マジン・ゴー！な日々

ウルトラマンレオはウルトラマンシリーズでも一風変わった作品として有名である。

前作までのM‐７８星雲からの使者ではなく、L‐７７星雲から地球に逃れてきたヒーローだったこと。

颯爽としたヒーロー型ではなく、努力で築き上げるヒーローだった。

特訓に次ぐ特訓シーンはブルースリーブームの影響だったみたいですね。

そして主役のレオが決め技をキックにしていた点です。

なにより！一緒の戦う防衛の要、Mac=モンスターアタッククルーの方々が全然活躍しない（笑）

チームの出演者が何の予告もなく出演しなくなることでも有名だった。

先週まで出てたチームの隊員が突然、別の隊員と入れ替わっていたりする。

しまいには、補充隊員？なのか？名前も出ないままに戦闘機に乗って撃ち落とされるだけの隊員も何人買いましたよね？

これはもう、見てる方も「ああ、ウルトラも末期症状だなぁ」って思っていました。

そしてそして、第４０話！

突然のMac全滅です。

仮にも変身できないとは言っても隊長がウルトラセブンですよ？

それがはい、襲われました。基地ごと食われました。全滅です。バイナラ～。

そりゃないでしょう（笑）

これはどうやら当時のオイルショックによる制作費の圧迫を避けるために、出演者のリストラがあったと言われています。

そして基地のセットを維持する経費もカットできるからでしょう。

かくして主人公はたった一人で怪獣に立ち向かうという無茶苦茶な展開に・・・。

彼には手持ちのガンと、パトロール車両だけでしたっけ？

一人で怪獣にガンを発砲しても効きませんって(笑)

しかし、Macの隊員で１話からこの全滅40話までフルで出てた演者の方々って

『主人公』に『隊長』にヒロインの『通信隊員』の3人だけでしたよね。

キッツイですわ・・・。

かくして第２次ウルトラシリーズは終了したわけです。

事実上、ここでウルトラマンシリーズは終わってたみたいなもんでしたね。

このグダグダな終焉から、よくぞ今のウルトラマンシリーズまで立ち上げてくれたものだと

本当に関心します。

やはり、スタッフの努力もあったんでしょうけど・・・われわれファンの熱烈な後押しがあったればこそだ。

と、どこかで信じたいですね(笑)

今やウルトラマンレオと言えば、ウルトラマンゼロの師匠であり、メビウスの兄貴分でもある熱血ウルトラマンとして受け入れられています。

当時のレギュラー陣がDVD発表に集合するエースやタロウが羨ましいです（笑）

仮にMac隊員が集まっても、こっちが覚えてない人たちになってますかねぇ。

これ以上不幸なチームは今後も出てこないでしょうねぇ・・・。

とっても不幸で残念なチームMacでした！

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