マジン・ゴー！な日々

仮面ライダー本郷時は改造人間である。

これはショッカーに改造されたが、脳改造の前にショッカーを脱出して敵の改造人間と戦う男となったのだった。

藤岡弘、氏が以前に石ノ森御大に聞いた話だったろうか？「仮面ライダー1号はどのくらい強いんでしょうか？」

石ノ森御大はこう言った「仮面ライダー1号は最初のライダーだから、もう大した能力じゃないんだよね。」と言います。

V3やXの時代になれば、1号は正直性能が追い付かなくなっているともいえる。

しかしショッカーの時代にもすでに本郷猛と同じ改造人間を作り出し、強化したライダーが大勢いると言う設定で出てこられたら本郷猛に勝ち目は無い。

仮面ライダーをレース用のマシンと考えて比較したらどうだろうか？

1,500ｃｃのマシンに乗っている本郷猛を、一文字隼人が2000ｃｃいのマシンで追いかけてくる、と言うようなことになるわけです。

これでは勝ち目は無い。いくらテクニックを磨いてもマシンの基本性能は上がらないのだから手のうちようがない。

そう考えるとこれは恐ろしい。

パワーでも、俊敏さも人工筋肉の性能もどんどん新しい敵に追いつかなくなっていく。

これで戦えとはとても言えまい。

と言ってもただのマシーンの戦いではなく、そこに人間の部分が入ってくるのだから多少は何とかするしかない。

技を磨き、新しい技を作り出し敵を撃破するのが仮面ライダーのお約束となってこそいるものの、実際にマシーンとして比較されては勝てない相手になりますね。

そこで愛車サイクロンを強化して敵に対抗する。

これも原作の本郷猛が実行したアイデアであります。

残念ながら、原作の本郷猛は新型サイクロンを出したものの、ショッカーライダーの数と飛び道具の前に散りました。

テレビの仮面ライダーはその後も続き、2号もV3もどんどん敵が強くなっていく世界となったわけですが・・・。

1号2号はサイクロン～改造サイクロン～新サイクロンと愛車を強化して的と戦ったのでしたが・・・。

その後のライダーたちは愛車を乗り換えたことがありません。

今回の理屈で言えば、すごすぎますね（笑） 

ちょっと無理難題のテーマでしたが、結果は技を磨くことと、愛車を強化して対抗するということになったわけです。

V3やXが番組後半で『強化型』の新ハリケーンや新クルーザーに乗って登場してたら・・・？

ワクワクしませんか？

なんて思いました（笑）

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