PR
Calendar
Comments
ハケンの品位★★★★
脚本の中園さんですが、以下の作品を書いている。
2000 やまとなでしこ
2001 スタアの恋2005 anego[アネゴ]
2006 プリマダム
多分、見た人はほとんど 、「アネゴ」を思い出したと思う。
ある意味、会社をやめた篠涼「アネゴ」の続編かもしれない。
同じく篠原涼子が主演で、職場が舞台だもの・・・
「アネゴ」では、余りにも軽薄なセリフばかりで、
おじさんは退いてしまった。
しかし、今回はいいぞ。
篠原涼子さん、セリフが少ない~~素敵です。
古いドラマですが、 おじさんは「木枯らし紋次郎」を思い出した
。
最初に日本の労働法案から、バブル、リストラ、
派遣の話題も続いた。ここらで、こんなドラマでいいのか?
心配になった。
しかも、小泉君、大泉さん、松方さん、3人の
サラリーマンが登場して・・・
しかも、役名に、年収が出るんだ。
そして、加藤さんの卒業して就職できない
浪人中の派遣への就職から派遣が進んだ。そこで、派遣の現状が分かった。本当か分からないが・・
面接は派遣では駄目で、面談というそうだ。
一方主人公の篠涼さんは、スペイン語?で外国だろう。何じゃ、どうなるのかと思った。
春子と美雪が派遣先が一緒で、春子は桐島部長の信任が厚いのだ。
ついに大前春子の登場だ。マントかよ・・・
春子から会社に条件が出る。 3ヶ月、残業・休日出勤無しだ。
瞬きしない。カリスマ派遣??
時給3000円です。
美雪は 春子から「働くことは生きることだ」教えられたのだ
。これがテーマなのだろう。これから、美雪の成長が描かれる。
単純にして、明快なテーマだ。
美雪は、面談で嘘をついていた。
ワード、エクセル、パワーポイントを使えると言ったのだ。
すぐに嘘はばれる。
残業はして、家までCDを持って行く。
そして、夜更かしから朝寝して、朝のタクシーに忘れる。
会社は大騒ぎだ。課は仕事中断して探す。
大前は昼休みだが、事故にあって 廃車になったタクシーが
置かれている産廃場に、大型作業車を運転して登場だ
。
そして、見事に解決して、「これから昼ご飯ですから・・・」。
ここは格好いい。「木枯らし紋次郎」の爪楊枝みたいものだ。
時代劇の殺陣のような定番のカタルシスをぶつけている。
おじさんは、ここに参りました~~~
美雪が大会社に勤められると素敵だという。
でも、美雪は勤めた大手銀行が破綻して、
失業したのだろう・・・会社を信じても駄目だ!!!
「日本中の会社が潰れても、
私は大丈夫だ、自分と時給だけ信じている、
自分のスキルを信じて・・・」
決めセリフも格好いい!! 春子はサイボークかよ!!?
笑い。
この春子に対するものが、東海林だ。
会社に入って、挨拶の仕方などを教えてくれたおばさん、
親切にしてくれた先輩は、リストラの嵐の中でいなくなった。
代わりに派遣がやってきたのだ。
東海林の理想は、「会社が家族」だった。
だから時期が来ると去っていく派遣は目の敵なのだ
。
東海林の、古い日本の会社の姿も分からないではない。
全てが利益優先のアメリカ的な会社になっていいのだろうか?
派遣を使いこなせない上司の不甲斐なさ・・・
それを派遣のせいにしてしまう。情けないのですが・・・東海林や里中が派遣の春子を使いこなせれば、無問題だ!
里中も成長することになるのかな???
そんな、大きなテーマもありながら、キャラも分かりやすい。
楽しいドラマですね。評価は★4つにした。
中盤の中だるみに注意ですが・・・これからも見ていきます。
細部の笑いネタも全体を壊さないレベルだった。
クルクルパーマ→東海林=大泉洋おまえ→大前春子=篠原涼子 とっくり
最後に、 春子はフラメンコ踊り子さんだ。
吹き替えだろうが、踊りの姿も篠涼さん、イケてます
。駄目派遣の美雪が主人公だったら、おじさんは激怒です。
評価も★2つくらいだろう。うまくキャステイングしましたね。
(キャスト)
大前 春子 ◇ 篠原 涼子
森 美雪 ◇ 加藤 あい
里中 賢介 ◇ 小泉 孝太郎
東海林 武 ◇ 大泉 洋
浅野 務 ◇ 勝地 涼
黒岩 匡子 ◇ 板谷 由夏
一ツ木 慎也 ◇ 安田 顕
天谷 リュート ◇ 城田 優
小笠原 繁 ◇ 小松 政夫
天谷 眉子 ◇ 白川 由美
桐島 敏郎 ◇ 松方 弘樹
(スタッフ)
脚本 ◇ 中園ミホ
音楽 ◇ 菅野祐悟
プロデューサー ◇ 櫨山裕子 、内山雅博
演出 ◇ 南雲聖一 ほか
主題歌 ◇ 中島 美嘉 「見えない星」
うーやん★赤鼻のセンセイ 3話 2009.07.22 コメント(1)
うーやん★赤鼻のセンセイ 2話 2009.07.15
うーやん★新・警視庁捜査一課9係 第3話 2009.07.15