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2008年08月14日
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カテゴリ: 映画感想


あの事件から5年以上が経過し、
ブルース・バナーはブラジルにいた。
執拗に追跡を続けるロス将軍の目を避けながら、
ブルースは、『怒り』をコントロールしようと努めていた。
またその一方で、ガンマ線に冒され変異した自らの肉体の治療法を
ネットで知り合った謎の研究者ミスター・ブルーとともに探し続け、
実験を続けていた。。。。
そんなある日。物音に気付いたブルース。

エミル・ブロンスキーが率いる特殊部隊がいた。

内容2
逃走を開始したブルース。
が、徐々に追い詰められたとき、
偶然にも
ブルースに敵意をもつ職場の男たちに出会ってしまうのだった。
暴行にあってしまうブルース。
心を静めようと努めるのだが、ついに変貌を始める。
一方、追い詰めたブロンスキーたちだったが、
何らかの『異変』が発生したことを感じ取る。
次の瞬間、空を飛んでくるフォークリフト!!!!



内容3
どこかへ逃げ去ったハルク。
ブロンスキーは、ロス将軍から、
陸軍が行っている極秘研究『スーパーソルジャー計画』を聞かされる。
ハルクの存在はすべて、軍による陰謀の一端だった。

ロス将軍に被検体となることを申し出る。。。。。。

内容4
ロス将軍の追跡を逃れ、ブルースはアメリカを目指していた。
実験のすべてを知り、ブルースの恋人のベティ・ロスの元へ。。。。






↑3割くらいかな。。。




一応設定上は、
前作『ハルク』の続編と言っても良い位置づけです。

ただ、主要キャストは総入れ替え。
ま、、監督も違いますので。。。。

でも、前作の監督のオマージュと言わんばかりの演出が
一部見えるのが、、、
『繋がり』を少しでも感じさせる部分だろうか。
細かい部分では、微妙な違いはありますけどね。。。。
許容範囲と言うことにしておきましょう。


さてお話ですが。
『ハルク』が、ある暴走したマッドサイエンティストにより
生み出された怪物の物語。
そして、その怪物を倒そうとする人間たち。

と言う『異分子を排除しようとする映画』
簡単に言うと『バケモノ退治映画』という感じでしたが。


今回は、まったく違う『ドラマ』を見ている感じですね。
その印象の最大の要因はいくつもある。

が、最も違うのは、『ブルースの葛藤』を描いていることなのだ。
『自分自身の力に苦しむ』ということを、詳細に描き。
そこにベティ・ロスとの間に存在する『愛』を描き込むことで

悲劇的な存在であるハルクを強調している。
それは、ブルース自身の苦しみの表現でもあるのだ。
ここで、秀逸なのは
ベティの存在により、
ハルクの中に存在するブルースの『心』を描いていることなのだ。

だからこそ、
自分の責任を感じるブルースの命がけの行動に、
『意味』をつけることに成功しているのだ。
ひいてはその行動が、愛する女性を救うという行動となり
『ヒーロー』としてのハルクを明確化している。


この瞬間。


言ってみれば、アメコミヒーローの定番ですね。
いや、、これを描かなきゃアメコミではないと言って良いかもしれません。


そこにブルースと対比するかのように存在する『悪意』
1つは、自分自身の保身もあり計画実行のために
すべてを犠牲にすることができるロス将軍。
そして、、もう一つは、今回のライバル。
『ハルクの力』に魅せられてしまった男、ブロンスキーである。

彼らふたりが存在することにより、
ハルクがヒーローと言うだけでなく
『危険な存在』であることをハッキリさせることに成功。

その『力』の強調が、逆に『ハルクの正義』を魅せることも出来た感じである。


主人公の心を詳細に描き込み、
そして、敵である『力』もまた『ハルク』であることを表現し
ヒーローとしての活躍を描いた。

戦闘シーンも、前作を完全に上回る感じですし。

ドラマとしても、ヒーローモノとしても
かなり良くできている。

ただの、アメコミ映画というだけでなく、
一歩進めたドラマとなったと言えるだろう。




今回、最も面白い演出だったのが、
『怒り』を強調しなかったことだろう。
前作では、『怒りで暴走』という感じであったが。

今回は、それをもう少しすすめ、心拍数という概念を入れている

これにより、
心拍数を計る心音の機械音が、緊張感を高めることに成功している。

もちろんココに、ベティとの関係を上手く入れているのだから、
ちょっとしたことではあるが、
面白い演出だったと思います。



ま。。。。
この手のアメコミ映画って、
最近では、今回のような作りになることが多くなっていますので
前作よりは普通に楽しむことが出来るんじゃないかなぁと思います。

アニメやTVドラマのアメコミモノは、基本『ヒーロー』であるので
あまり触れようとしませんが、、、、
でも、本来は、こう言ったモノなんですよね。
だから、『バットマンビギンズ』は『ダークナイト』になるわけだし。
ティム・バートン『バットマン』、『X-MEN』シリーズだって、
本質的には同じようにダークな部分がある。
『スパイダーマン』にしても、『2』はこんな感じだしね。
『デアデビル』なんてのも、、、。
ま、、、それ言い出せば
ココまでの描き込みをしていない『スーパーマン』はあるけど。
それは『時代』が違うから。。。。仕方ないですよね。
きっとこんな流れだから、
そろそろ公開される『アイアンマン』『ハンコック』なんでしょう。。。






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最終更新日  2008年08月15日 01時18分28秒


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