさん観光客が来ているのに・・・?ひょっとして、ここは無人駅だったのかしらね・・・。
2011.06.02
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3月に入って、辞めたものが2つある。1つは学校。最初は続けるつもりだったけど、レベルが合わなくて断念。・・・なんて書くと、あなた何さまなの?って感じだけど、私のレベルが上がったのではなく、学校のレベルが下がってしまったのだ学校では、一応最上級のクラスにいた。が、うちの学校は、ソウルや釜山のような大きな大学の語学堂ではないので、全体数が少ない=全体のレベルが低い 状態だった。それでも前のクラスは、まじめに勉強する姿勢の子が多く得るものも多かった。で、今回・・・。教科書のレベルが2段階下がった。第1課のタイトルが、「趣味は何ですか?」である。(1年以上前にやった)中をざっと読んでみたけど、文章は短いし単語も簡単。とても上級クラスでやる内容とは思えない。2日通ったけど、どうしても耐えられず辞めることにした。例え教科書が簡単でも、得るものがあるなら続けられる。が、今回は何も得られないばかりか、クラスメイトのおかげで授業は散々。今回来た留学生たちは、授業開始の日から「だるいです~」「眠いです~」なんて言ってるのだ。先生は苦笑いされたたけど、きっとお腹の中は煮えくり返ってたハズでは、今回はなぜこんなにもレベルが落ちてしまったのか?私はクラスメイトの日本人にに、「どうしてこの学校を選んだの?」と、質問してみた。その答えは・・・本当はソウル希望だったけど、成績が悪くて行けなかったんです。納得ちなみに、前のクラスで一緒だった子が一人だけいる。(他の子はみんな、留学期間を終えて故郷に帰って行った。)その子は、ソウルにも行こうと思えば行けたけど、外国人の多いソウルを敢えて避け、田舎で韓国語のみの生活を送るべく、うちの学校を選んだそうな。エライ!だけど、かわいそう・・・彼女に会うたびに「授業は少しは面白くなった?」と聞くけど、答えは相変わらずである。学校とは別に、辞めたものがもう一つ・・・。それは、書道。本当は続けたかったけど、先生に態度に我慢の限界だった。授業の時間には遅れてくるし、指導もしてくれない。機嫌がよろしくない時は無言。私たちが練習しているのを見ようともしない。またある時は、生徒が連れてきた子供とずーっとおしゃべり。なのに登録の更新は急がされ、段々先生に嫌気がさしてきた。結局更新をしないまま、授業最後の日が訪れた。いつもより早く行って、一人で黙々と練習をしていると、いつの間にか授業の開始時間を過ぎていた。今日は先生だけでなく、他の生徒も誰も来ない。30分くらい経過した頃だろうか、ようやく先生が来られた。教室へ入るや否や、怒りまくる先生。「何で誰も来ていないんだ?」私・・・来てますけど・・・見えてます?「授業が始まってるのに遅刻してくるなんて、とんでもない!」ご自分は?「本当に礼儀が無い!一体どうなってるんだ?ええ?」唯一礼儀を守って来ている生徒に、八つ当たりですか?火のように怒ってる先生に、何を言っても無駄だと思ったので大人しくしていた。すると、私が韓国語を理解できないと思ったらしく、ますます怒りをエスカレートさせる先生。大きな声で、ゆっくり、わざと敬語で話された。先生「生徒が来ないのは、悪いことじゃないですか?ええ?」ちた「ええ・・・そうですね。」先生「来れないなら前以て連絡するのが礼儀じゃないですか?ええ?」ちた「・・・その通りですね。」先生「こんな生徒達をどう思われますか?」ちた「生徒達、悪いです・・・。」そこへようやく生徒が一人現れた。先生「一体どうしてこんなに遅れたんだ?」生徒「え・・・用事があって。」先生「だったら遅れるって連絡ぐらいしないとダメだろ!」生徒「はぁ・・・急な用事でつい。」生徒「他の生徒からも、連絡の一つも無い! あぁ頭に来る 電話かけて来るように催促してやる!」それから先生は、電話をかけては生徒を責め続けた。ここにいる生徒なんて、全然目に入って無い。怒りまくってる先生をよそに、私は2枚目を完成させた。全ての生徒に電話をかけ終わっても、先生の怒りは収まっていなかった。それどころか、怒りのあまり顔が赤く火照っている。私は書き上げた2枚の内、どちらが良いか判定してほしかったのだけど、とても聞ける状態じゃなかった。ので、仕方なく先生の怒りが鎮まるのを待つことにした。30分ほどすると、先生の顔色も正常に戻ってきたので、「こっちとこっち、どちらが良いですか?」と聞いてみた。すると先生、「あー全く、あの生徒達・・・」・・・と私の作品ではなく、遠くを眺めながら再びぶつくさぶつくさ。?まだ怒ってるの?ちた「あの、で、どちらが良いですか?」先生「何?何て言ってる?」ちた「こっちとこっち、どっちが良いかって聞いてるんです。」先生「この人、何て喋ってるの?」と、隣にいた韓国人に質問する。生徒「だから、こっちとこっち、どっちが良いかって聞いてますよ。」先生「はぁぁ~、全く。」はぁぁ~全く・・・はこっちのセリフだよ!彼女の韓国語と私の韓国語、同じじゃないの!!わざと分からないふりしたの?再び「生徒は礼儀が無いでしょ?」とおっしゃる先生。もうついていけない・・・。「先生、どっちが良いか選んでください。」と言う私の再三のお願いにも、先生は全く耳を貸してくれなかった。これって、職務放棄じゃん! 金返せーっ!!見かねた韓国人の生徒が、先生に催促してくれた。「どっちがいいか、早く答えてあげてくださいよ。」しかし先生もなかなか答えない。って言うか、書いた作品を見ようともしない。結局彼女が3度ほど催促してくれて、ようやく答えを聞くことができた。「どちらも全然ダメだけど、敢て選ぶならこっち。」・・・チーン・・・。先生、今日までありがとうございました。先生のお陰で、ここを去る決意ができました。とは言え、書道は面白いので、できれば続けたい。そこで、別の書道教室に申請してみた。・・・が、こちらは人気が高く、すでに人数オーバーで受付終了今の先生のとこなんて、人が少ないからいつでもウェルカムなのに・・・。こうして、約9ヶ月続けた書道は、ひとまずお休みすることになった。学校も書道も、続けたいのに続けられない。うまく行かないわね~。ちなみに、今回先生の元を去ったのは、私を含めて4人いるらしい。つまり、定期的に来る生徒全員が辞めたことになる。(不定期で来る生徒は2人。)新規会員が2人いるから、合計人数は変わらないと先生は言われてたけど、人数・・・減ってますよ~。気づかないって、幸せかもね・・・
2011.06.01
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ついに3月のお話に突入・・・と思ったら、今日からもう6月ではありませんか・・・他のも早々にアップしなきゃ~(汗)さて、前々から一度は行ってみたいと思っていた大邱(テグ)。しかしなかなか機会に恵まれず、ずーっとそのままになっていた。前々から一度は食べたいと思っていたオリ・ペクスッ。(アヒルの水炊きみたいなの?)こちらも機会に恵まれず、(と言うか、近くにお店が無い)ずーっとそのままになっていた。ある日、なぜだか分からないけど、どうしてもオリ・ペクスッが食べたくなった。(たぶん、テレビで見た映像が頭に残ってたんでしょうね^^;)普段は面倒臭くてしないんだけど、この日は意思が固く、ネットで近くの食堂を検索してみた。すると、テグのお店がヒット!家の近くで検索したのに、テグ・・・ですか?家から1時間以上かかるかなぁ~・・・?行ったことが無いから、よく分からない。・・・ので、行ってみることにした。テグでオリ・ペクスッを食べて、ついでに周辺見学をしよう!と、ダンナをそそのかし、11時半ごろ家を出た。遅くても、1時くらいには着くでしょ・・・。という予想は大きく外れ、到着したのは2時近くだった。(所要時間2時間半)二人とも餓死寸前・・・?途中で何度、違うお店に入ろうとしたことか・・・。そんな迷いを振り切って、やっと辿り着いたのが「本家ちゃんすちょん」と言うお店。店内の様子↓ パンチャン↓ お店の方のお話によると、チキンの方が、オリより安くて柔らかくおススメとのこと。はるばるオリを求めて2時間半・・・結局チキンを注文してしまったチキン・ペクスッ・・・なのか?↓ペクスッって、水炊きのようなものだと思ってたけど、結局チキンでもペクスッでもないものを注文してしまったのだろうか?ま、美味しかったからいいけど・・・。箸で突くとホロホロと身が崩れ、柔らかくて優しい味だった。ヌルンジ↓こちらも体に優しい感じ。味もあっさりしてて、胃もたれした時や食欲が無い時でも食べれそうな一品だった。そして1時間もしないうちに・・・↓飢えた肉食動物(ちたぁ夫婦)に襲われた草食動物(鶏)の最期。だけどヌルンジは、残念ながら1/3も食べれなかった。いくら飢えてても、これだけの量を2人で食べるのはムリだ。(私たち以外は、1テーブル4人以上で座っていた。)さて、お腹がいっぱいになった私たちは、時間の都合上海印寺(ヘインサ)を諦め、薬令市展示館へ行くことにした。ヘインサ・・・残念だけどまた今度ねってなわけで到着したのがこちら↓展示館の入り口にある門。こちらをくぐって中に入ると、大きなヤカン?が・・・↓入場は無料だった。太っ腹~。中に入ると、お医者様と患者が・・・↓ 私も患者のふり~↓ 滋養強壮作用が高いのかな・・・?でも、捕まえられてお薬にされちゃう動物は、たまったもんじゃないよね・・・。そう言えば、「うさぎ伝」って言う韓国の昔話で、うさぎの肝を食べれば病気が治るとか出てきたけど、肝って、韓国では万能薬(のイメージ)なのかな?九尾狐も、人間の肝を食べるってお話しだし、何かと肝に関する話が多い気がする。こちらは肝どころか、丸ごと・・・↓ここでは試飲・体験もできるようだったけど、時間が遅かったので間に合わなかった。せっかくならお茶の一杯でも飲んでみたかったなぁ~。薬で思い出したけど、韓国には韓医院が多い。通りを歩いていると、1ブロックに何件も見かけるほどだ。なので、一度は試してみたいと思いつつ、どこが良いのか分からずに未だ足を踏み入れたことは無い。韓国人の知り合いに、「どこがいい?」と聞いたこともあるけど、「どこが悪いの?」と聞かれて、「どこか悪いところが無いか知りたいの。」と言ったら、韓医院でくれるお薬は高いので、特に治したいところが無いなら行かない方が良いと言われた。うーん・・・仕方がない。ダンナがどこか痛くなったら、行ってみることにしよう。この日は最後に、西門市場に行ってみることにした。が、市場までの道がかなり混んでて、何とか到着したものの、中を見る時間が無くなってしまった。(午後6時に閉まるそうだったけど、到着したのが10分前)残念・・・。今度は朝から出かけて、今回行けなかった所をゆっくり見てまわりたいな。
2011.05.24
