★~私には美しく見えます~★

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トラスティベル(自分用)



トラスティベル Play.11
反政府勢力って名乗れば、誰でも革命が起こせるって思ってるの?
反政府勢力っていうのはね、大抵不穏な動きをするもんだよ。
一国の政府を倒す。それが革命さ。アンダンティーノにそれができると思う?そう、奴らが何人集まってもフォルテ城は陥落しないよ。
それなのに戦うのを止めようとはしない…なぜだと思う?

~革命~

バックがいるんだよ。奴らも馬鹿じゃない。勝ってる見込みがあるから反政府活動を止めないんだ。つまり、僕らの敵は、アンダンティーノを支えている黒幕だね。アンダンティーノの奴らなんて適当に泳がせておけばいいよ。それに、既に僕らの方が一歩進んでいる。フフフ…

トラスティベル Play.12
ビオラ:確かに病気は治るらしいよ。だけど副作用が凄くキツイんだ。鉱封薬は確実に死に近づく薬なのさ。挙句の果てに狂っちまう…

ポルカ:もしかしたら、鉱封薬の副作用を知らないんじゃないかしら。
ショパン:そんなことがあるでしょうか…?
ビオラ:鉱封薬は確かに便利さ。でも、便利だけど使っちゃいけないものもあるんだ。そのままにしておくと取り返しのつかないことになる…
内側の人間は取り返しのつかないところに来るまでわからないのさ。だから外から見てるあたしたちが教えてやらなくちゃいけないんだ。
ポルカ:今の便利さが未来お恐怖を覆い隠してしまっているんですね。
ビート:みんな今の便利さを捨てることができないんだね。うすうすは気づいているはずなのに。
アレグレット:早期発見、早期治療とはよく言ったもんだぜ。

トラスティベル Play.13
(カバサ大橋、南の砦)

トラスティベル Play.14
ショパン:いつまで経っても戦争は無くならないのですね…
アレグレット:バロックにしてみたら、手を汚さずフォルテを掻き乱す最高の手段だもんな。
ビート:でも革命でも何でも起きた方がいいんじゃない?少しは生活が良くなるかも…
アレグレット:そう単純な話じゃないさ。アンダンティーノ、バロック、そしてフォルテ…結局どれが正しいのかなんて俺たち一般人にはわからないんだ。
ショパン:それぞれ思惑があるのですね。
ビート:でも、どれか一つは正義なんでしょう?
アレグレット:さあな。全部悪魔かもしれないぜ。全部正しいかもしれないけどな…
ポルカ:じゃあ、何を基準に正義を正義と判断すればいいのかしら?

ファルセット:鉱封薬の効果が数倍になるってことは、自国の兵力が数倍になるってこととイコールなわけ。
アンダンティーノに攻めてくることは当分ないと思うけど、多分バロックの方が脅威だろうから。

トラスティベル Play.15
(フォルテ城の夕暮れ)

トラスティベル Play.16
(牢屋→脱出。サルサ&ビートの背)

トラスティベル Play.17

ロック山での採堀を止めてくれないと、森が死んでしまうだべ。山と森は一心同体だべ。

(脱出→ジルバたちとの出会い→ビオラのうちへ)

トラスティベル Play.18
翌17日 AM0:16
戻る家がある旅なのか…はたまた…死を認める旅になるのか。

本当に私の夢の中なのか。確信が持てなくなってきた。もし、今まで現実だと思ってきた世界の方が夢であったなら…ワルシャワの街も、パリの街も存在しないのか?いや、確かに存在していたではないか!ピアニストとして、そして作曲家として、フレデリック・フランチシェク・ショパンの名を刻んだではないか!間違ってはいけない…これは夢だ!限りなく現実に近いが間違いなく夢なのだ。限りなく現実に近いだって…?そんな曖昧なものなのか!?夢を夢と認識できなくなったとき、私はどうなってしまうのだ?夢を夢と認識できないだって!なんて恐ろしいこと!ましてや、そんな人間に、現実を現実と認識する力があるわけがないじゃないか!いや、そもそも、現実を現実と認識する必要なんてあるのだろうか?そんな当たり前のことを意識して生きている人間なんているはずがない。空気の存在を意識していないように、あまりにも当たり前すぎることは認識できないのではないか?しかし、認識できないことは存在しないことと同義ではない。きっと私は試されているのだ。この旅で何かに気付くことを。パリもワルシャワも関係ない!既に夢と現実が中和しているならば、この中和した世界を精一杯生きることが一番大切なのではないか。

トラスティベル Play.19
ファルセット:つまり、鉱封薬の税金がタダなら、みんなその薬を飲みますよね。そしたら、副作用で魔法が使えるようになっちゃうわけ。
ジルバ:挙句の果てに狂戦士と化した命知らずの奴らを徴兵すれば…
ビオラ:なるほど、フォルテ城の兵力は数倍に跳ね上がるってわけか。
バロックの軍勢なんか目じゃないな。
アレグレット:でも余命少ない者しか魔法が使えないんだろう?だったら、そいつが死んだら、兵力が下がっちゃうじゃないか。
クラベス:そうね、だから兵力を維持するにはどんどん薬を市場に流す。
ポルカ:そして、花封薬はますます売れなくなる…
ショパン:鉱封薬がたくさん出回れば、さらに兵士が増える…一度始めたら、地獄まで落ちる無限スバイラルですね。
ビート:でもさ、いつ起こるかわからない戦争に備えてずっと兵力を維持してたら、そのうち国民全員がいなくなっちゃうよ。
ファルセット:確かに不経済よね。それはワルツも気付いているわ。だから鉱封薬を改良しようとしているのよ。
ショパン:必要な時にいつでも前線に兵士を供給できれば、事実上フォルテの兵力は青天井ですからね。
クラベス:それには光るアゴゴが適材らしいわ。鉱封薬に混ぜるんですって。

トラスティベル Play.20


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