マジン・ゴー！な日々

 地球に最も近い惑星の金星。

明けの明星、宵の明星として人々に親しまれております。

しかし、その素顔は地球の姉妹惑星とまで言われていながら、全くの別物でした。

金星は地球の98％の大きさをもち、地球と同じ硬い大地を持つ『地球型』惑星なのです。

なのに『金星の雨は濃硫酸』なんです。

信じられませんね。

大気の気圧は地上で９０気圧。地球の深海に匹敵する圧力です。

地上の気温が平均４８０度。天気がいい日は５００度を越えるそうです。

金星の昼間は、太陽が昇っていても、分厚い大気に光が邪魔されて地球の曇空程度しか明るくならないそうです。

水は存在できず、全て水素と酸素に分解されて水素は宇宙へと逃げ去ってしまったそうです。

大気の成分は殆どが二酸化炭素で、ご存知『温室効果ガス』として有名です。

この二酸化炭素が金星の温度上昇を維持してるんです。

おまけに自転は逆回転で、自転速度が遅いため１日が過ぎるのに地球時間で１１７日もかかります。

金星には月、衛星がありません。

金星の太陽エネルギーは地球の２倍だそうで、これが４８０度の気温を手助けしてることになります。

とても過去の人々が想像した『恐竜がいる様な温帯な世界』 には程遠いですね。

(´ε｀；)ｳｰﾝ…とっても住めません。

誰か金星の内側に日傘をおいてくれないかなぁ。

金星が住めたらこんなにすごいところはないんですけどね。

重力が98％なんですから、すぐに行って普通に過ごせるんですけど。

金星をテラフォーミングするには課題が多すぎて、無理ですねぇ。

そもそも地上に有人探査なんて程遠い事です。

もったいないなぁ。

まぁ、一日が１７７日もある自転速度では、常駐して生活するのも厳しいですけどね。

 (´ε｀；)ｳｰﾝ…。

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