生きてるだけでゼイタクです ~1/365のひとりごと~

生きてるだけでゼイタクです ~1/365のひとりごと~

2015年12月08日
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ハイジはペーターやおばあさんにたくさんのパンを食べさせる
夢を見ました。
heidi25
「135も食べたよ」とおばあさん。
「235個目だ!」と張り切るペーター。



そこにチネッテが起こしにやってきます。

「あんたが家出をしてから私たちにまで八つ当たりしてくるんだから」

とハイジに愚痴るチネッテ。


ハイジはクローゼットに向かい、
隠していたパンを眺めます。
heidi25





ハイジは「異常だ」と話しています。

家庭教師は「ある意味では異常で、ある意味では正常です」
と返事を遠回しに言います。
目下、家庭教師としての自分の悩みは
ハイジが字を覚えないことだと言います。



アルファベットの勉強をするハイジ。
ある文字をみて「山羊に似ている」といい出します。

今度は他の文字をみて「大角のダンナ」に似ていると言い、
ノートに書くとインクが垂れてしまいます。

heidi25 お?


すると・・

heidi25 「ハイジ劇場スタート!」

外を駆け出します。
heidi25  妄想は空を飛び・・・

アルファベットに乗り、空を飛ぶハイジ。
途中、大角のダンナに乗り換え
山の向こう側へと消えていくアルファベットを手を振って見送ります。

heidi25








heidi25 椅子の上ではなく、なぜか机の上。

机の上に乗り、手をいずこかの方へと振っているハイジ。

heidi25「!?」
heidi25「?」

そして


heidi25
さよーならーーー!!!!
大絶叫

heidi25 クララもビックリ

heidi25 !!!!!!


我に返ったハイジ。

ザワつく周りをよそに、「どうしたの?」とクララに聞きます。

「また山のことを思い出してたのね」というクララ。

「字がどんどん山羊や大角のダンナになって飛んで行くの。
 面白かったー!」とのんきなハイジ。

この強烈な妄想衝撃波はロッテンマイヤーにとっては破壊的。

「やはりおかしいんですわ・・・」とつぶやきました。

そこにゼーゼマンさんから明日の帰りを知らせる電報が届きます。





勉強も終わり、クララの部屋で話をするハイジ。
heidi

クララのお父さんは貿易商で帰って来ると、お土産をどっさりと
持ってきてくれるとクララは話します。
いつも短い時間しか一緒に過ごせない、せめて1か月はいてほしいと言うクララ。

ハイジはクララのそばに寄り尋ねます。

「クララのお父さんはクララのことが好きなの?」

「決まってるわよ、そんなこと!大好きよ」

「どうしてわかるの?」

「だってそうなんだもん。帰るたびそうおっしゃるしお土産もくださるし・・・」

いまひとつ納得ができないハイジ。

そして、クララが本当の気持ちを話します。

「ううん、違うわ。私、パパが大好きなんですもの!
 パパが私を大好きなの当たり前でしょ?」

「そうね、そうだわ!よかったーー!!」
heidi25

クララが、クララのお父さんのことが好きで、
そして、クララのお父さんも
クララのことが好きなのだろうと聞いて安心したハイジ。
ハイジは、クララの手を取って喜ぶのでした。



一方、ロッテンマイヤーは屋敷中のチェックをしています。

思い立ったようにハイジの部屋へと向かいます。

一通り見て回るロッテンマイヤー。

最後にクローゼットの扉をあけます。
heidi25 危うし!ハイジのパン!!

