昔、ミクロイドSと言うアニメーションがありました。

変身90分枠の1番最後、アニメーション枠でした。

デビルマンやキューティーハニーが放送されてた枠なんですが

そこに手塚治虫原作のミクロイドSが登場。

変身90分枠なのに、ミクロイドは変身しません。

なぜまたこんな不思議なことをやったのか？

と言うことを以前からぶちぶち言ってたと思うんですが。

どうも、もちもちと考えると？

手塚御大は根っからの負けず嫌い。

もしかしたらですが、後輩の石森章太郎が起こした変身ブームに

「自分が乗っかると言うのは違うのではないか？」と言うふうに感じたのではないかと。

変身しない企画のSF物を、あえて出してきたのではないか？

と言うふうにも考えられます。

テレビの企画に乗っかるだけであれば、普段は普通の人間でミクロイドの襲撃に変身して小さくなると言うようなこともできたはず。

それをあえてせずに、ミクロイドと言う形だけで進行した。

果たして･･･してやったり！だったのか？

どうかは分かりませんが、子供たちは求めているものと

違うものを与えられたような状態で評判が芳しくなかったようです。

なぜスタッフも、変身時間枠に”変身しない”アニメーションを乗っけたのか？

やはり、手塚御大と言うビックネームの企画違いを断れなくなってしまったと言う事はあるのかな？と。

結果、ミクロイドSは残念ながら

子供たちに伝説となるようなインパクトを与えることができなかったようです。

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