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しばらく過去の話が続くけど・・・2月の終わりにトリック・アート展を見に行った。最初は全く興味が無かったダンナだったけど、会場に入ってポーズを取るうちに、段々演技に熱が入っていった。例えばこれ↓作品の横には、見本の写真が置いてあって、みんなそれを見ながら同じようなポーズを取っていた。私たちも見本と同じようにやっていたのだが、やがてダンナは、ポーズだけでなく表情までリアルに作り始める。(表情をお見せできなくてごめんなさいね)ワニに乗るダンナ↓にっこり笑顔で写っていたけど、この時彼は、「早くして~、腰が痛いいいい」と叫んでいた。役者魂にがついたらしく、苦しくても笑顔で演技するダンナ。あっぱれ!圧力に耐えるダンナ↓今にも潰れそう~・・・って表情でポーズを取るアジョッシを、子供たちがマジマジと見ておりました。仲良く立ち読みをするダンナ↓アインシュタインの講義に参加するダンナ↓どれもかなりリアルである。が、これだけは、リアリティーを追及しないようにお願いした。スッキリした顔は止めてね~↓すると彼は、「あ、どうも~、助かりました」みたいな表情を作っていた。参りました彼ほどのリアリティーを出せない私は、繊細な演技で対抗した。ページをめくるちたぁ↓ペンキを塗るカーペンター、ちたぁ↓消火活動をする消防隊員、ちたぁ↓ドレスの裾を持つ侍女、ちたぁ↓何だか・・・どれも労働してるわね苦労性なのかしら・・・?こちらは二人の合作↓この部屋には係の方がいらっしゃって、どこにスタンバって、どういうポーズを取るか指示された。(写真も係の方が撮ってくださった。)何が面白いかさっぱり分からなかったけど、写真を見たら、あらビックリ・・・。目の錯覚って面白いわねぇ~。こちらはダンナの会心の作↓瞑想してますトリック・アートは初めてだったけど、とても楽しかった。他の地域では違った作品が展示されているらしいので、いつか機会があればまた行ってみたいと思う。それまでにもっと演技力を磨かなくちゃね。
2011.05.17
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これまた随分前のことになるけど(2月の出来事)、ブログを通してお知り合いになったさきちゃんのオンマさん、seung heonさん、くまちゃまさん、さんと、ランチをご一緒させていただいた。場所は、釜山・ソミョンにあるカムジャタンのお店「イバドム」今回も、全てさきちゃんのオンマさんにお任せで、私は待ち合わせの場所に辿り着くことだけに専念した。思えば・・・ソミョンに来たのはこの日が2度目だった気がする。見るもの全てが目新しく、上ばかり見て歩いてたので、我ながら田舎から出てきた小娘か、海外旅行初心者かって感じだった・・・こちらは注文のカムジャタン↓ 約10分後↓ トゥンッピョッチム↓カムジャタンはもちろん、初めて食べたトゥンッピョッチムもとても美味しかったところで、お店に着くとすぐseung heonさんから封筒を渡された。ラブレター・・・?ふふふ、残念ながら違ったのね。封筒の中身は、韓国の私自身、すーっかり忘れていたんだけど、seung heonさんは私に借金があった^^正確に書くと、代金未納・・・?大した金額ではなかったので別に受け取らなくても良かったのに、seung heonさんは律義にも利子まで付けて返してくださった。踏み倒しても気付かなかったのに・・・。でも・・・seung heonさんのこの真面目で律義な性格を考えると、今後も商品を送っては借金を作らせて、返済を理由に韓国までおびき出すのも悪くないかもしれないと思った。(普通は返済を逃れるため、海外逃亡を図るんだけどね・・・。)食事の後は、韓国伝統茶のお店に連れて行っていただいた。テーブルいっぱいのお茶↓えー・・・もうどれがどれか忘れてしまったので、先にブログをアップされたお二人の日記を参考にさせていただきまして・・・私とseung heonさんが「ナツメ茶」(右上)、さきちゃんのオンマさんが「五味子茶」(右下ピンク)、くまちゃまさんが「キウイ・タレ茶」(左下緑)さんは「かりん茶」(左上)を注文したことが判明。ナツメ茶はとっても甘く、しかも触感がどろ~んとしてて、なかなか飲み込むことができなかったナツメは好きなのになぁ・・・一番気に入ったのは五味子茶。飲みなれた味だったこともあるけど、すっきりした甘さと後味が気に入った。ちなみにこの後、お店の方のご厚意で全員にナツメ茶 or ショウガ茶がふるまわれた。(ナツメ茶を飲んでいた私とseung heonさんには、ショウガ茶をくださった。)お気持ちは嬉しいんだけど、1杯でも苦戦している所に2杯目が・・・どうせなら五味子茶にしてほしかったわぁ・・・「2杯目はともかく、1杯目は飲まないとお店の方に悪いですよね。」とおっしゃる優しいさきちゃんのオンマさんに、その通りだよなぁ・・・と賛同したものの、体(口だけ)は断じて拒否。いっそ近くの鉢植えにこっそり流してしまおうか?とも思ったが、さすがに4人の目を盗んで実行する勇気は無かった。結局、苦しみつつチビチビと飲み続けることに・・・。こんな私を哀れに思ってくださったくまちゃま姉さんは、この2杯目を、ご自分の胃の中にしまって下さった。今回お会いしたのは2度目で、私の中では天然のイメージだったくまちゃまさん・・・未だそのイメージはぬぐえないけど、頼もしいお姉さんに見えたひと時だった。お茶を飲み干すと、そろそろお別れの時間・・・。今回もあっという間に時間が過ぎた。お忙しいのに幹事さん役を務めてくださったさきちゃんのオンマさん、わざわざ日本から遊びに来てくださった3人のお姉さんがた、楽しい時間をありがとうございましたまた近いうちにお会いできる日を楽しみにしています♪お三方から頂いたお土産↓私の大好きな「ピィナンシェ」と「博多きゃらまん」。荷物になるのに、わざわざありがとうございました♪こちらはももcocoさんからのお土産↓全部ももcocoさんの手作りももcocoさん、日本でお留守番中にもかかわらず、気にかけて下さりありがとうございました。右上のバネポーチは母のもとへお嫁に行きましたが、残りは全部私のものです♪大切に使わせていただきますね。旅行も終わり、楽しみが少なかった春休み中にあって、とても楽しい一日だった
2011.05.16
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もう随分前のことになるけど、1月の終わりから2月の終わりまで、学校で日本語指導(先生)のアルバイトをしていた。もともと留学生を対象としたプログラムだったのだけど、試験が終わると留学生が帰国してしまい、先生の数が不足してしまったらしいのだ。そこで担任の先生が、私にどうかと話を持ちかけられた。ちた「いいですよ~、春休みは旅行以外、特に予定も無いですし。」先生「そぉ?じゃ、詳しい話しは、事務の人から聞いてね。明日電話があると思うから。」ちた「その時話を聞いて、やるかどうか決めていいんですよね?」先生「もちろん。できなかったら断っても良いから、明日いろいろ質問してみて。」それから2日経っても、電話はかかって来なかったひょっとして別の人が見つかったのかもと思い、この話を忘れようとしていた3日目の夕方、ついに電話がかかって来た。事務「ちたぁ、日本語アルバイトの件、聞いてるでしょ?」ちた「はい、先生から聞いてます。」事務「今から学校来れる?」ちた「え・・・今から?詳細は電話で聞くことになってるって・・・。」事務「いろいろ説明することがあるから、できれば来てほしいんだけど。」急だなぁ・・・とは思ったが、私は電話が苦手なので、直接行って説明を聞くことにした。で、事務室に着くとすぐ、別室に呼ばれて説明が始まった。「ちたぁが担当する学生は3人で、内容はそれぞれ話し合って決めてね。」はぁ・・・そんなことより、時間について教えてほしいんだけど。「あ、もうすぐちたぁが担当する生徒達が来るから、すぐ決めて早速始めてね。」えっ・・・担当って、まだ何の説明も聞いてないし、やるとも言ってないのに?「1週間に12時間しなきゃいけないのよ。春休みだから時間が長くなってね。」えっ・・・ってことは、毎日2時間ずつやるとしたら、週休1日?「1日3時間ずつやって、週休3日にしても良いよ。」いや・・・そんなにたくさんはムリ!「あ、生徒達が来た。こちらが、皆に日本語を教えてくれるちたぁ先生よ。挨拶しなさい。」ひえぇぇ~、だからまだやるって言ってないって・・・「はじめまして~」(生徒達)「は・・・はじめまして。」(ちたぁ)「先生はこう見えても、あんたたちよりずーっと年が多くて経験も豊富だから、 友達みたいに話しかけちゃダメよ。」(事務)ずーっと年が多いなんて、(事実だけど)余計なこと言わないでよこうして・・・悪夢の三者面談が始まった。生徒たちの前で先生だと紹介された私は、今さら「聞いてないよー!」と言うことができず、おずおずと話を切り出した。ちた「あの・・・ソルラルはもう予定があるので、一週間は授業できないんですけど。」事務「えっ、何で早く言わなかったの?」そっちが言わせなかったんだろ!!事務「本当は今日から授業しなきゃいけなかったのに、どうするの?」それ、私のせい?不安そうにコトの成行きを見守る生徒達・・・。ちた「あの・・・じゃ、できない時の分を、補講で埋め合わせるわけにはいきませんか?」事務「そうね!じゃ、そうしましょ♪ あんたたち、春休みだから時間あるでしょ?」生徒「はい、大丈夫です。」あぁぁ・・・また謀られた前もこれで失敗したんだよね。(前回の失敗はこちら)しかも、去年も同じ時期に騙されてる・・・こうして私は翌日から、土日を除き毎日3時間、学校で日本語を指導することになった。春休みに入った途端、学期中より拘束時間が長くなるなんて・・・。しかも生徒が早く起きれないという理由から、授業は全部午後からとなった。友達とランチに行ったり、気軽にお茶したりできなくなるのね・・・なんて落ち込んだのも束の間、それからは生徒達のために奉仕の日々を過ごした。毎日同じメンバーで3時間も授業をしたら・・・飽きられるからねメイン授業以外に、日替わりのテーマとそれに合わせた教材を用意し、ある程度予習してから授業に臨む日々。(生徒たちより勉強してたよ・・・。)今年の春休みは、旅行以外ほぼ、仕事に明け暮れたちたぁでありました。
2011.05.11
