マジン・ゴー！な日々

今回の映画「キカイダーreboot」。

キカイダーが30年ぶり映画での復活という事になった。

この30年という時間を考えると大変長い時間ではあるが、キカイダー側はもともと仮面ライダーに次ぐ石森章太郎御大のヒット作と言う位置づけになっています。

それで考えるとキカイダーをもってしても『仮面ライダー』の知名度には全く追いついていないのか？

テレビでの復活ということがいかに難しいかということを、今回知らされたわけです。

映画としてかろうじて復活はしたものの。

次回作があるかどうかは・・・少々疑問なところもないわけでは無い。

ましてやテレビシリーズ復活というのは、何度も企画になりながら平成ライダーに変わることなく。

そう、平成になった仮面ライダーは15年の歳月を放送し続けている。

この『仮面ライダー』という一大ブランドの強さと言ったら、もう筆舌に語り難くでありましょう。

キカイダーと言う知名度をもってしても、仮面ライダーには全く届かない。というこの現実を考えると、仮面ライダーの偉大さを改めて知らされるものです。

しかしファンとして・・・キカイダーファンとして申し上げるなら、なんとかテレビシリーズとして放送できないかなぁ？と髪の毛一筋ほどの期待を込めております。

しかし、これの壁は超厚いのです。なぜなら、仮面ライダーのキャラとかぶるからです。

仮面ライダー枠に対抗してキカイダーを立ち上げても、競合するあまりに潰しあっては意味がない。

そしてこうなる。「仮面ライダーの売上があるのだから仮面ライダーで行きましょう」 。

そしてキカイダーは先送りになる。

無論、他の石森御大系のヒーローも同じ運命なのです。

仮面ライダーは変身ベルトと言う鉄板がありますが、キカイダーに変身ベルトはない。

無論、他の御大系のヒーローにも、ですね。

キカイダーに武器は持たせられない。しかし平成ライダーにはいかなる武器も可能なんですよね。

今のところ、仮面ライダーに軍配が上がりっぱなしなわけです。

全く新しい方向性にキカイダーを行かせなければなりません。

武器を使い、変身アイテムを装備させて仲間のキカイダーも複数登場させていかなければなりません。

あれれ？これは平成ライダーじゃないですか（笑）

かくして仮面ライダーは平成ライダーとなり、連続放送が毎年続くわけですね。

何処まで行くのでしょうなぁ？

キカイダー、入り込む隙はないのでしょうか？

むむむ・・・？？

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