The Sixth Sense。 ~徳姫(*^.^*)珍道中~  弐

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2006.09.24
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こんばんは。


もうすでにご存知の方も多いと思いますが、先日までずっとお伝えしていました、第10惑星かと注目され、冥王星が降格されるきっかけとなった 「2003UB313」(直径2384km) に名前が付けられたという記事をご紹介します。


国際天文学連合(IAU)は14日、矮惑星(仮訳)「2003UB313」に、ギリシャ神話に登場する不和や争いの女神にちなんで「エリス」(Eris)と命名したと発表しました。


エリスは、2003年10月に米カリフォルニア工科大学のマイケル・ブラウン教授らが発見し、2005年に冥王星より大きい太陽系の天体だと判明して、「第10惑星」と騒がれました。ブラウン教授らは、この巨大氷天体をゼナ(Xena)という愛称で呼び、太陽系の第10惑星としてIAUに申請しました。そして、「冥王星は惑星か」の論争を招き、IAUが今年8月24日の総会で冥王星を惑星から除外する定義を決めるきっかけとなりました。


エリスの名はブラウン教授が提案したそうで、「女神エリスは人々の間に言い争いと不和をもたらした。UB313も同じだ」と説明したとのことです。さらに、エリスの周りを回る「月」(衛星)を、女神エリスの娘と同じ「ディスノミア」(Dysnomia)と名付けると述べたそうです。ブラウン教授は今後も、エリスの質量や密度についての観測を続けるということです。


神話では、エリスは、英雄アキレスの両親の婚礼に招かれなかったことに怒り、女神たちの間に不和をもたらし、それが、トロイ戦争に発展したとされるギリシャ神話の不和と争いの女神で、ディスノミアも混沌と争いの女神だそうです。


一方、IAUは冥王星に、小惑星番号「134340」を付けたとのことです。この番号は、惑星とその衛星、彗星以外で、軌道が確定した太陽系天体に順番につけられ、エリスには「136199」が与えられたとのことです。


惑星定義の論争の火種を作るきっかけとなったことを思うと、ふさわしい名前なのかもですね。。。^-^;




エリスと衛星ディスノーミア
エリスと衛星ディスノーミア






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Last updated  2006.09.24 02:15:43


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