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いよいよ今日は、ヘルシンキ最終日である。(長かった・・・。旅行は1週間だったのに、日記は2カ月もかかった・・・。)最後の朝食↓ パンの種類が豊富で美味しかった食後は、歩いて10分くらいの所にあるウスペンスキー寺院へ↓美しい内装にうっとり・・・↓ ちなみにこちら、入場料や拝観料を取らない代わりに寄付を募っている。私たちはここでハガキを買って、お釣りを寄付した。お散歩から帰ってきたらチェックアウトして、駅のロッカーに荷物を預けた。身軽になったところで、これからハカニエミ・マーケットに行くか、それともトラムに乗って市内1周するか・・・話し合った末、ハカニエミを選択。・・・したものの、実際は間違ったトラムに乗ったため、強制的に市内一周の旅となったトラムの中から市内を眺めるのは、なかなか楽しい。手持ちの地図で現在地を確認しながら、今度はこの辺にも来たいね・・・なんて話をした。さて、地図で停留所を確認していた時、偶然にもこのトラムがハカニエミを通ることを発見。ラッキー♪私たちは降りて、マーケットを見てみることにした。朝早かったせいか、それとも冬だからか、(それとも冬の早朝だからか・・・?)お店は思ったほど多くなかった。 何も買わなかったのに、快く写真撮影に応じてくださった皆さま、ありがとうございます! ここは、映画「かもめ食堂」のロケ地として使われた場所だ。(到着した後で気づいた。)かもめ食堂↓映画の中では、かなり賑わってたのになぁ~・・・。まぁ、雰囲気を味わえただけでも良しとしましょ。その後は再びトラムに乗って、駅方面へと向かった。目指すは最後の目的地、「アカデミー書店」!(ちなみにここの2Fにあるカフェも、かもめ食堂で使われている。)吹き抜けで明るい本屋さん↓カフェから見た風景↓本日のランチ↓ と ベジタブル・キッシュ↓ だったかな? 本日のランチ、とっても美味しかった~。これで十分満足したんだけど、こんなの見ると、つい手が出ちゃうこんなの↓ 悩んだ末に1つだけ選択↓ 注文したのは、アーモンド・タルトとアイス・カフェオレ。期待を超える美味しさに、追加注文しようかと思ったほどだ。ダンナに分けてあげたのが失敗だったなちょっとあげるつもりが、美味しいって言っていっぱい食べるんだもん・・・(泣)こうして最後は、若干食べ物の恨みを残しつつ、空港へ向かった。さて、チェックインする時になって問題発生。席が無い・・・そうなのだ。また・・・離れて座るか、嫌なら直談判?いや・・・席が無いって言ってるから、それ以前の問題だな。まさか・・・今日は帰れない?(それはそれで嬉しいけど)一生懸命パソコンと睨めっこしていた係の方は、ふと、ダンナが提示したマイレージ・カードに気付いた。このカードを手に取るや、「お客様のカードでしたら、大丈夫だと思います。」と言われた。何が・・・?さっき席無いって言ってたのに。それからすぐ、「良い席取れましたよ」との言葉と一緒に、搭乗券を渡された。良い席?なら、二人一緒に座れるってことかな?ちた「でも何でこのカードで、席が取れるんだろうね?」旦那「このカード見て、シルバー会員と勘違いしたのかも。」ちた「えっ?カードの色、シルバーだからシルバー会員でしょ?」旦那「前はシルバー会員だったけど、今はあまり使ってないからランクダウンしたよ。」ちた「じゃ、何で新しい(ランクダウンした)カードを使わないの?」旦那「新しいカード送って来ないし、これで普通に使えるから返すの面倒なんだもん。」航空会社・・・いいのかこれで?こうして私たちは、一瞬にして席が無い状態から、良い席へと変更された。その良い席とはこちら↓ メニュー以外にワインリストまで↓ ヨーロッパからビジネスで帰れるなんて、嬉し過ぎるっ足を精いっぱい延ばしても、前に付かない(足、短いけどさ・・・。)アメニティーバック↓ オープン↓ おおっ、ロキシタンのハンドクリームまで・・・太っ腹!豪華な夕食↓ このまま韓国に着かなきゃいいのに・・・と思いつつ、(←これ、毎回思ってるかも)ぐっすりと休んでスッキリお目覚め。・・・と同時に、リッチな朝食。あぁ~、幸せ3年前の雪辱を果たすべく企画した、リベンジ旅行。今回はものっすごく楽しかった。だから、また行きたいと思う。今度は、夏に行きたいな・・・。マーケットでお買い物して、動物園でのんびりして、そのままノルウェーまで足を延ばしてフィヨルド見学・・・なんてステキ♪リベンジまで3年かかったから、今度も同じくらいかかるかもしれないけど、いつか叶うといいな・・・***************************************最後は駆け足で仕上げましたが、最後までこの旅行記を読んでくださった皆さま、ありがとうございます!次回からは、韓国での日常生活に戻りますね。
2011.04.30
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動物園から帰ってきたら、今度は郵便局へ行った。こちらも前回は、休日のため閉館していた所だ。日本の郵便局とは大違い↓ 文房具だけでなく、ムーミングッズも充実していた。ダンナが国際切手を購入しようとしたら、可愛いムーミン切手が売ってあるのを発見。必要な切手は2枚だったけど、1シート買ってしまった。ちなみにこれ、国際切手だからフィンランドからしか出せない。ってなわけで、ハガキも買うことにした。普段は旅行中、2~3枚しか書かないハガキを、今回は二人で6枚も書いて送った。さて、郵便局のお隣には、「郵便博物館」がある。ここ、今回は絶対行きたかったんだよね~♪入り口には、かなりリアルなマネキンが↓いつの時代もご苦労様ですっ!人の次は馬↓博物館の中から馬の鳴き声がすると思ったら、君だったのね・・・。馬もお疲れ様~。1階はマネキンや模型が多く、郵便事業の様子が時代別にうかがえる作りとなっていた。やっぱりリアル~↓見るのは面白い・・・けど、人がいないのが気になる。土日は閉館時間が早いからかなぁ・・・?照明も暗いし、ちょっと不気味~速足で進んでいくと、奥の部屋から人の声らしきものが聞こえてきた。怖々中をのぞいてみると、おばあさんが3人が何やら作業をしている。ここは体験ルーム・・・?おばあさんたちはグリーティング・カードを作っていた。しかし作り方に関する説明など、何も無い。私も作ってみたいなぁ~・・・と思って、おばあさんにやり方を聞いてみた。・・・が、あっさりお断りされるもう2カ月以上前のことになるから、記憶があやふやなんだけど、「私たちは市民ボランティアで、ここは私たちの作業場なのよ」みたいなことを言われた気がする・・・。そう言えば表に「WORK SHOP」って書いてあったような・・・。彼女たちの仕事場って、そういう意味だったのかな?お仕事中に失礼しました↓ 彼女たちの作品↓ 人がいなかったせいか、好きなカードを選んで持って帰って良いよと言われた。(たぶん、本来有料。)ありがとうございます~私は、「ONNEA」と書かれたカードを選んだ。意味は「幸せ」。(おばあさんに教えてもらった。)このカードを見る度に、そんな気持ちになりそうだな・・・2階に移ると、切手のコレクションや映画関係の資料など見ることができた。でかっ↓ 何気にハマったパネル遊び↓ 人がいなかったので、誰にも邪魔されることなく楽しめた。郵便博物館もリベンジ成功!おまけ↓ (ちたぁコレクション)トナカイ以外は、郵便博物館のショップで購入した。ムーミンのハガキはもちろん、かわいいカードがたくさん置いてあったので、ここだけで20枚は買ったと思う。(写真は一部)昔は「そんなにたくさん買うの?」と驚いてたダンナも、今じゃ「それだけでいいの?」って言うようになっちゃった。あは。さて、朝からずっと動きっぱなしで疲れた私たちは、本来行きたかったカフェを断念し、郵便局の2階にあるカフェで一息ついた。残すは後一日、行きたいカフェは2後カ所・・・1カ所は断念するか?私たちは明日の作戦を立て、再び外に出かけた。ここ、ヘルシンキ駅の周辺にはたくさんのデパートがある。一番近い「Sokos」を始め、「Forum」、「Stockmann」など、買い物天国だ。残念なことに、私が一番楽しみにしていた「Marimekko」本店は、移転改装中のため廃墟と化していたそんな私を慰めてくれたのは、Stockmannの地下にあるチョコレートショップ↓我慢できず、いくつかはその場で食べちゃった。お味はもちろん、美味しい~その後は、このデパートの上階で夕食を取った。一つ一つは専門店のようだけど、食べる場所はお好きに~って感じの、巨大でゆる~いフードコート。私たちはラッキーにもここで、行きたかったカフェ・その1「Fazer Cafe」を発見する。ってなわけで、すぐさまメニュー変更。本日の夕食(2人分)↓Fazer Cafeのショーケース(一部)↓ 本日のデザート↓ この中から選ぶのは、ヒジョーに大変だった。で、気になるお味だけど、美味しかった・・・途中までは地下でチョコレートをつまみ食いしたことや、ケーキが大きかったことなどから、食べるにつれて重たくなってきたのだアイスコーヒーがあったら、最後まで美味しく食べれたかもしれないのにな・・・残念。(ちたぁは猫舌のため、冬でもアイスを注文している。 そしてこのフロアーのどの店にも、アイスコーヒーが無かった)食事を済ませて外に出ると、雨に濡れてライトが反射し、素敵な夜景を見ることができた。何でもないトラムの停留所でさえ、絵になる↓今日も大変満足な一日でした残すは後一日なのね。
2011.04.29
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私たちは市内で軽く朝食を取った。時間が早かったためまだ開いてないカフェが多い中、ここは営業中だった。店内は明るく開放的↓ 朝食も美味しかった↓ 腹ごしらえも済んだことだし、早速目的地に行くバスを探すべく、観光案内所に入った。実はこのカフェ、観光案内所のすぐ隣にあって、カフェの中から行き来できた。(そうとは知らず、一旦外に出て、別の入り口から入った私・・・)ここでバスの時間を教えてもらい、(冬なのでかなり本数が少ない。冬に行かれる方はご注意を!)出発まで市内で時間を潰すことにした。かわいいムーミングッズのお店↓ かわいいサンタグッズのお店↓ 何気に「等身大」が好き?さて、そうこうする内に出発の時間となった。今回のお目当ては、ユキヒョウだと書けば、どこに行くかはもうお分かりだろう。ヘルシンキ動物園!ここに行けば、ユキヒョウを始めとするネコ科動物に会えるらしい。リンクスもいるかなぁ~でも今回はユキヒョウが一番見たいなぁ~ふかふかの白い衣をまとったユキヒョウ。普通のヒョウも良いけど、ユキヒョウは特にかわいい動物園へ行くバス↓ バス内では動物のビデオが・・・↓ 。室内はジャングルや昆虫の絵が描かれており、子供たちに喜ばれそうな雰囲気だった。ちなみに夏だったら、シーバスと入場券がセットになったお得なプランもあるらしい。んー・・・やっぱり夏か・・・。約20分後、動物園に到着した。が、入場券を買ってから、最初の動物を見るまでも同じくらいかかった。だって、こんな橋を渡らなければならないんですもの↓川(ってか海?)から吹き付ける風が痛い・・・実はこの動物園、園全体が島になっている。夏場は動物園まで直行便があるようだが、冬場はバスしか利用手段が無い。したがって、チケット売り場から延々歩かなければならなくなる。この日は雨交じりの雪+強風のため、橋の上で心が折れそうになった。「わざわざこの悪天候のなか来てあげたんだから、 ユキヒョウ、いっぱいサービスしてよね!」こうして、理不尽な想いがユキヒョウに向けられることになる。さて、島に到着してもすぐに動物に会えるわけではなかった。地図で見ると近いのに、実際は結構な上り坂となっていて、最初の動物に会うまでに一苦労した。ようやく出会えた、お待ちかねの動物第一号↓えー・・・皆さまご覧の通り、クマのぬいぐるみである。一瞬にして固まる私。何も言わずに眺めるダンナ。この人、まさか騙されてる?ちたぁ「あれ、何か分かってるよね?」ダンナ「え、うん。クマ。」ちたぁ「いや・・・クマはクマだけど、ぬいぐるみって分かってるよね?」ダンナ「あ、うん。」怪しい・・・。ちたぁ「じゃ、何でそんなに凝視するの?」ダンナ「中に本物のクマがいないかな~と思って。」いるわけないじゃんそれにしても、斬新なアイディアだ。今まで色んな動物園に行ったけど、ぬいぐるみを見たのは初めてである。きっと本物のクマは今療養中か何かで、一時不在にしてるんだろうね。そう思って次の動物を探しに行った。が、意外にも不在の動物が多くて、ガラーンとした檻が目立った。ま、こんなに来場者が少なくちゃ仕方が無いか・・・。約3時間の間に私たちが見たお客さんは、全部で10名程度だった。でもちゃんと本物の動物もいた↓ リンクスもいたーっ♪↓ ライオン・・・寒くないのかな?↓ 熱帯館で見た変な魚↓ここでは鳥にフンをかけられた・・・旅行中は、なぜか鳥フンと縁があるのよね~。さて、一番楽しみ身にしていたユキヒョウだけど、見るには見れた。こんな形で・・・↓必死に目を凝らして檻の中を見たけど、実物は見当たらなかったあいご~・・・こんなに楽しみにしてたのに~ちなみにユキヒョウの檻は数カ所あった。にもかかわらず、その全てで発見できず・・・。やっぱり夏じゃないとダメなのかなぁ・・・。他にボブキャットなど中型ネコ科動物の檻もあったけど、実物に会えたのはリンクスだけだった。かなり心残り・・・。だけど帰りのバスのことを考えると、これ以上ゆっくりはできず、しぶしぶ帰ることにした。約3時間滞在したけど、広過ぎて全部を見ることはできなかった。(吹雪だったしね~。)今度は夏場に訪れて、ユキヒョウのリベンジを果たしたいと思う。(旭山動物園でも見れるけどね~。)氷の彫刻、制作中↓ この動物園では、今日から氷の彫刻世界選手権が開催されていた。楽しみにしていたけど、初日だったせいか、みなさんまだ作成中。色んな国から参加してたけど、日本からの参加者はいなかった。地元のテレビカメラも来てたから、少しは来園者が増えるといいな。こうして私たちは、後ろ髪を引かれながらヘルシンキ動物園を後にした。午後も予定が詰まっているのでね・・・。どこへ行ったかは、また今度
2011.04.26
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サンポ号から帰って来た私たちは、その日の内に再び寝台列車に乗って、ヘルシンキに戻る予定になっていた。出発時間までまだ大分あるので、一先ず市内へ移動することに・・・。夜はネコ目になってる↓ 屋外スケート場↓ こちらのスケート場は、おそらく無料だ。(お金を取る所が見当たらなかったから。)靴さえ持っていけば、いつでも自由に滑れるんだろうね。こういう環境が、チビッ子モンスターを育てるのか・・・?さて、二人ともあまりお腹が減って無かったので、夕食はカフェで軽く済ませることにした。が、地図に載ってるカフェが存在しない。あってももう閉店で入れない。私たちは仕方なく、通りがかったレストラン・バーに入ることにした。夕食を取ったバー↓ ボリューム満点のサラダ↓ このお店、外から見たらかなり怪しかった。人はほとんどいないし、薄暗いし(バーだから当然か?)なんだか舞台みたいなのはあるし・・・(バーだから?)が、警戒した割に普通のお店だったので安心した。(当り前?)オーダーを取りに来てくれたのは、これまた美形のお兄さん。もう勘弁して~。(何が?)私たちは、サラダ1つとオレンジジュース2つを注文した。たったこれだけの注文なのに、お兄さん、嫌な顔一つせず丁寧に対応してくれる。美形な上に、できた青年だね。もう書くまいと思ったけど、やはり一筆。スキーリゾートの店員のお兄さん、(1日目は正統派美形、2日目は癒し系美形)犬ぞりのお兄さん、(若い子にモテそうな今時の美形)犬ぞりのお姉さん、(歌手デビューできそうなキュートな美形)そしてここの店員さん、(映画のバーテンダー役でいそうな美形)ここ、美形・・・多過ぎちょっと横道に逸れたけど、サラダはかなり美味しかった。お店のオリジナルだったと思うけど、このお兄さん、顔と対応以外に、料理のセンスも良いようだ。(← これが一番大事?)電車は時間ピッタリにやって来て、翌朝ほぼ定刻、ヘルシンキへ到着した。朝7時くらいだったけど、外はまだ暗い。イルミネーションが綺麗だ↓ 私たちは、町のちょっと外れにあるホテルを目指して歩き続けた。途中には、朝市マーケットが開かれている。(ハズだ。)前回は公共の祝日に阻まれたが、今日は平日なので大丈夫。私たちは元気に出発したが、シャーベット状になっている道で、スーツケースを引きずるのは結構キツく、すぐにヘロヘロになった。ちなみにマーケットだが、危うく見過ごすところだった。と言うのも、ホットドックの出店が一つ二つあっただけで、後は何もなかったからだ。パンフレットでは、たくさんの出店で賑わってたのに・・・やっぱり夏場じゃないとダメなのね。さて、期待していたマーケットにも裏切られ、足取りはますます重くなった。もうそろそろ着いても良さそうなのに・・・と思いつつ、通りがかりの親切そうなおば様に道を尋ねてみた。「ごめんなさいね~、私もここに引っ越して1週間だから、良く知らないのよ。」とおっしゃるおば様。こちらの方こそ、よりによって地元民になりたての方に尋ねて申し訳ない私たちが別の人に聞こうとしたら、おば様が先に、別の人を捕まえて聞いてくれた。たまたまそこを通りがかったその男性は、何と彼女の同僚だった。(しかし彼女は知ってて捕まえたわけではなく、捕まえた後で気づいた。)さっきダンナがした説明を、同僚の男性に伝えてくれる彼女。いや~、助かるわぁ。男性はホテルの場所を知ってて、私たちに詳しく説明してくれた。その説明を聞いて、ビックリするおば様。「えっ、あの煉瓦の壁がある所がホテルだったの?」まだ地元民になりたての彼女は、ホテルの場所を知ってたけど、それがホテルだとは認識してなかったらしい。それもそのはず、今回のホテルはホテルっぽく見えないからね~。ホテルの外壁↓ ホテルの入り口↓ 入り口の入り口には・・・↓ 入ってすぐの展示ケース↓ カンの良い方ならもうお気付きかも知れないが、ここは昔、刑務所だった所を改装して、ホテルとして経営している。ホテルとして生まれ変わっているとは言え、刑務所の痕跡が何気に見えるところが面白い。例えばこんなのとか・・・↓ こんなの↓ ただしお部屋は普通↓ 窓から外が見える↓ あれ・・・中庭はやっぱり刑務所のまま?↓ フロントのスタッフも、囚人服を真似たボーダーのTシャツを着ていて、所どころに刑務所の雰囲気を臭わせる。なかなかお茶目なホテルだ。刑務所で寝泊まりなんてご免だけど、雰囲気くらいは味わいたい・・・と言う方にはおススメだと思う。場所は、駅からちょっと離れているけど、すぐ前にトラムの停留所があり、本数も多いのであまり不便とは感じなかった。こちらは1日券↓これ一つで、市内ならバスもトラムも(たぶん電車と船も)乗車できる。時間は24時間で、最初に乗った時間からカウントが始まる。(注:買った時間や日付ではない。)私たちはホテルでチェックインを済ませ、最初の目的地に向けて出発した。ちょっと長くなったので、続きは後ほど・・・。
2011.04.20
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5日目は、今回の旅行の山場だ!3年前の雪辱を果たすべく、私たちは朝から再び電車でケミを目指した。あ、余談だけど、このホテルに置いてあったハガキを使って、母に手紙を書いた。フロントに預けて切手代を払おうとしたら、「このホテルのハガキだから、切手代はサービスしますよ」と言われた。良いホテルだ~。(ロバニエミの「シティーホテル」です^^)また来ることがあったら、利用するからね駅からは、タクシーに乗って乗船場まで移動。タクシーの運転手さん、「ここから乗船場までは3kmくらいだよ。」なんて言ってたけど、実際は10km以上あった。どうして地元の人って、こうも距離感が無いのかね・・・乗船場に着くと、すでに船が待機していた↓ すでにお出迎えの体勢。寒いところ、ご苦労様です。さて、サンポ号とはどういう船か?最初にちょっとだけ書いたけど、これは砕氷船である。が、ただ氷を砕いて遊覧するだけではない。私たちがわざわざフィンランドの、それも小さな田舎町までやって来てたのは、凍ったボスニア湾の海水に浸かり、浮遊体験をするためだ。真冬に北極圏近くの海で泳ぐなんて、正気の沙汰じゃないと思われるかもしれないけど、特別なスーツを着用するから大丈夫。それに後から分かったけど、ここはボスニア湾の最深部に位置するため、塩分濃度が低く、海水の温度がマイナス2度~0度で凍結するらしい。つまり、比較的温かい(?)ってことなのね。船内に入ると、すぐにスケジュール表が渡された。ランチは2交代制で、私たちは最初のグループだから時間厳守で来るようにと言われた。こんなに人が少ないのに分ける必要があるのかな・・・?と思ったけど、後からラテン系の団体が加わって、船内はあっという間に所狭しとなった。入ってすぐ目にしたレストラン↓売店↓(こことは別に、大きい売店もあった)ラウンジ↓ここは程なくして、ラテン系御一行様に占領されてしまう私たちはしばらく船内を見学した後、ランチの時間5分前に食堂へ行った。あれほど時間厳守と言われていたにもかかわらず、空席だらけのテーブル・・・。私たちのテーブルにも、向かいに香港人カップルが来る予定になっていたんだけど、彼らが現れたのは、ランチ開始後15分ほどしてからだった。あらら・・・こりゃ船員さんも大変だわね。 トナカイのスープ↓と サーモンのスープ↓ メニューは上記の2つしかないけど、どちらも美味しかった。しかも、スープは後からお代りもできたし♪このアクティビティー、結構お高いので出費が痛いなぁと思っていたけど、こんなに美味しい食事まで付いてるなら納得食事の後は、船内見学の時間となった。本当に上から下まで全部見せてくれたので、返って「こんなコトまで見せていいの?」と気になったほどだ。