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静岡の駿府博物館の石田徹也展に行きました。
今日が最終日です。この前の日曜美術館で終わりに
この展覧会の案内があったのだ。
車を自転車屋さんの駐車場に預けて、
遠鉄の電車に八幡駅から新浜松駅へ、
そこから、JRの普通電車に乗りました。
これって、わずかに新車の匂いがする??
思わず写真撮りました。

1時間10分ほどで静岡駅に着いた。
そこから駿府博物館は近い。
案内板を何度も確認して歩く。
そして、駿府美術館のバス停の前に着いた。
でも、それらしい建物がない。
ポスターを見つけた。そして、地味な建物の
2階が駿府博物館だった、笑い。

地味に階段を登る。受付で入場料は500円を払う。
人が結構いた。見始めた。やはり感動ですね。
涙が出てきた、自分と同じ臭いがするのだ。
実物は素晴らしい。全部で42個の作品だ。
コピーの案内は適切だった。
材質・形状が記載されていたのだ。
石田徹也の作品は、全体の色は淡く薄い。
それはアクリルで紙に描かれている。
額装、パネル装になっている。
パネル装は大きさも同じだ。
103×145.6が基本になっている。
キャンバスの作品は11個だった。
これが、全体で平面的な印象を与えている。
逆に言うと、一つ一つは平板だが、
全ての作品全体では厚みを感じられた。
テーマは殆どが自画像だろう「男」が出ている。
ただ、この男性は、中性的な印象をうける。
それ故に、性的なメッセージも感じてしまう。
「男」に車、イス、机、ベッド、コンベアなどに絡んでいる。
それは石田徹也のこだわりの世界なのだろう。
こだわりが、石田徹也の主張を表している。
すでに買っていた遺作集です。

42作品のうち、女性が出ている物は3つほどだった。
この少なさは、逆に抑圧された性エロスを感じました。登場した女性は、「男」と同じような顔をしている。
これが、結構色気がある。中性的な美しさだ。
お気に入りは「触手」です。
母性で、クラゲは子宮を表しているのだろうか?
この女性が魅力的だ。ちょっと、南海キャンデーズのシズちゃん似?
会場に石田徹也君へのメッセージを書く記帳があった。
それを読んで、遠くから来ている人や、
焼津の近しい人、同級だったの書き込みには泣かされた。
帰りに受付でポスター希望、先着10名様と書いてあった。
早速、聞いてみると、課長さんを呼んで貰い。
別室で、ポスターを戴きました。
無料です。本当にありがとう御座います。
我が家の家宝にします。

未編集で、初稿です。