うーやん★テレビドラマ

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うーやん56

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神はサイコロをふらない★★★★


菊介のところに亜紀から電話がある。菊介はテンション高く、ミスの亜紀に喋るが、すぐに切られる、笑い。乗員乗客たちの運命を知ったヤス子は、すぐに家を飛び出して402便の対策支援室に向かう。その部屋では 大屋本部長が「機体や操縦に不備はない」と調査の報告をする 。一同は会社の責任はないようで安心する。大屋本部長は 「国土交通省の発表まで待つ」と指示する。そして面会はまだ行われていないことにクッレームを入れる。そこにヤス子「私の机、まだありますか?」。坂倉に指差された席に、書類を置く ヤス子「行方のわからなくなった日向さんと霧島さんの件ですが、私は2人のご友人より何度か手紙をいただいています、5年ほど前のものですが、なにか手がかりが見つかるんじゃないかと、それから、チャイルドケアの坊やの、名前はご存知だと思いますが、黒木亮君と言います、長崎の離島にある母方の実家に遊びに行った帰りに事故に合いました、夏休みにたった一人でおじいちゃん、おあばあちゃんの所に会いにいく、初めての大冒険の帰りです、おじいちゃんとおばあちゃんは既に亡くなり、ご両親は離婚されました、ご存知だとは思いますが、一人息子の亮君を失ったことが離婚の原因だと伺いました、お母様は3年前に海外に移住されて 、確かハガキが」。そう言い書類の中から探すヤス子に、大屋本部長「渡して下さい、その書類全てを彼に渡して下さい。」が言う。ヤス子「私が調べます!」「それはあなたの仕事じゃありません。大屋本部長「あなたは担当ではありません」。CM。
哲也と亜紀も部屋の外から様子を伺う。ヤス子「私が会社に入ったのは1990年です、その翌年にジュリアナ東京がオープンしました、当時ウォーターフロントと呼ばれていた港区芝浦に出来た倉庫を改造した大型ディスコです、これはご存知ないですよね?」。大屋本部長「知ってます、羽根付きの扇子を振り回しつつ、こうして踊るところでしょ? 一説には、盆踊りが進化したものだと言われたものです、お立ち台と呼ばれるステージの上で、若い女性たちが競い合うように踊っていたものです」と踊りながら話す。ヤス子「仕事を終えて家へ帰る途中、ジュリアナ東京までの道のりを、ボディコンを着た女性たちが歩いていく姿を、よく見かけました」。大屋本部長「今にして思えばその光景は、最後のバブルの象徴だったのかもしれない、それがどうかしましたか?」。ヤス子「入社当時の私の思い出です、私はジュリアナ東京には行きませんでした、会社に入ったばかりで、仕事を覚えることに一生懸命だったんです、私、会社に入った当時は一生懸命だったんです」。大屋本部長「昔の自分に戻りたいということですか?」。ヤス子「昔の自分には戻れません」。大屋本部長「しかしそういうことでしょう?」。ヤス子「私の仕事は地上勤務です、空港でお客様の誘導や航空券の販売、カウンターでのチェックイン、乗り継ぎ客のケアやクレーム処理、そのほとんどが単純で地味な作業です、口の悪い人にいわせると、航空会社の末端で働いている人間です、でも入社当時一生懸命だった私は思いました、東洋航空の飛行機が無事も運航する為に、自分たちの仕事はあるんだ、操縦士のように操縦桿を握ることはないけど、客室乗務員のようにお客様と一緒に飛行機に乗ることはないけど、私の仕事が、彼らを支えているんだと、 私は地上勤務の末端で働く人間ではありますが、東洋航空のいち社員として、402便にご搭乗なさったお客様を放っておくことは出来ません、原因究明や責任の所在がまだはっきりしていないことはわかっていますが、私は出来る限りのことをしたいと思っています、いえ、させていただきます、私たち東洋航空は、お客様を、無事に、確実に、目的地にお届けする、責任がありますから」 。部屋の外で聞いていた亜紀はヤス子の言葉に涙を流す。哲也もじっとヤス子の背中を見つめる。大屋本部長「聞かなかったことにします、今の話は、聞かなかったことにしましょう」と部屋を出ていった。ヤス子は席に付き、資料を整理し始める。坂倉「今のあれな、聞かなかったことにするから何もするな、って意味だからな!」と言うが、ヤス子は気にせずに作業を続けた。亜紀「ヤッチ!」。亜紀と哲也に気付いたヤス子はまた哲也に背を向ける。哲也は亮の母親にすぐに連絡しようとハガキを探す。亜紀「それこそヤッチ!それでこそヤッチだよ!もう、腐った干物みたいに成り下がった女に何が出来るかわかんないけどね!」。ヤス子「何が出来るかじゃなくて何をしたかでしょ!」と答える。亜紀「理屈こねてるしー」。ヤス子「もう又泣いてるしー」。哲也は亜紀には家に帰るよう言う。亜紀「別に急いでかえることないし」。哲也「いいから帰れ!」。亜紀「何でよ。・・・あ!そっか。そういうこと?そういうことでしょ!気が効かなくてごめん!」。亜紀は2人をからかいながら明るく楽しそうに帰っていった。