船長さんと仲間たち↓ 位置を示すレーダー↓ 救命ボートも積んでるから、もしもの時でも大丈夫↓外を見ると、大音響とともに氷が砕けていくのが見えた。 「ゴゴゴゴゴーン」(← 氷が砕ける音)一度で砕けない時は、後退しては再び角度を変えて進んだ。絶景!圧巻!面白いっ!!お次は地下のエンジンルーム↓ 緑の背景に、鳴り響く不気味な機械音・・・一人じゃ絶対に来たくないな。と思ったら、ここで作業している方々が↓ 彼らは窓も無い地下の一室で、一日中機械のデータとにらめっこしているらしい。脱帽ですわ・・・。そしていよいよ特殊スーツの試着室へとやって来た。顔以外は全部スーツで覆われているので、寒さは別に感じないんだとか。スーツを着ると動きにくくなるので、階段の昇降時の注意や、カメラの撮り方、交替の時間などについて説明してくれた。私は第一グループの1番だ。スーツ姿のちたぁ↓ うまく階段が上れない 自由に動けないので、すぐに疲れる↓しかも顔の部分がぶかぶかして、鼻まで覆ってしまうから息苦しい私がぜいぜい言いながら座り込むと、ダンナが大ウケで写真に収めていた。「笑ってるのも今のうち・・・君も後から同じ運命になるのよ。」と言ったが、口が塞がっているから自分に反響しただけで、ダンナには届かなかった何かと不便だ・・・。しばらくすると船が止まり、第一グループが入水となった。 仲良く浮遊↓ 気持ちいいですか・・・?↓ どこまで行くんですか~?↓ 浮いている間は、全く寒さを感じなかった。それよりプカプカ波に揺られて気持ち良く、思わず居眠りしたい気分になったほどだ。手をバシャバシャしながら、あっちこっちに動いてみた。たまに知らない人とぶつかる何せ上を向いてるから、誰がどこにいるのか状況把握できないのよね。私の足にも、何人もの人が頭をぶつけていった。漂流すること約15~20分、交替の時間になったので、陸地に向けて手を漕ぎ漕ぎし始めた。その頃から、何気に違和感を感じ始める。水が・・・スーツの中に入ってきたのだ。たぶん顔の隙間から入ってきたのだろう。背中にツー・・・っと、冷たいものが流れる。もう上がるから良いか・・・と思ったけど、このスーツは次の人に渡された。たぶん第3グループのお客さんだ。かわいそうに・・・私の後とは、運が悪かったわね船の反対側には、スノーモービルが↓ ちょっと視線をそらすと・・・何も無い↓ ひえぇぇ~、ここで迷子になったら絶体絶命だねところで希望者は、帰路をスノーモービルに変更できる。 私たちは普通に船で帰ることにしていたけど、もし次に機会があったら、スノーモービルにしたいと思った。湖は良くあるけど、海の上を走る機会なんて滅多にないもんね。こうして、サンポ号のリベンジは無事果たされた。今日もとっても満足な一日だった
2011.04.19
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復活がずいぶん遅くなってしまいました。まだちょっと立て込んでいますが、(理由は後ほど・・・)ボチボチ余裕ができてきたので、フィンランド旅行記を仕上げてしまいたいと思います。*************************************** さて、スキーリゾート2日目。昨日より少し時間が早いので、まだ周囲が明るい。リフトカードは、再利用可能↓返却時に6ユーロの返金があるので、それまではチャージすれば何度でも使える。バスカードと一緒だね。しかもリフトに乗る時は、服の上からでもセンサーに反応するので、いちいち取り出す必要が無い。いや~、便利な世の中になったもんだ。一応記念撮影↓ 今日は、私たちより年配の日本人夫妻(たぶん50代)を見かけた。奥さんはリフトを降りる時に失敗し、旦那さんが駆け寄って助けていた。見た感じ、ご主人はアクティブ派で、奥様はしぶしぶ付いて来た感じだ。ちょっとかわいそうだなぁ・・・。(ちなみにその後、ゲレンデで奥さんを見かけることはなかった。)が、そのあと私も他人ゴトではなくなった。私もこの奥さんと同じ状況に・・・イヤもっとヒドイ状況になる。何と、ダンナが昨日の協定を破って、先にリフトを離れたのだ。ダンナ「見て、あの子たちみたいにやってみようよ。」ちたぁ「はっ???」この会話の直後、ダンナが前の子供たちを真似てバーを掴んだ。その反動で、バランスを崩す私。うわわわわっ、倒れるーっ!!と思った瞬間、ダイナミックに尻モチをついてしまった。到着地点までは、まだ2mくらいある坂の上でだ。運が悪いことに、体勢が悪くて一人では起きられなかった。さらに運が悪いことに、正面には深い溝があった。そして最悪なことに、次々とチビッ子たち(推定年齢4歳前後)を連れたリフトがやって来た。ひええええ~、チビッ子たちに引かれちゃうっ!!と思ったけど、チビッ子たちは上手に私を避けて行ってくれた。うううっ・・・恥ずかしいこの状況を見て、ダンナが駆け寄って来るかと思いきや、手招きしながら叫んだ。「早くこっちにおいでよ!」カッチーン誰のせいで・・・!高みの見物なんんかしてないで、早く助けに来いってのしかしチビッ子たちの手前、夫婦喧嘩なんて恥ずかし過ぎてできない。私は黙って体勢を立て直そうと頑張った。しかし板を外さないと、起きることもままならず、外そうとすると、その反動で溝に落ちそうになった。ひえええーっ、絶体絶命!その時、再びダンナの声が聞こえてきた。「早く板を外したら?」カッチーンこいつはーーーーっ!結局ダンナが板を捨てて、私を助けに来た。(助けに来させた。)その後私から、こってりお説教を食らったことは言うまでも無い。お説教が済んでも、あの時の状況を思い出したら、恥ずかしくて何度もため息が出た。ちたぁ「大勢の子供たちに見られて、恥ずかしかったなぁ・・・ きっと、この人邪魔だなぁって思ったよね。 それとも、この人みたいにならないよう、注意しようって思ったかな?」ダンナ「別に大丈夫だよ。みんな、かわいそうな目で見てたから・・・。」傷に塩を塗るなーっ!この日は、これだけでは済まなかった。この後、さらなる悲劇が訪れる。(ただしダンナにも)私たちが主に利用していたのは、急斜面が少ない初心者コースだったのだが、お隣には、ちょっとした急斜面があるコースがあった。今日は2日目で慣れてきたこともあり、私たちはお隣のコースも滑り始めた。確かに急斜面はあるけど、たくさん練習できたおかげでそんなに難しくもない。おほっ、楽しい~何度か滑っていると、このゲレンデの途中に分かれ道があることに気付いた。こっちを通っているのは、ほとんどが小学生くらいの子供たちだった。一体何があるのだろう・・・?気になった私たちは、子供たちの後をつけて行くことにした。子供たちが選ぶくらいだから、急傾斜は無いハズ・・・結果は案の定、緩やかな林間コースだった。昼間だったら、景色が綺麗そうだ・・・。こんなことなら、もっと早く来てみれば良かったね~なんて談笑していると、別のゲレンデに到着した。どうやらこの林間コース、ゲレンデとゲレンデを結ぶ連絡道だったようだ。そして、到着したゲレンデの先には、恐ろしい絶壁が待っていた一応ダンナが写真に撮った↓ これ↑は、ダンナの足。(立ったままだと滑るので、寝そべって撮影したそうな。)この写真では分かりにくいけど、目の前には水平線が引いてあって、その向こうに夜景が見えた。ちょっと下ってみたけど、斜面なんて全く見えない。ここを降りたら、間違いなく死ぬな・・・と思った。そんな私たちをよそ目に、小学校低学年と思われる子供たちが、次々と素晴らしいジャンプを披露しながら崖の下に消えて行った。呆然とする私たち・・・。なんで、なんであの絶壁から、開脚ジャンプができるの?ボーダーなんて、くるくる2回宙返りとかやってるし・・・。そんなことやって、着地に支障はないんだろうか?(あっても助けには行けないけど・・・)子供の外見に惑わされ、ついて来た自分たちがバカだった・・・と深く反省しつつ、潔く板を外して、今来た道を引き返した。崖から落ちて命を落とすより、恥ずかしくても引き返した方がマシだ。私たちは、直進してくる子供たちの邪魔にならないよう、雪深い端っこを歩き、数十分後にようやく元のゲレンデへ帰って来た。疲れた~・・・これで体力を使い切ったため、程なくして帰ることにした。タクシーを待ってる間、ちょっとお散歩をしていると、こんなコースや↓(たぶんジャンプ練習用)ラージヒルまで発見↓写真には撮れなかったけど、ここでジャンプしてる人も何人か見かけた。どうやら私たち、場違いな所に来てたみたい・・・。ま、楽しかったからいいとしよう。それに、旅の恥はかき捨てって言うしね~。あはっ。帰ったらすぐ、ホテルで夕食を取った。宿泊客には、シャンパン(グラス)のサービスがあったので、せっかくだから利用することに・・・↓メインディッシュは、トナカイのステーキ↓ と サーモンのステーキ↓ 全部美味しくて、食事もアクティビティーも満足な一日だった
2011.04.19
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3月11日の震災以来、ずっとブログを休んでいました。どうしても書く気になれなくて・・・。遅くなりましたが、東北地方太平洋沖地震により亡くなられた方々に、謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された地域の皆さま、そしてご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。被災された地域の皆さまにおかれましては、一日も早く復旧復興し、普段の生活に戻れますよう心よりお祈り申し上げます。**************************************** 地震があった日、私はフィンランド旅行記の次の記事を書き終え、アップしようとしていた。が、地震のニュースを見て、こんな記事をアップするのは不謹慎だと思い、控えることにした。それから今まで、何も書く気にならず、かと言って用意している記事をアップする気にもならず、今日に至っている。今回の地震では、本当にいろんなことを考えさせられた。ブログと言う公の場で書くのは難しいけど、書ける範囲のことをいくつかつづってみようと思う。まず、地震が発生してから今日までの間、たくさんの外国人の友達から励ましの言葉をもらったこと。身近な人だけでなく、普段連絡の無い友達からも問い合わせが来て、とてもありがたかった。つい数日前には、鶴ちゃんからも電話があった。本当はすぐにでも連絡したかったけど、日本に帰ってるかもしれないと思って、しばらく連絡を控えていたとのこと。こんな風に言ってくれると、今までのこと全て水に流しても良いかなと思っちゃう。おまけに、「いつも連絡は自分からで、ちたぁからは全然連絡してくれないから、 自分がどれだけ傷ついているか分かる?」と、まるで恋愛相手に言うようなセリフをもらい、動揺するとともに申し訳なく思った。私だったら、鶴ちゃんに電話したかなぁ・・・?