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2004年01月02日
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カテゴリ: 本、マンガ
 敬愛するH・P・ラヴクラフトの「インスマウスの影」を元ネタにした映画。編集さんからいただいたもの。2回目。最初見た時は仕事しながらだったので、ハッキリ見てなかったので、正月からがっちり見直し。

 何で舞台がスペインなのか、謎。現代風にアレンジされているのでしょうが、それがちょっと原作の良さを損ねているかもしれない。あと半魚人を想像していたのに、ちょっと違う。タコイカ系列でした。うむむ、そう来たか。

 ラストもそう来たか、でした。今までラヴクラフト作品の映像化はいまいちの印象だったのですが、確かにこの作品は割と丁寧になぞっている感じもして好印象。

 ただ怖くなかった……(原作はめっちゃ怖い!!)。そこらへん、ラヴクラフトの形容しがたい根元的な恐怖をビジュアルで表現するには、限界があるのかもしれませんね。

 ところでどうして人間の皮を剥ぐの? やっぱりあれ、無表情なホテルの主人とか、外部人間対策のお面ってことでしょうか? でも別に剥がなくてもいいんじゃ、とか思ってしまいました。どうなのかなあ。

 しかし巫女の姉ちゃんは美人でした。あの目が綺麗で且つ不気味。確かにちょっと魚類ぽいかな。主人公の彼女(バーバラ)は気が強くて、いざという時にも空手?もどきで戦ったりして、何か妙におかしかったです。主人公のポールが頭脳型で働かなかった分、彼女がすごく目立ったのでした。

 ただキリスト教が出てきましたか。やっぱり欧米作品の根本には、キリスト教が厳然と存在しているのですな。無神論の私にとっては、何もわざわざキリスト教なんか出さなくても、と思ってしまうのですが。魂の安寧、魂を売った、という表現をするには、彼らにはキリスト教ほど分かりやすいものはないのかもしれません。

 でもラヴクラフト作品に無理矢理キリスト教をからめなくてもいいんと違うかなあ。どうなんでしょ。そこんとこは、精神的宗教的土壌が違うので、如何ともしがたいようです。






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最終更新日  2004年09月18日 20時52分41秒
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