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神はサイコロを振らない★★★☆
『10年前の夢を今も覚えてますか?』 4日後だ。詳細なあらすじは、 ドラマ・ノート
を見てください。
「はじめに」
10年前の姿の亜紀(ともさかりえ)をしげしげと見つめ、その身体にそっと触れてみるヤス子(小林聡美)だ
。 二人とも素顔じゃないか? ヤス子の触り方が、ちょっと怪しげでレズかなって・・ 亜紀のともさかさんも結構お肌美しく、足まで大写しで、結構大胆でエロでした
。亜紀の「トレンディードラマー!」って寝言や、わがままぶりも可愛いです。見直しました。
腕立て伏せが好きな(笑い)体育系の哲也から、弟は音大出てフリーターしてると怒られる。菊介は外でバケツもって立たしている。 あのHPは弟がやっていた
。何となく暇だったから・・・。ひどいよ。驚きヤス子。亜紀が菊介に追求する。ヤス子は菊介に話していなかったのだ、一人で抱え込んでいた。 石を投げたかったのが、調子に乗ったけど、ねえちゃんにはアクチィブに生きたい。残された日の手紙も弟だった。
哲也と「あの夜の事?」と迫るが逃げる。 夢を語り合った、お前には10年でも、おれには昨日だ。そこに亜紀が起きてきた。でも加藤教授の説が新聞に出た。
消えると言うことだ・・・乗客はさすがに動揺している。
1996年有森、たまごっち、百武?彗星の接近だ。ヤス子は乗客のケアに当たる。みんなの思いが辛いね。
「乗客のその後・夢」
1、柚子まで、重かったんだ
。朝寝したが、乗らなくて良かった。先輩の夢についていかなくて良かったって、ほっとしたの! そう言い泣き出す「だっちゅーの!」のギャグで頑張りたい、でも、ヤス子に寒いと言われてしまう。
2、亮には母親が来る。
再会の場面は単純だが泣けた。来週は決行メインになるらしい。
3、老夫婦の夫、神蔵は息子の結婚式に出るのが夢だった
。最後の生徒をしっかり見送るのが夢だった。10年返してください。あと7日に怒ってしまう。
4、瑠璃子
と母は、余り話が進まなかった。しかし、瑠璃子は、ヤス子の弟が元音大生といことでヤス子に家にいって、物置になったグランドピアノと見る。そして、壮絶な平手打ちの連発の兄弟喧嘩をみる。どう写ったのだろうか。ヤス子から、瑠璃子に「 コンサートを開くのは、お二人の夢だった
んじゃないんですか?」と問いかけられるが、答えなかった。
「ヤス子対加藤教授」
加藤教授は退場かと思ったら、今回は大活躍だ。狂気さも絶好調です。しかも、ヤス子との絡みも面白い。甲斐が新聞に乗客が消えることの公表を迫ったのだ。事件を風化しないようにしたかった。その反響が大きくて、 加藤教授は、402便に関する資料を見せてもらう代わりに、乗員乗客が再び消えるという説を、撤回する記事を出すよう大屋本部長と約束していた。
そして、加藤教授は402便の資料を取っておいて、立派な理論を論文にする、誰もみせない、と訳分からないマッド・サイエンテストです。どうやら、10年前に世間からのひどい目にあったトラウマらしい。ヤス子「あなたがトンデモないからだ、あなたとは 感情論
でしか喋りません、 大嫌い
」と怒る。さすがに教授も落ち込んだようだ。 教授は「黛ヤス子は特別だ、ものすごく・・・とっても気になる・・・」
特別の存在なのだ。多分解析不能な存在なのでしょう。愛とかいうものではないと思います。
「哲也」
相変わらずテンション高く、 ヤス子には変わらない愛だったよ。花束や指輪まで持ってきたのに・・・空振りでしたね
。
加藤教授から「大変興味深い!これに箇条書きにして、提出してくれないか? 10年という月日を超える以前、深い交友関係にあった二人、あのバカ女の、どこをどう惚れたのか!書け!!」。 哲也は『ぜんぶ』と汚い字で書いた紙を加藤教授に返す
