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2007.01.28
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カテゴリ: ART


ずっと美術館に足を運ぶ事がなかったので
この間もダリを見そこなったし...
ここのところの私は、アートに浸りたくなっていました。

本日、 うらわ美術館 に行ってきました。

「ピカソ、マティス、シャガール・・・巨匠が彩る物語」パンフレット.JPG

                     パンフレット2.JPG

ピカソやシャガール、マティス、ミロなどの巨匠たちの作った
挿絵本の公開です。全てうらわ美術館収蔵のものだそうです。
本をばらして一枚一枚、額にいれて展示してあるのですね。

今日はギャラリートークのある日で、学芸員さんのお話を館内をいっしょにまわり、聞くことができました。

とても、よかった。
おもしろかった。やっぱりギャラリートークを聞くのと聞かないのとでは
作品を知るという点で相当な差があると思います。

入るとすぐにピカソの版画がありました。
ビュフォンと言う人の「博物誌」の動物すべてを担当したらしい。
彼は文章をよく読まなかったらしく、背景など個性的で
動物の顔が生き生きとして、ちょっと遊び心もあるような感じ...
墨絵のような濃淡であらわした線がとてもみごとだっだ。
さすが、ピカソ!いいなぁ!
「とかげ」が特に気に入りました。細かい模様がすごいんです。

シャガールの「寓話」の挿絵。
フランスの国民的文学である「寓話」の挿絵を
ロシア生まれのユダヤ人であるシャガールが描くという事で
かなりな物議をかもしたらい。
モノクロで色彩はないが、愛らしい動物の表情がシャガール
らしかった。

それと「ダフネスとクローエ」
これはおなじみの美しい色彩です。
シャガールはピカソと違い、文を熟読してから
とりかかったらしいです。
彼は幻想的に描くけど、かなり取材はきちっとする人だとと
学芸員さんが言ってました。


マティスの作品は「ジャズ」と言う本の挿絵です。
あれ~私が子供の頃やっていたおりがみの貼り絵と
そっくりではないですか~
そう言えば、図工の先生がほめてくれてたっけ...
あたしってやっぱり天才だったのか~(笑)

色といいデザインといい、とても気にいりました。
挿絵だけでなく、文字も書いています。
それがすごい大きい文字...
サンプルがあったのですが、挿絵と文字がしっくりしていて
ステキな本になっていました。本というより芸術品と言う感じ...。
マティスはあんまりピンをこなかった画家でしたが
これはほんとうによかった。
ちょっとキース・へリングを思い出たりしました。

マティス.JPG

ギャラリートークは1時間位でしたが、とてもわかりやすく
参加してよかったと思いました。いつもそうですが、うらわ美術館の企画は観点がおもしろく
学芸委員さんのお話も肩が凝らずに楽しいです。

こういう、ちょっと変わった視点で、あまり大々的ではない展覧会は、いいなぁ、と思いました。

ん~充実した~ハート






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最終更新日  2007.02.01 18:10:20
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