マジン・ゴー！な日々

もともと藤岡弘さんが撮影中の事故で入院、命からがら現場に帰ってきたと言う事件がありました。

藤岡弘さんの怪我で、顔出しの役者さんはスーツを着てアクションはしないということになっていましたが

実際はその後の仮面ライダー作品で何人かの役者さんもライダーのスーツを着てアクションをしています。

が、そういった話を聞くと、やっぱりの演者とライダーの一体感というのを感じます。

1番最初の一体感という意味では、やっぱり本郷猛＝仮面ライダーと言う展開は演者と虚像の隙間を埋めてくれますね。

そういった創世記の時代のタブーを破って、後から役者さんがライダーを演じるお方がいた。

ということでいうと、やはり実際3カ月間の撮影においてライダーマン＝結城丈二役の役者さん『山口暁（当時）』さんがおられましたネ。

直接スーツアクターとなりアクションもこなしていたという事は以前から言っていましたが。

まぁ口元が丸見えなので別のアクターが演じると別人だというのがバレバレになってしまったからです。

その後のエックスライダーも演者が直接スーツを纏い、ライダーの変身シーンのバンクフイルムなどを作っていたんですが

装着型の設定というとスーツを装着したまま顔出しすると言うタイプの演出ができるので、どちらかと言うと一体感という意味ではわかりやすいかと思います。

平成ライダーでは仮面ライダー響鬼で演者である役者さんが直接ライダーのスーツを纏い、顔出しをするという演出が取られ『ライダーと演者の一体感』というポイントはカナーリ高いんですね。

その後の仮面ライダーカブトにとっても変身シーンで体を装甲が覆い、顔は最後にすることでライダーに変身して行く一体感というものを演出しました。

やはり変身というのはスーツアクターが別人だということが初めから前提でわかっていながら、どれだけ演出でもしくはイメージで一体感を出せるかというのがポイントになるでしょう。

その後も、平成仮面ライダーでは演者が直接変身するが如くのシーンを合成してくれており、子供なら尚更『変身』に憧れるのではないでしょうか？

どれだけ演者と仮面が一体化できるのか？

これこそ変身ヒーローに求められるカタルシスって奴じゃないでしょうか？

憧れの変身ヒーロー、いざ！変身♥

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