グレート・マジンガー！！

クゥ～～～、なんといい響のネーミングなんだろうか！

この世代ならグッとくるよね～

マジンガーZ の好評を受け、第二弾として製作された超スーパーロボットなわけだ。

主人公を高校生にせず、専属パイロットとして設定しよりハードな戦いをお届けするハズだったのだ！！

ハズだったのだ…だった。

これがちょっと困りもので、高校生だった前作の主人公は展開を周囲に求めやすかったらしい。

今回、主人公に友人を配置しておらず、みなしごで家族もない設定で台本進行がかなり難しかった様なのだ。

グレート・マジンガー を「ちょっと知ってる」程度の人に聞いたら『ロボットは格好よかったけど、話が暗かった』みたいな感想を持っているみたいだ。

これはある意味正解なのだろう…

上記の理由から単発か短期のモノなら過激にバーっと活躍させてオシマイ。

で、良かったのだろうが… グレート・マジンガー は一年にわたる長期作品だったのだ。

主人公が孤独だと、主人公を真ん中に据えて描くのが難しい。

従って、ゲストキャラでストーリーを展開して主人公をからめる方法になる。

これは大人向けの時代劇や日活映画の手法だとおもう。

おまけに主役の印象も薄くなってしまう。

子ども向けには似合わない主砲～！…いや、手法である…(汗)

しかし、 グレート・マジンガー は必殺のサンダー・ブレークを持ち、ブレスト・バーンで敵を焼き尽くす！

グレートブーメランを投げるとブレスト・バーンも使えず、アトミック・パンチを落とされるとマジンガー・ブレードも使えない！

残るのはグレート・タイフーンとネーブルミサイルだけ？

ううむ、ではパイロットが狙われた時に自動的に光子力ビームが出て守ったりしないの？

グレート・マジンガー に光子力ビームは設定されてないのだった…

いや、グレートブースターは脅威のアタックパワーを持つ新兵器で、 グレート・マジンガー が背中をやられると合体も出来ない大穴がある…あれっ？(汗)

とにかく、 グレート・マジンガー は神にも悪魔にもなれるのではなく、偉大な勇者なのだ！！

ちなみに、この グレート ってネーミングは原作の永井豪ちゃんがつけたのだ。

『 プロレスラーとかが名乗っているグレートって言うのを軽くつけてみた 』らしい。

プロレス好きな豪ちゃん らしい(笑)

我らが豪ちゃんは漫画でもプロレステーマを取り込んでおり…って、長くなるのでまたそれは今度と言う事で。

では、 偉大な勇者は マジンガー ！！ で