痛勤怪談 電車の中はドラマがいっぱいだ

痛勤怪談 電車の中はドラマがいっぱいだ

2004年01月23日
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昨日受験から帰った後でのカミサンとの会話は
「落ちたら次の受験校変えようか?」
「どこにするか?」
「どうやって慰めるか?」
そんな話題ばかりだった

本人は「結構出来たよ」とのんびりしたもの
(親の心子知らずとはよく言ったもの)

発表は学校に受験票を持っていって合否通知と引き換えるもの
(中学受験の発表はインターネットだぜ、、めんどくさい)


「落ちたら多分学校行かないでフケルから監視で」
(そんな言い訳するな。行きたいくせに)
そのくせ「やだなー」とかほざいている

発表は10:00から7:30ぐらいに出かけるとか行っていたのに8:00過
ぎてもまだごそごそしている
(7:30に出かけるというから娘を学校に行かせるためにこっちは会社遅出に
してんのに、、)
子が子なら親も親

娘が学校に出たので8:00過ぎにまだ出ない二人を残して会社に向かう
(あほくさ、、こんなんなら最初から普通に出てればよかったじゃん)
のんびり出来てよかったけどね


発表のタイミングで何処に居るかによって電話が繋がらなくなる
特に僕の通勤経路はほとんどが地下鉄なんで電車の中ではメールも入らない
(10:00までに地上部分に出れるか?)
微妙なところ

いつもなら永田町乗換えのところ

(これなら地上部分だし少しは早いか)

渋谷で乗った山手線
シートが空いてる
(?)
真中でレゲエのおっさんがシートで寝てる
(だから空いてたのね)

この車輌は2:4:2でバーで区切ってあるシート
真中の4人がけのところでおっさんは横になって寝てる
(いい気なもんだ)

端っこが空いていたので座った
(ま、寝てるだけだから危害は無いか)

新宿でどっと人が乗ってくるがおっさんに皆気がついて誰も座らない
(そりゃそうだよね)
一人気がつかずに座ったおばさんが「はっ!」と気がついてそそくさと向かいの
シートに移動した
そのあとはおっさんをずっと見てる
(見ても面白いもんじゃないだろうが、、)

新宿を過ぎたあたりから「異臭」が立ち込めてきた
(温まって匂いの成分が発散しだしたか?)
嗅覚は人一倍敏感です
でも、すぐに携帯が取り出せるので座ったまま、、、
マスクをしていたがマスクには「防臭効果」は無いみたい、、、

(どうする?場所変わるか?)
走行してるうちに目白
(次だからいいか、、)
池袋ですぐさま降りて深呼吸
(ついてないかも、、、)

東上線で電車は10:00までに着きそうなので電話が掛かってくることは無さそう
でも日記のネタを探している心の余裕は無い

(う、う、う)
胃が痛い
自分の受験の方がどれだけ楽だったか

駅から会社の途中のcafeでお茶をして待機するがなかなか掛かってこない
(何時に出たんだ?)
時間に間に合わなかったりして、、

いつまで居てもしょうがないので歩いて会社に向かう
のどかな住宅街
(いい天気だねー)
そんな事言ってる場合ではない

会社までもうすぐというところで携帯が鳴った
(カミサンの携帯だ)
出た瞬間
「やったー!受かったよー!ほんとだよー!」
息子がはしゃぎまくってる
電話の向こうでもカミサンがなにやらはしゃいでる

周りに人が居ないのを確認して
「おめでとうー!」
大声で叫んだ
(よく受かったものだ、、、まさか担いでないよな)
携帯電話の声はそんな余裕のある声ではなかった
(はぁ~、、、)
急に力が抜けた

山手線でレゲエのおっさんの朝寝に遭遇する機会は滅多に無い
(ひょっとすると?福の神?だったりして)

福の神の髪はレゲエだった、、、







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最終更新日  2004年01月28日 20時53分25秒
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