哲也「言うなよ、亜紀には、自分が消えるかもしれないってこと、言わない方がいいな」。ヤス子「あんたも帰れば。うち帰ってないんでしょ?」。哲也「うち?うちは99年のノストラダムスの大予言通り消滅したよ」。 ヤス子「してないよ。お父さんもお母さんも元気だよ、西伊豆に引っ越して新しいお家に住んでる」。哲也「良く知ってるな!」。ヤス子「お線香上げに行ったから、二階が亡くなったあなたの部屋で、私の写真飾ってあった、入社式の後の飲み会で、私とアッチのふざけた写真」 。哲也「あ、あれな!亜紀がくれた」。ヤス子「やっぱり!」。哲也「そうか。お袋、お前の写真飾ってくれてたか、紹介しておいて良かった、結婚しようとか話もあったもんな」。ヤス子「あ、あのさ!頭ではわかって言ってたけど、昨日まで28歳だった彼女が一晩たったら38歳ってかなりショッキングだと思うのよ」。哲也「そんなことないだろ」。ヤス子の前に座る哲也だが、ヤス子は哲也を後ろ向きにさせる。ヤス子「だからさ、私のことまだ見てないから、思い切って見るといいわ、だけど!ショックを和らげる、ために、60っていうのはどうかと思うの」。哲「60!?」。振り返る哲也をヤス子はまた後ろ向きにさせる。ヤス子「10年経ってるってところを、60年って思う、ナイスアイディア?」。哲也「どこがだよ、しかもナイスって何?」。ヤス子「いやだから私、60年後の私と思って、振り向いてみて」。哲也「60年後っていくつだよ?」。ヤス子「88?」。哲也「そんなの生きてないよ!」。ヤス子は振り返る哲也の頬を押し戻す。ヤス子「生きてる!生きてるのよ、いいから、だから88の私を想像してみて」。哲也「・・・」。ヤス子「想像した?」。哲也「・・・」目を閉じて想像する。ヤス子「88じゃよ」。哲也「じゃよって何だよ」。 ヤス子「88じゃからの」。哲也「ハイハイ」。ヤス子「真面目にね」。哲也「88ね」。ヤス子「88.」。哲也「88.」と振り返る。ヤス子「・・・・・」。哲也「・・・・・若っ!」で、笑いあう二人 。哲也「アホか、何バカなこと言ってんだよ、たくしょーがねーな」。哲也はそう言いヤス子の頭にポンと手を置く。哲也「ちゃんと航空券の手配しろよ。亮君のお母さんの、ロスからだったら、明日には到着するだろう、俺はいなくなった2人の友達を当たるから、霧島さんと日向さん、何でいなくなったの?」。ヤス子「霧島さんのご両親が2人の交際に反対して、家出を決行したその日に事故にあったから、ご両親は自分たちが悪かったって」。哲也「じゃあもう、どっか行っちゃう理由なんてないよな、早く見つけてあげないと探してくる」と」部屋を飛び出していった。 ヤス子--私の好きなタイプは、知的で、全てにおいて効率よく、決して物事に動じず、決してわめいたり、叫んだりせず、クールに年を重ね、淡々と穏やかな老後を過ごす、そういう相手を、私は望んでいた、それなのに・・・、私は10年前、惚れてしまったのだ、10年前、私は自分の好きなタイプとは全く別の男に惚れ、誰よりも、愛しいと思っていた-- 訪ねた住所は転居していた。叫ぶ~~。哲也は町中を走り回り、疲れきった様子でホテルに戻る。そこに、ヤス子が待っていた。感動的な出会い~~。哲也が嬉しそうに微笑む。ヤス子「見つかったの?」。哲也「惜しいトコまで行ったんだけどね」。ヤス子「行ってないでしょう、そんなアナログな探し方してどうすんの、朝、区役所に行って友達の転居先を調べる、限られた時間なら無駄な動きをしない、もっと時間を有効に使う!」。哲也「はい」ヤス子「二人は東京に来るのが初めてだから、東京名所を当たってみるのもいいかもね、じゃ!」。哲也「帰っちゃうの?」。ヤス子「これ、豚マン」と帰っていった。その頃、日向と霧島は夜の東京タワーの前で記念撮影していた。残された時間は・・・・・あと8日・・・。甲斐は長崎にいる加藤教授に電話をし、弟の航星がブラックホールに吸い込まれる瞬間写真を取っていたと話す。 加藤「正確にはマイクロブラックホールだ、おそらく直径が、1ミリあるかどうかの」 柚子「ごめんね・・・」。柚子は涙をこぼして謝り、そして家を出ていった。柚子の娘・桃子(佐々木麻緒)が目を覚まし、母の姿を泣きながら追う。「お母ちゃん!」。柚子「先輩、待っててね、先輩ー!」。 桃子「お母ちゃん!お母ちゃんー!」と走るが転ぶ。エンドロール。

今回は、ヤス子と哲也、それに亜紀と弟菊介で、コミカルな場面が一杯だ。これが果たしていいものだろうか? 自分的には、できるだけ押さえて欲しい。でも、小林聡美さん、山本太郎さんをキャスチングした瞬間に、決まりましたね。それにしても、10年前のジュリアナ、タマ、総合学習、モー娘・・・懐かしいな。そしてテーマの--10年前、愛していた人を今でも、変わらず愛していますか?--が切ないですね。





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Last updated  2006.01.31 17:07:46
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