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喰いタン★★
京子は事務所で赤字だと嘆いている。そこに 初老の婦人・山田房枝(草村礼子)から、ヤミ金から金を借り返済できずに逃げ回っている孫・幸平の捜索を依頼される。前金が200万円ということで涼介もOKを出す。幸平は26歳、半年前までスポーツ店に通っていたのだ。しかし、房枝は見つかるまで事務所に泊めて欲しいと言われ承諾する
。そこに聖也が帰って、焼き芋を持ってきた。房枝「急いでください、孫が人を殺すかも知れない」。それに聖也も、さすがに芋を詰まらせる。タイトル。
涼介は警察で五十嵐に相談に行く。五十嵐は「動きようがない~~、相手も分からない~~」と相手にしない。涼介「五十嵐さんでも駄目か」と挑発する。しかし、五十嵐「毎日警察に1件は変死体が報告される、ほとんどが病死だ」と忙しさを語る。 涼介が幸平のスポーツ店に行った。店長は「ネット・トレードで借金して、仕事どころでなくなった、友達もいない」と首は当然だと話す。幸平のアパートに行くと、ドアに取り立ての紙が張られ、更級金融(更金、サラキンと分かりやすい、笑い)からの督促状もあった。近くの蕎麦屋に行くと、聖也がたべていた。涼介「借金が2000万もあるのだ」
。事務所では房枝が、食材を買ってきて、美味しい物を作るという。聖也は大根おろしだ、一も一緒だ。涼介が帰ってきて、涼介「恨む相手は誰か?」。房枝「相手より幸平を探して」。夕食は雪見鍋だ、大根おろしが一杯だ。大勢で食べるのがおいしい。房枝は「一が孫の子供の頃に似ているので嬉しそうだ。そこで箸の持ちから、大根の先は伸びる命エネルギーが一杯だ、捨てないで食べよう」。そして、房枝は「初恋の人と駆け落ちした、国内転々とした、悲しくなって、宿で遺書を書いて、鍋を食べた、その雪見鍋が美味しくて、そのうち心中を忘れた、大根の先の生きる命を貰った」としみじみと話す。夜、聖也は焼き芋を食べている。帰り道に、房枝は怖い顔をして、夜の町に立っていた。CM。
お釜でご飯を食べている。京子が蓋を開けようとすると、房枝「はじめパッパ・・・赤子泣いても・・・蓋を空けては駄目」。お釜で焚いたご飯がおいしい。涼介も朝が早くなった。 一はお焦げに驚く。聖也「お焦げで、ご飯が食べられる」
。あんたはいつの人間なんだ。車の運転を聖也は涼介に運転を頼む。京子が歩いていると、房枝が松本静夫さんの家で会わせてください、とすがっていた。帰って京子は調べると、松本静夫は神奈川県生まれで、房枝と同じ町に生まれていた。聖也は車を走らせる。幸平の親の山田工務店に行って、父親に会う。聖也「探偵だ」。涼介「どこにいいる」。 父親「知らない、ばあちゃんはグループホームに入るが逃げ出した」。
聖也「手付け金は、グループホ-ムに入る金だ」。そして美人温泉の旅館に入る。家では京子「松本静夫さん、駆け落ちの相手です、同じ町の出身で、会いに行かれたんですね、どうして会ってくれなかったんでしょう、うち、初恋の人捜しもしている、ゴールインした人もいる」。温泉では聖也と一はゆっくり入っている。長い長い、いつまでも入っている。飽きた涼介は美人温泉をい期待するが、「ばあさんばかりだ」と怒っている。そこに鍋の臭いがして、風呂から聖也は上がる。そして食べる。仲居さん「山菜鍋ですが、温室で作っている」。大島蓉子さんが仲居さんだ。室町時代の照手姫の出身だ。毒鍋で死んでしまったが、姫の力で生き返り結ばれた。昔の伝説があるのだ。聖也は山菜採りに行く。しかし毒のある物もあるのだ。聖也は、蕗の薹(ふきのとう)で、懸命に生きている。京子は松本の家を張る。隣人から松本さんは、犬の散歩に出かけていることを知る。CM。
事務所では、聖也がチェロを弾いている。そして「腹へった」。房枝がやって来る。そこに署長までやって来る。 フグ鍋セットだ。房枝と一緒に食べる。五十嵐「嫌いなものは?」。聖也「食べられないもの」、笑い。署長は、フグの精巣だが、石川県の業者の工夫でぬかづけで毒がなくなるのだ。
