200805 始動
秩父ほぐし愛染会（秩父ほぐし捺染後継者育成事業２期生卒業生の有志）始動です。
５月１７日（土）
このビン達は、染料。捺染のための染料糊の作り方を学びました。
今までは、全て先生任せだったので、これからは少しづつ、
染料の作り方も学んでいきます。
懐かしい 分銅秤を使って、正確に染料を量ったりします。
同じ図案でも、地型の色の違いで、型紙が違います。
線の太さが違います。
５月３１日（土）捺染練習
捺染の型紙を指導してくださっていた伝統工芸士の Ａ先生が、急に倒れて帰らぬ方になってしまいました。
技術・知識が卓越しているだけでなく、優しい物腰と柔らかなお声、素敵なお人柄の、すばらしい人物でした。
技術が失われてしまう事に危機感を抱き、私達を熱心に指導してくださっていた方でした。
「かけがえの無い、惜しい方を亡くした」と言うのは、こういうことなのだと実感。
悲しみもそのままに、でも、今まで以上に熱意を持って練習に励みました。
今まで漫然と持っていた危機感は現実的なものになり、ますますの精進をしなければならないというのは、
みなの共通の気持ちだと思います。
まだ先の見通しもたちませんが、今出来ることをするしかありませんよね。
先生方や、私達の問題だけでなく、必要な材料や道具も、絶滅しかかっている現状を聞きました。
本当に、 「なんとかしないと」 いけない状態のようです。
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