ご両親が住んでる北京が被害にあったら電話したかもしれないけど、他の地域だったら放ったらかしてたかもしれない・・・。鶴ちゃんに限らす、今まで数回しか話したことのないアパートの管理室の事務員さんや、1年以上前に同じ教室で勉強した友達からも連絡が来て、(今回の震災をきっかけに、友達を通して連絡が来た。)その気遣いがとてもありがたく、とても嬉しく思った。ダンナの方にも、たくさんの方から問い合わせがあったそうだ。フランス人の友達からは、安否を気遣うメッセージとともに、意外な質問も書いてあったらしい。それは・・・「日本ではこんな酷い震災が起きたのに、どうして暴動が無いの? フランスだったらすぐに暴動が起きて、震災よりもっと大きな被害が出ると思うよ。 この冷静さはとても信じられない。 日本人は、こんな事態にいつでも対応できるよう、訓練を受けてるの?」と言うものだった。そりゃ、避難訓練くらいは受けているけど、この規模での震災に対応するような訓練は受けてないよね。同様の質問を、私は管理室の事務員さんからもらった。「韓国だったら、絶対ワレ先に逃げようとして大騒ぎになるよ。 日本人はどうしてあんなに礼儀正しいの? あんなヒドイ状態なのに、誰も騒いでないし、 それどころか他の人を優先して譲り合ってるでしょ。 信じられない光景だよ。普段から訓練してるの?」私は苦笑いして、「韓国の方が訓練は多いじゃないですか。 日本じゃ、民防衛みたいに1ヶ月に1回も訓練しませんよ。 私が子供の時は、1年に1~2回でしたからね。」と答えたので、事務員さんはますます不思議そうにしていた。こんな大変な時に暴動なんて、どうしたらそんな考えが起こるのか不思議だけど、海外では普通なんだなぁ・・・と思った。そして被災者の方々には、避難生活が長引くにつれて、肉体面・精神面でかなり辛い思いをされていると思うけど、復興する日まで、相手を思いやる気持ちを失わず、お互いに助け合って、支え合って乗り越えてくれたら・・・と思う。この状況で、私にできることと言ったら、募金ぐらいしかない。ダンナと話し合って、信じられる団体を通して募金した。また、世界各国から、たくさんの人的・物的・金銭的援助をいただき、とてもありがたく思った。その反面、募金を装った詐欺や、募金箱を奪う事件が発生し、何とも言えない気持ちになった。何でそんなヒドイことができるのだろう・・・。この人たち、人間じゃない。被災地では盗難が多発しているとのニュースを見て、ますます悲しくなった。一生懸命頑張ってる人たちも日本人なら、その人たちを苦しめてるのも日本人。辛い・・・。原発では、危険を承知で一生懸命作業してくれている人たちがいる。作業員の家族の人たちは、どれだけ心配していることだろうか・・・。今は以前ほどでは無くなったけど、記者会見時の記者の態度には、気分が悪くなった。今は誰かを責めるより、正確な情報や今後の対策について、国民に伝えることが大事なのに・・・。こんなことを書いてると、またお腹が重くなってきた・・・。私が普段より強くストレスを受けた時に出る症状だ。震災のことについて書くのは、今回限りにしようと思う。他の方のブログを読んで、私も思った。先に進まなきゃ!最近、私のブログを読んでくださってる方から、フィンランド旅行記の更新を楽しみにしていると言うメッセージをいただいた。一時はもう止めようかと思ったけど、このメッセージを読んで、旅行記を書き終えようと思った。とは言え、まだすぐに続きを書く気にはなれないし、用意している記事をアップする気にもなれない。また、残りを書いたとしても、簡潔に済ますかもしれない。でも、書き終えなくちゃね。自分の生活の記録だし、それを楽しみにしてくださってる人もいるから。今回の震災により、日本人としての私、ブログを書いている私へ、たくさんの声援をくださった皆さま、本当にありがとうございます。次回は再び旅行記に戻りますので、ご了承くださいませ。
2011.04.01
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雪がある所に犬あり。動物がいるところに、ちたぁあり。ってなわけで、今回もやって参りました犬ぞり~今までは30分くらいの短距離しかやったことがなかったので、今日は2時間半のコースに申し込んだ。一番手前が、私たちのわんこ↓ 顔マスクも着用↓ これから強盗ですか?って格好をしてるけど、わんこ達が走り出すと顔が凍るので、これが有るのと無いのとでは大違い。ちなみにこれ、犬ぞりのためにわざわざ購入したものではなく、ダンナが夜のジョギング用に使っているものだ。夜お散歩に出かけると、結構着用している人を見かける。最初は怖かったけど、今ではちたぁダンナも立派な仲間入りなのねわんこ達は、前のチームがスタートすると一斉に走り出した。待ってくれ、前とは5m距離を空けるように言われてるんだから・・・なんて言葉が分かるハズもなく、猛追早い早い↓ 早すぎーっ! ちたぁ「ブレーキ踏んでよー!前に追いついちゃうよーっ!!」ダンナ「ブレーキの上に全体重かけてるよーっ!!」へっ・・・?速度を落とす時は、ブレーキバーを踏むようにと指示があったのが、ダンナはそのバーの上に、全体重をかけて乗っていたそうな。つまり犬たちは、人間2人を乗せ、ブレーキをかけられた状態で走り続けていたことになる。何というパワー・・・。ちなみに前を走っていたご夫妻は、ちょっと大柄だった。うちのダンナが、全体重をかけてブレーキを踏んでいる頃、前のご主人は、犬を助けて一緒にソリを押していた結局、メンバーチェンジ&配置換えが行われる。ちょっとくっつき過ぎじゃ・・・↓この2匹、ぴったりと体をくっつけあって走り続けた。見た目はかわいいけど、走りにくそう~。ちなみに一時停止をすると、一気に騒がしくなる。ある者は、ジャンプをしながら「早く行こうと」催促し、ある者は、不満げに振り返る↓突き刺さる視線が痛い・・・。勘弁して~。そんなに可愛い顔でおねだりしても、ダメなものは駄目なのよ~またある者は、雪の上でブレイクダンスを始める↓初めて見た時は、これも早く行くように催促をしているのかと思った。が、実はヒートした体を冷やすための行動らしい。この子たちには、マイナス20度くらい(だったかな?)が適温なので、運動して温まったら、体を雪に押し付けたり、直接食べたりして冷やすんだそうな。この日はマイナス5度くらいだったから、さぞや暑かったでしょうね~。ところで余談だけど、私たちのチームは最後尾だった。最後尾だと、良くないことが一つだけある。それは、わんこのフンだ。わんこ達は走りながらフンをするので、ソリの上にいると結構臭う。まぁこれは自然の行為だからいいとして、最後尾のわんこは、メンバー全員が落としたフンの上を走らなければならないので、ちょっとかわいそうだ。帰ってきたら、わんこ達との写真撮影。実質1時間半くらいだったけど、とても楽しかった。ありがとうね、お疲れ様 サファイヤブルーの瞳が美しいですね~↓ オッドアイが素敵ですね~↓ これからの活躍が期待されるわんこ↓ と 引退されたわんこ↓ みんな可愛かった~一通り見学したら、今度はログハウスでお茶をいただいた。中は薄暗いけど、とても温かい↓ドリンクは、コーヒー・紅茶以外に、ホットブルーベリーティーもあった。ここのわんこやドックレースについての講習を聞きながら、まったりとした時間が流れる。聞き取りに誤りがあるといけないのでここには書かないけど、わりと詳しく説明してくれたので、とても面白かった。いつかレースにも参加してみたいわね午後は市内で簡単にランチを済ませ、ショッピングに出かけた。ランチ↓ と デザート↓ どちらも食べかけでゴメンナサイ・・・。(いつも食べた後に、写真に気付くのよね~)さて夕方になると、私たちは再び昨日の場所を目指した。近場でリーゾナブルで、おまけに人が少ないというメリットだらけのスキーリゾート。今日も楽しむのだ~ と意気込んでる時に限り、落とし穴があるのよね。字数の都合上、そのお話はまた今度・・・
2011.03.04
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ラヌア動物園から帰ってきた私たちは、一先ず明日のツアーを申し込み、再び出かける準備を始めた。向かうは「スキーリゾート」夕方はほとんどのアクティビティーが終了してるけど、スキーは別だ。ナイターは20時まで営業していて、全ての道具は時間単位でレンタル可能だった。ここも行かねば・・・ってなわけで、タクシーでスキーリゾートを目指した。ホテルのスタッフによると、スキー場までは3kmくらいだから、歩いて行くことも可能だとか。ならば試してみようか・・・とも思ったが、現地人の距離&時間感覚を信じると、痛い目を見ることが多いので、(自分たちの方向感覚もね)まずはタクシーで行ってみることにした。結論・・・徒歩はムリタクシーで10~15分くらいかかったんだけど、夕方・・・しかもこの雪の中を歩いたら、スキー場に到着する前に営業時間が終わってしまう。(運良く間に合っても、スキーをする体力があるとは思えない。)恐るべし、ローカル感覚スキー場の様子↓板とブーツを借り、リフト券を購入して、さっそく滑りに出かけた。とは言え、私もダンナも決して上手くはない私たちは地図を慎重に眺め、初心者コースへ続く(と思われる)リフトを選択した。リフト↓写真では分かり辛いけど、ロープの先には「T字状」のバーがついていて、それを軽くお尻の下に当て、機械に引っ張られながら進む。こんなの初めて見たけど、最近では日本のスキー場でもこうなのかな?(スキーをするのは数年振りだから、最近の事情が良く分からない)うーん、まずは前の人たちをよく観察してみるか・・・。私たち以外はみんな地元の人らしく、いとも簡単にこなしていた。子供たちにいたっては、何やらアクロバティックな動きまで・・・。誰も失敗している人はおらず、バランスを崩しても上手く体勢を立て直していた。意外と簡単そうだ・・・。ってなわけで、いざ本番前の人が行ったらすぐポジションをゲットし、バーを引っ張ってお尻に敷く・・・はずが、ダンナとバーを取り合ってしまい、なかなかお尻に敷けない。ひえぇぇぇ~、誰かリフトを止めてくれ!私の悲痛な訴えも届かず、ぐんぐん速度を上げながら進むリフト・・・。ほとんどバーにすがりつく状態になった私。あぁ無情・・・このバー争奪戦を先に制したダンナは、いち早く体勢を整え、自分だけお尻にバーを敷いていた。ううう・・・許せないっ! 負けてたまるかこの意地で、起死回生を図った。ありったけの力でバーを引き寄せ、体勢を整えた後、今度はロープを引き寄せて、バーの前方に回り込んだ。徐々にバーをお尻の下まで移動させ、ようやく安定したポジションをゲット。ふぅぅ~、スタート地点まで転げ落ちなくて良かった。私が一安心していると、ダンナがゲラゲラ笑い始めた。「すごいね~、あの体勢からよく持ち直したね!」