。哲也「とにかく、あいつじゃなきゃダメなんですよ、二人でいることがすごく自然だったし、あいつがいると、ほっと、息がつけるっていうか。楽しかった」。
哲也がバラの花束を抱えてヤス子に会いにホテルに来た。哲也「お誕生日、おめでとう、今日じゃないけど、俺・・・すっぽかしたろ、それでお前、怒っちゃってさ、『お前なんか死んじゃえ!』もう一度、やり直そう、ほら、お誕生日おめでとう!それから、 あの夜、居酒屋ケロタンで語り合った俺の夢は、お前を嫁さんにすることだ
」
ヤス子「あの居酒屋ケロタンね、もう潰れたの、 1996年の私も、もういないの、ずっと後悔していました。あなたとケンカ別れしたこと、お前なんか死んじゃえーって言ったら本当に死んじゃったし
、誕生日すっぽかしたくらいで、何であんなケンカしたんだろうって、ずっと、ずっと後悔してた、何てバカだったんだろうって・・だから、そういう私はもういないの、あなたと一緒に過ごした時間は、すごく楽しかった、私にとっては、すごく楽しい、思い出なの・・・ごめん。ごめんね。ごめんなさい」。
哲也「謝るなよ!俺、覚えてるって言ったろ? 二人で夢を語り合ったこと。あの時、 お前言ってたよな、強くて真っ直ぐで、そういう女性になりたいって、しっかり自分の、気持ちを持ってて、その気持ちに、嘘をつかない、そういう女になるのが夢だって、正直に生きたいって言ってた、十年前のお前の夢
、俺、覚えてるから、だから、謝るなよ、バカ」。ヤス子の10年前の夢は、哲也から聞くことがkで来ました。10年後、いや、今も続く哲也の夢は果たし得なかった・・・?
「今のヤス子の夢」
「家の 廊下のカーテンの色をさ、今年中に薄紫色にしようかなーとか、あと、建て付けが悪いから今年こそ直すぞーとか、10年前にかけた養老年金が今年で満期になるな
ーとか」。菊介から「それ夢!?」。亜紀から「うす紫って、ちょっと。」とだめ出しだ。瑠璃子を連れてきたが、情けない弟の姿に、ヤス子「自分の人生上手くいかなかったの、時代のせいにするんじゃないよ!」と平手うちする。本気で各7発ほど、頬が赤くなってました。ある意味凄かった、今回のメインでしょうか。こんなシーンも入れるところが、何とも、素晴らしい!!? 菊介の夢はピアニストだったんだ
、見事挫折しています。
皆の夢を中心にして、4日目の出来事を描いています。中盤でこの作り方に視聴者は全員気づいたと思います。それが上手くできていると感心もできますが・・・ちょっと意図的で作為が入るすぎているな~~と疑問に思ってしまったりする。ここらが、難しいところです。しかも、味わいも、プチ泣かせながらのコメディでしょう。無意味なほどの体育系の哲也、イケイケの亜紀、屈折した菊介、狂気のお笑い科学者加藤教授・・・。主人公のヤス子も、どうしても、状況はシリアスだ。描けばいくらでもシリアスにできるが、そうさせない。作り手は、涙の感動物は恥ずかしいのだろうか? それなら、「スイカ」みたいなテーマと設定を選べばいいのに・・・考え込みながらも、自分自身を振り返る。それが狙いだと知りながらも・・・
自分の10年前の夢はなんでしょうか。ちょうど大学病院の講師を辞めて、外の個人病院で、単身赴任で、めちゃくちゃ忙しかった。死にそうなくらい仕事して、職場のメンバーと宴会でも騒いでいた。10年後は、引退して気楽な好きなことをしていたい。sろえが夢だった・・。今、見事にそれは叶って、好きなドラマを見ている。でも、ブログなどで肩や頭痛に苦しんでいる。馬鹿は直りません、笑い。この先の10年後、死んでいるでしょう・・・生きていればもうけ物です。