痛勤怪談 電車の中はドラマがいっぱいだ

痛勤怪談 電車の中はドラマがいっぱいだ

2004年04月28日
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またやってしまった、、、

今日は娘の誕生日だった

朝起きてトイレから帰ってきたら
「今日は何の日?」
カミサンから言われた
「あ~!」
「あ~じゃ無いわよ!」
(またやってしまった、、)

今年のカミサンの誕生日はしっかり忘れてた

それに懲りずに娘の誕生日も忘れていた
(懲りない性格です)

何事も無かったように朝ご飯を食べ
娘と一緒に6:30に家を出た
(昨日は帰りが11:30だったんで眠い、)

駅に着いたのはちょっと遅めだった
「座れるかな?」
「うーん、難しいかもね。昨日は座れた?」
「座れなかった」
自然と足が速くなる

ホームには既に急行電車が来ており

「あらら、駄目かもね」
ホームの後ろの方に歩いていった

ホームではずっとドアの前に並んでいる人がいる
(今日は座れないかね)
僕はもう一本待って座っていっても大丈夫な時間なんだけど

誕生日を忘れていたお父さんはそんなことは出来ない
(こんなに早く起きて立って行くのかよ、、)
眠いよー

最後尾の車輌のところまで来て車内に入った
運良く一つだけ空いてる場所を見つけた
「ここに座んなよ」
この席を娘に譲った
(これだけではフォローにはならんだろーなー)
ムリムリ!
今晩は毛蟹かロブスターか

ふと横を見ると離れたところに席が空いていた
(やったね!)
そそっと滑り込む
娘はなんとなく不満げ
(どうせおまえの前に立ってたってずっと本読んでるんだろ)
お父さんの道のりはおまえ達より1時間長いんだから

急行が発車する前に各駅停車がホームに入ってきた
各駅停車からどっと人が乗り込んできた
(あら?)
なんと娘とおんなじ制服
ネクタイの色が違うんで高校生らしい
(もっと遠くから通ってるんだ)
彼女は斜め前の吊革に掴まった

(しばらくたったら娘と顔見知りになって一緒に通ってくれるかな?)
なーんてことを考えながら彼女を見ていたら
「なんだこのおっさん!うざいな」という目で見られてしまった
(やばい!そういうつもりではありません!)
彼女の後ろの吊り広告を見てる振りをした

電車が発車し斜め向かいにいる娘は見えなくなった
(大丈夫か?)
大丈夫か?というのは「降りる駅で起きてるか?」ということ
娘が乗り換える駅は結構降りるのでその時には見渡せるようになるはず
(もし寝てたら席を立って起こしに行くか、、、)
まーそれからは僕の乗り換えの駅まですぐだし、、、、

娘の乗り換えの駅に着いた
なかなか娘が見渡せない
(大丈夫か?)
すると降りる人の並みの中に娘が居た
こっちをチラッと見て降りていった
(一安心、、)

娘が無事に乗り換えたのを見届けた後
無性に眠くなった
(やばい、、、)
しかし、何回か深い眠り海に沈んだ
(俺が乗り過ごしたらどうしよ、、)
気がついたら東武動物公園というのは勘弁してくれ

幸いにも永田町で隣りの人も降りその「衝撃」で目が覚めた
(ホット一息)
しかし睡魔は有楽町線でも襲ってきた
(まーいいか、、、こいつで乗り過ごしても戻るのはそんなに遠くないし)

そう思ったら急に目が覚めた





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最終更新日  2004年04月28日 12時39分59秒
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