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サイボーグ009天使編の後に短編集がいくつか描かれたものがある。
単行本『秋田書店』版のほうにあったお話で、10巻までは良くご存知の009の物語の天使編までが収録されております。
11巻以降は短編集の収録されたものが1冊と後はサンジェルマン伯爵が出てくるお話の大体2つに分かれます。
しかしこのサンジェルマン伯爵と言う人物は石ノ森御大もかなり興味があった人物らしく、特別編のような形で彼の正体に迫るといった内容の短編も収録されている。
あとがき的な内容でもあり、書き足した内容で009のストーリーを描くよりこの謎の人物について紹介的に掘り下げたほうがいいと思ったのでしょうか?
本来であれば御大自身もゼロゼロナインと言うより,サンジェルマン伯爵の方にもかなり入れ込んで描きたかったのではないか?とも思ったりもする。
そんな作品であったサンジェルマン伯爵が石ノ森御大の謎解きのをした人物をかどうかはわからないが、かなり不思議な人物であったという事は事実のようです。
漫画のキャラクターと言うだけではなく神話的な?不思議な人物で、あの作品を読まれた方なら『彼』に興味を持ったのではないだろうか?
サンジェルマン伯爵について興味がある方は WIK でご覧になってもいいでしょう。
18世紀の人物でハッキリしたことがわからないので内容は短いですけど。
このサンジェルマン伯爵、どうやら日本にも来たことがあると言われており明治時代の日本に来たのでしょうか?
サンジェルマン伯爵は死んだあとに、人前に現れたとか食事をしなかったとか不老不死の秘密を解き明かしたとか色々な噂があった人物でハッキリしたことがわからないのでネタにならないですよね。
こんな不思議な人物を物語に組み込んだ石ノ森御大の発想に今となっては驚かされます。
ちなみに石ノ森御大が同一人物として描いた『 スエーデンボルグ伯爵 』 についてもWIKで書いてあったのでご紹介しておきます。
そして、この サンジェルマン伯爵編のもう一つの面白いところをご紹介しますと
当時、石ノ森御大が生活していた家やベッド、そして屋上に作られた一人用ピラミッドの様子が描かれています。
この木製のピラミッドは、後年放置されて腐れて壊れたと息子のどちらかがインタヴューで語っていたが、中に卵を入れておいても腐らなかったと証言しておりましたね。ピラミッドパワーでしょうか!?
そして『アイデアを練る、打ち合わせ、ネームを描く』などに入り浸っていたという今はもう伝説の喫茶店『ラタン』。
愛用のタバコはダンヒルと、細かく描かれており、このサンジェルマン編はマニアックにも、石ノ森御大の生活が垣間見えるお宝?情報満載なのだ。
しかも、石ノ森御大はカップ麺をすすっている場面もあり、どうやら石ノ森御大はカップ麺に抵抗がなかったお方の様だ。
新しもの好きで、トキワ荘時代にはインスタントラーメンも愛用してたらしいのでそのながれだろうか?
しかしも009が10チャンネルで放送してる事がさりげなくカットインされており、時代を感じます。
そうやって見ると、このサンジェルマン編、カナーリ奥が深い(笑)
また話がずれてきましたが、またサイボーグ009の単行本を引っ張り出してご覧になってはいかがでしょうか?
ではまた♥
見たら…押して~♪
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