おーまーえーはー・・・しかし、一難去ってまた一難。頂上が近付いてきたので、今度はリフトから離れなければならない。前の人たちを見ていると、これまた、いとも簡単にこなしていた。ふんふん、今度はバーを離すだけだから簡単そうね。私がバーから離れる準備をしようとしていると、ダンナが先に旅立った。その反動で、再びバランスを崩す私。またしても、おーまーえーはー・・・この後、私とダンナの間で協定が結ばれた。行く時はダンナがバーを掴み、私は大人しく待機すること。離れる時は私が先で、ダンナは大人しく待つこと。この協定のおかげで、今後このような混乱は二度と起こらなかった。(ただし、この日は・・・だけどね)ゲレンデからの風景↓夜景も綺麗だし、雪質も上々。おまけに人も少なく、(みんな上級者コースに行ってると思われる)悠々と滑ることができた。日本のゲレンデは人口密度が高いので、誰かとぶつからないか常に心配しながら滑っていたけど、ここでは多い時でも10人以下。(二人で貸し切り状態のこともしばしば。)気持ちいい~ しかも安全ここ、初心者には本当にありがたいコースだわ。ちなみに、私たち以外のスキーヤーは、ほとんどが子供だった。それも小学校に上がるかどうか・・・の子供たち。恐ろしいことに、そんな彼らの滑りはプロ並みだった。まぁ予想はしてたけど、私たちより下手なスキーヤーはどこにも見当たらない初心者コースなのに・・・。しかも初心者コースなのに、なぜかこぶが用意してあって、スキーの子はジャンプしながら大きく開脚。着地後は一気に下降して、あっという間にいなくなり、ボードの子は、ジャンプしながら宙返り・・・。着地も綺麗で、これまたあっという間に去って行った。ありえなーいダンナと二人で、あの子たち、背は低いけど中身は大人じゃない?なんて疑ったほどだ。次々にジャンプしては、光の速さで去って行くチビッ子たちを見て、ついには宇宙人説まで出てきた。(それくらいあり得ないって事で・・・。)こんなのが初心者コースにいるんだから、上級者コースは一体どうなってるんだろうね~?その答えを、今日中に見つけ出すことはできなかったけど、翌日その片鱗は見ることができた。何を見たかはまた今度・・・
2011.02.28
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ロバニエミと言えば、サンタクロース!サンタクロース村では、公式に認定されたサンタさんにも会える。が、こちらは前回行ったので、(天候に左右されない唯一の場所だったから、計画通り遂行できた)今回はサンタさんに用は無い。じゃ、何に用があるのか・・・と言うと、特に何もない。ケミよりロバニエミの方が、アクティビティーが充実しているのでここに来ただけだ。が、私は来る前に雑誌で見たリンクスが気になっていた。折しもここから約80km先に、ラヌア動物園と言う世界最北に位置する動物園があって、そこではリンクスを含む北極圏の動物を、たくさん見ることができるらしい。私に「おいでおいで」と話しかける動物たち↓ サンタさんとリンクスーっ↓ 行かねば・・・私たちはバスで約1時間かけ、ラヌア動物園へやって来た。動物園の入り口↓ リンクスと狼がお出迎え↓ 中に入ると、店員さんに「どこから来たの?」と聞かれたので、「日本です」と答えたら、わざわざ日本語のマップを渡してくれた。わぁ~日本語まで用意してるなんて↓ちなみに、私たち以外に日本人を3人見かけた。さぁ、いよいよ出発だ!勢いよく扉を開けると、ソリが置いてあった。ソリ・・・動物園で・・・?まるでペットのように連れて歩くダンナ↓ ソリから見た風景↓ 傾斜が多いので、下りは楽ちん↓ (↑ちたぁの足)大して必要とは思わなかったけど、意外と役に立った。ただし緩い傾斜だと思っても、結構なスピードが出るので注意が必要だ。私もダンナも、相手を信じて任せ、雪に突っ込んだ最初にお目にかかったのは、フクロウたち↓ こうして写真で見ると分かるけど、景色に同化してて探すのは大変だった。ひたすらフクロウ・エリアが続く↓ 一言にフクロウって言っても、顔も形も柄も、全部違うのね~。あ、右の子は耳があるから、ミミズクかしら?すぐに発見できた動物たち↓ ここじゃ、かくれんぼはできないね~お次は、北極圏でホッキョクグマ~♪大変おくつろぎのようで・・・↓ ふふふ、かわいい~♪これがホントのリラックマ?この微笑ましい風景に癒されていると、突然すぐ傍から遠吠えが聞こえてきた。振り向くとそこには、中国人カップルが・・・。遠吠えしていたのは彼氏の方で、何とかクマの視線を集めようと必死だった。残念ながら、得られたのは私たちの冷たい視線だけ・・・。が、彼氏もなかなか諦めない。結局、ホッキョクグマが振り向くまで吠え続けた。な、何ごと・・・?(BYホッキョクグマ)↓遠吠えが止むと、徐々にまたリラックス姿に・・・。今日は変な人間が来たなぁ・・・↓ ホッキョクグマには良い迷惑だったと思うけど、おかげで私たちも、彼らのお顔を拝見できたわけで、嬉しいような申し訳ないような・・・。でもやっぱりマナーは守って観察しなきゃね!(喜んでちゃいけないわ)お次はお待ちかねの、リンクス・エリアへ♪てっきりケージの中にいると思ったら、ホッキョクグマ同様屋外で放し飼いだった。いきなり発見ーっ!↓おおっ、簡単に見つかってくれてありがとうと感動したのも束の間、さっさと巣穴に入ってしまった。雪がひどくなってきたので、どうやら再び外に出るつもりはないらしい。せっかく楽しみにして来たのにぃ~・・・私たちは後ろ髪を引かれる思いでここを後にした。お次は、キツネとタヌキのブース。おおっ、かわいいーっ↓タヌキは茶色だったけど、キツネは真っ白でふっさふさだった。まさか・・・犬(スピッツ)じゃないよね?こんなに真っ白だったら、きっと雪と同化して発見できないだろうなぁ・・・。でもトナカイなら大丈夫↓どのくらい埋もれているかもしっかり分かる。・・・で、この雪の中からどうやって脱出するのかしらね?園内は思いの外広く見どころも多かったので、本来2時間かかるところを、私たちは約3時間かけて見て回った。楽しかった~簡単に食事を済ませた後は、入り口で見かけた塔に行ってみた。螺旋階段を下から見上げる↓ 上から見下ろすと・・・↓ カラフルだね~。一番上には、立ち入り禁止のガラ~ンとした部屋があった。何も無いのに立ち入り禁止・・・?後から分かったけど、ここはサンタさんの書斎だった。そうと知っていれば、写真の一枚でも撮っておいたのに・・・。ただし、最上階からの景色はちゃんと撮った。絶景~♪↓サンタさん、いつもこんな景色を見ながらプレゼント・リストを作ってるのかしらね?その後はお土産屋さんや、チョコレート・ショップを見て回った。ここには、フィンランドの有名なチョコレートメーカー・FAZERが入ってる。結構重かった・・・↓買っても持って帰るのが大変そうだわ・・・。さて、ここでできるほとんどのことはやってしまったけど、バスが来るまでにはまだ30分ほど残っていた。するとダンナが突然、「リンクス、リベンジに行こう!」と言い出した。んー・・・30分しか残っていないけど、大丈夫だろうか?行くだけでも10分はかかるのに・・・。私は不安だったけどダンナが乗り気だったので、駆け足で見に行くことにした。かくしてリンクスのリベンジは成功するのか・・・?いたーっ↓おおーっ、雪の上に立ってる(ってか、埋まってる?)遠目に見ても大きいから、抱っこは無理かなぁ・・・。あ~、でも触ってみたい。(サンタさんは特別だったのか?)本日中にリベンジを果たせて満足した私たちは、再びリンクスに別れを告げ、ダッシュでバス停へ向かった。最後は汗ダクダ+クヨロヨロになってしまったが、無事バスにも乗れたし、(これを逃すとまた3~4時間待たなければならない。)とても楽しい一日だったラヌア動物園、いつかまた訪れたいな・・・。ふと、満足できないとリベンジ、満足しても再訪問・・・という形で、結局同じところを何度も訪ねてしまう運命なのかもしれないなぁ~と思った。
2011.02.22
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さてルミリンナを後にした私たちは、昼食を取るべく市内へ向かった。ちなみに会場から市内までは、歩いて10分くらいである。本日のランチも、北欧料理専門のお店へ・・・↓ 私が注文した「本日のパスタ」(左)と、ダンナが注文した「トナカイのステーキ」(右)。えー・・・正直に言いますと、そのー・・・イマイチでしたパスタはエビが生臭く、麺はゆで過ぎ。トナカイはお肉がパサパサで、ソースが異常に甘かった。んー・・・んー・・・んー・・・。申し訳ないとは思ったけど、大量に残してしまった。するとお店のお兄さんが、「お口に合いませんでしたか?」と尋ねてきた。やっぱり残し過ぎたかな?でもあの料理、口に合う人の方が少ないと思うんだけど・・・。と思いつつ、手を振って必死に否定した。ダンナは「美味しかったけど、お腹が一杯になって・・・。」と、もっともらしい言い訳で質問をかわす。私たちが全否定する様子を見て、お兄さんから笑顔がこぼれた。フィンランドって、美形が多いなぁ~。普段、人の顔を注意して見てない私が気付くくらいだから、美形に出会う確率は高いのではないだろうか?子供はお人形のように可愛いし、若い子たちはみんな、モデルか俳優みたいに綺麗な顔立ちをしている。肌は透き通るように白く、瞳はアイスブルー、髪はプラチナブロンド・・・。目の保養に良い街だねぇ~お腹よりも目が満足したランチの後は、スーパーでお買い物をるすことにした。冬でも生鮮食品は豊富なのね~↓豊富と言えばこちら↓ 充実した乳製品。チーズやバター類が、ほぼワンコーナーを占めていた。美味しそう・・・だけど、これって持ち帰れるのかな?乳製品だったかサーモンの燻製だったか忘れたけど、日本には持ち帰れなかったんだよね。韓国はどうなんだろ?買い物を終えると再び駅に戻り、ロバニエミ行きの切符を購入した。と言っても、窓口が閉まっているので券売機を利用しなければならない。券売機↓この機械、ヘルシンキの駅でも見かけたけど・・・・英語表記が無いんだよね・・・私たちは到着した時、側にいた青年にこの機械の使い方を教わっていた。(あ・・・ダンナがね)必死でフィン語の意味を書き取るダンナ。果たして、その努力は報われたのか・・・?いや・・・報われなかった途中から書き写した文字と、全然違う文字が出てきたらしい。ふふふ・・・良くある話ね。結局近くにいた地元市民の助けを借りて、何とかチケットを購入した。私たちを助けてくれた、たくさんのケミの皆様、本当にありがとうございました。またすぐ来るからね!こうして私たちは、無事ロバニエミに向けて出発した。列車の中↓ 列車の車窓から↓ うーん、北欧って感じロバニエミまでは約2時間かかった。(ちなみにケミーロバニエミ間は、1日に5本くらいしかないので要注意。)駅からはすぐタクシーを拾った。と言うのも、前回駅からホテルまで歩いて行ったら、ヒドイ目に遭ったからだ。地図の上では近く見えるのに、歩いたら遠いこと遠いこと・・・。おまけに吹雪になって視界は悪いし、道には迷うし・・・(← これはいつものこと)あの痛い経験から、今回はタクシーでラクラク移動を選択した。今回選んだシティーホテル↓ 部屋は広いし清潔で、町の中心部に位置し便利だった。今日から3連泊、お世話になります!この日は近くの中華レストランで、簡単に夕飯を済ませた。残念ながらカメラを忘れたので、写真は一枚も無い。お味は、値段の割に・・・んー・・・だった北京ダックは干からびてるし、チャーハンは塩辛いし・・・。今日は食事に恵まれない一日だったなぁ。食後はホテルに戻ってゆっくりした。ダンナは、テレビを見ているうちにすぐ寝てしまったが、私は手紙を書いたり荷物を整理したりと忙しかった。ひと段落したら、今度はアライグマに変身!良いホテルなんだけど、コイン・ランドリーが無いんだよね。オーストラリアではほとんど付いてたけど、ヨーロッパでは無いのが普通なのかな?ランドリーを依頼すると結構な金額になるので、(下着1枚が5ユーロくらいだったかな?)洗面台に水を張って、持参の洗剤でじゃぶじゃぶゴシゴシ。朝にはほとんど乾いてた
