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幹雄319さんコメント新着

先日、子どもたちと一緒に大阪市営地下鉄の今里筋線開業記念のスタンプラリーに参加してきたことはブログでも紹介しましたが、今日はその今里筋線についての話題です。
今里筋線は今里から今里筋と内環状線(国道479号線)などの下を通って大阪市の北東部の井高野までの11.9kmを結んでいます。 先日のブログの表紙にある地下鉄の路線図
をご覧いただくとわかるのですが、特徴的なことがわかります。つまり、他の地下鉄の路線は大阪の中心地である御堂筋線(赤いライン)と接続しているのに、この今里筋線(オレンジのライン)は御堂筋線と一切接続していません。これは路線上仕方ないことかもしれませんが、このことが今里筋線の行方に影響を与えることはおわかりいただけるかと思います。すなわち、今里筋線沿線
にはオフィス街があるわけでもないし、梅田やなんばのように大きなターミナル駅があるわけでもない普通の住宅地であるため、これ以上の発展が見込めないというわけです。
ではなぜ、この路線が建設されたのか。終点の井高野駅がある大阪市東淀川区の人口が大阪市の24区の中で3番目に多いことや1989年の運輸政策審議会において、今後整備を検討すべき路線として示されたこともあったのでしょうけど、時期尚早だったんじゃないかなって思うんですけどね。
実際乗って先日のスタンプラリーの時とその前にも乗ってみましたが、かなりゆったりと乗ることができました。車両は80系とよばれるリニアモーターを使った車両で、大阪市の他の地下鉄と比べると車両断面が小さく、バスみたいな感じでこれが4両編成で運転されています。今里筋線が開業するまでは路線バスで運転されていたわけですが、1台バスで満員だったとしても、鉄道車両の場合は収容人数が大きくなりますからね。余計ゆったりと感じるわけです。
例えば、今里筋線の80系の定員が約94人(車両によって異なるため平均)に対して、路線バス(三菱ふそう製のノンステップバスの例)が72人ですからね。
↑ スタンプラリー当日使用した一日乗車券。今里筋線開業記念のもので、80系の写真入り。
それから、地下鉄全てに言えることですが、階段やスロープののぼりおりがあったり乗り換えのために移動距離が思いの外距離があったりします。今はエレベータやエスカレータ等があって楽にはなっていますが、バスなどの地上交通に比べるとやや劣ります。
このように利用の伸びがあまり期待できない今里筋線ですが、沿線の方にとっては遅延するバスに比べて時間通りやってくるわけで、利便性は格段に向上していいことだと思います。私にとってもいつも利用する散髪屋さんが沿線になったので便利になりましたよ。
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