なまけもののナチュラルエコライフ

自然農から子育てを考える


美作賢治の学校では川口さんに指導を受けて宮崎県の綾自然農生活実践場で自然農を実践されている高橋さんを講師にしてこれから1年間自然農を学びます。


自然農のお話しは、子育てにつながっている、そんな気がしました。


自然農は

*肥料や農薬などを持ち込まない
*草や虫を敵にしない
*耕さない

が基本です。


肥料や農薬などで過保護に育てることは決してしないけれども、手をかける目をかけることを徹底してします。
稲が自分一人で育つことができるようになるまでは、決して手を抜きません。

種を播くところは、草の根っこも草の種もキレイに取り除いてしっかり固めて播きます。そして上から草をかぶせてあげます。
毎日見守って、草を薄くしてあげたり、草に負けそうになったときは草を刈ってあげたり、そうして育てます。
必要以上のことは決してしないけれども、助けが必要なときはすぐに手を貸すことができる距離で見守るのです。

しっかりと苗が育って大きくなったらもう手出しはいらないのです。
草と一緒に育っていきます。
草も虫も必要なもの、大切ないのちなんですね。
共に育っていくのです。


子育てに何だか似ていませんか?

私たちオトナは自然からもうかけ離れていってしまっているかも知れない。
でもコドモは自然そのものなんですね。

ちゃんと育つチカラを持っている。
そのチカラを信じて見守ること。それが大切なことですね。


最近は早く収穫することが望まれていて、そのために不自然なかたちでの農業が行われています。

子育てにおいても、「早期教育」がもてはやされていますね。


早いことは本当に良いことなんでしょうか?
早くしたために自然に沿った営みができなくなり、そこで苦しむのは本当に自然に近いものなんですね。

そんな感想を持ちました。

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*自然農・川口由一さんの本*

自然農から農を超えて

楽天には上記の本しかありませんでしたが、アマゾンに下記の2冊があります。(リンクを張ろうとしたのですが、なぜかエラーになってしまいます。検索してみてください!)

・自然農 川口由一の世界 耕さず、肥料、農薬を用いず、草や虫を敵とせず
・妙なる畑に立ちて

他に鳥山敏子さんとの共著で「こどもの未来と自然農」という本が出ています。
この本は私も昨日買ってきたばかりでまだ読んでいませんが面白そうでした。
東京賢治の学校書籍案内 に載っています。


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