2011.02.22
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翌朝9時、ケミ駅に到着した。寝台列車よ、あんにょ~ん↓快適な睡眠をありがとう。こちらはケミ駅↓もう二度と訪れることはないと思っていたのに、またお会いしましたね・・・。今日ここに来たのは、氷の祭典「ルミリンナ」を見るためだ。敷地内には、アイスホテルもあるらしい。もっとも、適切量の雪があれば・・・の話だが。本日は日曜のためか、駅のインフォメーションが閉まっていた。祭典は昨日から始まったので、せめて今週くらい観光客のために開けておけばいいのに・・・。私たちは仕方なく掃除中のおばさんを捕まえて、会場までの行き方を尋ねた。するとこの方、英語があまり得意ではなかったようで、ちょっと待っててと合図をすると、いきなり外に飛び出して行った。彼女は、外で車を点検していた女性の元に駆け寄り、英語でルミリンナまでの行き方を説明するようにお願いしてくれた。お友達なのかな・・・?偶然とはいえ、知り合いが見つかって良かった・・・。説明をお願いされた女性も、一生懸命の英語で説明してくれた。「私はここの住人だけど、ルミリンナには一度も行ったことがないのよね・・・。」と言いながら、今度は自転車で通りがかかった女の子を捕まえて、会場の場所を尋ねてくれる。まさか・・・今度も知り合いじゃないよね?今初めて知り合ったんだよね?フィンランドに着いて以来ずっと感じていたけど、こっちの人ってとても親切だ。英語は若い人だったらまず大丈夫だし、ちょっと年輩の方でも片言なら大丈夫。分からなければ、通りすがりの人を捕まえて聞いてくれる。今回も現地の協力者3名のおかげで、無事ルミリンナの会場に辿り着く着くことができた。途中でこんなものを発見↓横から見ると、滑り台~↓私も滑りたかったけど、親子連れ↑がいたので遠慮した。それにしてもこっちの子供って、お人形みたいに可愛い~会場に近付くに従って、靄がかかり始めた↓ 太陽が無い所はこんな感じ↓ 今回はかなり寒い。ただ歩いているだけなのに、まつ毛も鼻の穴も凍り始めた。本日の温度はマイナス7度なんだとか・・・。雪も十分にあるから、前回のように設営中・・・ってことはないだろう。会場付近の港↓ 海(実際は雪と氷)の上でも靄が↓ 柵の手前が陸地で、その向こうが海だ。うんうん、なかなかの凍り具合これなら砕氷船もキャンセルされることはないだろう・・・。会場の入り口↓ チケットを買って中に入ると・・・↓巨大なムーミンがお出迎え。ちなみにムーミンって、日本では有名なのに韓国では知られてないんだよね。何人かに確認したけど、私の知り合いはみんな知らなかった。メイン会場に入ると、たくさんの氷の彫刻が見えた。中でも特に目を引いたのが、アニメのキャラクターだ。シンプソンズ↓ デビルマン・・・かな?↓ スヌーピー↓ ミュータント・タートルズ?↓ スパイダーマン↓ トトロ↓ 見たことがあるキャラクターがいっぱい。そう言えば映画「かもめ食堂」でも、アニメおたくの男の子が出てたなぁ・・・。フィンランドでもアニメは人気なのね~。こちらはアイスホテル↓ 室内はこんな感じ↓ おっと、ここでもトトロが・・・。ちなみにこの部屋は多分スウィートだ。他のお部屋は彫刻が少なく、部屋自体も狭かった。こちらはレストラン↓巨大なバットマン↓ 氷のメニュー↓ 氷のテーブル↓ 壁には様々な、氷の絵画や彫刻が・・・↓ 凝ってるなぁ~。飲み物は、氷のコップで頼むこともできる。ただし値段はちょっとお高めなので、人様の飲み残しを撮らせてもらった。中身はたぶんウォッカ↓このコップ、テーブルにくっついて剥がれなかった。これじゃ飲めないよね~他に氷のチャペルもあって、なかなか見ごたえがあった。外にはソリも・・・↓ 高台からの風景↓ いつの間にか靄も晴れて、とても綺麗だ!再び会場に戻って、お土産売り場へ↓ ルミリンナのキャラクター↓ 寒いのにご苦労様です! とっても楽しかったよってなわけでルミリンナ、リベンジ成功~私たちは約3時間、ここで氷の芸術を堪能したのち会場を後にした。
2011.02.21
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今回の旅行は、直前まで行くべきか止めるべきか、かなり迷った。出発2週間前には、ダンナが高熱で倒れ(病院でかなり強烈な注射を打たれる)、1週間前には私が風邪にかかり、気力も体力が落ちていた。一時はキャンセルも考えたが、迷った挙句決行することに・・・。キャンセル料は高いし、弱ってても雪を見たら元気になるかもしれないと思ったからだ。さて当日、ソウルへは、地元の空港から国内線で移動した。チェックインの際カウンターのお姉さんから、「予約が重複していますので、片方は取り消しますね。こちらにサインしてください。」と言われる。するとダンナが、「でも予約確認のメールは1通しか来ませんでしたよ。」と抗議した。理由は分からないけど、払い戻しが必要ならサインをしてと言われ、首をかしげながらサインをするダンナ。行く前から出鼻をくじかれ、何気に嫌な予感が漂うインチョンに到着した後はすぐ、ヘルシンキまでのチェックインを行った。すると・・・本日は満席なので、私たちは隣同士の席になれないと言われた。ヘルシンキまで10時間もあるのに、ずーっと離れて座るの?ぬぬぬ・・・何とかして!とお願いしたけど、機内でお客様が直接交渉するようにと言われた。んー・・・まだ韓国を脱出もしてないのに、何かトラブルが多いなぁ。ちなみに飛行機の席は、私の隣に座ってた優しそうな紳士にお願いして、替っていただいた。長身で金髪で、笑顔が素敵だった。(たぶん30歳前後)なんか映画俳優みたい・・・と思ったけど、物腰が柔らかいので、近寄りがたい感じはしない。後で思ったけど、席はそのままでも良かったかもしれないな・・・。あは。こちらはフィンエアーの機内食↓さて、ヘルシンキが近付くに従って、私たちは外の様子が気になって仕方がなくなった。果たして、ヘルシンキに雪はあるのか?その答えは・・・YESおおおーっ、ヘルシンキ空港を利用すること4回目(乗継を含む)にして、ついに白い地面を見たぞーっ!と喜んだのもつかの間、街なかでは雪はあまり積もっておらず、あっても黒くてビショビショだった。ぬーん、なんか・・・違う私たちはまず駅で、寝台列車のチケットを受け取ることにした。今回の国内移動は、どれも列車を使う予定だ。予約は韓国で済ませてたから、あっさりチケットをゲットできた。その後はスーツケースをコインロッカーに預け、市内見学をすることにした。3年前は閉まってたお店が、今日はどこもかしこも開いてる~私たちはデパートに行ったり、後日訪れた時のための下調べを行った。デパートで不思議に思ったのが、こちらのエレベーター↓エレベーターが来たのに、誰も中から人が出てこない。って言うか、扉が開きもしない。良く良く見てみると、エレベーターなのに、取っ手が付いている。まっ・・・まさかすると別のエレベーターから、扉を押して人が出てきた。わわわっ!ここ、手動なんだ!(しかも引いて入る)こんな感じ↓手動扉のエレベーターって、初めて見たさて、うろちょろしているうちに良い時間になったので、フィンランドの伝統料理が食べられるという「Zetor」で、夕食を取ることにした。するといきなりこんなものを渡される↓うーん、地域情報誌だろうか?フィン語なんて分かんないし、それよりメニューは・・・?と思って中を開いたら↓メニューだった危うく「メニューください」って言うところだったよ。ちなみにこちら、フィン語、英語はもちろんのこと、世界中の言語で書かれていた。これなら、メニューが分からなくて困る外国人は少ないだろうね~。私たちが頼んだメニュー↓ どちらもトナカイ料理で、上に乗ってる赤いのはラズベリー?のようだった。濃厚な肉料理に、甘酸っぱいベリーのソースを合わせるのがフィンラド流だとか。どちらも美味しかったけど、最後は重くなって完食はできなかった。食事の後は、もうデパートも閉まり始めて行く所が無くなってきた。が、今日はケミまで寝台列車で移動することにしているので、その出発時間(22:30)まで、何とかして時間を潰さないといけない。私たちは仕方なく、例の場所へ行くことにした。途中には、屋外スケート場や↓ホーンテッドマンションや↓(実は劇場)氷のエルビスが・・・↓そしてようやく到着した先は、カジノ~何度もしつこいようだけど、今回はあくまで、時間潰しのために仕方なくやって来た。(信じる人いるかな?)ここでは、入る前に写真を撮られ、パスポートも保管された。セキュリティーが厳しいなぁ・・・。カジノの中はさほど広くはなかったけど、食事をしながら演劇を楽しめるレストランもあるようで、割と繁盛していた。ダンナがテーブルで遊び始めたけど、私は睡魔に勝てずうつろ状態に・・・。人が多いから椅子に座るわけにもいかず、スロットへ移動してしばし仮眠を取った。韓国時間だったら、夜中の3時を回った頃だ。眠くならないはずが無い・・・結局ここではダンナが一人で遊び、6ユーロの赤字となった。さて、いよいよ乗車の時間となったので、再び駅に移動。本日の移動手段兼ホテル↓中の様子↓(2階) 私たちの部屋↓ おおっ!綺麗だわ感心したのが、トイレ兼シャワー室。トイレとして使う時↓ シャワー室として使う時↓ 手狭な空間を、壁を移動することで有効活用している。これ発明した人、頭いいなぁ~。この日は電車でゆらゆら揺られながら、あっという間に眠りに落ちた
2011.02.19
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