聖也は早速食べる。房枝はちょっと考えた。京子はペットショップでバイトすることにした。京子は大型犬のお散歩だ。そこで、小さな犬を抱えた松本が通る。大型犬が吠える。すると、松本は大型犬に駈け寄ってあやす。名前を聞かれて、京子は思わず「聖也」。松本「うちの子は涼介」。京子「聖也は、お代わりが大好き」。事務所に帰ると、京子の大型犬もいた。そこで、食事に誘われた。雪見鍋にすると房枝さんは買い出しだ。そこに、房枝は食材を、摘んできたのだ。房枝は野生の人参みたいものだ、と言った。そこに五十嵐から幸平が見つかった、と連絡があった。しかし、幸平は房枝さんは会いたくないと言っているのだ。房枝は松本に会って貰うことにした。房枝は幸平に手紙を書く。房枝は怖い顔で包丁を研いでいた。京子たちはガソリンスタンドで働く、幸平に会う。涼介「人を殺すんじゃない」。房枝に一度殺したい奴がいると言った事情を聞く。 幸平「おれは借金があって、とくに更級金融がきつく、親玉は松本静夫で、悪い奴だ」。そこで房枝からの手紙を渡す。幸平が読むと、「ばあちゃんは俺のために、松本を殺すつもりだ」。
京子と涼介は驚く。幸平「駆け落ちして、雪見鍋の話は死んだじいちゃんの話だ」。急いで帰る。手紙には「一緒に死ぬという、毒殺で死んだ照手姫伝説だ」。パソコンで房枝の食材を調べると、猛毒のトリカブトだった。京子は「私のせいだ」。CM。
(解決編)
いよいよ鍋だ。聖也は美人温泉で鍋を食べている。涼介は事務所に電話するが、房枝は出ない。一に電話する。しかし、塾で出られない。涼介が電話しても駄目だ。しかも車は工事で渋滞だ。事務所では房枝が料理をつくっていた。聖也の「命に感謝して」を思い出したのだが・・・。そこに松本がやって来る。松本は大型犬の聖也に挨拶する。鍋はできあがっていた。房枝「雪見鍋が一番だ」。松本が抱える犬がさきに食べようとするが・・。そこに何と聖也が先に帰ってくる。そこで犬も世話する。 聖也「良かったね、飼い主に似合わなくて・・」。その言葉に松本は怒って、「そんな奴と食べれない」と帰る。聖也はマイ箸で食べる。房枝はとめよとするが、間に合わない。食べた聖也は苦しんで倒れる。聖也「おいしかった、死ぬかと思った、安心してください、トリカブトには毒がないものもある、あそこのトリカブトは毒がない、照手姫伝説を知っていて房枝さんは考えたのでしょう、でも高尾山のトリカブトには毒がないと仲居さんにきいていた」
。そこにやって来た京子「わざわざ食べる必要ないでしょう、幸平君は迷惑かけたくないので、借金を全部返して、おばあさんに会いに来るつもりです、ごめんなさい」。聖也「ありがとう、食事がうまくなった、箸の持ちから、京子の料理もうまくなった、それに食べることは命お頂くこと」。房枝「ごめんなさい」。聖也「みなで食べましょう」。結局、 京子「規定の料金を貰った」と200万円は断ったようだ。そして、房枝は幸平と一緒に暮らすことになった。一は「調べると高尾山にも毒性のあるトリカブトがあるようだ、ただし即効性なので、今から死ぬことはない」。雪見鍋京子バージョンができあがった、聖也「おいしい、腕上げた、イカだけにうまくイカない」
。おしまい。
今回は、ご飯のお焦げに懐かしくなった。お焦げでご飯が食べられる。その通りです。自分はお握りが好きだったな。昔話していまった。誰も被害者が出ないで良かった。ネタも怖さもなく、しょぼかったです。その分、全く気楽に見ていられます。D級の極みですね。笑いどころの更級金融、楽して更金、いかにもです。最後も、イカだけにうまくイカない、おやじギャグにもなっていないかも・・・。そんな、もっと味わいを勧めると時効警察になるのですが、それほど期待してません。だから評価も変わりません。
草村さんは達者ですね。優しいときと、怖いときが本当に見事です。いつも、どこかでゲストとして出演して、見せてくれます。素晴らしい女優さんです。いつまでも元気でいて欲しい物です。全体としては他愛のない話で、今日も東山さんはよく食べています。今回は鍋料理ばかりでした。雪見鍋は食べたくなったが、余り食べた記憶がない。最後に、今日は桃子の京野ことみさんの「五十嵐、ぶっ殺す」が出てこなかった。どうしたんだ~~。 ゲスト 初老の婦人・山田房枝(草村礼子)、仲居さん大島蓉子さん、ヤミ金界のドン・松本静夫(浜田晃)。