何事もなさそうと安心したのもつかの間、
何やら不自然なものがあったような・・・


heidi25 「どうして?こんなものが?!」

中には大量のパンが入っていました。

heidi25

あまりのショックにその場にぶっ倒れるロッテンマイヤー。

チネッテを大声で呼びつけ、パンを捨てるように言いつけます。

ハイジが部屋を見に行くと、チネッテがクローゼットからパンを出しています。

「さわらないで!そのパンは大切なパンよ!
 おばあさんに食べさせるたいせつなパンなのよーーー!!!」

部屋から閉め出されたハイジ。
ドアをたたき、大きな声で訴えます。


「全部捨ててちょうだい、今すぐよ」

ロッテンマイヤーはハイジの言うことなど一切耳を貸さず、
無情にもパンを捨てさせます。

heidi25
「カビの生えたパンを衣装戸棚の中に山ほど隠していたんです。
 このことは明日、旦那様がお帰りになったら、必ず、ご報告申し上げます。
 あなたのことは旦那様に決めていただきますから、そのつもりでいてちょうだい!!」

ロッテンマイヤーは子供相手に大人の説明を押し付けます。


「パンを返して!」というハイジに
「あのパンはどうせ食べられないわ!」とクララ。

「前から言おうと思っていたの。あのパンね、もう日にちが経って固くなっているでしょう。
 とてもおばあさんには食べられないわ。
 それに、持って帰るときにはもっと固くなっているわよ」

「食べられない?固くて、食べられない・・・」

それを聞いたハイジは泣き出してしまいます。

「あなたが山へ帰るときは焼きたてのやわらかいパンをどっさりあげるわ!」

「私が帰るとき?」

「そうよ!今からためておかなくても、おいしいパンを持って帰れるわよ。
 私、ロッテンマイヤーさんに言ってそうしてもらうわ。約束する」

heidi


それを聞いたハイジはさらに大声で泣き続けます。



 この間も帰れなかったわ。
 二人で大事にしていたミーちゃんだって捨てられちゃったじゃないの!
 クララの言うことなんて誰も聞いてくれないわ!
 私、帰れないのよーー!!!」



そう言うと、ハイジは部屋へと戻ってしまいました。


クララが部屋へとやってきて、自分の部屋で遊ぼうとハイジを誘います。

しかし、ハイジはベッドの中にもぐりこんでしまいます。

部屋を出ようとするクララが話しだします。

「ねぇ、ハイジ。私だってヤギのこと知ってるのよ」

そういうと、クララは「オオカミと7匹の子ヤギ」の話を始めました。


「昔、あるところにお母さんヤギと7匹の子ヤギがいました。
 お母さんは外出をするので、くれぐれも恐ろしいオオカミには気を付けるようにと
 言いつけて出かけました。

 お母さんが出かけてすぐ、扉を叩く音が。
 『あけてくれー』
 しゃがれ声と毛むくじゃらの手ですぐ子ヤギたちにオオカミとばれて拒否。
 次は白い粉を手にぬって、声色も変えたオオカミを母ヤギと思った子ヤギたちは
 扉をあけてしまいました。」
hedi25「ガオーー!!食べてしまうぞー!」

「部屋に入ってきたオオカミは子ヤギを次々と食べてしまいました。 
 そこにお母さんヤギが帰ってきて、唯一食べられなかった子ヤギから話を聞いて
 たいそう悲しみました。」


一生懸命話をするクララ。
なんの反応もないハイジ。

悲しくなったクララは泣き出してしまいます。

heidi25


ハイジは話がいいところで切れたので
「それからどうしたの?」とベッドから顔を出して聞きます。

それを聞いたクララは話を続けます。


heidi25 「チョキチョキ、ピョッコーン」
「外に出たお母さんヤギと子ヤギは腹が膨れて寝ているオオカミをみつけ、
 はさみで腹を切り、中から子ヤギたちを救出しました。 
 そして、オオカミはもう目を覚ましませんでした。」( ←お腹、裂きっぱなし。かなりホラー)


「よかったー!」と大喜びのハイジ。

すっかり機嫌がなおったハイジ。
クララの部屋で遊ぶことにしたのでした。



。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *



次回、「​ ゼーゼマンさんのお帰り ​」です。

不定期更新中。お楽しみにね♪





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Last updated  2018年09月30日 22時34分02秒
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