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税金


徴収がはじまる。

サラリーマンだった頃には味わえない体験だ。

4月1日と同時に、悪名高き社会保険庁から国民年金がくる。
月額13,580円。毎年280円のアップが国会で承認させられた。
これを40年間支払ったとしても月額65,000円前後しかもらえない。
生活保護家庭の月額支給費に遠く及ばない。20代の若者の徴収率は
半数を割っているという。払う払わない論争が巻き起こるのも当然。
しかし、私は国民の義務として、社会保険労務事務所にも勤めているため、
11年間パーフェクトに支払っている。

国民健康保険料。
これもきつい。サラリーマンは、会社と折半で、給料から自動引き落としで
あるが、前年所得に対して、途方もない金額が一気にくる。
基本的に一度も病院にかからなくても徴収されるため、会社を辞めて
一番きつかったのがこの保険の支払い。今や3割負担となり、社会保険と
ほとんど機能が変わることがない。免許証と同様に個人を確定するための
書類の一面もあるため、払わざるを得ない。国民年金よりも徴収率は
いい。そりゃあ、10割負担なんて払えないでしょう。一回の注射で
1万円取られます。

その音も乾かぬうちに、所得税、市民税、県民税の追い討ちが始まる。
所得税も累進課税を取っている日本は、やはり一番いいのでしょう。
国民年金が一律に対して、0円から数億円払っている個人がいる。
これが、日本の経済格差とも言える、持つものはますます持つようになる。

住民税は、その町のサービスに対して支払われるため、利用しなければ
損します。毎月額を、県立図書館、市立図書館の新冊、ビデオ、CDなど
借りることで、納得している。

消費税という絶対的なものを毎日支払っているのにも関わらず、
支払う必要が当然ある。

排気量が高い車に乗っているものにとってもきつい自動車税。わずか
納付期間が2週間しかない。これも銀行窓口を混ませる原因となっている。

ガソリン税、リサイクル課税、車検、自賠責保険料、任意保険料。
次々と徴収されていく。

また、タイミング良く、固定資産税もこの時期だ。わずか数十平方メートルの
分譲マンションになぜここまでの価格がつくのか。さっぱり分からない。

たばこを吸うなら、たばこ課税。
他にも

上下水道使用料
保育園保育料
介護保険料
幼稚園保育料

このようなものも一種の税金であろう。

そして、法人登記していると、法人住民税諸々かかる。



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