真夏の夜の夢




「精霊」

皓々たる月明かりの下
サバンナの森で
それは踊る

寝静まった獣たち
ひっそりと、されども宴の舞は途絶えることなく
祀られしものの祭りは夜通し続く

やがて東の空が色づきはじめ
夜が明ける
それはそっと棲家にかえる



「白昼夢 ~night wave~」

きみは孤独な金魚
独りぼっちで鉢の中から主人を待つ

僕はだいじなきみを包む水
この小さな世界できみを守る
外に合わせ、幾多にも姿を変え

だけど知ってるかい?
きみの鮮やかな煌きに、僕がどれほど娯しませてもらっているか

日々僕は汚れていく
きみを苦しめてしまう
その恐怖を押し殺し、僕も主人を待つ

いつか僕らは大海を夢見るだろう
微温湯に浸かりながら



上はある人に対するイメージ。
下はそのある人自身の言葉からのイメージ。

つーか、だんだん文章じゃなくなってきたw
かと言って詩でもないし…しいて言えば詞?
クロノスを通して出会えたことを形に残したかっただけだから、
カテゴリなんてどうでもいいけど。

こちらも、感想・詮索は私書箱へよろしくです。


© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: