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2016.10.04
カテゴリ： 宇宙
火星の直径は6800km弱、地球の半分くらい。
NASAは『太陽と火星の衛星フォボスの重力が火星をどれだけ変形させているか？』を調べたそうです。
その結果、観測された火星の伸縮性は、内部に直径3400～3600kmの液体の「外核」があると考えると最もうまく説明できることが明らかになった。
つまり、火星は冷え切って固まった宇宙の石ころではない。
まだその体内に、熱いモノを隠し持っている！
と言うことなんですよね。
近年、火星は地下100㎞くらいまで固まっていると言われてたりしてましたから
火星がまだ熱を持っているということは驚かないんですけどね。
問題は、火山の活動がもうほとんど終わっているのではないか？
と言う部分なんですよね。
これはもう大きいですよ。
火星を温暖化させる天然の手段が失われたと言わないとイケないわけで。
かつて火星も地球と同じく、その地表に液体の海を持っていたと言われております。
それが寒冷化により、海は永遠に失われたと思われております。
これを復活させる天然の資源が火山活動だったわけで。
まぁ、太陽系最大の火山を持つ火星が今は荒涼としている時点で火山活動が終わっている可能性を示しておりましたから。
今回の発見は、ダメ押しだったかな～？ともいえることなんですけど・・・
いや、宇宙に絶対はないのだ。
これからタマタマ、火星で火山が噴火する可能性も絶対にないとは言えません。
大きめの隕石衝突が火山の噴火を誘発しないとは限りませんし、火星自身が燃えあがる可能性も0％ではないわけで。
それにいざとなったら、われら人類が火星を温めればいいのです。
だって、人類の最も得意な頃でしょ？
温暖化なんて、軽いですよ(笑)
さて、マジと冗談に書いたネタですが・・・まだまだ火星には秘密がいっぱい。
これからの報告が楽しみです。
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