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ニューヨーク旅行記、第12号。



9月20日(日): ニューヨーク=快晴。初夏の日差しか?

短いソウルフードの食事タイムのあとは、再びバスに乗り、2軒目の教会へ向かう。
途中、イメージどおりのハーレムの景色。

090920-270


幸せそうな家族…。

090920-271


いいねー。

090920-272


「The United House of Prayer for All People」という、変わった名前の教会に。

090920-273

この写真の、左側に写って電話してるのがトミー富田氏である。


ゴスペルであるが、先ほどの教会とは全く違くものであった。

一般の観光客はあまり来そうになく、どうやら富田氏のツアーでしか来れないようである。

到着した時にはすでに礼拝、演奏が始まっていました。
後ろのほうの、見学者向けの席はいっぱいだったらしく、前から2番目の席に案内された。
ここは、演奏がオルガンでなく吹奏楽!!
へー、こんなのもあるんだ…。またまたゴスペルへの認識が変わりました。

柱の陰になってよく見えない人もいたが、トロンボーンが7人くらい、トランペット、チューバ、スーザフォンがひとりずつ、あとドラムス、タンバリンなどで数人いるような感じである。
とにかくその演奏が半端じゃない。
全く休みなく延々と演奏が続けられる。なのに完璧なセッション。そしてアクション。信じられないエネルギーだ。
日本の吹奏楽しか聞いたことがない自分には、とんでもない衝撃であった。こいつらもアマチュアなのかよ??!!

McCollough Sons 2 www.washingtonpost.com


低い祭壇の上では、牧師さんが、テンションの高い説教(DJのような…)で盛り上げている。

最初は、仕事の合間に礼拝に来たのかなー、などと思っていたのですが、帰るころには謎が解けました。

礼拝に来ている信者の方たち、特に女性には、この素晴らしい演奏の中で、自らも歌い、踊り続けることにより、一種のトランス状態になって、倒れてしまう人が出るようなのだ。
我が家の家族4人は2列目の席だったのですが、ちょうど自分は端っこで、まん前には座席がなく、若い女性の信者(もちろん黒人女性)が何人か前にいたのだが、まさにそういったトランスの状態になっている。
激しく踊りながら、涙を流し、声をあげて泣いているのです!!
倒れこみそうになって、件の看護婦さんたちに支えられる姿が、あちこちで繰り広げられています!!!!


後で聞いたのだが、中には、あまりの陶酔のために、死んでしまう人もいるらしいのだ!!


いやー、なんともヘビーですが、すごい体験をさせていただきました。
このツアーに参加して、最高によかった!!

McCollough Sons 1 harlemonestop.com



教会内は撮影禁止なので、写真撮りませんでしたが、どうしても雰囲気を伝えたいので、
ネット上で手に入れた、演奏していた吹奏楽の写真を挿入しておきますねー。
(問題あれば削除させていただきます。)

ちなみに、この吹奏楽、「McCollough Sons of Thunder Brass Band」というハーレムでは有名な人たちのようです。ワールドトレードセンターのトリビュートなどにも参加経験があるらしい。
いずれにしてもボランティアであり、プロではないというのですから驚きです。









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Last updated  November 2, 2009 10:49:17 AM
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